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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

トレイルラン in 平尾台 ( 北九州市 )

4/18(日) 第一回平尾台トレイルラン開催。
40kmの部に出走するので,その試走をしてきました。

平尾台は大昔,通過だけした記憶がありますが,
まさかこんなに素晴らしいトレイルだとは思いもよりませんでした。

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左:スタート・ゴールの自然の郷。今日はクロスカントリ-大会のようで,会場は大賑わい。
右:敷地内を周回し道路へ。しばらく南下し,行橋市への下りに入る手前で左の小道に入る。ここからトレイルの始まり。

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左:まずは風神山へ。右手には千仏鍾乳洞をへだて桶ヶ辻568.7mからの南尾根が視界に入る。

右:風神山からの展望。カルスト台地がほぼ見渡せる。しかし,ここは石灰岩地帯なのに,なぜ土質は火山土なのだろうか。石灰岩の礫もほとんどみられないぞ。走りながら考えていこう。

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左:茶ヶ床(ちゃがとこ)園地手前で,クロカンの選手とすれ違う。今日は700人ぐらい参加しているようだ。

右:茶ヶ床園地からトラバースして大平山への登りに入る。ピナクルがたくさん散在し,ユニークな地形。

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左:大平山から少し進み,標識のある三叉路から右へ下りに入る。野焼きの後のきれいなシングルトラック。

右:岩山(549m)の左手を絡みながら四方台(618.7m)の南尾根へ上がりこむ。月面トレイル。

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左:四方台手前からの眺め。平尾台がほぼ一望できるポイント。

右:四方台から北の眺め。左の貫山(ぬきさん,711.6m),右手の鉄塔のある尾根は水晶山へと連なるコース。尾根上の登山道と,左下の作業道が並走しており,そこがコースに使われる。

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左:鉄塔手前の交差路。左に折れ,作業道を下る。ここで平尾台とお別れ。味気ない崩壊道と景色の中を,昭和池までほぼ下っていく。ここから岩質が変わって,①石灰岩+火山灰から,②花崗岩+まさ土へ。ここからは景色による刺激が少ないので,地質構成を考えながら走る。

 おそらく平尾台の石灰岩は海中で化石を含みながら海中で形成され移動した後に,花崗岩の貫入による熱作用を受けているに違いない(この際に化石は熱で消滅)。その結果,通常では同地域に存在しにくい石灰岩・花崗岩が観察でき,ピナクルの侵食面に現れた白色の結晶(大理石)の説明もつく(大理石は石灰岩の変成岩)。その後,阿蘇の火山灰で表面が覆われていったのだろう。その結果,石灰岩地域でありながら火山灰に覆われているため,降雨があると極端に滑りやすくなるのは,阿蘇と同じ土壌のせいだと思われる。

右:舗装路を淡々と下る。ここは距離延長のための区間だろう。

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左:昭和池ほとりの集落へ出る。ここから池をぐるっと回り,別コースで水晶山まで登り返していく。この区間,四方台から昭和池までの下りと,そこから水晶山までの上り,約17kmはタイム上,重要な区間。

右:昭和池。桜は1分咲き。

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左:昭和池から水晶山を見上げる。また登り返すんかと思うと,つくづく距離調整のための区間だと思う。

右:我慢の登り返しを終えると再び平尾台に復帰。広谷台付近のトレイル。お見事。

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左:これは花崗岩。ということはやはり石灰岩中に貫入が入っている証拠。

右:桶ヶ辻からの左手の眺め。今日一番。これは素晴らしい!山から平野を隔て海を眺める。これ以上はない絶好の景色!平尾台は噂にたがわず極上のフィールド。

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左:天狗岩を左から巻いて下ると,右手へトラバース道がついている。これを辿ると貝殻山(472.4m)の北面を回り込み,目白洞へ出る。あとは車道を走り,ゴールまでもう少し。本番はここからラストスパートをかけよう。
ちなみに天狗岩を含め,この辺りの岩は黒色で,これまでの石灰岩や花崗岩とは異なっている。表面の様子から砂岩や泥質岩などの堆積岩が,花崗岩の貫入の際に熱変成を受けたものだと思われる。付近には石英脈を含んだ岩も見られた。

右:そしてゴール!今朝の喧騒が嘘のように静まり返っている。

今後のトレランフィールドに追加決定。
平尾台は本当に素晴らしい。

レース本番の時間制限は8時間。
今日は6時間40分くらいだったので,まずは完走できることがわかり一安心。
本番はいかにタイムを縮めることができるかも求めますが,
ただタイムだけを追い求めることは流儀に反するので,
本番も楽しんで走ること,これが一番です。

アップダウン,累積高度ともに阿蘇南外輪山のほうがきついので,
残りの期間は外輪山を走り,本番に備えようと思っています。


★次回は沢始で木浦谷に出かけます。
久々に大滝との対面です。

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