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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

市房山縦走

さて今回は 『市房山縦走』 をお送りします。

コースはキャンプ場~神社~市房山頂~二ツ岩~野々首登山口~キャンプ場という周回コースで,本格的な梅雨入り前の山行となりました。距離約15km,累高約1,450m,6時間15分程の山行です。

ではどうぞ。

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左:まずはここから登山開始。

右:市房神社。昨秋のトレーニング以来。社屋の赤と周囲の緑が補色しあい,際立っています。

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左:6合目の馬の背。かつては沢から引いた水が得られましたが,今ではありません。

右:急登をこなすと眺めの良い尾根筋へ飛び出す。

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左:一登りで山頂。久しぶり。
右:山頂を後にして縦走路へ。

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左:ここは年々崩壊が進んでいる感じ。
右:第1縦走路のピークから二ツ岩が見える。

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左:中央奥に鈍頂の市房山を眺める。
右:もうすぐ二ツ岩。

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左:二ツ岩山頂。

右:二つ岩山頂から崩壊中の痩尾根を下る。

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左:遅咲きのミヤマキリシマを見下ろす。
右:初夏の森の小道。

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左:下山後,人吉市へ移動してここへ入浴。
右:いつ来ても味わい深い造りで感動します。

という感じで今日も無事に山行終了。

今回はSさんと一緒に行ったおかげであっという間の,そして密度の濃い山行となりました。山の話やトレーニングの話など,やはり共通の趣味を持つ人との話は非常に有益になるものばかりで,有難かったです。Sさん,ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

★次回は 『西山川左岸支流』(大分県) をお送りします。

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2019 九重連山ラン(UTKR)DAY❷

さて前回の続きをお送りします。

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左:急登をこなして白口岳。1:07。
右:尾根伝いに稲星山。

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左:少し下って登り返して中岳。九重連山と九州本土の最高峰です。
右:尾根伝いに天狗ヶ城。中岳の西峰的な位置づけです。

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左:砂礫道をたどり久住山。
右:西千里ヶ浜から星生山(ほっしょうざん)。

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左:そして扇が鼻。4:36。この辺りは短い間隔でピークを踏んでいきます。

右:扇が鼻からは少し下って岩井川岳を目指します。この辺りから夜が明け始めてきました。

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左:そして草原の中に岩井川岳。5:08。
右:扇が鼻への気が滅入る登り返し。

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左:今日の朝日。暗く長かった夜が明け,新しい日を迎えます。今日も最後までよろしくお願いします。

右:今日の行程を眺める。奥の涌蓋山(わいたさん)まで行って戻ってきて,黒岩山などがある泉水尾根を下ればゴールの長者原。

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左:登山道脇のシャクナゲ。
右:沓掛山(くつかけやま)。

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左:そして牧ノ戸峠。6:27。この時点で気温は既に12℃もあり,今日も暑くなりそうな予感。調子は悪くないのでこのまま進むことにする。

右:ロードを少し瀬の本方面へ下り,

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左:斜面へ取り付く。
右:ひと登りで合頭山。

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左:折り返して登り猟師山。
右:道脇にはミヤマキリシマと九重の山。この時期お決まりの構図。

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左:スキー場へ下って,
右:再び登る。

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左:足元にはびっしりとハルリンドウの可憐な花々が敷き詰められている。こういう所を散策するだけでも楽しくなってきます。

右:そして一目山(ひとめやま)。涌蓋山までは緩い草原帯をゆく。平治岳,黒岳,大船山など九重東部の森の道とは対照的。

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左:走れば爽快。
右:植栽されたドウダンツツジが清楚に咲いている。

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左:快適な道をどんどん進み,
右:あっと言う間にミソコブシ山へ。

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左:九重連山を一望する。
右:涌蓋山はもう指呼の間。ようやく,ここまで辿り着いた。

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左:涌蓋越から登りに入り,

右:疲労で極端に遅くなった登りに苦労しながら女岳へ。涌蓋山山頂へはもうひと登り。

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左:足元のミヤマキリシマに癒される。
右:そして涌蓋山。10:14。

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左:山頂からは九重連山を西の方から一望できます。
右:渋さ溢れる自然の盆栽。

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左:快適な草原帯。走る喜びを味わうことができます。
右:振り返り一枚。

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左:撮ってくださいといわんばかりに咲いていた藤の花。甘~い匂いが漂っていてかぐわしい。

右:ここのトレイルは快適に走れるので気分も高揚してくる。

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左:そして50分で疥癬湯(ひぜんゆ)登山口へ。ここから登りロードを約5,3km,牧ノ戸峠までたどる。

右:計画段階では「少しは走れるかな~」と思っていましたが,それどころではない疲労感で歩くだけで精一杯。

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左:ここを左折して牧ノ戸峠へ。あと3,7km。
右:坂の途中から涌蓋山を振り返る。

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左:だらだらと登り坂が続き,何回も中腰になり息を整えながら歩く。「始(はじめ)有り卒(おわり)有る者は其れ唯聖人か」・・・聖人なんかとはほど遠い自分にできるのは,目標に向かって小さな努力を積み重ねることのみ。

右:苦しさを乗り越えた先にあった牧ノ戸峠。12:48。約6時間20分ぶりの再訪。ここまで来て初めて完走を確信できました。あとは下り基調の泉水尾根をたどり長者原までだ。

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左:昨日スタートして最初に登った三俣山を眺める。帰って来たよ。
右:牧ノ戸峠からは黒岩山まで登り。

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左:苦労して登り切り黒岩山。たかだか150m程の標高差を登り切るのに40分もかかる始末。疲労というより暑さでやられている感じ。残りの水分は約300mlなので,これで長者原まで行くには発汗を抑えて行動する必要がある。ここの登りは本当にきつかったが,疾風に勁草を知る・・・マラソンなどもそうですが,本当にきつくなってからどれだけ踏ん張れるかが勝負。

右:右手に長者原を見下ろしながら走る。

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左:快適な尾根道はどんどん進んでいけるので楽しい。
右:ほどなく上泉水山。残すは最後のピークだけとなりました。

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左:ミヤマキリシマを愛でながら,
右:ゴールを目指していく。

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左:鈍頂の下泉水山はもう間もなく。
右:そして下泉水山。2日間楽しませてもらった九重連山を見渡す。

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左:山頂から少し下り,
右:牧草帯の上端を走る。この区間は眺めがいいので最高です。

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左:三俣山。昨日の朝に出発したのは,すでに遠い過去。
右:麓は下草のない快適な道。

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左:橋を渡ってここに出るとゴールはすぐそこ。
右:そしてゴール。15:10。

という感じで,総距離69,64km 累積標高5,680m 30時間50分のUTKRは終了です。

いつかは・・・と思っていた課題を一つ終え達成感と区切りがついた気分です。九重は見晴らしの良い砂礫の風景がよく知られていますが,東部の黒岳や大船山一帯に広がる原生林には魅力が一杯詰まっています。その両方を一気に楽しめる意味で,今回のランは非常に充実していたように感じています。九重に関して今後は,まだ未踏の区間が残されているので,そこを楽しみながら走れれば・・・と漠然と考えています。

誰かに設定されたコースを多くのランナーとともにエイドで補給を受けながら走るのも楽しいですが,自分で思い描いたコースを誰の力を借りることなく全て自己責任のアルパインスタイルで一気に駆け抜けるこのスタイルも,それに劣らず楽しいものです。錦江湾200km,薩摩街道250km,脊梁三大峠越えラン110kmなどなど・・・まだまだラン課題は控えていますので,生きているうちに完走できるよう,自分をもっともっと磨いていかなければと思うところです。

★次回は沢をお送りします。遡行先は大崩の大野原谷にある右岸支流です。

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2019 九重連山ラン(UTKR)DAY➊

さて今回は九重連山ランをお送りします。Ultra Trail Kujyu Range・・・略してUTKR。九重の主だった峰々を一気に巡ります。

自分なりのこだわりとして,
➊スタート・ゴール地点を同一個所にする
❷自販機や売店等での補給はなし
❸ストックは使用しない
❹黒岳は東西で横断すること
❺涌蓋山も入れること
にこだわってコースをつくってみました。

その結果,長者原~指山~三俣山~諏峨守越~坊がつる~平治岳~男池~白泉荘~黒岳~穴~大船山~坊がつる~立中山~白口岳~稲星山~中岳~天狗ヶ城~久住山~星生山~扇が鼻~岩井川岳往復~牧ノ戸峠~合頭山~猟師山~一目山~ミソコブシ~涌蓋山~疥癬湯~牧ノ戸峠~黒岩山~上・下泉水山~長者原。

総距離69,64km / 累積標高5,680m / 30時間50分の山旅となりました。数字だけ見れば4月に走ったUTSKO(祖母傾大崩縦走)の3分の2程度しかありませんが,細かいのも含め上り下りが激しかったのと日中の気温の上昇で,最後の方は登り坂をまともに登ることができなくなってしまいました。

長いので2回に分けてお送りします。予報では2日とも好天で心配はなし。

ではどうぞ。

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左:今回のコース図。
右:ここはスタート・ゴールの長者原。これから長いランの始まりです。8:20。

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左:まずは三俣山を目指します。
右:指山自然観察道へ入る。新緑がまぶしい。

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左:上に登るとミヤマキリシマと涌蓋山が見えた。あそこは明日の午前中に走っている予定。

右:そして指山(ゆびやま)山頂。

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左:三俣山北峰目指し急登をこなしていく。
右:振り返ると九重西部の峰々が望まれる。

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左:三俣山・北峰。
右:いったん下り登り返して三俣山・本峰。ここから急に登山者が増える。

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左:クサボケのオレンジが足元を彩る。
右:そして三俣山・南峰。

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左:三俣山・Ⅳ峰から九重の主だった峰々を俯瞰する。この眺めは絶品です。

右:そして少し下り三俣山・西峰。

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左:西峰から下って,
右:西千里ヶ浜を走る。火山地帯はまるで月面を走っているかのよう。

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左:坊がつるが近づくとこの絶景。
右:そして法華院へ。多くの登山者で賑わいを見せていた。

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左:新緑は実に心にやさしい色合いです。
右:これからたどる峰々。再びここに帰ってくるのは12時間後だろう。

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左:足元にはハルリンドウの花々がびっしりと。

右:これから平治岳を目指していく。気温も上がってきてまるで夏山のような感じに。ここでこれほど暑さを感じるので,下界では30℃近くまで上がっていそう。

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左:森の中の道をひと登りで,
右:大戸越(うとんごし)。平治岳は指呼の間。

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左:登りの途中で九重中部の峰々を眺める。
右:足元には恥ずかしがり屋のイワカガミ。このうつむき加減が魅力的。

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左:そして平治岳山頂。12:32。山岳部の高校生らしきグループと一緒になり山頂は賑わう。

右:来し方を眺める。奥には涌蓋山も。

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左:坊がつるを中心とした峰々。これにミヤマキリシマの花があればここは最高の撮影場所になります。

右:ソババッケへの下り。数週間で新緑が一気に進んでいる。

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左:そしてソババッケへ。
右:男池までは素晴らしい森が広がります。

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左:この一帯は九重山域でも格別です。
右:素晴らしい。期待と躍動感に満ち溢れた森です。

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左:そして男池で水分補給。今回は自販機での補給を禁止しているので,ここで残りの行程の分もまとめて補給していきます。

右:男池駐車場。

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左:しばらくは下り基調のロードです。
右:道路脇の藤の花の芳香が実にかぐわしい。

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左:そして白泉荘の登山口へ。
右:前岳へは急登が続くのでじっくりと登っていく。

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左:ここは九重のなかでも指折りの急登コースです。
右:岩場が増えてくると前岳も近い。

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左:5m程の岩場を左へ越えると,
右:前岳山頂。ここから高塚山を目指します。

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左:道は森の中の岩が多い道なので,行程は捗りませんがジャングル気分で面白い。

右:上台への登りから前岳を振り返る。

すると,ここで突然雨が降り始める。徐々に本格的になってきたので濡れるのを防ぐため,岩場で雨宿り。予報では雨なんて一言も言っていなかったのに・・・。しばし休息しながら状況を考えてみる。

まず予報から気圧の谷間や低気圧の通過は考えにくいこと,雲が高く雲上を通る航空機の音がはっきり聞こえること,山腹にガスがかかっていないこと,鳥たちが動き回っていること,などから一時的な雨だと判断。おそらく今日は30℃近くまで気温が上がっているので,それに伴う気流の関係で雨雲が発生しているのだろう。だとすれば雨はせいぜい1~2時間程度なので,その間にゆっくり休憩していく。時間はたっぷりあるので慌てることはない。

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左:予想通り雨は1時間ほどで止み,再出発。
右:上台から来し方を眺める。

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左:シャクナゲの花が雨でしっとりしている。

右:オオカメノキ(ムシカリ)の花。名前のように葉っぱがか亀の甲羅そっくりです。

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左:そして黒岳最高峰・高塚山山頂。18:34。
右:そしてお隣の天狗岩へ。そろそろ日も暮れてきてヘッドランプの出番。

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左:これからいったん下り(泣泣),大船山の東尾根を登り返していきます。

右:真ん中のくぼみは「ミイクボ」と言って昔の火口跡。高塚山,天狗岩,荒神森,上台などはカルデラのピークになっています。黒岳という山名はこれらのピークの総称です。

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左:風穴まで下り南進,東尾根の取り付きの前セリにて。

右:一気に登って大船山山頂。山頂に近づくにつれて背後に長湯や大分市方面の夜景が見えてくる。ナイトランの特権です。

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左:そして段原へ下り一投足で北大船山。取り壊されていた大船山の避難小屋は再建が始まっており,段原には簡易プレハブ小屋や資材が積んであった。

右:そして11時間30分ぶりの法華院。昼間の喧騒とは違って,明かりだけがともる静かな雰囲気です。

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左:夜のミヤマキリシマ。

右:鉾立峠を経て立中山へ。23:27。眠気が強くなってきたのでここでひと眠り。ほんの10~20分寝るだけで効果覿面。夜明けまであと5時間,これからの深夜走に備えます。大きな登りは残すところ,鉾立峠から白口岳への登りだけで,これを登り切れば,あとは標高差がこれまでより少なく走りやすい区間になります。ここからがUTKRの後半戦です。

★次は翌日の様子をお送りします。

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大船山トレラン in 九重

さて今回は九重全山トレランの最後の下見で,未踏の区間の調査で走ってきました。

コースは板切(いたきり)登山道~入山公墓~柳が水分岐~前セリ分岐~東尾根~大船山~北大船山~坊がつる~鉾立峠~立中山~鍋割峠~沢水~板切の周回コース。距離22,4km,累積標高1,663m,6時間15分の半日ランでした。

ではどうぞ。

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左:ここからスタート。右手に入ります。
右:牧野道を登っていくと正面に大船山が見える。

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左:藤の花。もうすっかり春ですね。これは花の部分を天ぷらにするとほんのりとした香りが残り美味しく頂けます。

右:クサボケの花。私の好きなオレンジ色なので愛着がわきます。

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左:登山バスが走る道は地形図よりもさらに上の方まで延びています。
右:ミツバツツジは新緑の森に彩を添えてくれる。

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左:そして池窪バス亭着。ここが登山口です。
右:快適な道が続きます。

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左:ちょっとした展望台から見下ろすと,いつもバーティカルランの練習で使っている岳麓寺登山道と,今日登ってきた板切登山道の両方が俯瞰できる。

右:大船山を眺める。新鮮な眺めです。

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左:足元にはハルリンドウ。春は生命の躍動の季節。寒く,つらい冬を耐えた後の至福の時期。

右:ほどなく岳麓寺登山道と合流。バス停から走って15分ほどでした。これは楽ですね。どこから登っても登りごたえのある大船山に登るルートで一番楽なルートでしょう。ただし,バス利用は往復¥1,800かかり,便数制限がありますが。

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左:いったん下って,
右:柳が水分岐。ここを左折。

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左:そして東尾根取り付きへ。
右:取り付きから大船山まで,標高差で640m程登っていきます。

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左:葉っぱが亀の甲羅に似ているオオカメノキ(ムシカリ)。この時期に咲くツツジ系の花(ミツバツツジやミヤマキリシマなど)に比べ地味ですが,秋になる赤い実は鳥たちの大好物ですし,冬芽はカモシカが好んで食べます。ブナと同じく森に恵をもたらしてくれる樹木の一です。また,茶席では重宝される利休七選花(オオヤマレンゲ,ナツツバキ,ヤマボウシなど)の一つでもあります。

右:先週走った黒岳が眼下に。この東尾根は頂上まですっきりした道で登りごたえがあります。大船山を取り巻くルートの中では最も登山というものを感じることのできるルートです。

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左:頂上部には平地が広がる。
右:御池を左に見ると,

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左:ほどなく山頂。ここはいつ来てもいい山頂です。
右:東面の俯瞰。

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左:北大船山付近から段原と大船山を眺める。
右:坊がつるへ下っていく。さすがにGWだけあって人によく会う。

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左:普段は2~3張ほどしかないテントが今日はあちこちに。
右:坊がつるは天上の楽園です。

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左:鉾立峠を経由して久々の立中山(たっちゅうざん)へ。大船山の下りから直接来れるルートもありますが,両側から灌木が迫る細道でヤブが好きな人以外にはお勧めできません。

右:眼下に鉾立峠と白口岳を眺める。

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左:鉾立峠から佐渡窪を見下ろす。ここは右寄りの道を進みます。左寄りにも踏み跡がありますが,すぐにヤブで行き止まりになります。これまで何十人も入り込んでは引き返した道でしょう。

右:佐渡窪。山あいにこんな平坦地があると何だかホッとさせられます。

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左:鍋割峠。

右:この道は昔から法華院にいたる表参道的な道でしたので,とても歩きやすい(走りやすい)。

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左:何だか新しい道ができていると思ったら,
右:「くたみわかれ」を分断してしまっていた。

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左:「くたみわかれ」を左に取り,真新しい舗装道ではなく,川の左岸沿いの小道を走ります。

右:この道はよく整備されていてとても感じがいい森の小道となっています。春のサクラの時期にはうってつけの散歩道になることでしょう。

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左:一番水のところで小川を渡ると,
右:ここに出てきます。

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左:ゴールはあの尾根の落ち込んだ部分。目視で3kmほどでしょうか。
右:昨年12月に九重一周を走った時の道なので迷うこともなく帰着。

という感じでした。本来なら白口岳や鳴子山にも行く予定でしたが,空模様が思わしくなかったので切り上げて下山してきました。下山途中から小雨が降り始め,麓に着く頃には山上はガスで覆われていたので,良い判断だったと思います。

★次回は屋久島の沢をお送りします。遡行先は『小楊子川左俣』になります。ここは2003年に宮之浦川を遡行し,その翌年2004年に単独で挑んだ思い出深い沢です。あれから15年・・・再び彼の地を訪れることができることに既に万感の思いです。

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九重・黒岳周遊ラン

さて今回は九重・黒岳ランをお送りします。

コースは男池~白泉荘~前岳~高塚山~風穴~ソババッケ~男池の周遊になります。将来的に『九重全山縦走』なるものを考えており,そのコースチェックになります。20年前に歩いたコースなので記憶が曖昧で,そこを上書きする意味もあります。

黒岳という名称は総称で,実際には高塚山・天狗岩・上台・荒神森・明神森などからなります。

ではどうぞ。

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左:男池駐車場にて。

右:まずは白泉荘まではロード。日差しがまさに春そのものなので,ゆっくりと味わいながら走る。

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左:駐車場から登山道へ。
右:出だしは新緑まぶしい森の中。来れて良かった。

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左:左:今年初のシャクナゲ。当たり年だとこのコースはシャクナゲ三昧の登山を味わうことができます。

右:ひと登りで黒嶽荘との分岐「白水分れ」。

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左:徐々に傾斜がついてくる。
右:振り返ると大分の名峰が見える。

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左:急登が落ち着くと南方に大崩・祖母山群が見える。2週間前のUTSKOではお世話になりました!

右:5m程の岩場をこなすと,

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左:ほどなく前岳山頂。ここで高塚山までの中間地点。これからは岩と灌木が混じった道となります。

右:右手には由布・鶴見岳が。特徴的な山容なのでよく目立ちます。

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左:行く手を望む。下台(かだい)のコブを越えて,急登をこなし上台(じょうだい)へ。すぐそこに見えますが,

右:道はこんな感じなので,時間の割に距離的にはあまり進みません。

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左:上台まで登り切ると,高塚山と天狗岩が視界に入る。
右:右奥には九重の秀峰・三俣山と平治岳が。

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左:そして高塚山山頂。眺めを堪能したら天狗岩へ向かいます。

右:西隣の大船山の登山ルート。九重全山縦走では,東尾根経由で大船山に登る予定です。

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左:岩場を登り天狗岩へ。この白いペンキは20年前のままでした。
右:今日は天気に恵まれたので,それだけで幸せな気分になれます。

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左:天狗分れからは急な下りをこなし,
右:あっと言う間に風穴分岐へ。

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左:岩場あがあったり,こんな平坦地があったりと変化に富んでいます。
右:そしてソババッケへ。

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左:かくし水から先はそれはそれは見事な森が展開します。
右:いや~ここの森は凄い。

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左:こんな所を走れるのは最高としか言いようがありません。
右:車道のすぐ近くにこれだけの原生林があるのは,九州ではここだけでしょう。

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左:イチイも巨樹になると樹形が若木の時とはまるで異なってくる。
右:そして男池。いや~実に透明感ある青です。

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左:この辺りは散策するだけでもいいと思います。

右:帰途,黒岳を見上げる。やっぱりこの山は九重連山という枠の中で見ると,良い意味で異端児ですね。

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左:最近,喉の調子があまり良くないので,今日はここで温泉療養。

右:このロケーションもさることながら,ここは全国でも珍しい硫黄「冷」鉱泉なんです。硫黄泉と言えば,酸ヶ湯(青森),万座(群馬),野沢(長野),雲仙(長崎)などが有名ですがどこも高温で,それが硫黄泉の特徴でもあります。硫黄泉には血管拡張作用(炭酸泉よりも強力)の他に,強力な殺菌作用があり飲泉すると体内の消毒をしてくれます。私の場合,痰が絡むときに飲泉すると数日したらすっかり治りますので,重宝しています。

という感じでした。久しぶりに黒岳を歩きましたが,ここは九重離れした山ですね。森の発達やコースの多様性など,きついので敬遠されがちな山ですが,これこそ登山の本流を味わえるコースだと思います。この山を登った後に中岳や久住山に登ると,九重という山群の多様性がよくかわると思います。

★次回は沢をお送りします。遡行先は「峠谷左俣」になります。今年の沢開きで遡行した谷です。

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