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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

南阿蘇クロカントレーニング

前回,俵山トレでは一応の目標をクリアしたので,
今回は,さらにグレードアップしてみました。

俵山峠から駒返峠までの往復クロカンです。

天気が良く,暖かい中を爽快に走ることができ,
大満足でした。ロードより満足感があります。

往復38km
往路:俵山峠→駒返峠 3'47''30
復路:駒返峠→俵山峠 3'54''45
合計:7時間41分15秒

心肺面では問題ありませんでしたが,
前腕,両踵,急坂対処,荷物量,記録法
などで課題が残りました。

次に活かしていきたいと思います。


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俵山トレーニング 3/24

低気圧が九州の西に抜けたこの日,
俵山をまた走ってきました。
何としても頂上まで1時間切りたい!!

今日はいけそうな予感の中,駆け上る。
西風が冷たいが,とにかく登る。

チェックポイントで過去のタイムと比較しながら,
山頂フィニッシュ。

タイムは,59''02。

やった~,とうとう切れました。
やっと1時間切れた。
まず最初の目標が達成でき良かった。

次は55分切りの挑戦。

下りも強烈な向かい風なのに意外にスピードが出て
1'55''00とトータルでも2時間が切れました。

やはり結果が出ると嬉しいもんだ。

次は南外輪トレーニングを取り入れよう。
約38km,俵山峠~黒岩峠まで。

今夏のロブソン南壁登攀に向けて
できるだけのことはやりたい。
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大山南壁二の沢左俣 ダイレクトルンゼ 《 Ⅳ 515m(二俣~頂稜) 》

今回は大山南壁のルートです。

多くのクライマーは北壁に集中しますが,
期間限定で,南壁にも素晴らしいルートが
出現します。

今回狙いを定めたのは,二の沢左俣から一直線に
頂稜へ延びるダイレクトルンゼです。

ブッシュなしの爽快雪壁ですが,日光で落石が頻発する
前に抜けなければ危険になるルートです。

赤線が登攀ライン,青線は縦走ライン,緑線は下降ラインを
それぞれ示しています。この角度からだと全体が俯瞰できます。 
大山南壁全体図と今回のルート

九州から約6時間かけて奥大山スキー場へ。4:05am,そのまま登山開始。
アンタレスが赤く輝きを放つ満点の星空の下,二の沢へ向けて前進。 鍵掛峠の100m先,除雪際にて       白む二の沢
 
二の沢へ入り約30分ほどして空が白みだす。放射冷却で冷え込みはOK。
目指すラインは,頂稜へまっすぐ,そして美しく延びている。
1170m 二の沢二俣       ダイレクトルンゼ

登高ラインを見下ろす。あっという間に高度を稼ぐ。上部の幅7mの積岩関門を抜けると
上部雪壁が広がる。斜度は55°。ロブソンの山頂直下の斜面とほぼ同じ。
ここもグイグイ登る。このスピードはまさにアルパイン。 
ルート俯瞰       上部雪壁55°

このクライミングの充実度を物語っているパートナー。
フィナーレは深い青空へ。
充実クライミング       青空へトップアウト


ここでダイレクトルンゼを抜け,無事に頂稜に立つことができました。7:22。
駐車場から3時間17分。落石を意識しての速攻登攀でした。

この後は頂稜縦走です。朝日を浴びながらの快適な高地散歩。
ラクダの背

そして槍尾根を途中まで下降して,槍の付け根から三の沢方面へ
滑落制動で落ちていきます。高度差350mを20分で滑り落ちます。
槍ヶ峰直下にて

その後は落石の危険もなく,春の日を浴びながら下山していきます。
のんびり下降       環状道路にてツーショット

そして今日の締めは,毎年恒例の除雪作業風景です。
2台の除雪機が瞬く間に雪壁を削り崩し,雪片が水のように舞っていきます。
地元のテレビ局も来ており,辺りは賑やかでした。
除雪作業


今日もまた素晴らしいパートナー,天候,条件に恵まれて,
非常に満足のいく登攀ができました。

カナダで山岳ガイドがよく口にしていた言葉を,ふと思い出しました。
「Speed is safety.」。

今日の山行はまさにそれを体現したものになりました。

【笑顔】が自然にこぼれ,すべてのものに【感謝】し,そしてお互いを【賞賛】しあう。
日常生活の中では意識してもなかなできるものではないことが,
ここではごく自然にできる。

幸せにつながる【かえしの法則】です。

今日もこんなに素晴らしい一日を送ることができたことに
感謝です。Kさん,ありがとうございました!

アルパイン(日本) | コメント:0 | トラックバック:0 |

ベニガラ(紅殻)谷② (550m分校跡~傾山頂)

さてベニガラ第二弾。
今日は核心部の通過になります。

トンネルに車をデポし,昨日登った尾根を
分校跡まで下り,そこから遡行のスタートです。
天気は快晴,今日も期待できそうです。 

出だしは昨日の続きのようなたおやかな渓相が迎えてくれます。 
585m点のナメ       2m滝と釜

次第にミニゴルジュや右のような滝も現れ,谷は険しさを増していきます。 
805m点のミニゴルジュ       17m二段滝
 
そして現れる,核心部の入り口ともいうべきゴルジュです。
左がその入り口,右はその奥にある越えられない15m直瀑です。
さて,どうするか?
950m点のゴルジュ       15m直瀑

滝を巻いていくとここに突き当たります。
このかぶった4mの乗り越えとその上の
急なガリーが 核心となりました。
30mガリーの出だし(4m,5.7)

痩岩尾根に立ち,谷へ戻るとこんなものが
出迎えてくれ,ホッとします。 
天然シイタケ       ヒメレンゲ

ここまでくると残りは源流部のみです。
新緑が目にまぶしい中,最後の登りに
かかります。 
1395m点の渓相

登山道に出て傾山まで足を延ばしたら,
杉ヶ越までのアップダウンの激しい登山道を下ります。

道の険しさとは裏腹に,こんな鮮やかな花が咲いていました。
新緑の緑の中の紅一点という感じでした。
色鮮やかな山ツツジ


というわけで,5年ぶりにベニガラ谷を無事に遡行できました。

あれから経験を積みましたが,核心部の険しさは相変わらずな
ものでした。ここの少し前に屋久島の瀬切川に行きましたが,
技術的にはここの方が難しく感じたほどです。

谷のスケールや自然の造形・奥深さ,そして厳しさ・優しさ
ベニガラ谷は九州を代表する一本です。

★次回は,大山南壁・二の沢ダイレクトルンゼをお送りします★
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

2007.5.20日 ベニガラ(紅殻)谷① ~大堰堤→550m分校跡~

さて,今回は九州の悪渓と名高いベニガラ谷のレポートです。

入渓するのは2回目で,前回は2002年に大増水の中を遡行しています。
その時の記憶をたどりながら,懐かしく遡行したいと思います。

《データ》
●水平距離:4,275m●高度差:●620m遡行時間:7時間16分●地域:傾山南面●1:25000図:木浦鉱山,中津留,小原,見立●地質:下部は砂岩・砂泥岩互層・珪質砂泥岩,上部は流紋岩・安山岩●備考:見所は奥深い自然と渓相の多様さ,核心は三俣上部のゴルジュの処理とその上の滝の処理。雨天時はヒルが湧き出す。過去に何件も死亡事故がおきているので,入渓に関しては細心の注意が必要●人数:単独

今日は快晴,終了点に自転車をデポし,御泊集落の上から入渓。出だしの渓相。減水状態で穏やか。 
車道から見た傾山        L25mW5mトロ

この岩が「門番岩」,いよいよ。5年前と同じ場所に鳥の巣を発見。元気そうで何より。
門番岩        5年前と同じ鳥の巣

名物「長トロ」。今日は静寂そのもの。前回はこれより
1m程増水しており,ここはロープを出して4回ほど泳いで
必死で突破したのだが,今回は軽く歩いていけた。水の力は凄いなあ。
L40mW6mトロ
 
そして長トロの後に出てくる5mスダレ滝。
本流の水を一気に収束し,流れ落ちる姿は優雅。 
5m斜スダレ滝
 
そして滝上にはこんな釜も登場。これこそ自然の造形美。右の滝と釜も印象的。 2m滝とR6m釜       2m滝とR10m釜
 
浅瀬で追いかけて捕まえたヤマメ。このサイズはリリース。これからも元気でいてほしいものです。頂くのは23cm以上と私の中で決めています。右は「赤ナメ」のクランク地点。ここまで来ると旧傾分校跡も間近。
手づかみヤマメ19cm        500m点ヘアピン

そしてこれが今日の終点の10m滝。傾分校跡の所にあります。550m地点。
右岸には麓から延びている軌道跡が残っており,往時を偲ばせてくれます。
10m二段滝

そして左尾根を上り詰めると杉ヶ越近くの登山道に出て,自転車デポ地のトンネルに出ます。
杉ヶ越トンネル(宮崎県側)
 

今日は下部半分だけだったので,快晴の下,気楽に遡行できました。
5年前の大増水時と比べると雲泥の差で,悪魔と女神の両面を見た思いです。

明日は,いよいよ傾山まで突き上げる後半部を遡行します。
地質がガラッと変わり(地形も変わる),この谷を悪渓たらしめているものが
潜んでいる区間です。

5年前の遡行時はガスの中での遡行で,非常に厳しかったことだけが記憶にあります。
さてどんな遡行になるのか・・・。

つづく。


テーマ:アウトドア - ジャンル:趣味・実用

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

俵山トレーニング

今日は「俵山トレーニング」を紹介します。
心肺強化のために,2~3週間に1度の割合で取り入れています。
内容は,『山を走って登って下る』,だけのことです。

《コース》
揺ヶ池登山口(標高280m)→約4.4km 約60分→俵山山頂(標高1094.9m)→約3km 約30分→           俵山峠(標高720m)→約6.8km 約30分→揺ヶ池登山口

時計に喩えると,登山口が9時,山頂が6時,峠が2時の所に位置する感じです。
もちろん12時が北を指します。反時計回りで周回するコースです。

まず山頂までは一気呵成に走って登ります。
何とか1時間を切れるよう,とにかく走ります。

しかし,そうは甘くありません。
こないだも"これはいける!"感じでしたが,
山頂タイムは,1'00''08・・・この8秒に壁があるのです。

山頂からは素晴らしい眺めの中を,快適に走り下ります。
外輪山の縁にルートがあるので,壮大なカルデラを眺めながら
走ることができます。極上のランニングコースです。
山頂近くからの阿蘇五岳
 
峠まで下ったらあとは車道を走り下ります。
ここも下るにつれて熊本平野の展望が開け,
実に爽快な気持ちにさせてくれます。
思わず"うぉー"と叫んでしまうくらいの気持ちよさです。
扇坂からの一望

そしてもとの登山口に戻っていきます。

家の近所をランニングするよりも遙かに充実した気分に
させてくれる,そんなコースです。

そして終わったあとは近くの「泉力の湯」でさっぱりして,
心身共にリフレッシュできるという,申し分ないトレーニングなのです。

走っている時はしんどいですが,その先に達成感や喜び
があるので苦しくても走れるのだ,と感じます。

苦しいときの人間を支えるのは,【ささやかな希望】なのでしょうね。

★次回は,九州を代表する悪渓【紅殻(ベニガラ)谷】のレポートです★
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平山温泉 第三弾 「やまと旅館」

前回の続き,平山温泉です。
今回は「やまと旅館」という老舗に浸かりに
いってきました。

《データ》
泉温:42.3℃ pH:9.6 泉質:単純硫黄弱放射能泉 料金:\400 ( +ロッカー\100 )

建物外観


山鹿市から行くと奥の方に位置する温泉です。

内湯と外湯があり,歳月を感じさせる造りになっています。
内湯で6人前後,外湯は2人くらいが定員のようです。

私以外に湯治客は1人しかおらず,ほぼ貸し切りで楽しめました。

他の場所と違い,弱放射能が含まれていますので,
これが細胞まで浸透し,体の芯から暖まる感じです。
湯上がり後にサラっとした汗が大量に出るのも特徴で,
体が生き返る感じがあります。

施設的には古さがありますが,
とても良い湯でした。

またここは豆腐料理が有名なようで,
次回はそっちも楽しみたいと思います。






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阿蘇・地獄温泉

今日は阿蘇の地獄温泉『清風荘』を紹介したいと思います。

《データ すずめの湯》
泉温:66.0℃ pH:3.04 泉質:単純硫黄泉 料金:\400

建物外観

建物内で料金を支払い,湯船までは外の通路を
下って行きます。

すると内湯と外湯があり,外湯を「すずめの湯」と呼んでいます。

ここは硫黄泉なので,まず第一に強烈な硫黄臭がします。
よく言われるように「腐卵の匂い」です。
この臭気には硫化水素ガスが含まれ,これが体内に取り込まれると
血管拡張作用をもたらします。

また硫黄分は空気に触れると黄白色に変色しますので,
湯船の中は濁った色になっています。この湯には強力な
殺菌・漂泊作用がありますので,その効果が期待できます。

ただ,硫黄泉は強烈な刺激がある泉質ですので,皮膚粘膜が過敏な方や
乾燥肌の方には向いていません。湯あたりがおこりやすいことも特徴です。

私が入浴した日は小雨が降っており,それが後にみぞれに変わるような
寒日だったので,体を芯から温めることができ良かったです。

ただ体に残る硫黄臭だけはいただけませんが・・・。

次回は,平山温泉「やまと旅館」を紹介したいと思います。

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平山温泉 パート2 【一木一草 ( いちぼくいっそう ) 】

温泉紀行第二弾,平山温泉。
またまた行って参りました。

今回のお目当ては一木一草 ( いちぼくいっそう ) です。
さて,どんな感じなのか楽しみです。
①《造り》 ②《湯》 についての感想を述べたいと思います。

一木一草(いちぼくいっそう)

①《造り》 について
建物の趣や細部へのこだわりに,建築者たちの意識が現れており,
非常に良かったです。自販機前のおき火なんかは初めて見ました。

これほどの造りとそれが醸し出す独特の雰囲気を兼備する温泉には
そうそう巡り会えないと思います。

私の中でもベスト5に入ります。

②《湯》 について
こちらは造りに比べて「ん?」という感じです。

中には【天空の湯】という半露天湯と【洞窟湯】があるのですが,
外気との接触が多く,寒い時期には厳しいと感じました。

洗い場や移動通路では急がないと体が冷えてしまいます。
ただ洞窟湯のあの雰囲気は最高でした。

それとアルカリ独特のヌメリがかなり抑えられている
印象を持ちました。嗜好の問題があるとは思いますが,個人的には
あのヌメリ感が何とも言えない訳で,ちょっと寂しかったです。

いずれにしろ,
こうしてまた一つ名湯を訪れることができ幸せでした。
全ての湯に入ることを目標に
通い詰めたいと思います。


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アソパイン⑥

またまた懲りずにやってきた阿蘇。
今年は予想以上に通うことができ,満足。
特に昨年が寡雪だっただけに,その分も含め
登りまくっている感じです。

今日は2本のルートを開拓できました。
《データ》
登高:仙酔峡7:23→関門8:18→境界尾根11:23→赤紫壁取付12:08→ダイレクト尾根14:00→14:47頂上台地
下降:頂上台地14:57→16:06仙酔峡

関門を行く 5m氷瀑を乗っ越すKさん 境界尾根ケボゲ岩ルート取付

ケホゲ岩 紫壁左ルート左ルンゼルート

25m懸垂と少しの登りでルート取付へ 紫壁核心部

左ルンゼ核心後 最後,頂上台地へのトラバース


開拓したルートは,
①境界尾根:けほげ岩ルート (Ⅳ,4P,180m)
②赤紫壁:左ルート左ルンゼ (Ⅴ,4P,155m)

いずれも好奇心をかき立てられたり,
濃密な緊張を強いられたりと,
非常に充実したものになりました。

これもKさんのお陰です。
ありがとうございました。

今年はおそらくこれで終わりだと思いますが,
来年はさらにルート開拓をしていこうとう思います,
期待を込めて。








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