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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

波寄谷・左俣 in 番匠川 〔 大分県佐伯市 〕

さて今回は 『 波寄谷・右俣 』 をお送りします。

小半(おながら)鍾乳洞で有名な本匠地区にある谷になります。昨日の雨天から天気は回復,今日も一日ケガなく楽しみたいと思います。

ではどうぞ。

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左:名前だけは知っていましたが,初めて来る本匠の森林公園。ここの遊歩道沿いにはハングした石灰岩にクライミングルートが引かれています。

右:足元の石灰岩をつぶさに調べると,メガロドンがありました。これは中生代の三畳紀~ジュラ紀に生息していた大型の二枚貝で,この三宝山帯に出るものは南緯20度辺りの海のものであることがわかっています。熊本県球磨川で見られるものと出自は同じになります。遥か南太平洋からここまで運ばれてきたんですね。あまりの悠久の時の長さに時間感覚がまったく追いつきません。

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左:今日の谷は宇津々渓谷と呼ばれているようですね。名前の付いた滝が何本かあるようで,今後の遡行候補です。

右:ここから入渓。今日もよろしくお願いします。

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左:出だしはこんな感じから。
右:2m小滝。

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左:3m小滝。
右:これも3mV字小滝。

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左:釜を持つ4m斜滝。
右:やっぱり日が射すと気持ちいい。

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左:右手の支流に懸かっていた20m斜滝。チャートのスラブを滑らかにすべってくる。

右:せっせと遡行していきます。

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左:3m二条滝と,
右:4m滝。ここはこんな感じの小滝が多く出てきます。

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左:あっという間に源流になり,

右:作業道に飛び出して終了。2時間程で一気に詰めてきました。今年はマラソン練習を早めに開始しているので,以前なら息が上がっていた急斜面も割と楽に登れてしまいます。これも閾値走のお陰でしょう。

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左:下山は10㎏ザックを背負ったラン。昨日の疲れもあまりなく,強くなっているのを実感。

右:山上からの眺め。

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左:見上げるとチャートの岩壁の所に良さそうな滝が懸かっています。ここも遡行候補ですね。

右:沢の後は佩楯山周辺で採集。今日の収穫。左上は石灰岩と泥岩の赤白コラボ,左下は赤みが強いチャート,それ以外は植物や貝の化石です。今日も結構いいものが採集できました。

という感じで今日も無事下山。楽しいひと時を過ごせたことに感謝です。

今年は少雨であまり梅雨を感じませんが,沢シーズンはこれからが本番。泳ぎの沢も含め,今年も充実させていきたいと思います。

★次回も沢になります。場所はまだ未定です。

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日之影川・左岸支流 〔宮崎県日之影町 〕

さて今回は,『 日之影川・左岸支流 』 をお送りします。

連日の雨で予想以上に増水している日之影川を見て気分も高揚。この様子だと今日の支流もさぞかし増水してるに違いない。はやる気持ちを心地よく感じながら入渓地に向かいます。

天気は小雨で問題なし。ではどうぞ。

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左:まずは日之影川を渡る。足元の日之影川は増水中。いいね~。
右:まずは左岸の作業道をたどる。

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左:タマゴタケ発見。もう開ききっているので美味しくありませんが,幼菌の時には美味しくいただけるキノコです。

右:作業道の終点には平地がありそこから入渓。

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左:予想通りかなり増水していて遡行のしがいがある。
右:3m滝。

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左:そして最初の二俣手前で左俣に凄い滝が見えてくる。

右:ぬお~でかい!40m直瀑。こんな小さい沢にもありました。

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左:右俣の5mヒョングリ滝。水が途中で跳ね上がっている滝をヒョングリ滝と呼びます。

右:この上の滝で行き詰まり二俣まで戻って巻きに入る。その途中で左俣の大滝を眺める。森の中を一直線に落ちる姿が何とも言えず良い。

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左:右俣にもありました,37m三段滝(上段10m中段25m下段2m)。見えているのは全体の下部3分の1です。
右:上段10m斜滝。

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左:滝を越えると谷は落ち着きを取り戻す。
右:8m二条滝。実に花崗岩らしい滝。

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左:滝上には25mナメが。
右:う~ん,美しいナメですね。癒されます。

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左:10m二段滝。

右:斜面をひと登りで林道へ。ここからは入渓地までのラン。今日はお盆の赤石沢のトレーニングも兼ねているのでザックは10kg。これで走る練習。

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左:名女石(なめし)谷の大滝を望む。下が日之影川に落ちる20m滝,上が花崗岩の岩盤にかかる50m滝。いつもはチョロチョロだが,今日は遠目でもはっきりと見える。

右:一定ペースで下っていく。暑くないので雨天の林道もいいもんです。

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左:日之影川沿いまで降りてくる。久々のメテオラ。懐かしい。
右:さっき林道から見えていた名女石谷の20m滝。

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左:今日の収穫。頁岩を取り込んだ花崗岩。頁岩の黒と花崗岩の白が模様になっているので置石にちょうど良い。

右:これはベスブ石。石の中にある緑色の角ばった鉱物です。西暦79年にイタリアのベスビオ火山が噴火し,古代ローマの都市・ポンペイを飲み込みました。そのベスビオ火山で1795年に発見されたことからの命名です。代表的なスカルン鉱物(石灰岩などと花崗岩などが接触することでできる鉱物)です。

という感じでした。いや~今日も大滝との出会いがあり大成功でした。「梅雨時は支流系」は沢の金言ですね。沢,鉱物採集,荷物を背負ってのラントレーニングと濃密な時間を過ごすことができました。

★次回も沢と採集をお送りします。

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小又川支流・江平谷(仮) in 小又川 〔大分県佐伯市〕

さて今回は 『小又川支流・江平(えびら)谷(仮)』 をお送りします。

その前に東京マラソンの話題を一つ。今年もチャリティで応募すべく7月2日に申し込みしましたが,応募が集中しすぎたせいか全く繋がらず,3時間後にようやく繋がりました。まずチャリティ寄付をしてそれからエントリー費を払おうとしたらまた不通・・・繋がっと思ったら「エントリー受付終了」との文字が。このままではチャリティ費だけ払って走れないことになるので,事務局に電話をするもこれまた繋がらず・・・おそらく私と同じような状態だった人からの電話だったのでしょう。これを目標に練習しているのにどうしよう。別大の方に切り替えるか?など色々と思案して心が落ち着かず。

翌朝,再び電話しようと思っていましたが事務局からメールが届いており,「チャリティランナーとして出走できます」の文字を見つけた時は安堵。本当に良かった~。東京マラソンの個人チャリティ枠(3,700人分)は他の大会とは額が違うのですぐには埋まらないだろうと思っていましたが,今年は4時間30分で終了だったようです。昨年は4日,一昨年は1か月後でも余裕がありました。来年はどうなるのでしょうか。いやはや恐ろしい限りです。

閑話休題,梅雨の貴重な晴れ間の中,大滝に期待を込めつつ遡行開始です。

ではどうぞ。

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左:小又川の右岸支流沿いに江平(えびら)集落まで3時間。
右:まずは林道をジョグで。

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左:前方には凄い岩壁が立ちはだかる。正直,ここまでとは思っていなかったので驚愕と感動。よく見ると大滝の一部が見えています。デカい!

右:今日もありがたく沢に入らせてもらいます。よろしくお願いします。

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左:梅雨時は増水しているので,規模の小さい沢でも十分に楽しめます。
右:いい感じじゃないですか~。

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左:3m斜滝と釜。
右:4m岩間滝。徐々に険しさを増してくる。

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左:そして作業道が横切りそのすぐ上にあった25m二段斜滝。この付近から標高差で約100mが等高線が密になっている核心区間。ここで斜面崩壊の調査をしていた2人と出会う。言葉を交わし,作業道が地図に示されているよりさらに上まで伸びていることを聞く。おそらく上部の作業道までつながっているはずなので,下山に使うことに決める。

右:5m滝を越えると,

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左:出た!大滝。

右:凄いものがありましたね。横切るチャート脈を穿って流れ落ちる40m大滝。下山後,猟犬を引き連れた地元の人に伺うと「江平滝」というそうです。

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左:ほぼ垂直のチャート壁を,
右:二段,スダレとなって落ちています。この滝と対面できただけで今日は大成功です。

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左:思ったよりあっさり巻けて滝頭へ。さっきいた滝下が見えるので高度感抜群。
右:名残惜しく滝頭を振り返る。凄い滝との出会いをありがとう。

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左:これまた雅な滝。手前4mと奥7m。
右:15m斜滝。

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左:どうやら急傾斜帯を抜けた模様。
右:するとこんな感じに・・・。まあ,九州の里山では当たり前の光景ですが。

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左:帰りの作業道から大滝の付近を眺める。まるで比叡・矢筈岳の花崗斑岩帯を思い起こさせてくれる。スケールが大きい。

右:林道からは滝の上部しか見えないようです。

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左:帰途は今日も化石採集。今日は植物化石狙いで,中生代・前期白亜紀バレミアン(1億2940~1億2500万年前)の泥岩層を攻めてみます。前回の後期白亜紀のチューロニアンより約3700万年古い地層です。露出している泥岩をワリワリ(水晶の場合はホジホジ)していき目ぼしいものを採集。

右:葉形からしてシダ類でしょう。下の2つは左右対称になっています。ちょうど真ん中から割れたようでラッキーでした。泥岩は流れが緩やかな場所に堆積するので,この辺りは太古の昔,温暖で浅い海底か汽水域だったのでしょう。化石は壮大な地球の歴史を物語ってくれますね。沢といい地質といい,今日も体力・知力ともに鍛えられた日でした。

という感じで今日も新たな出会いに感謝です。

しかし江平滝は凄い滝でした。標高600mほどの山塊にあのような滝があったとは。まだまだ探せば色々とありそうで,この辺りは今後も開拓を進めていきたいと思っています。

★次回も沢をお送りします。

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長淵川・右俣左沢 in 西山川 〔大分県佐伯市宇目〕

さて今回は 『長淵川・右俣左沢』 をお送りします。

先週遡行した西山川・左岸支流の下流に長淵川というのがあり,そこの支流になります。この辺り一帯は北東~南西方向でチャートが貫入しており,それが岩壁となって目を引く地域です。チャートは浸食には強いので,必ず滝があるだろうと見越しての開拓です。

ではどうぞ。

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左:行きがけに大理石の谷を覗いてみる。この谷は石灰岩が火山の熱で大理石に変成しており真っ白。こんな谷は九州ではここだけでしょう。

右:今回は上から入渓地点まで下って登り返すコース取り。

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左:歩きやすい尾根や,
右:沢を下っていく。

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左:下部で作業道に降り立ち下流へ下る。
右:そしてここが入渓地の二俣。ここから遡行の始まりです。

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左:梅雨時は,普段なら水量の少ない沢を登ってみるのも面白い。

右:衝立のような岩壁が見えてくると,まずこれの登場。20m斜滝。水線沿いにクライム。

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左:登り切った先には素晴らしい光景が!

右:4m滝を越えると,すだれ状の流れが美しい30m滝(上部5mは下から不可視)。やっぱりありましたね,それもこんなに美しい滝が。

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左:左岸は岩壁がそのまま岩尾根となっており迫力満点。小沢の割には造りが壮大で峻険。

右:左巻きで滝頭へ。前述の滝の上には2m,7m滝と連続し,ゴルジュを形成している。実にいいものを見させてもらいました。

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左:滝上部は一変して平流に。
右:リラックスしながら遡行する。

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左:雨に濡れる森は晴れ日と違って艶やかです。

右:植林帯になると車道は間もなく。車道に出てからは1.5kmほど走れば帰着。短時間ながら印象的な沢との出会いに感謝です。

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左:帰途は中生代・後期白亜紀(チューロニアン/9390~8980万年前)の地層にて化石採集。頁岩を割ると出てきました。これはイノセラムス(二枚貝の一種。恐竜とともに絶滅)。中生代の示準化石の一つです。1億年の時空を超えた出会いができるのが採集の醍醐味。

右:これはなんだろう?ウミユリの節足の一部かな?

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左:いい状態で出てきたイノセラムス。

右:双子のやつ。2時間程でしたが,ハンマーで割る→欠片を調べる,の繰り返しでしたが,イノセラムスを結構見つけることができました。また直径2cmほどのアンモナイトも見つけました。ここはまだまだ採集できそうなので,楽しみの一つに追加です。

という感じでした。

梅雨時の沢と化石採集,さらに知見を拡げることができよい時間を過ごすことができました。これだけ山に入っていてもまだまだ知らないことばかりだな~と思わせられた一日でもありました。「少年老い易く学成り難し」,沢を含めた地球学は深遠です。

★次回も沢をお送りします。

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西山川・左岸支流 in 大分県佐伯市宇目

さて今回は 『西山川・左岸支流』 をお送りします。

西山川と言えば,傾山に突き上げるベニガラ谷が有名ですが,ここはその下流にある支流になります。まるで秋のような空気と快晴の下,遡行してきました。

ではどうぞ。

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左:出だしからこれ。2m滝と美しい大釜。期待が高まる。
右:そして平流区間へ。いい感じです。

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左:光が射しこみ渓が輝いている。
右:う~ん,素晴らしい渓相。

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左:ここは白神山地の追良瀬川を想起させてくれます。
右:これも。実に美しい沢の流れ。

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左:木々は日を追うごとに上へ伸びていき,緑が濃くなっている。
右:4m滝。こんな滝は平流のアクセントになります。

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左:すぐに3m滝とゴルジュ。

右:ゴルジュには7mCS滝が懸かる。平流がいきなりゴルジュに豹変するのが魅力的。

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左:7mCS滝の落口から。チャートの岩脈を抉っているので,こんな地形になっている。

右:4m斜滝と美釜。

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左:再び平流。

右:そして上部で唐突に出現する直瀑。ここは右側にも滝があり,二俣になっています。

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左:垂直のチャート壁を二段になって落ちる滝は,35m直瀑でした。
右:滝の落口の虚空。

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左:水が涸れた谷をせっせと詰めると作業道へ飛び出す。遡行終了。ここからは読図で尾根向こうの悪所内(あくしょうち)集落を目指します。

右:尾根に上がり込み,悪所内方面を見下ろす。地図を読みながら山を下りるのも面白い遊びです。

因みに悪所内という聞きなれない地名ですが,この辺りは神代の時代,神武天皇が現在の日之影川に沿って北東へ向かいこの地を経由して大分県東部に向かい,そして本州方面へ向かわれた際の東征の道筋になっていたようです。なので神話にちなむ地名が残っており,例えば,傾山のことを四皇子峰(神武天皇がその4人の皇子たちとともに登山したことから),御泊(旧名・お泊。宿泊された場所),払鳥屋(旧名・祓度舎。祓いの儀式を行った場所),悪所内(旧名・悪所内。汚物を祓った場所)という具合で表記を変えつつも現代に地名が残されています。神話など所詮は絵空事ととらえる向きもあるでしょうが,その絵空事にちなんだ言葉が現代も公式に使われ続けていることを知るにつれ,一笑に付すことはできないものを感じてしまいます。

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左:道端のツツジ。

右:そして締めは丸福。竹田と言えば・・・の丸福です。ここは鶏肉料理が有名で唐揚げやとり天が美味。素材が良いので調味料でごまかさずともガツガツいけます。

という感じでした。今日も無事に下山,梅雨入り前の快晴の下でたっぷりと良い時間を過ごせたことに感謝感謝です。

今日の沢は,たおやかな平流と中部の7mCS滝や上部の35m直瀑が強く印象に残る谷でした。しかし地図には載っていない作業道があちこちにあり,荒れた区間もありました。まあ,これだけ緩い谷に人手が入っていないほうが珍しいんですが・・・。

★いよいよ梅雨入りしそうなので予定は未定です。雨ならお盆の赤石沢に備えたボッカか,鉱物採集を考えています。

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