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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

九重トレイルラン

さて今回は月末に迫った西米良スカイトレイルの練習で,九重を走ってきました。

山を始めた20数年前には,それこそあちこち歩き回っていましたが,沢にシフトしてからはめっきり訪れる機会もなくなっていました。そういう訳で久々の九重となります。

コースは瀬の元高原~扇が鼻~星生山~久住山~稲星山~白口岳~坊がつる~久住分かれ~扇が鼻~瀬の元高原。午後からのスタートだったので,この程度になりました。

ではどうぞ。

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左:今日の天気は上々。気分も高揚。
右:スタートはここから。平日なのに結構な車があるな~。

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左:林道や,
右:気持ちの良い笹原を登っていく。

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左:尾根筋に出ると開豁な眺めを楽しめる。
右:紅葉も徐々に始まっている。

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左:扇が鼻への最後の登り。
右:右手には阿蘇五岳の涅槃像が見える。

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左:一登りで山頂台地へ。ここからは九重連山のパノラマが展開。
右:扇が鼻を過ぎて星生山(ほっしょうざん)へ向かう。

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左:揺れるススキと扇が鼻。吹き抜ける風が爽やかな秋を感じさせてくれる。
右:足元を彩るリンドウの花々。

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左:そして星生山へ。九重の東の雄,大船山を眺める。九重でもひときわ存在感があり,恰幅がいい。

右:お次は右奥の九重山へ。星生山の尾根筋には岩場があるので,飽きずに走れます。

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左:尾根端から久住山と非難小屋を鳥瞰する。
右:回り込んで登ると久住山山頂へ。久しぶり。

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左:お次は稲星山(いなぼしやま)へ。

右:稲星山を過ぎて白口岳へ。この付近は休日でも登山者が少ないので人の静かな山歩きが楽しめます。

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左:山頂から見下ろす坊がつる周辺。ここから激下り。
右:下りきると鉾立峠へ。初日の出を眺めるスポットの一つです。

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左:坊がつると三俣山。三俣山の登山道上でヘリがホバリングしていたので,誰かが救助要請でもしたのだろうか・・・。

右:快適な道を軽く走り,

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左:法華院温泉へ。泊まる場所としては実に魅力的なところです。
右:坊がつるを後にして,

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左:北千里が浜へ。
右:そして再び久住山を眺める。

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左:この頃からガスが湧き始めてきた。
右:ベタ光の時より良い写真が撮れるので,チャンスを逃さないように走る。

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左:そろそろ夕暮れ時。
右:快適な道。

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左:ススキと扇が鼻。夕暮れ時は日の名残り。一日を締めくくる時間帯です。
右:あっという間に日が落ちていくのもこの季節ならでは。

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左:西日を一杯に浴びながら,
右:オレンジ色に染まる森を感じて走る。

5時間,距離約20km,累積高度約1,500mの半日ランでした。

あと5時間もあれば,中岳,大船山,黒岳,平治岳,三俣山も回れるので,一度,全山トレランをしてみるのも面白いかな~とも思いました。しかし,九重は眺めや山あいが実に見事ですね。走っていて実に爽快な気持ちになってきます。多くの登山者が九重を訪れるのもむべなるかな,です。

★次回は市房山を舞台にしたトレーニングです。コースは,まず九州三大名谷の一つ「境谷」を遡行し二ツ岩へ。反対側へ下山後キャンプ場まで走り,そのまま市房山へ登り返し。山頂からは西米良スカイトレイルのコースである南尾根を走り,一致橋まで下ってくるコースです。沢で4時間30分程,ランで7時間30分程で合わせて12時間の練習です。何ともアドベンチャーレース的な行程ですが,楽しみで仕方ありません。

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緑川支流・葦谷川(仮称)

さて今回は,緑川流域の開拓で,「葦谷川(仮称)」をお送りします。

地図上の久保の息(よこい)に詰め上がる谷で,左岸に昔の林道が走っているところです。ずっと遡行候補でありながら,なかなか足が向かなかった谷でしたが,なかなかどうして,結構面白い谷だと判明しました。

ではどうぞ。

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左:昔の栗畑跡を越えて入渓。
右:出だしはたおやかな流れ。なんか森の雰囲気が秋らしくなっている。

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左:右岸枝沢に懸かる15m斜滝。凝灰岩の岩盤に懸かる淑やかな流れでした。

右:本流は次第に荒々しくなってくる。

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左:ちょっとしたミニゴルジュ。
右:ゴーロ状。

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左:3m滝。右手の垂直壁を細かいホールド・スタンスを拾って登る。Ⅳ⁺,結構渋いが面白かった。

右:大きく開ける。ここは流域面積以上の広がりを感じさせてくれる。

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左:左岸枝沢10m直滝。造りが立派な滝でした。
右:3m滝。

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左:ミニゴルジュ入口の3m滝。
右:光線がいい具合に陰影を刻む。

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左:ゴルジュ出口の4m斜滝。ここは巻き。
右:なんか本格的になってきた感じ。いいね~。

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左:どんどん進んでいくと,
右:右岸枝沢15m斜滝。

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左:さらにその上で左岸枝沢15m斜滝。出合う枝沢はほとんどが10m級の滝を懸けているので,滝見見物ができる。

右:突然ゴルジュになり最奥に4m滝。ここも巻き。

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左:またまたゴルジュになり,出口に8m斜滝。
右:滝頭から見下ろす。ここはいい谷だな~,見て登って楽しめる。

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左:二俣。右手が本流ですが水流がゴルジュの間に消えている。
右:そのゴルジュ奥には5m二段滝。

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左:ここは右岸枝沢が2つ連続しており,上流の15m三段滝と,
右:下流の10m二段滝。

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左:本流の水勢はまだ衰えない。
右:ゴルジュには8m斜滝と,

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左:手前の3m滝と奥の5m滝が連続する。
右:たまには振り返ったりもする。

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左:そしてようやく平流区間へ。
右:倒木で荒れてるな~。

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左:印象的な岩。
右:1030m二俣。ここを右へ。

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左:めっきり減った枝沢を遡行。
右:3m小滝を登ると,ほどなく

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左:昔の林道へ上がる。本流は久保の息まで詰め上がりますが,雲行きが怪しくなってきたのでここで打ち切り。

右:下山はお決まりの林道ラン。

という感じでした。

いや~ここはなかなかの谷でした。特筆すべきは10m級の滝で連続して出合う枝沢群でしょうか。今回は増水気味でしたので良いものを見させてもらいましたが,平水だとおそらくショボい流れだったことでしょう。本流に現れるミニゴルジュ群の突破もなかなか楽しめました。どこかしら緑川本流のゴルジュにも似た感じでした。

あと数本見遡行の支流が残っていますので,今後も開拓にいそしみたいと考えています。

★次回は月末に迫った西米良スカイトレイルの練習を九重でおこないます。

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巣之浦川・右俣左沢 in 宮崎県小林市

さて今日は「巣之浦川・右俣左沢」をお送りします。

朝目覚めると昨日の影響かお尻全体が痛い。体の大きな部位を使って走れた証拠なので,思わずニンマリしてしまう。まだガラガラの駐車場で支度をして出発。今日もよろしくお願いします。

ではどうぞ。

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左:昨晩は生駒高原で花火大会があった。
右:この時期の花火もいいもんです。

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左:明けて翌朝。支度をして出発。韓国岳は雲に包まれている。
右:2kmちょっと走って韓国橋へ。ここから入渓。

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左:出だしは貧相。明らかに増水しているのにこんな感じ。
右:それでもいきなり6m滝の登場。期待が高まる。

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左:霧島らしい渓相。
右:2m滝。

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左:そして地図に記載のある10m逆Y字滝。
右:徐々に上空が青くなってくる。

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左:こんなナメもある。

右:930m二俣。この時点でもうこの水量。少し上で完全に涸れていました。本来なら韓国岳の火口縁まで詰め上がる予定でしたが,後700mもガレ場登りだと思うと気持ちが萎えて,ここまでとする。

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左:下山はまず尾根筋を下り,
右:それから作業道を辿る。

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左:下山中に仰ぎ見る夷守(ひなもり)岳。

右:そして生駒高原に帰着。せっかくなので今が旬のコスモスを観賞していこう。ここからはコメントなしで。

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という感じでした。

巣之浦川・右俣左沢は上流で数多く分岐しているせいか,水量があっという間に少なくなり,今日の多めの状態でもこれでしたので,日ごろはもっと少ないと思われます。以前遡行した左俣が良かっただけに,あまり印象のない沢でした。まだ支流がいくつか残されているので,最終的には全て遡行するつもりでいます。

★次回は沢か,西米良スカイトレイルの試走を行います。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

2018 第17回霧島登山マラソン

さていよいよ大会当日です。2回の試走を経て3回目が本番となりました。

2015年時に1時間35分台だったので,それを越えて自己ベストを出すこと,さらに行けるなら30分切りを達成することを目標に走ってきました。

天候は雨後の晴天で言うことなし・・・といきたいところですが,肌が焼けるような強い日差しと80%を超える湿度で蒸す中,自分にとっては悪い条件となりました。しかし,不利な条件でも精一杯走るだけです。

果たしてどうなることやら・・・ではどうぞ。

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左:今までなかった大会の案内板。今日は大人の運動会です。

右:いや~今日も風格に満ちてるね~。国内の名前がついた山にはもう500以上登っていますが,やっぱり高千穂峰は名峰と呼ぶに相応しい。

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左:いつもの閑散さを知っているだけに,この盛り上がり具合はとても喜ばしい。

右:地域の方々の支えがありがたい。今日は多くの人々の思いが一つになる日でもあります。

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左:参加賞。これに無料温泉券と懇親会での食事がついて参加費は¥3,000。もう破格というレベルを超えています。1万円も払って雀の涙程度のものやサービスしかないマラソン大会が跋扈する中,非常に高い好感度です。ここに高原町・小林市・えびの市の覚悟が見て取れます。こんな大会は他にはないのでは?そんな大会に参加させてもらい感謝です。

右:このシーンには感動しました。休日でも人はほとんどいないのに,こんなにたくさんの人が・・・。

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左:スタート1分前。いったんスタートしたらゴールするまで心拍数は跳ね上がり呼吸は乱れ続け,乳酸は溜まり続ける。今のうちに静寂を楽しむ。そして9:00スタート!

右:出だしの急坂。予想通り周囲は飛ばす飛ばす。上位の人はそれでも行けるのでしょうが,大半のランナーは途中でへばるので,つられないように自分の走りを貫く。

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左:4.5km地点。林道区間の終わりまであと1km。
右:6日前の状況。関係者のご協力には本当に頭が下がります。

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左:そして林道区間終了の5,5km地点。時計に目をやると35''17。予想通りというか自己ベスト達成のための貯金ができていない。これではいかんので作戦修正。ここのエイドをとばし,そのまま走り抜けることに。少しでもタイムを稼がないと自己ベストは厳しい。

右:すぐに山に入る。ここから尾根筋に出るまでのタイムで実質の総合タイムは決まるので,気合を入れる。

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左:急坂は一定ペースの速歩で登り続ける。心拍数は高く息は乱れるが,この状態で一度止まってしまうと元の状態には戻しにくいので,きつくても止まらずに歩を進める。折れそうになる自分の弱い心との勝負。

右:尾根筋でのタイムは1'17''34。やった,少し貯金ができている。30分切りは難しいが,自己ベストは行ける。一段乗りあがり,鳥居をくぐり最後の登りに全力を尽くす。心拍数は170を超え呼吸が追いつかないが,ここで頑張らないとこれまでの努力が浮かばれないし,自分を超えることはできない。

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左:そしてゴール前で一枚。係りの人は笑っていましたが,記録用にこのシーンは外せないので一枚。

右:他のランナーも次々とテープを切っていく。


結果,自己ベストを2分ですが更新することができました!この瞬間だけは自分の努力でしか手に入らない貴重な瞬間なので,本当に嬉しくて思わず泣いてしまいました。

競技者が日々の練習を繰り返すのは,あの,一度味わうと病みつきになる,人生の輝きにも似たひとときを知っているからなんだと思います。その瞬間は人生の中においては短いひとときですが,ただそこだけの為に相当数の時間と努力を積み重ねるので,達成の瞬間には,心の底から,止めどもなく本当の感情が湧き出してきます。

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左:すっかり目に焼き付いた霧島の峰々。明日の遡行もよろしく。
右:山頂も晴れだしてきた。

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左:続々と登ってくるランナー。
右:山頂までもう少しですよ,頑張って下さい!

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左:山の中にこんなに高齢者以外の人がいるのはめったにないことなので,ほほえましい。

右:たった数日でも季節は確実に移ろいでいる。リンドウは相反しがちな高貴さと可憐さを兼ね備えている花の一つ。

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左:同じコースを下っていくと,

右:林道に戻ってくる。前回は自衛隊のハンヴィーに乗って下ったので,今日は走って下ることにする。今月末にある西米良スカイトレイルの練習。

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左:今日は良い日になりました。
右:送迎用のハンヴィーを一枚。

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左:6日前の崩落地点。
右:今日の同じ場所。おそらく自衛隊の方でしょうが,ありがとうございました。

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左:下りはあっという間。
右:温泉へ向かう道すがら一枚。

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左:まずは水車が目印の「極楽温泉」。単純鉄(Ⅱ)冷鉱泉。分析表の鉄(Ⅱ)はなんと31.2㎎もあります。こんな数値は滅多に見ません。鉄分は1㎎でも温泉を濁らせることができるので,これだけあると泉色は赤を通り越してオレンジに近くなるはずですが,加温や送泉の関係で成分が薄まっているようです。それでも鉄分を十分に感じることはできます。

右:お次は普通の民家っぽい「湯之元温泉」。含二酸化炭素‐Na・Na・Mg-炭酸水素塩冷鉱泉。訳すると「成分豊富な泡付き温泉」です。ここの特筆はずばり,高濃度炭酸泉です。炭酸成分は38℃辺りを超えると空気中に大量にとんでしまいますので,湯音は低いですが,その泡付きはかなりものもです。九重・長湯温泉「ラムネ温泉館」に似ています。脱湯後,炭酸の涼味を肌でしっかりと感じることができます。

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左:再び会場に戻り懇親会の始まり。

右:そこで提供されるメニュー。おかわりもできます。宮崎の牛,豚,地鶏の味を堪能できます。

という感じでした。

今回も地元の方々の協力に感謝しかありません。今回は台風一過の状況を知っているだけに,林道はもちろんのこと,登山道の倒木もきれいさっぱり片づけられているのがわかり,6日前の荒れ荒れの状況とはまるで異なっていました。地元の方々のこの大会にかける意気込みがひしひしと伝わってきました。

体が動く限り,この大会には参加し続けたいと思っています。しかし,60歳代男子の記録を見ると私より速い方が3名もいることにかなり驚いたことを付け加えておきます。私くらいの年代で,「もう年だから・・・」とか絶対に言えないですよね。社会生活を送る上で生み出された年齢というものに,私たちは必要以上に縛りを受けているのかもしれません。

★明日は,巣之浦川・右俣左沢を送りします。霧島の三名渓(長江川・巣之浦川・大幡川)の一角を成す川で,増水しているので楽しく奮闘できるかな・・・と期待しています。


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高須川・右俣 in 鹿児島県鹿屋市

昨日の馬形川・左俣に引き続き,「高須川・右俣」をお送りします。

高須川は馬形(まがた)川から尾根を挟んで東隣にある川になります。花里町から高須川沿いの細い作業道を進み,左右俣分岐のところ(標高260m)にある水利施設の所から遡行の始まりです。

相変わらず増水していますが天気は晴れなので期待も高まります。

ではどうぞ。

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左:流域面積が広く増水しているので水量多し。
右:橋が架かっているが老朽化のため通行禁止になっていた。

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左:310m二俣。ここから左手に入ると,

右:いきなりゴルジュ。3m二段滝を越えるとこの2m滝がとおせんぼ。右側の草付を試すが微妙なのでいったん出合まで戻ってから尾根を回りこんで上流へ降りる。乗っけからこの手強さ・・・今日は昨日より更に面白くなりそうな予感。

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左:水流は凝灰岩を抉り流れている。
右:再びゴルジュ。0.5m程の滝だが越えられないので,下流へ戻り右から巻き。

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左:ゴルジュを覗くと3m滝と7m滝が懸かり,この水量では水線突破は無理。
右:いったん河原状になるが・・・

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左:今度は大釜を従えた「門」の登場。また巻きに入る。
右:お次は廊下状で何とか中を辿れそう。

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左:6m滝で枝沢が流入(390m地点)。時間の割には行程が捗らない。巻きのための登り下りが多い。

右:廊下の奥には5mCS滝。またもや巻き。

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左:次のゴルジュの奥にも登れない3m滝。下流へ戻って側壁を登り巻き。今日はこのパターンが何度も出てくる。凝灰岩のゴルジュでは両岸が段丘っぽくなっていても沢筋は垂直かハングになっていることが多いので,そこをいかに登るのかがポイント。

右:意外なナメ帯に癒される。

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左:ゴーロ帯でも水流は強いので油断はならない。

右:ようやくゴルジュも終わりかと思いきや,

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左:再びゴルジュで,2m滝と3m滝の登場。またまた下流へ戻ってからの巻き。
右:次のゴルジュ出口の7m二条CS滝。美しい滝でした。下流へ戻り左巻き。

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左:今度こそゴルジュは終わった感じ。
右:黒々とした井戸底から抜け出し,快適に遡行していく。

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左:そして520m二俣。結局,310mの二俣からここまで4つのゴルジュがあり,それらの突破が核心のようです。今日みたいに水量が多いと奮闘させられること間違いありません。実に知的で奮闘的な遡行でした。

右:この二俣は遊歩道の分岐になっており,この辺りから足元にはこれまでの凝灰岩やホルンフェルスなどに交じり花崗岩が多くなってくる。

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左:「岩門滝5m」。
右:そしていよいよ「白滝62m」の登場。高隈山系を代表する名瀑です。以下コメントなしでどうぞ。

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白滝62m・・・実に立派で壮大な滝でした。さすがに高隈山系を代表する名瀑だけのことはあります。ここまでは鳴之尾(めいのお)牧場からや上部林道から遊歩道がありますので,遡行せずとも訪問は可能です。しかし,あの黒々としたゴルジュを抜けて,真っ白で爽快なこの滝を見ることで,その良さが一層際立つように思えます。

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左:林道への遊歩道を利用して左巻き。途中から右下の谷へ下る。
右:5m斜滝。

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左:幅15㎝ほどの石英脈。残念ながら結晶化はあまり進んでいない。
右:花崗岩のナメには癒される。

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左:上部はゴーロ基調で,
右:どんどん進んでいく。

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左:下部の凝灰岩やホルンフェルスの黒色と対照的な花崗岩の白色。市房山東面に似た地質の組み合わせが織りなす妙。

右:3m滝。

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左:そして解放感溢れる赤ナメ帯。
右:実に素晴らしい!

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左:ようやく抜けた感が満載。
右:振り返っても感動。爽快です。

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左:最後に土管2m滝を見て,
右:林道に出る。いや~実に楽しかった一本でした。

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左:御岳と妻岳を眺める。
右:24番地点から白滝へ下る遊歩道へ入る。

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左:あまり人は通っていないようだが,道は明瞭。

右:白滝を経由して10番地点の鳴之尾牧場へ。どこかアルプス的な雰囲気。

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左:牧場から南西尾根の道を下っていく。
右:高須川の支流を渡り,

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左:今日遡行した沢沿いに下っていくと,
右:通行不能の橋に到着。作業道を少しで入渓地点の水利施設到着。

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左:収穫。小さいながらもチビ水晶が一杯。
右:鳴之尾牧場と白滝。

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左:夕日に照らされる錦江湾と鳴之尾牧場。
右:高隈山系は標高以上に山容の深さを感じさせてくれる。

という感じでした。

今日の高須川・右俣は実に楽しい遡行でした。増水で奮闘的だったこともありますが,下部の連続する黒々としたゴルジュを抜けてたどり着く,白く明るい白滝と花崗岩帯。まるで市房山の境谷やそごう谷を遡行している感覚にとらわれました。昨日の馬形川・左俣より難しく面白い沢だと思います。高須川には左俣もあり,こちらには万滝(黒滝)54mというのがあるようなので,今度ぜひ遡行してみたいと考えています。

★次回は,いよいよ霧島登山マラソン。今の時点では開催未定ですが,大丈夫だと信じて本番に備えたいと思います。

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