九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

緑川本流・モミ谷左俣遡行・黒岩谷右俣下降

さて今回は梅雨の晴れ間を狙っての遡行をお送りします。

行く先は昨年から本格的に開拓している緑川本流,その右岸支流のモミ谷左俣を遡行して,東隣の黒岩谷右俣を下降するコースです。午前中は用事があったので,午後からの半日遡行となりました。

ではどうぞ。

P6170001f.jpg     P6170003f.jpg
左:車道はキャンプ場の少し先で完全通行止め。来年の1月一杯までかかるようなので,今後はここから大曲まで2.8kmを走ってアプローチ。

右:一年ぶりの緑川本流。最近は少雨だったので水量が心配でしたが,山の方は結構降っていたようでひと安心。

P6170007f.jpg     P6170009f.jpg
左:いや~やっぱりここは素晴らしい。
右:雰囲気はもう初夏。

P6170011f.jpg     P6170016f.jpg
左:カラスアゲハ。前回の屋久島でも見かけた美しいチョウ。

右:最初の関門。水量があると水線突破が面白い。ここは左をへつりますが,水中のスタンスをうまく見つけるのがポイントです。

P6170019f.jpg     P6170023f.jpg
左:5m滝。
右:スライダー状の流れ。

P6170028f.jpg     P6170031f.jpg
左:そしてモミ谷分岐。初めて入る谷はいつでもわくわくする。
右:出だしはたおやかなナメ小滝から。

P6170033f.jpg     P6170037f.jpg
左:するとミニゴルジュ登場。
右:5m滝。

P6170039f.jpg     P6170040f.jpg
左:2m飛び出し滝。
右:4m二条滝。ここのゴルジュは楽しめます。

P6170042f.jpg     P6170047f.jpg
左:890m地点。右枝谷からは15m滝が,左の本流には6m+4mの二段滝が懸かる。なかなかの造形。

右:谷は落ち着きを取り戻す。いや~あのゴルジュは楽しめた。

P6170050f.jpg     P6170054f.jpg
左:8m岩裏滝。
右:森に吸い込まれる流れ。

P6170055f.jpg     P6170058f.jpg
左:9m滝。
右:5m二条滝。モミ谷はなかなかいいね~。

P6170063f.jpg     P6170064f.jpg
左:そして林道が横切る。
右:林道から上の渓相。傾斜が増し始める。

P6170068f.jpg     P6170070f.jpg
左:12m四段滝。
右:徐々に細る流れ。せっせと詰める。

P6170072f.jpg     P6170074f.jpg
左:水流がなくなると・・・

右:地図上1529mコブ(向坂山よりの方)に飛び出す。

登山道を向坂山の方へ5分ほど歩けばコルに降りるので,そこから左手の黒岩谷右俣に入る。

P6170075f.jpg     P6170076f.jpg
左:ここから下降。

右:源頭とカツラの木。

P6170081f.jpg     P6170083f.jpg
左:こちらもカツラの木。湿気のある場所を好む木で,根元の株から幹が何本も生えたような形をしているので,覚えればすぐにそれとわかります。1億年以上前と樹形がほとんど変わっていない希少樹の一つで,ハート形の葉っぱや,紅葉時期のキャラメルのような匂いが特徴的です。

右:徐々に水量が増えてくる。

P6170084f.jpg     P6170085f.jpg
左:滝と呼べるものはほとんどない。
右:左俣との合流地点の手前にあった12m四段滝。

P6170088f.jpg     P6170096f.jpg
左:そして左俣と合流。林道まではあと少し。

右:今では何も通らない林道を走り,大曲の対岸の尾根を下ると入渓地へ。あと2.8km走ればおしまい。

という感じであっという間の6時間でした。一年ぶりでしたが,やっぱり緑川はいいですね。家から近いし,自然はそこそこ残っているし,沢も適度に面白いと思います。今年中に支流を片っ端から遡下降していきたいと思います。

P6180100f.jpg     P6180101f.jpg
左:最後に最近,縁があって家族になったメルちゃん(オス)。この時は文字通り「借りてきたネコ」状態でしたが,

右:一週間もすればこの通り。先住ネコとの追いかけっこや,キャットタワー登りなど,男の子らしい激しさを発揮しています。これからよろしく。

★次も沢をお送りします。行き先は霧島辺りを考えています。

スポンサーサイト
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

カネオリ谷・下降 in 宮之浦川 〔鹿児島県屋久島〕

さて今日はカネオリ谷・下降をお送りします。

心配だった雨は夜中にパラッと来た程度で,朝は青空でした。今回は予報がことごとくいい方向にずれてくれて,それだけでもう満足です。今日はカネオリ谷を下って,神之川林道を走って宮之浦まで帰る日です。

今日もいい日でありますように。

ではどうぞ。

P6040157f.jpg     P6040161f.jpg
左:一晩の塒。ふかふかの地面で快適でした。ありがとうございます。5:55出発。

右:泊まったコルの向かいをカネオリ谷へ下るが上部にはゴルジュが出てくる。標高差で100mほど下ると緩やかになるが倒木の処理に時間がかかる。

P6040166f.jpg     P6040167f.jpg
左:徐々に下りやすくなり,
右:1108m三俣へ。ここからカネオリ谷の本流を下っていく。

P6040169f.jpg     P6040172f.jpg
左:小滝と森。
右:テントが張れる平岩。

P6040173f.jpg     P6040175f.jpg
左:3m滝。
右:見上げんばかりの巨樹。

P6040177f.jpg     P6040180f.jpg
左:4m滝。
右:8m斜段滝。思ったより見ごたえのある滝が多い。

P6040181f.jpg     P6040184f.jpg
左:青空がのぞいてきた。
右:5m二条滝。

P6040187f.jpg     P6040189f.jpg
左:800m左岸支流のところにあった巨岩。高さ15m,横幅20m。
右:700m地点から谷が開けてくる。

P6040193f.jpg     P6040194f.jpg
左:再びサツキの花。焦らずリズムよく下っていく。
右:傾斜もだいぶん落ち着いてきた感じ。

P6040198f.jpg     P6040201f.jpg
左:だんだん巨石が増えだし,ルートに気を付ける。
右:確かに沢慣れしていればここは下降向きの谷ですね。

P6040202f.jpg     P6040205f.jpg
左:潜水橋までもう少しなので名残惜しく振り返る。
右:とにかく滑らないように気を付ける。

P6040206f.jpg     P6040207f.jpg
左:今回,渓を彩ってくれたサツキ。いい花だな~。
右:傾斜もほとんどなくなってきた。

P6040210f.jpg     P6040211f.jpg
左:そして右に曲がると,とうとう潜水橋が見えた。

右:そして到着,10:00。予想より早く下れて余裕ができる。ここに来るのは一か月ぶり。宮之浦川遡行が懐かしい。あの時よりも水量が多い。

P6040216f.jpg     P6040217f.jpg
左:青空が見えるだけで嬉しくなる。

右:ここから未知のルート。まずは宮之浦川に沿って右岸の緩やかな尾根を下っていく。

P6040220f.jpg     P6040222f.jpg
左:右岸の傾斜がきつくなると,対岸へ宮之浦川を渡る。
右:そして目指すコルへひと登り。

P6040226f.jpg     P6040232f.jpg
左:尾根筋には軌道跡が・・・。あっ,これが旧宮之浦軌道跡だな。

右:軌道跡は徐々に標高を下げながら下っていく。まだ時間があるので,軌跡をGPSで拾いながら辿ってみる。

P6040234f.jpg     P6040236f.jpg
左:標高300m地点にあった橋桁。

右:旧宮之浦軌道のカーブ点。シダに覆われているので,かろうじてそれとわかる程度。軌道歩きはここまでとし,神之川林道終点へ向かう。

しかし,地形図に示されている終点には何もなく,しばらくあたりをウロウロ。林道を探しながら下流へ向かう。

P6040237f.jpg     P6040241f.jpg
左:神之川林道終点。地名図の表記とは異なり,ヒロワタリ谷を渡る手前で止まっている。最後に地形図の写真で示します。

右:GWにも走った道を再び走る。

P6040242f.jpg     P6040244f.jpg
左:「あと●kmくらい」,と行程がわかっていると気持ち的に楽に走れます。
右:林道後は車道を走る。

P6040245f.jpg     P6040246f.jpg
左:枇杷窪橋から見るビワンクボ。昨日・今日の遡行をありがとう。
右:ゴール目指して走っていく。

そして足狩橋着。神之川林道終点から8.3km,70分のランでした。下の白谷川へ降り二日間の汚れを落とす。この時期なら素っ裸になってもそれほど冷たくはないので,しっかり体を洗っていく。

P6040248f.jpg     P6040249f.jpg
左:ハイビスカス。屋久島ならではです。
右:初夏を思わせる日差しの中,万感の思いとともに歩く。

P6040251f.jpg     P6040252f.jpg
左:帰途のトッピーから開聞岳を眺める。

右:今回の行程。右手のビワンクボ谷を遡行して,左手のカネオリ谷を下降。潜水橋からは神之川林道終点を目指す。思いがけず旧宮之浦軌道跡を発見!地図に軌道を落としながらしばらく歩く。神之川林道は地図上では沢を越えたところまで記載がありますが,実際は沢を渡る手前に終点があります。もし行かれる方があれば,お気をつけ下さい。潜水橋から神之川林道終点までの時間は迷わず歩いて70分。左岸の宮之浦林道を歩くより時間短縮できる。終点から林道入口までは約5.5kmで走れば40分ほどです。

という感じで二日間の沢を無事に終えることができました。何より天候に恵まれたことに感謝したいと思います。遡行前は目を皿にして地図を眺め,あれこれ想像を巡らせますが,やっぱり現地に行き実際に体験してみるのが一番。想像力など実地行動には遥かに及ばないことを実感。

これで屋久島の沢は36本目になりましたが,まだまだ遡行候補はあります。中間川,女川,千頭川などの名のある谷から,大川・右岸支流~瀬切川・右岸支流(遡行)~瀬切川・国割谷(下降),宮之浦川・ナベカケ谷遡行~永田川・ロ谷下降~永田川・坪切谷遡行~宮之浦谷・ナカオ谷下降など,支流をつないだ継続遡行など,色々とルートはとれるので,今後もじっくりと遡行していければと思っています。屋久島は私のライフワークですので,健康で怪我なく続けていければ・・・と願う次第です。

★次回は,クワズル谷・右俣をお送りします。2004年以来14年ぶりとなります。デジタルデータを残すための再訪です。

沢(屋久島) | コメント:0 | トラックバック:0 |

ビワンクボ in 宮之浦川 〔鹿児島県屋久島〕

さて今回は,ビワンクボ遡行&カネオリ谷下降をお送りします。

休みと天候がなかなか一致せず,今回も初日は晴/曇,翌日は小雨という予報の中,今回は敢行。終わってみれば予報がいい方向にはずれてくれて,2日間とも日差しがのぞく遡下降日和となりました。

まずは初日,ビワンクボ(クエ川)の遡行です。

ではどうぞ。

P6030006f.jpg     P6030008f.jpg
左:今回も新幹線で移動。

右:GW以来の屋久島。港からは今日の行程が望めます。耳崩(みみんくえ)の左下を遡行し,詰めのコルまで行く予定です。

P6030018f.jpg     P6030019f.jpg
左:荷物を足狩橋の近くにデポし,走って入渓地点へ。奥の宮之浦川との合流点からスタート。11:00。

右:出だしは河原。思いがけない日差しに心も踊る。

P6030022f.jpg     P6030023f.jpg
左:枇杷窪橋から見える堰堤を越えると,砂原状の渓相が展開。美しい。

右:週末に屋久島の沢を登りに来れるとは,何ともありがたいことです。日差しはすっかり初夏。一か月前のGWの時とは違うのを肌で感じます。

P6030025f.jpg     P6030028f.jpg
左:夏なら迷わず泳ぐトロ。今回は左巻き。
右:身体が屋久島の沢の感覚を徐々に取り戻していく。

P6030036f.jpg       P6030041f.jpg
左:サツキ。あちこちに真っ赤な花を咲かせ,初夏を彩る。地元では川ツツジとも。
右:滝といってもこの程度の観賞用。

P6030045f.jpg       P6030049f.jpg
左:白い水流に赤いサツキがよく映えます。
右:こんなところは巻きますが容易。

P6030054f.jpg       P6030056f.jpg
左:どこまでのこのような渓相が続いていく。
右:ついついシャッターに指が伸びる。

P6030059f.jpg     P6030062f.jpg
左:相変わらずの渓相。

右:今回,最もよく撮れた一枚。ちょうど日も射してキラキラと輝いていました。撮って下さいと言わんばかりに咲いていました。

P6030064f.jpg       P6030068f.jpg
左:小滝を見ながら,
右:ひたすら上流を目指します。

P6030070f.jpg     P6030072f.jpg
左:たまにこんなアクセントもある。
右:しかしこの赤がよく映えてますね~。

P6030078f.jpg     P6030079f.jpg
左:ちょうど蜜を吸っていたカラスアゲハかな。
右:ホバリング最中の一コマ。色合いの美しいチョウです。

P6030081f.jpg     P6030084f.jpg
左:徐々に傾斜がついてくる。
右:テントが張れるこんな平岩もある。

P6030086f.jpg     P6030087f.jpg
左:そして谷が左に曲がった所に懸かっていた大滝。

右:屋久島らしいスラブ滝。40m前後の二段滝。左手の樹林帯から巻く。

P6030093f.jpg     P6030097f.jpg
左:滝頭の様子。
右:上流は再びゴーロ帯。

P6030102f.jpg     P6030104f.jpg
左:小滝と深い釜。
右:サツキ。

P6030105f.jpg     P6030109f.jpg
左:ふと後ろを振り返ったり,
右:行き先を眺めたりしながらの遡行は続く。

P6030112f.jpg     P6030124f.jpg
左:プール状釜には水が満々と湛えられている。

右:3m+4mの滝。こういうのが珍しく思えるほど,ビワンクボはゴーロ主体の谷です。

P6030125f.jpg     P6030129f.jpg
左:いよいよ源流部へ。830m右岸支流の50m二段滝。
右:3m多条滝。

P6030132f.jpg     P6030135f.jpg
左:徐々に水量が減ってきて,
右:谷幅も狭くなり始める。

P6030136f.jpg     P6030139f.jpg
左:1000m右岸支流の12m滝。
右:1090m右岸支流の25m細トユ滝。この辺りは右岸支流の滝が見ものです。

P6030140f.jpg     P6030143f.jpg
左:1090m右岸支流のところで17ルートと出くわす。屋久島の他の沢と違って,ビワンクボは上流へ行くほど,堰堤,吊り橋のワイヤー跡,伐採地が出てきて人くさくなる沢です。

右:高度差200mほどをせっせと詰めて,コルへ。18:40。何とか日没前に登り切れました。

P6030151f.jpg     P6030154f.jpg     
左:斜陽に染まる森。日の名残り。
右:ひときわ大きい屋久杉。

という感じで何とか今日中に尾根まで詰めることができました。予報では午後からずっと曇りだったんですが,最後まで日が射してくれて感謝です。明日は夜半から小雨の予報ですが,曇りでいいので,何とか下山まではもってほしいところです。

★次は,カネオリ谷・下降をお送りします。

沢(屋久島) | コメント:0 | トラックバック:0 |

猪の内谷支流・竹の畑谷(仮称)

予定では屋久島のビワンクボ谷遡行・カネオリ谷下降でしたが,出発前日に予報が急変したので,購入していたチケット類を全てキャンセルし,近場の沢に切り替えました。ここはまた次回ですね。

転進先は,2013年5月に遡行した猪の内谷の右岸支流・竹の畑谷。

前回の遡行時に出合から大きな滝が見えていたので,いつかは・・・と思っていた一本でした。快晴で涼しい風が吹く中での遡行となりました。新たな発見はあるのでしょうか?

ではどうぞ。

P5200004f.jpg       P5200006f.jpg
左:下鹿川橋の先から入渓。やっぱり沢は晴れの日に限る。空には雲一つない。
右:7m二段滝。

P5200009f.jpg       P5200011f.jpg
左:若葉の時期は,渓に差し込む光線が陰影を刻むので,美しさに満ちている。
右:4m滝。小ぶりながら周囲の造りが荒々しい。

P5200013f.jpg       P5200016f.jpg
左:10mスダレ滝。実に涼やか。

右:滝上のナメから振り返る。森の中からは「ヒュルルルルル・・・」とミサイルが落ちていくような,独特な鳴き声が聞こえる。この時期に渡ってくる夏鳥・アカショウビンだ。未だにその姿を見たことがないので毎回探しますが,なかなか見れない鳥の一種です。この鳥は,雨を呼ぶ鳥とも言われているので,「こんなに快晴なのに今日は後から雨が降ってくるのか?」と訝しく思いました。

P5200019f.jpg       P5200023f.jpg
左:美しい8mスダレ滝。
右:屈曲点に懸かっている。

P5200025f.jpg       P5200028f.jpg
左:8m滝のすぐ上で左から竹の畑谷が出合う。690m地点の俣。ここから標高差で約220m,等高線が詰まっているので,大滝がある可能性があります。

右:出合から見える最初の53m大滝。前回見た時には48mくらいかな・・・と思っていましたが,上部に下から不可視な部分があり,今回53mと判明。左手を巻いていきます。

P5200029f.jpg       P5200030f.jpg
左:巻き途中のテラスにて。滝の上部を一枚。
右:岩壁は砂岩でハングしているので取り付く島もない。

P5200036f.jpg       P5200038f.jpg
左:滝頭から一枚。ツツジが一本,見事な赤を放っていた。
右:少し急傾斜部を登ると,何やら大滝の気配が・・・。

P5200043f.jpg       P5200045f.jpg
左:で,でた~!凄い!なんじゃこら~。大滝No.2。

右:壮観,壮大,爽快。いや~,やっぱりありましたね!それもこんなに凄いのが。会えて良かった。

P5200051f.jpg       P5200054f.jpg
左:荒々しい造形と優雅な流れの見事な調和。やられました~。
右:滝の上部と差し込む陽光。

P5200056f.jpg       P5200060f.jpg
左:巻きは右手。下部はこのような岩壁・灌木帯。切れ落ちたところを登っていくので一挙手投足を確実に。

右:大滝上には,もう一つ連続した10m滝があり,落差は70mと判明。いや~実に凄い滝だった。上部岩壁は立っているので,右往左往して上へ抜けるルートを探す。

P5200063f.jpg       P5200064f.jpg
左:復渓。ここの巻きには40分もかかったので,左巻きが正解だったかも。

右:さらに上流には10mダブルチョックストーン滝。単なる支流とは思えない迫力です。

P5200065f.jpg       P5200066f.jpg
左:露岩岩からの眺望。
右:先ほどの10m滝を上から見下ろす。造りが実に大きい。

P5200068f.jpg       P5200070f.jpg
左:ようやく渓相が落ち着く。
右:10m斜滝。

P5200072f.jpg       P5200075f.jpg
左:植林の急登をインターバル形式で登ると・・・
右:尾根筋へ抜ける。この頃から一気に雲が湧き出してきた。

P5200079f.jpg     P5200084f.jpg
左:尾根筋では真っ赤なツツジが目を引く。
右:新緑と絶妙な色合い。

P5200089f.jpg       P5200090f.jpg
左:ブナの森を登っていく。
右:庭園風な景観。

P5200091f.jpg     P5200095f.jpg
左:そして竹の畑山。2年ぶり。
右:下山は1014m点のある尾根にとる。

P5200099f.jpg       P5200105f.jpg
左:どうやらここはルートになっている感じ。ピンクテープやこのようなケルンがある。

右:尾根上1014m点の先で作業道に降り立つ。この道は地形図には不記載ですが,2年前に竹の畑山谷(今日のとは別の谷)を遡行した時に作業道を確認していたので,この辺りに道があることはわかっていました。それを見越してのルート取りです。

P5200107f.jpg       P5200112f.jpg
左:作業道をつないで走る。道の分岐点には,竹の畑山を示す標識があったので,やはりルートとして整備されているのでしょう。

右:帰途,今日を振り返る。あれほど真っ青だった空は,たった1時間ほどで灰色の雲に覆われてしまい,小雨まで降り始めました・・・日中に聞いたアカショウビンの鳴き声を思い出し,野生の凄さを痛感。

という感じで半日ながらとても充実した沢となりました。自然から生きる活力をたっぷり頂き,今日も感謝です。

いや~ここは大当たりでした。特にあの53mと70mの大滝2本。雨後のタイミングを狙っていけば,もっと素晴らしい姿で対面できると思いますし,あのような大滝がまだあったとは・・・。「未知の探求」,これこそが自分が心から求めているものだと感じさせられた遡行となりました。

★次回も沢になります。遡行先は,傾山南西面の『クワズル谷・右俣』です。2003年頃に遡行していますが,デジタル記録を残すための再訪となります。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

笠松谷遡行&中ん谷下降 in 日之影川〔宮崎県日之影町〕

さて今回は,日之影川支流・見立谷の上流部の支流をお送りします。

祖母・傾縦走路の笠松山に南東面から突き上げる笠松谷を遡行し,その西隣の中ん谷を下降するコースです。低気圧通過後のよく晴れ渡った中での遡行となりました。

ではどうぞ。

P5140451f.jpg       P5140452f.jpg
左:木漏れ日が素晴らしい林道を少し歩いて,
右:まずは笠松谷に入渓。

P5140455f.jpg       P5140457f.jpg
左:やっぱり沢は晴れた日に限ります。
右:雨の影響で普段より増水している模様。

P5140460f.jpg       P5140468f.jpg
左:水の躍動。
右:小滝ながら収まりが良い。

P5140470f.jpg       P5140473f.jpg
左:じわじわ登っていく。
右:この谷最大の6m緩トユ滝。

P5140482f.jpg       P5140487f.jpg
左:源流域は自然林が残っており,いい感じ。
右:振り返ると傾山。

P5140490f.jpg       P5140492f.jpg
左:この時期の森は下草が少なく,涼しいので快適快適。
右:そして久々の笠松山。

笠松谷,のんびりと遡れました。下降にも十分使えそうです。ここからは縦走路を少し本谷山方面へ歩いてから,中ん谷へ下ります。

P5140498f.jpg       P5140501f.jpg
左:山上はまだ新緑の時期。
右:あっという間に中ん谷に降り立つ。

P5140504f.jpg     P5140508f.jpg
左:上流の渓相。
右:小滝もちらほら。

P5140510f.jpg       P5140512f.jpg
左:段状の流れ。
右:この谷は岩盤がよく発達している。

P5140514f.jpg       P5140517f.jpg
左:岩盤に懸かる2m滝。
右:同じく4m滝。

P5140520f.jpg     P5140522f.jpg
左:う~ん,こっちを登るべきだったな~と感じる。
右:締めの6m滝。今回で最も際立った滝でした。

という感じで全部で約4時間のお気楽な沢登りでした。何事もなく下山でき今日も感謝です。

笠松谷と中ん谷は,一度は遡行してみたかったところでした。ガツガツいく沢も良いですが,今日見たいにのんびりと沢歩きを楽しむのもまた違った楽しみがありました。やっぱり沢はいい!と実感した一日でした。

★次も沢になります。行く先は天候次第で,良ければ屋久島のビワンクボ遡行・カネオリ下降,悪ければ未定です。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME | NEXT