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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

日記

本来ならどこかの沢でしたが,休みに合わせて天候が崩れる始末・・・。
それならばと予定変更して,快晴率が高いオーストラリア中央部まで足を伸ばしてきました。

コースは福岡~香港~シドニー空港~コネラン空港で豪入りして,
ノーザンテリトリーと呼ばれる地域。いわゆるウルル(旧名エアーズロック)で
有名な地域です。人生初のオーストラリア,そして乾燥帯体験でもありました。

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広大な台地に広い空。大陸では空の表情がひときわ映える。

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夕焼けもまたしかり。

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ウルルの側面。これでも地表から300mある。この世界的にも超有名な一枚岩は氷山と同じで地下にその大部分を隠しており,地表に現れているのはほんの一部。

また,大平原の中にこれだけが突出しているわけではなく,周りが何億年という歳月で侵食されてしまった結果,ウルルだけが残ったという地質的歴史を持っています。カナダで感じた大陸独特の感覚とはまた異なった独自の感覚が,この大陸にはある。ここは悠久の大陸。

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ウルルの空撮。ここでの時間の感覚は,「年」ではなく「億」。
現地のアボリジニが聖地と崇めるのももっとも。その信仰と神聖さを尊重し,
ウルルには登りませんでした。

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カタジュタ(オルガ)の空撮。ウルルの近くにある。こちらは岩塊の集合体。主に礫岩からなる。

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カタジュタ内の通称「風の谷」と呼ばれているコル。垂直と水平の調和。水平ラインの多いこの地で唯一見かける垂直のライン。

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ウルルから北へ300kmほど行ったところにある,キングスキャニオン。ウルルを知っていてもここを知っている人は稀だろう。砂岩で構成される峡谷。もともとは真っ白な岩質なのだが,表面が酸化されることでこのような赤い色が生まれる。岩壁は高さ40~50m。

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荒涼とした赤と青の大地に映える,白の木。ガムツリー。降雨がほとんどないこの地で逞しく生きている。

短い滞在だったが,印象深い旅になった。
この地で特に意識させられたのは「時間」。
これまで自分の中にあった時間の尺度をはるかに上回る時の流れが,
ここにはわかりやすい形であった。端的に言うならば,ここは「地球を感じる」場所。

★次回は走りにいってきます。



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トレイルラン 【 俵山峠 → グリーンロード → 俵山峠 】

今日は寝坊したので,松の坂谷:右俣を変更して,近場のトレランへ。
これまで何度も走ってきたコースで,汗を流す。

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上:まずは峠の展望所より今日の阿蘇。いつ見ても雄大。

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上:40分ほどで俵山へ。ここもおなじみ。

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上:県花であるリンドウ。この色合いが絶妙。清少納言曰く,「枝ざしなどもむつかしいけど、こと花どものみ霜枯れたるにいとはなやかなる色あひにてさし出たる」。花言葉は【悲しんでいるあなたを愛する】。奥が深い花の一つです。

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上:崖の縁ではこんなショットも撮れます。

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上:真っ赤な紅葉。今年の紅葉は大当たりの予感。

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上:切払われた登山道。どなたかは知りませんが感謝。

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上:峠から8,650m走りるとグリーンロードへ。これまでの最速タイム。少しは脚筋力がついたのかな。

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上:帰路の植林帯。同じコースを戻るのは面白みに欠けるが,今日は仕方がない。

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上:尾根上を上り下りして,右奥の俵山を目指す。コース中には10くらいのコブやピークがあり,そのつど上ったり下ったりときついですが,良いトレーニングになります。

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上:こんな感じでガレた場所もあり,アクセントになります。

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上:いい感じで色づき始めています。今年は期待大。

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上:俵山山頂までの道。あとはここから峠まで一気に下るのみ。


往復4時間かからない程度の,程よいトレーニング&お気楽トレランでした。

この時期は気温が低めなので,走っていても気持ちいいのが何よりです。
夏場なんかは汗ダラダラで,それでいやになるくらいなので,それに比べると快適そのもの。

また新たな場所を求めて走りたいと思っています。
11月末の門司レトロ10km,来年1月の指宿菜の花マラソン,5月のバンクーバーマラソンと3つのレースで自己ベストが出るように,秋・冬は計画を立てて走りこんでいきたいと思います。


★次回は,番匠(ばんしょう)谷&保土野(ほどの)谷をお送りします。愛媛県まで出張遡行です。石鎚&赤石山系の名渓です。ここには世界的に見ても,非常に珍しい岩石がゴロゴロしているので,メインはそれの採集かな。

★↑と思ってましたが新居浜の天気が悪そうなので,11月初めに延期します。よって次回はどこかの沢&トレランをお送りします。



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トレラン 【 1525m地点~平家山~京丈山~目丸山~西内谷橋 】

さて,先程の沢の続きでトレランです。
コースは19.48km。西内谷をぐるっと左回りに走る感じです。

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まずは日の当たる場所でゆっくりと体を暖めて走り出します。

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今日の一枚


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左:今の時期,この標高の尾根筋は最高のラン場となる。
右:一部紅葉も始まっている。本番はこれから。

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左:平家山からの急な下り。大腿四頭筋に刺激を感じながら下る。
右:こんな所を走れるなんて最高やね。

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左:かつて京丈山~平家山間は凄まじいヤブ道で気合いを入れないと歩けない縦走路だったが,昨秋,地元の人々により切り分けられ,今ではこんなにも快適な道に変身。刈り払いして下さった方々に感謝です。

右:マスタケ。これは食べ頃。耳たぶ程度の柔らかさの時が適期。これは揚げると美味しい。キノコとは思えない食感があります。もし何も知らずに食べたら,鳥のささみ揚げと間違える人が大勢いるはずです。

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左:京丈山1km手前のワナバ谷分岐。こういう遊び心はナイス!

右:ブナハリタケ。独特の匂いを持つキノコ。コリコリした食感があるのでキノコご飯の具材の一つとしてOK。パスタなどのトッピングでも結構いけます。

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左:トリカブト。その本質とは裏腹に,高貴さの象徴である紫色を纏っている。
右:京丈山~目丸山間の縦走路。径は細いがきちんと追えば十分歩ける。

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左:今は廃道と化した柏川林道。終点まで辿ってそこから目丸山へ登っていく。この登りが疲れた脚にくる。悶絶と苦悶の狭間で登り続ける。

右:ふと振り返ると富士山型の山が…。あれは雁俣山。東面からだと綺麗な秀峰に見える。

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左:前馬子のコルから西内林道終点へ降りる途中から,西内谷を挟んで平家山を眺める。右1/4のところの鈍頂が平家山。

右:秋はつるべ落とし。あっという間に暗くなっていく。最後は距離:5,430mの西内林道をかっ飛ばして下り,30分で椎矢林道に降りる。どんなに暗くなろうと林道に降りさえすれば走ることはできる。

という感じで,午前は遡行,午後はトレラン&キノコという何とも贅沢な一日でした。
天気もよく,気温も低く,ほどよい発汗で済むのは,この時期ならでは。


★次回は,寝坊で予定変更。俵山峠~駒返峠までのトレランと復路は車道ラン。



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アゼハラ谷

今回は内大臣川支流の一つ,アゼハラ谷に行ってきました。
遡行後のトレランは後日アップしますので,今回は遡行のみということで。

【データ】
●水平距離:2,650m ●高度差:850m ●遡行:3時間29分 ●地域:内大臣川左岸支流 
●1:25000図:国見岳 ●地質:砂岩・粘板岩が基岩。下流ではこれに石灰岩,部位的にチャートが貫入 ●備考:中間点の林道で終了することもできる。ポイントは下部のミニゴルジュと林道上の原生疎林。

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左:出合から詰め上げる稜線を見上げる。急峻な地形だ。
右:出だしはこんな感じ。土砂で埋まっている。

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左:15m三段滝。左の岩壁中を巻いていく。谷に落ちないよう用心用心。
右:三連瀑。見応えあり。

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左:きれいなスダレ滝。

右:ツキヨタケ。毎年誤食で中毒になる人があとをたたない。形状・匂い・手触り・根元の黒斑・時期・雰囲気など,チェックポイントを複数持っておくことが誤食を防ぐコツ。慣れれば見ただけで判断できるようになる。

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左:渓相。たおやかな流れ。
右:サラサラと岩面を優雅に流れる。

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左:15m斜トユ。シャワーで突破。この時期でもまだまだいける。
右:源流帯。疎林で開放感があり清清しい。

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左:源流滝。

右:トンビマイタケ。適期は過ぎていそう。マイタケほどではないがなかなかいけるキノコ。マイタケはミズナラの根元に出るが,これはブナに出る。夏のキノコなのでもう少し早ければ大量に収穫できたのかな。これ以外にも,そこら中に株で生えていた。

そして稜線へ。詰めたのは国見岳~平家山の尾根のほぼ中間点,
尾根筋が屈曲する1545m点。
ここからはトレラン&キノコモードで平家山~京丈山~目丸山と走ることに。

また後日アップします。


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次回のお知らせ

次回は,【 内大臣周遊 】 になりました。

コースは,西内谷橋~アゼハラ谷~尾根~平家山~京丈山~目丸山~馬子岳~西内谷橋。

沢&キノコ&トレランのミックスになります。

アップは10/13(火)の予定です。

お楽しみに!
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マツタケ遡行2

2週間ぶりのマツタケ遡行。前回は少雨で収穫なし。
この間にまとまった雨が降ったことで期待を大きくして,
2回目実施。さて収穫はどうかな・・・。

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左:行きがけに石英脈を見つけ,石英を採集。
右:採集した石英。長さ2~3cm,四角~六角形。大地の贈り物。

【マニア向け ~石英 ( せきえい )~】
 
 クオーツ( quartz )とも。岩石を作る主鉱物で,世界中どこででも見られます。中でも無色透明のものを水晶と呼びます。水晶は,地下深くにある水晶の元になる珪酸が,低温・低圧下になることで結晶化し生まれます。地表では岩脈や晶洞として母岩中にあります。
 
 また4月の誕生石(石言葉:完璧,冷静沈着)であり,あまり知られていませんが,日本の国石でもあります。含有物によっては色が付くことがあり,紫色→アメシスト,紅色→ローズクオーツと呼ばれ,大変貴重なものでもあります。

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          アメシスト                        ローズクオーツ
 
 クオーツと聞けば,「クオーツ時計」をイメージする人が多いかも知れません。これは電圧をかけると一定の周波数で規則正しく振動する石英の性質を,時計に利用したことに由来します。


【アプローチ中の出来事】

谷を下り「マツタケ平」を目指している最中のこと。キイロスズメバチに刺されてしまいました。

木の根下に巣があると気づかずに,不覚にも巣の近くでドタバタやってしまったので,驚いた蜂が登場。巣までの距離1m。気づいた時には右大腿部に2匹止まっており,巣からは次々とハチが飛び出している。一瞬,「どうかな」と思うが,この間合いは彼らには戦闘範囲。左のハチがすでに半身を曲げて刺す準備をしていたので,すぐに手で払いのける。が,一瞬間に合わず,チクッと。

すぐにその場から茂みに向かい10mほど離れる。追撃してくるハチを確認すると幸いにもゼロ。15分ほどハチの興奮が収まるのを待ち,同時にアナフィラキシ-のチェック。巣からは夥しい数のハチが出てきてブンブンいう音がここまで聞こえてくる。この距離ならば,体に毒液がついていなければ,ジッとしていれば刺されることはない。時折数匹のハチが飛んでくるが,問題なし。アナフィラキシーもOK。

ハチの興奮が収まった後,巣の近くに落とした物を拾いに行き,再び遡行開始。ハチさんごめんなさい。原因は自分。山の神様は人間の慢心・油断を決して見逃してはくれません。そういう意味でも今回の件は良い教訓になりました。

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左:下った支流最大の15m滝。秋晴れの空によく映える。
右:本流に入り最初にでてくる10m滝。ここからゴルジュ開始。

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左:20mトユ滝。端正な形状。
右:増水気味の水量。

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左:10m「く」の字滝。ゴルジュ内だが,上方が開けているので威圧感なし。
右:闇から明へ。白い水が印象的。

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左:滝下にかかる虹。
右:登攀中に滝上を見上げる。

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左:攪拌される水。
右:下りの林道。

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左:今年初の紅葉。ナツハゼかな。
右:もうそんな季節か。今日もお疲れ。

マツタケは今回も収穫なし。残念。まだ気温が高いようです。もう少し冷え込むと期待が持てそう。
ただ石英が収穫できたことや,スズメバチとの事は感謝です。

人間も自然の一部,自然も人間の一部,そんなことに思いを
巡らすことができた貴重な一日でした。


★次回はどこかの沢&トレラン&キノコ といきたいですね。


沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |

峠走トレーニング

今回は空いた時間を見つけて,峠走をしてきました。
下から俵山峠まで,距離:5km,高度差:331m。

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左:熊本平野を横目に少しずつ上り始める。目的は脚筋力の強化。
右:中間地点から残りの区間を見上げる。左奥の鞍部が峠。脚が重い・・・。鍛練不足。

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左:峠の展望台からは阿蘇のパノラマ。雄大な風景。
右:下りは脚に負担を掛けるのが目的なので,飛ばす。3''40/kmペース。

上りはゆっくり,下りは速く,メリハリが効いていて精神的にも身体的にも良いトレーニングでした。今度は距離を伸ばし,片道10kmの峠走に挑戦しよう!


★次回は,最近の降雨で期待がかかりますので,マツタケ遡行2をお送りします。


ロードラン | コメント:4 | トラックバック:0 |
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