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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

九重連山外周ラン

さて今回はフルマラソン用の練習の一環で,九重を走ってきました。

以前から「ぐとっとくじゅう周遊道路」なるものがあることは知っており,その道路を一部利用して,いつかは九重連山の外周を走ってみたいと思っていました。

コースは,長湯温泉近くをスタートとし,時計回りで,くじゅう花公園→瀬の本→黒川温泉→ファームロードわいた→小国温泉郷→飯田高原→男池→本峠トンネル→ゴールという具合です。大分県から出発して熊本県内を走り再び大分県に戻る,ざっと見て距離約65km,累積高度1,300m。長時間体を動かし続けるスタミナ養成のつもりで走ってきました。

天気は高曇り,気温は低いですが走るにはちょうど良い感じです。

ではどうぞ。

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左:早朝の気温はこの程度。走れば温まるので問題なし

右:長湯温泉の上を通るここがスタートの交差点。左方面へ進み,右手から帰って来る予定です。奥には九重連山の東の雄である黒岳と大船山を望む。

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左:まずは黒岳目指してスタート。
右:出だしからアップダウンの連続ですが,ゆっくりと走り続け体を温めていきます。

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左:山を眺める角度が徐々に変わっていくことで進み具合がわかる。

右:そして約9kmで岳麓寺集落。大船山のバーティカルランの練習で通っている場所です。

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左:板切観音寺先を右折する。瀬の本まであと16km。意外に距離があるな~。
右:ここは登り基調の道。

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左:道路わきには今年初見の霜柱。すっかり冬模様です。
右:とうとう大船山が背後に。ゆっくりだが確実に進んでいることを実感。

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左:阿蘇五岳もかなり近づいてきた。
右:ガンジー牧場付近は芝歩道で見晴らしも良く爽快な区間でした。

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左:いつも気になっていた看板。今日はこのコースを一部利用しています。
右:九重連山の主峰・久住山。この角度になると瀬の本は近い。

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左:登坂は幾度となく出てきますが,じっくり歩を進めるだけです。
右:再び阿蘇五岳。実に日本離れした風景だと思います。

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左:ゆっくりでも確実に走っていくと・・・
右:ついに瀬の本高原が見えた。

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左:長い坂を駆け下り,いつも車で通るやまなみハイウェイとの合流点。

右:今回のコース図。今回は地形図ではなく道路地図を利用。赤ペン右横の◎からスタートして,次の◎が今いる瀬の本高原になります。ここまで3時間11分,距離26,05km,累高772m。これは距離65km,累高1,300mではきかないことを悟る。

まだまだ先は長いが,まずは目先の100mを走るだけです。それを10回で1km,100回で10km,500回こなせれば50km進めます。

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左:次は黒川温泉を目指す。
右:この区間はほとんど下りで快走。

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左:あっという間に到着。
右:湯に浸かりたい気分ですがまた次回ってことで。

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左:そして瀬の本高原から下り切ると,いよいよ「ファームロードわいた」に入る。3時間55分,距離33,82km,累高779m。ここから小国温泉郷まではいくつもの尾根を越えていくアップダウンの連続で勝負どころです。

右:こんな感じの基調で平坦路は少なく,登りか下りかです。

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左:昼近くになって青空もちらちら見え始める。これで元気が出ます。
右:ファームロード後半ではこのような平坦路も少しは出てきます。

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左:そして右手に涌蓋山(わいたさん)が見えてくると,
右:温泉郷の湯煙も見え始める。やった,もう少しだ。

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左:ついにファムロード三差路へ。やっとたどり着いたって感じです。5時間16分,距離44,39km,累高1,063m。走り終えてから総括すると,この地点でコース半分を少し過ぎた辺りで,時間的には半分に少し満たないことがわかりましたが,走っている時は「ここから折り返しだが,もう5分の3程度は走っただろうな」という思いでした。

右:湯煙と涌蓋山。この山を九重連山に入れるかどうかは賛否両論あると思いますが,せっかくなので一纏めにしました。尾根ではしっかり繋がっているので。

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左:温泉郷からは山越え区間。下調べなどしていないので,こんな道を辿る羽目に・・・。

右:この作業道を右に行くと予定のコースでしたが,道路地図では詳細がわからずに左へ進み道迷い。まあ,こういうことも楽しみの一つ。ロストした時にいかに冷静にそして迅速にリカバリーできるか。

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左:ロストしたおかげでいい景色を見ることができました。
右:ここは直進。

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左:道は次第に怪しくなり,
右:とうとうヤブ道に。この道は地形図上では明確な道なんですが・・・。

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左:適当に下っていると突然,開けた場所に出る。先にはこれから走っていくコースが見通せ,あまりの遠さに唖然としてしまう。「あんなに遠いんか・・・」。

右:豊後の黒牛・・・熊本県から大分県に戻って来ました。

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左:牧野脇の道を走っていくと,

右:黒牛たちが500m程息を弾ませながら並走してくれました。餌をもらえると思ったのか,こんな所を走っているヒトに興味があったのか,衝動に駆られて走り出したのかはわかりませんが,非常に印象に残るシーンでした。どの牛も鼻から荒い息をフーフー吐きだしちゃって・・・元気でね。

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左:涌蓋山を振り返る。三角錐の立派な山容をしています。
右:しばらくは右左折の激しいロード。

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左:この辺りはアップダウンが多い。
右:さっきあんなに遠かった三俣山が近くに。進み具合を確認。

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左:再び涌蓋山。右の小さな盛り上がりとの間にあるコルを越えてきました。

右:そして再び「やまなみハイウェイ」を通過する。8時間03分,距離60,54km,累高1,553m。ぬお~既に想定値を越えてしまっている。これは距離80km,累高1,800mに修正だな。マラソンの練習どころではなくなりました。

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左:練習といえども遊びや楽しむ気持ちは忘れない。
右:黒岳を朝とは反対側から眺める位置までやって来た。

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左:夕暮れ時になって日が射し,少しだけ陽光のぬくもりを感じつつ走れる。ありがたいです。

右:しかし,坂ばかりだな~。もう脚が疲れて緩坂でも途中で歩きが混じってしまう。

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左:今日一番の眺めかもしれない一枚。
右:今日最後の陽光。今日もありがとう。また今度もよろしく。

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左:ここからは下り基調で,今までの登坂での鬱憤を晴らすかのように,ぐんぐん下っていく。

右:久しぶりの男池(おいけ)。20年振りくらいだったので非常に懐かしかった。

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左:夕暮れの下りを快走。朝からずっともう9時間程走っているが,あっという間です。

右:坂を下り切ると黒岳の麓へ。

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左:広域農道に出て右折。最後のチェックポイント。9時間46分,距離73,25km,累高1,650m。

右:長湯温泉が見えた。

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左:黒岳を見納める。
右:高度差240m程登ると本峠トンネル。

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左:トンネルを抜け,
右:由布市庄内町から竹田市直入町へ。

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左:闇夜の看板を確認し,
右:出発地点へ到着。

という感じの,10時間37分,距離79,33km,累高1,800mの九重連山外周ランでした。

当初はマラソン練習用として考えていたコースでしたが,ウルトラ100km用の練習になってしまいました。でも,一日で九重の見どころを回れたので,とても充実して面白かった日になりました。

★次回は祖母傾一周の予定でしたが日曜の天気が思わしくないので,転進してどこかを走りにいきます。


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2018 第16回千歳ひょうたん健康マラソン〔大分県豊後大野市〕

さて今回はハーフマラソンのレースをお送りします。

1月の指宿菜の花マラソンに向けて,この辺りで一本ハーフを走って現状確認をしておきたかったので出走しました。この大会は今回が初参加ですので,写真を撮りながらのレースとなりました。

予報では午後から雨とのことで,午前中は何とかもってくれそうです。

ではどうぞ。

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左:これから始まるレースにワクワク感が高まってくる。
右:地元色の良く出た大会のようです。

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左:立派な開会式がありました。
右:いよいよハーフスタート時刻が近づく。

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左:そして9:40スタート!まずはグラウンドを一周して外へ。
右:長閑な田園風景の中を快適に走れます。

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左:台地下の川沿いまで下って5.5km地点で最初の折り返し。5kmの通過タイムは21分33秒。

右:さっき下った坂を台地上まで登り返し。距離700m,斜度は2~10%の結構な急坂です。

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左:そしてスタート地点の手前で10km通過。タイムは43分33秒。予想以上に良いタイム。だがこのレースはここからの後半こそが核心となるのです。

右:スタート地点の運動公園を折り返してからアップダウンの激しい区間となります。

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左:15.5km地点手前の長い急坂。距離は1km程,斜度は2~8%程度。

右:坂を登りきると少し平坦で折り返し。15kmの通過タイムは1時間07分16秒。坂が多かった割には結構いけた感触。さっ,残り6kmだ。

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左:アップダウンを繰り返し,ここが最後の急坂。距離300m,斜度は10%程度。

右:坂を登り切り左折でグラウンドに入り,トラックを時計回りでゴール!

タイムは1時間36分07秒と,今の時期にしては出来すぎのレースでした。今季は15km以上をまだ練習で走ったことがないことや,コースのアップダウンが多かった(累積高度で約500m)ことを鑑みても,満足のいくタイムが出ました。1時間34分の自己ベストを出した人吉春風マラソンのコースなら,1時間30分は切れたと思います。いずれにしても現状の確認ができ,来月のフルに向けて良い刺激となりました。

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左:レース後のふるまい。汁物の具材が多くて食べ応えがありました。おかわりができるのがいいですね。

右:いや~実に地元色のよく出ていた大会でした。参加人数もほどよく混雑しないところが特に良かったです。沿道の方々の応援も大会の規模にしては多く,走っていて気持ちのいい大会となりました。ありがとうございました。

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左:長湯へ移動して疲れをとる。
右:ここ水神乃森は長湯屈指の名湯です。

という感じの一日でした。

最近は走るたびに結果が出て,自分でも怖いくらいです。好事魔多し・・・と言いますので慢心せずに目標の東京マラソンへ向けて走りこんでいきたいと思います。

★次回は2年半ぶりの祖母傾一周を予定していましたが,九重連山外周ランと順番を入れ替えます。九重の山ではなく,その外周のロードを繋いで走る約65km程度のランです。

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第36回 門司港レトロマラソン 10kmレース

さて,いよいよこの日が来ました。

2015年以来,3年振り5度目のレースとなります。目標は2009年に出した41分04秒の自己ベスト更新+40分切り。3日前まで天気が悪く出走をためらっていましたが,土曜から予報が一転,月曜も含め雨が降らないようなので覚悟を決めました。

早朝,コンビニで財布忘れに気づき自宅へ引き返す。のっけから何やってんだか。このせいで高速を飛ばす羽目に。

ではどうぞ。

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左:まずは無事にJR小森江駅の駐車場着。ここからJRで一駅先の門司港駅へ向かう・・・が駅でゼッケンを車中に忘れたことに気づき取りに戻る。今日2回目・・・大丈夫か,おいっ!

右:3年ぶりの門司港駅。会場までが結構長いんですよね。

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ランナーが既に整列し始めているスタート15分前。

急いで着替えてスタート地点には5分前着。そして9:30号砲!!何とも慌ただしいスタートです。ここからは感想を交えてお送りします。

計画ではキロ3分55秒ペースで,後半の落ち込みを織り込んで39分50秒前後でゴールできれば御の字という計画です。

1km・・・ラップは3分45秒。やはりレースの影響で速い。少しペースを落とす。
2km・・・7分35秒。ラップは3分50秒。いい感じで体は動いている。
3km・・・11分30秒。ラップは3分55秒。ここからはなるべく巡行速度を維持。
4km・・・未確認。ラップは恐らく4分02秒あたり。
5km・・・19分33秒。1週間前の5kmタイムトライアルが19分43秒だったので,それを上回る自己ベストの記録が出ました。練習では5km以上のタイムトライアルはしなかったので,ここからが勝負です。

6km・・・23分35秒。ラップは4分02秒。
7km・・・未確認。
8km・・・31分45秒。この辺りのラップはおそらく4分05秒あたり。呼吸が乱れかなりきつい状態。あごも上がりっぱなしだが,1,000mインターバル(キロ3分40秒×8本)の練習のおかげか脚はまだ動かせる。ゴールまで気持ちを切らさないように最後まで駆け抜けるのみ!

9km・・・35分51秒。ラップは4分06秒。あと1kmを4分09秒で行ければ40分切れる!!そして・・・

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やった~,ついにやりました,40分切りの達成です!!!長年の宿願だった目標の一つが達成でき感無量。いつもなら嬉し泣きの涙がでるはずですが,今回はきつすぎて涙が出る余裕がありません。

今年は4月のべっぷ鶴見岳一気登山,10月の霧島登山マラソン,西米良スカイトレイル,そして今回と全て自己ベストの更新が続いており,何か出来すぎの感があり信じられません。短距離も長距離も遅かった自分がようやくここまで来れたことに万感の思いがこみ上げる。何かを達成するにはまず「強い思い」,「効果的な努力の積み重ね」,そして「諦めない」,これしかないんだな~と感じさせられました。

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左:レース後は門司の街並み撮影。
右:この大会の名物です。

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左:10kmだとあっという間にレースが終わる。
右:心は達成感で一杯。また,ここからが新たなステージの始まり。

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左:お昼は名物・焼きカレー。「BEAR FRUITS」さんで頂きました。

右:これはビーフ入りですがチーズとともにカレーとよく合っていました。並んで食するだけのことはあります。

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左:ここまで来たら関門橋。
右:今夜は門司港ビールと豊後牛で祝杯です。

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左:工事中だった門司港駅。実にレトロ感満載の駅舎です。
右:また来年。

という感じで,9年ぶりに過去の自分を超えることができ,年齢というのは単なる数字でしかないことに気づかされた一日でした。

今年は7月に右太腿の筋断裂を起こし思うように走り込みができなかった期間がありましたが,今思うと,その期間に練習内容を見直し,地道にジョグでの地脚づくりに努めたことが今,活きているように感じています。「こいつは練習の加減がわかっとらんから,ケガでもさせて気づかせてやろう」と神様が思ったのかもしれません。まさにケガの功名。

また食生活を見直し,平日は豆類・魚介類を中心に,休日にのみ肉類を摂るようにしてから疲労からの回復が早くなり,体重も2~3キロ落とせたことも関係していると思います。植物性タンパク質は消化吸収が早く胃腸への負担が少ないこと,魚介類の脂肪分は肉類のそれと比べて質が良く使われやすいことなどを参考にしての実践です。

何はともあれ,一つの大きな目標をクリアできたので,今後もさらに高みを目指して走り続けていきたいと思います。

★次回は,鹿川付近での山歩きと鉱物採集をお送りします。

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2018沢納 地蔵岳・南西谷左俣 in 綱の瀬川

さて今年も沢納となりました。2018年度の締めは「地蔵岳・南西谷」。

のんびりと遡行しながら今年を振り返りたいと思います。また,この界隈は鉱物採集も可能ですので,それも兼ねての一本となりました。

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左:晩秋の紅葉。もう冬も近い。
右:綱の瀬川の水量はこの時期にしてはそこそこ。

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左:しばらくはゴーロ帯を歩く。
右:お目当ての谷へ入る。

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左:緩やかな流れ。
右:とある石には石英・長石の脈があった。これは期待できそう。

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左:この時期はガツガツと遡行するより,こんなところをのんびりと歩きたいものです。

右:水面に漂う落ち葉は,季節の移ろいと寂寥感を表現している。

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左:テンバにもってこいの場所。落ち葉が敷き詰められていていい感じでした。

右:谷はどこまでも緩い。GWの宮之浦川といい,お盆の利根川本流といい,今年も大きな沢を無事に遡行でき良かった。また,だき山~国見山南面の大滝群を発見できたのも収穫だったな~と回想。

すると,ある場所で鹿川では初めてとなる黒水晶発見。ここでその水晶と妄想会話をしてみる。
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私:君はどっから来たとね?
黒:(少年風)僕ね,このすぐ上から来たんだよ。頭が欠けてなく割れもないでしょ。
私:そうなんだね,じゃ君の生まれた場所を探してみるね。

上流を探すこと数分・・・

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左:ビンゴ!ペグマタイトで煙水晶発見!!!。ここがあの子が生まれたところでしょう。

右:表面から採集していくと中には空間があり,さらに掘り進めると・・・

以下は,家に帰ってから水洗いして撮影したものになります。一気にどうぞ。

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今日の採集物。ここの水晶の特徴は,上記写真中にも見られますが「山入り水晶(ファントム水晶,ゴースト水晶とも)」が多いことです。これは一度形成が終了した水晶が再び再形成をした時に見られるもので,ここのはその「山」の形が明瞭なのが特徴です。実に良いものと行き会えたものです。

遡行そっちのけで日暮れまでホジホジし続けたので,帰りは真っ暗な中の下山となりました。今回は沢納でしたが,新しい沢を知ることに加え水晶の採集もでき,山の神様に感謝しかない一日となりました。

これから来年3月初旬までは,レースやトレラン中心の活動となります。まずは今週末の「第36回門司港レトロマラソン」で10km,再来週は「第16回千歳ひょうたん健康マラソン」でハーフ,1月には指宿でフルと,しばらくは走りが中心ですが,その合間にトレランや鉱物採集も行っていく予定です。

★次回は「第36回 門司港レトロマラソン」をお送りします。今のところ天気は悪そうなので好天するのを祈るのみです。

沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |

日隠谷 in 日之影川 〔宮崎県日之影町〕

さて今回は,日之影川の支流である『日隠谷』を遡行してきました。

この界隈は,大吹谷の上流に大吹鉱山跡地,女郎墓,罪人落としの岩・・・などいわくつきの場所があり,また,私が知っているだけでも沢で5人ほど亡くなっているので,これまでは自粛してきた流域でした。

でも支流の日隠谷なら大丈夫だろうということで,今回の運びとなりました。地質的に凄く魅力的な場所なのです。

ではどうぞ。

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左:大吹谷との出合からスタート。支流の日隠谷の方が水量がはるかに多い。
右:8m斜滝。ここでは2012年9月に事故があり,大分の釣り人が残念なことに。

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左:ゴツゴツした渓相。
右:6m斜段滝。

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左:紅葉も終盤。今年も最後まで見届けたい。
右:小滝と大釜。日隠谷には流域面積以上の水量がある。

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左:河原状の所もあれば,
右:岩盤を穿って流れる所もある。

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左:4mスダレ滝。上部には日隠林道のガードレールが見える。
右:ふと上を見上げるとこの黄葉。晩秋ですな~。

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左:青みがかかった美しい水質。
右:18m二段滝。この谷一番の見どころ。岩肌を流れる水紋が素晴らしい。

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左:18m二段滝と黄葉。
右:ここは豪壮な谷です。

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左:2mほどの小滝ですが,大岩と深い釜に阻まれて巻くしかない。
右:5m滝。水量豊富で豪快。

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左:庭木のような紅葉。
右:上部は一気に水量が減る。

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左:5m滝。
右:岩盤の流れは見とれてしまう。

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左:秋を楽しみながら歩いていくと,
右:昔の林道跡が横切る二俣着。今日はここまで。

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左:下山時に水量の謎が解ける。この地点で水量が激変するが,それは右岸の石灰岩からの大量の湧水が原因のようでした。ここから上部はチョロ沢になるあたりは,どこか球磨川源流にもにた趣を感じます。

右:本谷山方面を望む。

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左:最後まで,
右:晩秋を楽しませてもらう。

という感じで予想を覆す一本となりました。

この付近は地質的に複雑な関係で,やはり谷筋も豪快で遡行のし甲斐がありました。源流まで詰めて尾根向こうの鹿川へ下って登り返す継続遡下降,峠谷,豊後谷,ウド谷などの支流,鹿納の野からの日隠山までの尾根筋の様子,昔の二十丁峠の場所など,興味は尽きないので折を見て足を運びたいと思います。

★次回も沢をお送りします。

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