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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

西内谷:右俣

さて今回はさらにグレードアップして,
【西内谷:右俣 日帰り遡行】に行ってきました。

コースはチッソ~西内谷右俣~京丈山~平家山~国見岳~内大臣林道~チッソ
のロングコースです。天気は上々,どうなることやら・・・

《データ》
●水平距離:6,725m ●水平距離:963m ●遡行:6時間22分 ●下山:7時間48分 
●地域:京丈山東面 ●1:25000図:国見岳・緑川 ●地質:泥岩・砂岩・石灰岩・チャート・粘板岩
●備考:西内谷も他同様,かなり荒れている。かつての美しさは消失。右岸の林道や上部まで旧軌道跡が残っているので,エスケープは容易 ●人数:単独

左:内大臣林道は,入口から5.23kmの所にあるチッソ取水堤まで車で入れる。ここからは約20分,2kmの林道歩き。西内谷に架かる橋から様子を伺う。かなりの荒れようだ。
右:通常なら上部取水堤から下はチョロチョロとしか水流はないのだが,この日はゴウゴウと流れていた。今回で4回目だが,これは初めてのことだった。
入渓橋       取水堤下の8m滝

左:下部名物の20m段滝。左の岩場を登るのがノーマルルート。今回は岩裏に回り込んで登ってみる。ほぼ垂直の木登りで突破。
右:右俣に入り出てくるゴルジュ内の滝の一つ。ここは左の岩稜を登る。上部の良さを感じるためにも,ここのゴルジュは突破したい。
20m段滝       ゴルジュ内の5m滝

左:ゴルジュを抜けた後に振り返る。朝の斜光が良い感じ。
右:林道が横切る地点,西内谷第3号橋にて。下山のランの事を考え荷は最小限。
光射す渓       今日の装備

左:林道上部はこんな感じで延々と続く。
右:下部のゴルジュを突破した後にこれがあると,より幸せを感じる事ができる。
木漏れ日の渓       たおやかな渓

左:ちょっとしたアクセント。気持ちが非常に落ち着く。
右:これもアクセント。真っ赤なチャートはよく目立つ。
小滝       チャートの赤岩

左:倒木にビッシリと張り付いていたキノコ。今年は降雨が多かったので,条件は良い。
右:山頂は間近。
ヒラタケ       源流域

左:遡行終了。何とか午前中に上がることができ予定通り。さて,ここからが後半戦。山岳トレランだ。

平家山めざし,東進していく。ワナバ谷分岐からしばらくは順調だったか,その先の1421mピークのある尾根に迷い込み,ガサガサと藻掻く。テープを見つけホッとして走り出すも何を勘違いしたのか,京丈山方面へ戻っていることに気づき,唖然。仕方ないので,目丸山からの下山ルートに変更。これで2時間30分,5,49kmのロス。いくらスズタケ藪がひどいにせよ,逆走していたとは・・・反省。

右:気を取り直し,柏川林道を行く。車は入れず,林道はうっすらと地衣類が覆い良い感じになっていた。
京丈山頂       柏川林道上部

左:目丸山へ登り,青石登山道を下り,グルっと周遊する形で,チッソまで戻ることに。最短ルートは1228mの前馬子ピーク手前のコルから右下へ小沢を高度差60m下り右尾根に乗り,さらに100m下ると西内林道の終点に出るルート。だがトレーニングを兼ねているので自分に負荷をかける。
右:最新グッズ。森の中や雨雲下でもきちんとルートをトレースしてくれる頼もしい相棒。このお陰で先ほどの道迷いの件もナゾが解けた。
目丸山の青石登山道       今日の伴侶

左:後半は車道や林道を走るので山中で迷うことはなくなった。が,距離があるのでじっくり走る。急がずとも確実に行けば,必ずゴールできる!という希望を胸に走る,走る,そして走る。
右:今日の格好。
ネムノキ       今日のスタイル


日も暮れ暗くなる一歩手前,ようやくチッソに止めてある愛車にたどり着きました。
距離を見ると27.54km。よく走りました。西内谷と合わせ約34km,忍耐トレーニングとなりました。

西内谷:右俣は2002年に1泊2日で遡行しましたが,残念ながらあの時の美しかった渓は
そこには在りませんでした。散在する流倒木,溜まった土砂,抉られた両岸など
見るも無惨な姿になっていました。ただ上流域は何とかあの頃の面影を見ることはできたので,それが唯一の救いでしょうか。

益々ハードになっていくトレーニングですが,楽しみながら,無理せずに
取り組んでいこうと思います。





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沢(九州) | コメント:5 | トラックバック:0 |
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