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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

トレイルラン ★傾山周遊★

今回は,大分の祖母(そぼ)・傾山(かたむきやま)系最後の調査コース,
傾山の周遊に出かけてきました。

本来なら阿蘇北面の予定だったのですが,仙酔峡で氷結が甘いと判断,
傾山へ転進ということに。

傾山という名前に関してこういう伝承が残っています。
「その昔,傾山が祖母山に恋いこがれて頭を祖母山の方に傾けたので,そう呼ばれるようになった。」

また,こんな話もあります。
「昔,祖母山と傾山が背比べをした。そこで両方の山頂に樋をかけて水を流してみると傾山の方から祖母山の方へ水が流れた。それに怒った祖母山は,傾山の頭をたたいた(あるいは押した)ので,傾山の頭が傾いてしまった」

いずれの話にしろ,昔の人々は山をそんな風に捉えていたのでしょう。
神聖な場所として崇めながら一方で,人間臭さを漂わせ親近感を感じる,といった具合に。

そう言えば,熊本の金峰山(きんぽうさん)と飯田山(いいださん)にも似たような話が伝わっています。

左:仙酔峡の滝。この滝の氷結具合で北面のおおよその状態がわかる。これは甘い。程度としては,赤谷上部の大滝が凍っている程度。気温も高めで断念。傾山へ。

右:今日のコース。左上の上畑(うわはた)出発,中心の九折駐車場までロードラン,そこから下に進み,九折越。右へ傾山,上へ三尾,そして左へ九折駐車場(四角形の左回)。最後は元の上畑まで。
ロードが7.7km,山道が11.1kmの,合計:18.8kmのラン。
仙酔峡       今日のルート

左:まだいるのかな。因みに最後の捕獲は1987年。
右:最初は山手本谷左岸のこんな道で始まる。
看板       渓谷沿いの道

左:カンカケ谷に出合うと上流へ向かう。途中にはこんなケルン(道標)があり,誘導してくれる。
右:尾根を一登りすれば林道へ。
カンカケ谷のケルン       林道

左:こんな感じの粉雪が地面に塗されている。
右:九折越への登りから見える傾山。骨太で格好いい。
木の葉上の雪       傾山

左:九折越。前回とは大違いで冬の装い。
右:走るにつれて次第に大きくなってくる傾山。右から,後傾,本傾(最高点),前傾。
九折越       千間山からの傾山

左:後傾からの本傾。寒そうな感じ。

そして傾山着。標高差:1,230m 距離:9,180m 時間:2時間50分40秒。
上畑から3時間切れたのでOKかな。

ここから下りが始まる。

右:本傾からの下り。走ってきたルートを振り返る。
後傾からの本傾       九折越を振り返る

左:五葉塚からは右の水場ルートと左の坊主ルートに分岐。左の坊主ルートへ。いきなり15mの岩場下り。このルートは岩場・崖上にルートがあり,登山道にしては危険度が非常に高い。油断禁物。

右:振り返ると九折越までの九折れの道がよくわかる。上手にジグザグを切って登っている。こんな様子がわかるのも木々が葉っぱを落とした冬ならでは。
五葉塚からの岩場下り       九折越への登り

左:足の左下は高さ200mの断崖。先に見える林道との高度差は約800m。この高度感は九州でも三指に入る思う。
右:見事な芸術品。凛と研ぎ澄まされた冬の風物。
道の脇は崖       氷の芸術

左:2つ坊主・3つ坊主の岩峰を越えると道は穏やかに。三尾までは爽快なトレラン。
右:松の倒木にあったキノコ。ヒトクチタケといって枯れた松につくキノコ。
三尾への尾根道       珍景

左:傾一の名瀑,観音滝。ここには断層が走っており,滝上には坑道が見られる。かつてここには豊栄鉱山があった。
右:かつての名残を残す道。九折越との分岐点。真っ直ぐ進むと駐車場に行き着く。
観音滝78m       旧トロッコ道

駐車場からは上畑まで3,860mのロード。
最後の急坂で一部歩いてしまったが,何とか走りきれゴール!

距離:9,600m 時間:2時間52分03秒。
帰路も3時間を切れてOKかな。

これで上畑起点の祖母・傾の距離測定が終了。
全行程で,38,5kmのコース。
言われていたのよりも随分と長い。

今年の4月には一日トレランの予定。
目標は13時間切り。



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