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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

南阿蘇トレイルラン 【 高森峠→萌里 】

今回は,南阿蘇のトレイルラン。
通常とは逆コースで走ってみる。

高森峠→萌里コース。

左:早朝の高森峠
右:ツクシヤブウツギの花。初夏の彩り。
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左:中坂峠を越えて振り返る。
右:崩土(くえんと)峠。藪の中。
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左:清水(きよみず)峠の電波等。峠まで1時間18分54秒。まあまあのタイム。
右:電波等を過ぎ,国有林へ入る。左奥は高千穂野(たかじょうや)のピーク。あそこには激急階段が。
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左:快適トレラン。
右:もう駒返峠。2時間27分09秒。
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左:美しい林。
右:足元の若芽。
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左:ミヤマキリシマ。
右:地蔵峠を望む。この辺りからなだらかな尾根が続き,走るのにはもってこい。
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左:グリーンロードの冠岳入口。3時間50分48秒。何とか6時間は切れそうだ。
右:陽光差し込むトレイルは爽快。
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左:またまたミヤマキリシマ。
右:ヤマツツジ。
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左:いよいよ最後の関門,俵山への上り。護王峠から高度差:197mの登高。
右:先行者。最後の急坂。足裏を上手に使い,登っていく。
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左:俵山山頂。ここからは萌里まで4.600mの下り。いつものトレーニングコース。
右:萌里間近。もう少し!
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そして,ゴール!

距離:31.45km / 累積高度:1.888m / 時間:5時間46分45秒

摂取:水分2L(アミノバイタル2倍濃縮),アミノバイタル3,600mg粉末×2,メダリスト固形×2
朝食を十分に摂ると,この程度の時間と負荷ならば,固形物は必要ありませんでした。

何とか目標の6時間は切れました。
先日の祖母・傾に比べると,はるかに走りやすい感じでした。

今後の課題はちょっとしたアップダウン(高度差50m前後)の走行かな。

登りで走れる範囲を広げることと,坂の傾斜に応じて素早く行動を切り替えること,を痛感しました。

6/28のイベント時には,しっかりと6時間を切れるように,作戦を立てたいと思います。

★次回は,「六弥太谷 in 椎葉村」をお送りします。


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祖母・傾周遊トレイルラン

雲一つない快晴の下,一日で走ることができました。

【コース】
上畑-大障子-祖母山-古祖母山-本谷山-傾山-(坊主コース)-九折-上畑

【総距離】
39.58km

【累積高度】
3,750-3,850mくらい

【時間】
13時間13分24秒

区間 A:上畑~祖母山 ●距離:10,950m ●時間:4時間20分24秒

左:出発点はここ。上畑の健男社(たけおしゃ)前。天候を司る社で,しっかりと入山前のお参りをしていく。

右:出発直後は伐採が進む区間。
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左:急登をこなし黒岩を過ぎると気持ちのよい尾根道。
右:地籍棒の立つピークからは好展望が得られる。傾山(左)~笠松山(右)の尾根筋。
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左:しゃくなげの花に癒される。今年初。福島や滋賀の県花であり,花言葉は「威厳・荘厳」。世界的にも極めて広範囲に分布する花の一つ。ツツジ科なので花期は5月頃。こんなにきれいなのに葉にはロードトキシンなどの毒を持つ。美しい花には毒がある?

右:前障子(障子)岩の基部。ここを上ると頂上。2級程度の岩稜上り。
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左:前障子岩山頂からの眺め。ここまで1時間32分35秒。これから走るルートが見て取れる。中央の突峰は大障子岩。右奥のトンガリが祖母山。左端の最低部は尾平越。先はまだまだ長い~。

右:尾根道は快適に走ることができる。朝の尾根は心地よいランニングができる。
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左:大障子岩の西面。絵になる絶壁。
右:通称「鹿の背」。コース上の良い刺激になる。八丁越からコブを2つ越えた所にある。
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左:う~ん,いい感じでトレイルは続く。こんな所を走れて幸せ。
右:池の原展望台からの眺め。眼下は立ちすくむような絶壁。
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左:祖母山(右),障子岳(左)が随分と近づいてきた。
右:振り返る。どっしりとした本谷山(中央)と傾山(左奥)。中央下は尾平集落。
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左:9合目小屋。ここで水を1L補給。背負っているハイドレーションは3L用。中身はアミノバイタル。

右:そして祖母山頂へ。4時間20分24秒。予定の5時間を大幅に縮小。やっぱり天気が良いと調子が上がります。山頂はすでに登山客で賑わっている。今回は休憩しないので,すぐに出発。
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左:山頂でのショット。疲労はまだほとんど感じない。
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このA区間は,総距離の約4分の1,累積高度差の約2分の1を占める重要な区間でしたが,順調に走れました。日が高くなり気温も上昇するこれからが本番。

区間 B:祖母山~本谷山 ●距離:11,956m ●時間:3時間28分29秒

左:この時期にしては珍しいアケボノツツジ。通常なら4月末~GW頃の花ですが,今年は4月末に強烈な寒の戻りがあったせいで,花期が長引いている。ミツバツツジ,アケボノツツジ,シャクナゲと通常なら花期がずれる花々を,同時に愛でることができる。

右:烏帽子岩(中央)と障子岳(右)。この区間は高い樹木がないので,真上からの直射日光にやれっぱなし。疲労が徐々に溜まってくる。
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左:障子岳近くからの先のルート。古祖母山(右),凹みの尾平越,そして本谷山(左奥)。460m下って470m上る区間。気が滅入る。どうせなら尾根をまっすぐにしてほしい。

右:障子岳を振り返る。
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左:10mほど岩の割れ目を下る。こういうのも刺激的。
右:ブナの森の新緑。清清しいが,ここまで来ると,なんだかもう見飽きた感じ。贅沢だよね。
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左:快適なトレイル①。古祖母山からの下り。
右:快適なトレイル②。尾平越からの上り。
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左:通称:「ブナ広場」にある威厳ある古木。
右:ミツバツツジ。まだ咲いている。普通なら3月~4月くらいなのに。
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このB区間は,本谷山への470mの上り返しが一番の核心でした。予想通り大腿四頭筋(ふともも前面の筋肉)が疲れだし,のぼりがきつくなってきました。通常なら尾平越→本谷山は55分くらいですが,71分もかかっています。時間的にも一番暑い時間帯で,踏ん張り所でした。

区間 C:本谷山~傾山 ●距離:7,080m ●時間:2時間23分23秒

本谷山→笠松山→九折越区間は,基本的に下りですが,途中にちょっとしたピークがありその度に上り返しを余儀なくされ,しまいには上りで一息をつかないと,上れないようになってきました。平地でも足が棒のようになる感覚が出てきました。脚筋力の限界が近づいている。

左:紅葉が美しい九折小屋前の美林。ここはお気に入りの一つ。
右:九折越。
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左:傾山への道。最初は快適。
右:ふいに鹿と遭遇。まだ1歳の若いオス。あまり人を警戒しなかった。
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左:千間山の先から見る傾山。カッコイイ。
右:そして山頂。上りはもう限界的。上る→呼吸を整える,の繰り返しでようやく到着という感じ。
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このC区間が今回の最大の難所,核心でした。下りはこなせるものの,上りが覿面にきつい。足は上がるがそれに呼吸が追いつかない,つまり心肺が酸素を十分に回せない状況。ただ,ここまでくれば後は基本的に下り。最後まで気を抜くことなく走り抜こう。このきつい状況で踏ん張れないと,いざという時に使えない。

区間 D:傾山~上畑 ●距離:9,590m ●時間:2時間42分17秒

左:五葉塚から坊主コースに入る。すぐに現れる最初の難場。クライムダウン。
右:左下はすさまじく切れ込む。絶景。
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左:水場コースと合流,三尾への快適尾根道。快適に走り下る。

右:三尾着。傾山から1時間20分。標準タイム。いいぞ。まだまだいける。日も傾き,涼しくなってくると調子が上がってきた。
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左:観音滝。慎重にトラバース。

右:いよいよ最終章。何が何でも走りきるしかない。幸いにも復調してきた。さっきの沢で1L補給した時の,2倍濃縮アミノバイタルが効き始めているのか。
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左:最後のロード途中から見上げる坊主コースの岩峰群。日の名残を浴びて,優しい感じになっている。

右:最後の140mの急坂を止まらずに駆け上がり,ようやく,ようやくゴール!!
13時間13分24秒。こうして長い長い祖母・傾周遊は幕を閉じた。

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今回,ほぼ計画通りに走りきることができました。目標の13時間を切ることはできませんでしたが,それが今の自分の力だと感じています。

長時間走り続けることで現れる身体・精神面の変化,行動食の摂取量・タイミング・内容など学ぶことはたくさんありました。

今回のトレランはこれまでの一つの目標でありましたが,今後は,これが先々のトレランの一つのスタンダードになると,今,確信しています。

何はともあれケガなく完走でき,すべてに感謝です。

次は季節を選んで逆コースでトライしてみようと思います。5月は暑い。


★次回もトレラン。高森峠→俵山→萌里 をお送りします。大会前の試走です。切れるか?6時間。



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祖母・傾周遊トレイルラン

まずは簡単な報告まで。

コース:上畑~大障子~祖母山~古祖母山~本谷山~傾山~坊主ルート~三尾~九折~上畑

総距離:39.58km 累積高度:3,750-3,850mくらい 時間:13時間13分24秒

目標だった13時間は切れませんでしたが,全力を出し切ったトレイルランでした。

詳しいレポートは,近日中にアップ予定。



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脊梁山地:緑川流域 【湯鶴葉谷:左俣】 

今回は,GWの屋久島後の通常遡行。

場所は,緑川源流域にある,湯鶴葉集落の北を流れる「湯鶴葉谷」。
稲積山への登頂も兼ねて足を伸ばしてきました。

《データ》
●水平距離:3.300m  ●高度差:739m ●遡行時間:4時間15分(1時間のお昼寝含む) 
●下山時間:59分48秒 ●1:25,000図:緑川

●地質:粘板岩・砂岩・礫岩が基盤となっており,そこに輝緑岩・蛇紋岩・石灰岩の小規模貫入が見られる。稲積山自体は,尾根を東に越えた鞍岡にある突峰の冠岳と同じ流れの花崗岩峰。

●備考:場所は緑川源流の滝下~湯鶴葉集落間にある左岸支流。本流沿いには植林の手が入っている。また標高780m付近では林道工事中。左俣はそこから稲積山に突き上げる支流。地形図を見るとわかるが,大滝はやはりあるべき所にあったな,という感じ。

左:本流は大人しい渓相。
右:滝はせいぜいこのくらい。4mスダレ滝。
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左:癒しの空間。あまりに心地よかったので,小1時間ほど昼寝zzzzzzz.
右:二俣から左俣に突入。
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左:そして登場!大滝①45m斜段滝の中段15m。下には20m斜,上には10m斜滝が隠れている。

右:大滝①の上のゴルジュに懸かる大滝②25m直滝。一条の白線となってスーッと落ちる様は見事。久々に出会えた美瀑。
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左:水の躍動。
右:現流域の林相。一度伐採が入ったあとの二次林。西内谷上部と酷似。
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左:稲積山から北方の展望。左奥遠景の台地状の山は,阿蘇高岳。
右:稲積山の湯鶴葉登山口に広がる美しい疎林。人手が入っているとはいえ,稀に見る美林。
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左:下りはもちろんラン。最近,ようやく下りの走り方がわかってきた。湯鶴葉集落と稲積山のとんがり(中央奥)

右:今日も一日,素晴らしい日をありがとう!
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小規模ながら大滝と美林によって印象付けられた谷でした。

★次回は,上畑起点,反時計回りの祖母・傾周遊をお送りします。切れるか?13時間。

    
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09GW  屋久島溯下降

お待たせしました。
PC環境がようやく復旧しました。

今回は,ゴールデンウィーク in 屋久島 をお送りします。

行程は,宮之浦→安房→淀川登山口→花之江河→栗生歩道→小楊子川二俣→花之江河→石塚小屋→安房川南沢→荒川登山口 という感じです。それと尾之間→←モッチョム岳トレラン。

今回はどんな旅になるのか,今からワクワク(ドキドキはもはやなし)。
60枚を超える写真がありますが,最後までお付き合い頂ければと思います。

≪データ≫
★地域:屋久島  ★地質:屋久島花崗岩(長石結晶が特徴)  
★天気:4/30-5/2晴れ  5/3曇(午前中少雨)  5/4小雨  5/5快晴

●期日:4/30-5/2 ●溯行対象:小楊子川右俣:花之江河沢 
●高度差:840m   ●水平距離:5.550m ●遡行時間:12時間31分
●一言:屋久島基準では中程度の距離。技術的難度はルートの取り方によるが,無理をしなければ問題は少ない。下流のゴルジュ,ゴーロ処理,源流の日本庭園,と渓相が素晴らしい。屋久島内で遡行を勧める一本。小楊子川を下流から遡行する場合は,コケシスラブの突破が最課題。①右スラブ巻→②左スラブ巻→③巨岩中の内面登攀,の順に難度が上がる。③はそれなりに苦労させられる。

◆期日:5/2-3  ◆下降対象:安房川南沢 
◆高度差:740m ◆水平距離:5.550m  ◆時間:7時間40分
◆一言:ゴーロ中心の沢。大した困難はない。下降でゴーロ帯を巻く場合は,ほぼ右巻。旧道が残っているので,エスケープも容易。右谷出合の15m滝や奥石塚沢と24k沢の間にある枝沢に懸かる50m斜滝は見もの。石塚沢出合付近は巨岩がゴロゴロ。

【 DAY① 4/30(木) 晴れ】
宮之浦~安房~淀川~花之江河~栗生歩道1026m地点


左:1年ぶりの宮之浦港。屋久島の表玄関。また来たよ~。
右:安房の牧野までバス(\850/47分),そこからタクシーで淀川登山口まで(\5,000/42分)。
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左:淀川小屋の清流はいつも澄み切っている。この透明感は屋久島を象徴している。ミラーシャイン!
右:登山道脇の巨木,といってもこの程度ならば島ではまだまだです。逞しさの一枚。
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左:栗生歩道1026m地点のビバーグ地。昨年はここまでやってきて雨天のため撤退。その場所に,くしくも昨年と同日に再訪。1年前に止まったままの針を,明日から動かさねば。夜は満点の星と焚火の中,三岳とサバ節で入渓祝い。しまった~,サバ節につけるマヨネーズとみなと醤油忘れた・・・。
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今日は予定通りに移動できた。明日からの遡行に思いを馳せる。

【 DAY② 5/1(金) 晴れ】
ビバーグ地~小楊子川二俣~花之江河沢分岐~源流ビバーグ


左:ビバーグ地から枝沢を下り35分で二俣に降り立つ。読み通り,ここのルートが二俣へ下る最短のルートのようだ。右俣の始まり。谷沿いには進めず,いきなり右手の樹林巻き。屋久島の特徴の一つに,「岩を巻く」というのがある。

右:遡行開始後,40分くらいで到着する右俣ゴルジュ。見た目と裏腹に通過にはカムとアブミ必携(または相方のショルダー)。正面の4mスダレ滝の右壁に張り付いていたが撤退。左上を大きく巻いていく羽目になる。
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左:巻きの途中からゴルジュを見下ろす。ゴルジュといっても,宮之浦川,小楊子川左俣,瀬切川ほどの峻険さはなく,樹林の中を歩いて進める。グリーンの瀞が美しい。

右:ゴルジュを抜けた後でのショット。厳しさのあとの優しさ,みたいな感じ。
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左:屋久島の水
右:たおやかな平流
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左:世にも珍しいポットホール。これは下まで貫通しており,水流が見える!深さは約1m。水の力で穴に入った小石が周りを削ってできたにせよ,何という自然の摂理。やはり屋久島は「水の島」。

右:ここからは花之江河沢。急斜でぐんぐん上昇し,しまいにはゴルジュとなる始末。この10m滝はどうしようもなく,左のゴルジュ上に逃げる。
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左:これが花之江河最大の「花之江大滝」。スラブ上を流れる優雅なスダレ滝40m。上部にも見えない滝がある。
右:ゴーロ帯をこなしていくと源流に突入。これがうわさに聞く,花之江河の源流か。
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左:う~ん,この地から受け取る印象は,もはや思考や言葉を超えている。
右:なぜかこんなところにある大岩。これで高さ10m,幅15m。左下の小岩との間に黒い部分がありますが,あれで1.75m,成人サイズ。
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今日も予定通りに源流でビバーグ。下部のゴルジュと上部の源流,素晴らしい遡行となった。

【 DAY③ 5/2(土) 晴れ 】
花之江河沢源流~花之江河~石塚小屋~安房川南沢~石塚沢出合815m地点


左:ここはパラダイス。険しい谷を溯ってこそ到達できる約束の地。しかし,今朝は寒かった。気温は3℃。1600mの高度は甘くはなかったな~。

右:地図と首っ引きになりながら詰めると,ここにポンッと出た。花之江河。ドンピシャ。このアングルは新鮮。
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左:初めて訪れる石塚小屋。屋久島で人が多いのはメインコースで,そこをはずれると人に会うことはそれほど多くはない。

右:小杉谷からの旧表道を辿りながら安房川南沢に降り立つ。大河の安房川もここではかわいい流れでしかない。
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左:徐々に幅が出てくる。
右:これも屋久島ならでは。植物の逞しさ。
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左:上流のコケのある渓相。
右:岩の上に張り付いて生きる新芽。
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左:中流になると視界が広がってくる。
右:右岸には昔の軌道が埋もれている。
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左:軌道跡を下っていると不意に現れたトロッコ。ひっそりとした空気が往時を偲ばせる。
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予定通りに下降でき,感謝。明日はいよいよ遡下降最終日。最後まで安全にいこう。

【 DAY③ 5/3(日) 曇り 】
石塚沢出合815m地点~安房川二俣~小杉谷事業所跡~荒川登山口~安房


左:一夜を明かした砂地。ここまで高度が下がると寒くはない。
右:今日も晴れますように。
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左:大岩の上の森。これも屋久島ならではで,これこそが屋久島のミニチュア。島の基底となっている花崗岩の上に僅かに植物が乗っている島そのものを表している。

右:二俣が近づくと幅が広がってくる。渓相は穏やか。
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左:屋久島花崗岩。長方形の長石の結晶が特徴。

右:下降のワンシーン。今回の遡下降は終わりに近づいているが,沢屋の先には次なる未知の沢が見えている。
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左:サクラツツジの花。花言葉は「自制心」。
右:二俣から南沢を振り返る。長い下降だった。
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左:ヤクシカ。本土のよりも小柄。軌道跡で餌を探していた。接写をOKしてくれた。
右:小杉谷事業所跡。夢の跡。ここでのんびり甲羅干ししていく。
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左:安房川に架かる木橋。昔は手摺がなく,恐々と渡っていた。
右:荒川登山口の表示。簡易携帯トイレの販売。島も年々,変化している。
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これで3泊4日の遡下降は終了。あとは尾之間に移動して,トレランをするのみ。

【 DAY④ 5/4(月) 小雨 】
安房~尾之間


左:旧安房大橋。橋下の安房川には親しみが湧く。
右:安房の町並み。島独特の長閑な雰囲気が心地よい。
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左:ホルンフェルスの岩。ホルンフェルスとは熱作用を受けて変化した岩のこと。花崗岩などの深成岩が地表に隆起する際,周りの岩石はその熱による影響を受け,変化する。熱作用の場合,鉱物の性質が変化し,ガラス状になったり焼き締められたりするので,非常に硬い岩石に変化することが多い。屋久島の場合,島の周辺部はホルンフェルス,中央部は花崗岩という構成になっていることが多い。

右:安房をうろついた後は,一路,尾之間の民宿ハローへ。
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この日はのんびりDAYなので,安房をウロウロ。夕方からハローへ移動。

【 DAY⑤ 5/5(日) 快晴 】
尾之間~モッチョム岳~尾之間~宮之浦


左:民宿ハローとモッチョム岳。このモッチョムという言葉は種子島地方の方言で,英語で言うところのcuntだそうです。なるほど種子島の方向(東)から見ると確かに巨大なそれに見えます。しっかし,昔の人も随分と露骨ですね~。

右:朝食後トレランスタート。まずは千尋滝展望所までの7.150m,車道を走る。
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左:約50分で到着。相変わらずの景色。
右:まずは千尋滝60mを眺める。気軽に立ち寄れ,屋久島のスケールを体感できる最高の場所。
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左:モッチョム岳へは最初トラバース,後は急登の連続で登っていきます。
右:主尾根に上がり込めば,南の海岸線が足元に。鳥になった気分です。
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左:モッチョム山頂を眺める。
右:山頂から振り返る吊り尾根。左右は切れ落ちてているので要注意。
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左:山頂から尾之間集落を俯瞰する。民宿ハローもバッチリ。登山口から2.080m/1時間14分21秒。さあ,これから折り返し。一気に下る。

右:万代杉で一枚。鯛之川遡行の時に尾根上に見えていた巨大な屋久杉だ。
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左:南国の代表花,ハイビスカス。私の好きな花言葉は「勇敢」(他にも色々あります)。
右:ゴールの日高SS。民宿ハローと系列店。ここに荷物を預けていた。8.850m/1時間35分50秒
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左:尾之間温泉。トレランの汗を流すにはうってつけ。泉質:単純硫黄泉 温度:43℃±
右:船を待つ風景。みな,それぞれの思い出を持って帰る。
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左:夕方,屋久島を去る。今回も色々とありがとう!懲りずにまた来るよ。
右:船内アナウンス「右手に見えますのは本州最南端,佐多岬でございます。」

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左:空と雲。
右:指宿港での落日。今日という日に感謝。ありがとう。
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これで今回のレポートは終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

1つの沢の終わりは次の沢の始まりでもあります。
Being on the road・・・溯渓という旅は続く。


★次回は,「湯鶴葉谷:左俣」 連瀑,40mと25mの知られざる滝を見つけました!


沢(屋久島) | コメント:2 | トラックバック:0 |

GW屋久島

無事に帰ってきました。

①小楊子川右俣:花之江河沢 遡行
②安房川南沢 下降

は予定通りに行きましたが,

③奥岳周遊トレランは悪天で,
→尾之間起点のモッチョム岳往復トレランに変更になりました。

近々アップします。

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