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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

霧立越トレラン <向坂山~平家ブナ>

阿蘇北面は氷が未発達だという情報を得て,予定変更。
またまた雪山を走ることにしました。

場所は霧立越,向坂山と平家ブナ間。7,790mの往復。

西南戦争で西郷軍が敗走した道,また馬見原と椎葉を結ぶ駄賃付けの往還路
として歴史ある尾根道。

左:日肥峠(杉越)までは緩やかな道。雪は締まっていそうで,ズボズボ。トレースに助けられる。
右:白岩からの眺め。向霧立越方面。奥に3つこんもりとした鈍頂が確認できる。右から国見岳,小国見岳,そして五勇山である。
日肥峠(杉越への道)       白岩から向霧立越方面

左:ネットに絡まった子鹿。首にネットが絡まり苦しそう。急いで救出。が,近づくと暴れて手がつけられない。しまいにはグッタリしてしまった。おちたな(気を失ったな)と思い,急いで救出。まず首からネットをはずし,呼吸と心拍の確認。心拍は100近くで高いが,ともにOK。あとは気道確保と意識が戻るまでの体勢保持に努める。このあたりは人間の場合とまったく同じ処方。そして3分後,うつろだった瞳に精気が戻り始め,復活。まだフラフラしながらも谷の方へ下っていった。気をつけてな。同じ自然の中で生きる者同士,しっかりと生きていこうな。山を始めて13年,日本で野生の生シカに触れたのは初めてで感動。それとカナダでのレスキュー研修がしっかりと身に付いていることにも感謝。様々な状況の分類,その対処法と実践。レスキュー先進国での経験は一生もの。

右:灰木の頭(はいぎのかしら)から扇山方面を望む。ここから道は登り調子になる。しかし天気がいい。
ネットに絡まった子鹿       灰木の頭から扇山方面

左:馬つなぎ場。この辺はまったくトレースがなく,進むのに時間がかかるが,最高。
右:南に進むにつれて雪解けが進む。
馬つなぎ場       南面では雪解けが進む

左:枯林のなかに白い白線が延びる。冬の道。
右:向坂山を望む。道が白筋となって視認できる。
雪がしめす道       最後の登り,向坂山

とまあ,こんな感じの一日だった。

雪道を走るのは砂を走るのと似ている。
クッションがいいかわりに力がことごとく吸収されるので,足腰の鍛錬にはもってこい。
ほんと,冬のトレランも味わい深いものがある。

★☆★次回は天気次第ですが,寒波が来たら阿蘇北面ダイレクト尾根ノーマルルート:右ガリ-バリエーション,または,傾山周遊(九折起点)のいづれか。
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