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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

トレイルラン in 脊梁

さて今回は沢をカットしてトレランしてきました。
先日の門司のレースの疲労がまだあり,今後は1月の指宿へ向けて長距離走をするので
なるべく疲労を溜めないように昼前からのお気軽ラン。

コースは,初めて走る場所。
内大臣事業所跡~小松神社~北内谷林道~一夜畑(いちやばたけ)~天主山下の分岐~北内谷林道~天主橋~内大臣事業所跡という周遊コース。

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左:内大臣橋を眺める。県内では有名。

右:林道から小松神社へ向かう。ここは平家一門の,小松内大臣重盛公を祀っている所で,縁結びがあると言われている。今日の目標の一夜畑(いちやばたけ)というピークもこれと関係がありそうな名前。こと歴史に話が及ぶと,いつもの癖で手が勝手に動いてしまいます・・・。

小松重盛・・・平重盛公のことで平清盛公の嫡男。京は六波羅,小松第に居があったことから,小松重盛とも言う。保元(1156),平治(1159)の乱で武勲を挙げ,清盛公の後継者と目されていた大物。しかし鹿ケ谷の陰謀で盟友を失い,その後は低迷。父より先に没する。彼には「内大臣」という,律令制下での官職名がよく引き合いに出されます。左右大臣の代理執行者です。内大臣を漢名で内府といい,家康公がこう呼ばれていたことが有名です。他にも秀吉は太閤,これは太政大臣の漢名,中納言は黄門といいます。現在では内閣総理大臣を首相と呼ぶのと同じです。おっと,これ以上行くとはまるので,ここまでにしておきます。

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左:晩秋の山歩きの魅力は足元にある。
右:小松神社御神木。樹齢300年,樹高80m。周囲より一際大きい。

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左:神社からは立派なモミの森を抜けて林道へ上がります。ここは素晴らしい。
右:林道へ出てそのまま詰めて稜線へ。左へ一登りで一夜畑。往時に思いを馳せます。

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左:石灰岩にしがみつく根。
右:林道からの新鮮な眺め。

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左:支谷の10m滝。ちょっとしたアクセント。
右:本線に合流したらあとは2kmちょっとで終了。ここももう何回目かな,走るの。

とまあ,3時間ちょっとのお気楽ランでした。
脊梁にはまだまだ走っていない箇所が残されているので,
この時期に走り回りたいと思います。

★次は天気次第ですが,2010年の沢納・キノコ・トレランをお送りします。

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第28回門司港レトロマラソン 10km

いよいよ当日。予報では曇,風強し。
今年で3回目の挑戦。目標は40分切りと50位以内。

さてどうなることか・・・

高速で門司まで移動。少し遅めに着いたためバタバタするはめになる。

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左:一年ぶり。早いな~。
右:コース図。毎年微妙に変わっている。

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左:会場の鳥瞰。これまた懐かしい。
右:バタバタでアップする間もない・・・。

さて,ここからは実況。

「第28回門司港レトロマラソン。今年もこの季節がやってきました。天気は曇り,気温11℃,湿度40%,北西風4m。あまり良くはないコンディションの下,約2,800ものランナー達が,ここ門司に集結しています。しかし,みなさん好きですね~。こんな日に走るなんて。」

「さて今年も出場のインヤン選手はどこでしょうか?え~と,あっいました。ターリーホッ,敵機発見,もとい,インヤン選手発見。なにやら慌しく駆け回っております。きっとバタバタして到着したんでしょう。もうスタート5分前だというのに,まだスタートラインについていません。あっ今前列に割り込んできました。もみ手すり手の低姿勢割り込みです。過去の教訓が活かされていますね~。」

「選手はほぼ揃いました。高まる熱気と興奮は今か今かと吐き出し口を求めているかのようです。そして,今,9:30,レーススタート!」

「まずは海峡ドラマシップ周辺を周回して,外へ飛び出すコースどりになっています。インヤン選手は団子状態から抜け出し走るスペースを確保した模様。早くも4分を切るペースに身体を慣らし始めています。今1km通過。手元の時計では,3分56秒。入りは順調のようです。」

「レースは関門橋~和布刈(めかり)塩水プール方面へと展開されます。直曲線路で橋前後で多少のアップダウンはあるものの,走りやすい路面。おっと,今,インヤン選手の前をいくランナーの帽子が飛ばされました!強い風が吹いている今日のレース。カツラの人は大丈夫ですかね~。」

「関門橋先で5km,インヤン選手通過。ラップ20分16秒。遅れはあるものの,今のところは順調のようです。しかしレースはこれから。徐々に苦しくなってくる状況にどこまで耐えることができるのか?選手の顔にも疲労の色が浮かんでき始めました。」

「塩水プール先で折り返し,再び関門橋を潜ると,レースはいよいよ終盤。次第に増えてくる沿道の応援が喘ぐランナーを後押しします。インヤン選手,徐々にあごが上がり始め,きつそうな表情になっています。ここが踏ん張りどころですね~。あっと今9km通過。残り1km。最後のスパートに入った模様です。毎回,このスパートが効くんですが・・・あれっ,失速,失速です!なんとインヤン選手失速しています。向かい風にとうとう心が折れた模様です。が,あと300m頑張れ!走れ,走るんだ~インヤン!」

「そして今ゴール!タイムは41分34秒。昨年より28秒遅いようです。ガックリとうなだれています。順位はというと・・・47位ですね。こちらは昨年の70位からアップ。タイムは目標40分切りに届きませんでしたが,順位の方は目標50位以内達成です。では,早速インタビューしてみましょう。」

Q:「お疲れ様でした。どうでしたか?」
イ:「いや~最後に心が折れて残念やった。順位はともかくタイムが伸びずに悔しか~」
Q:「ただ今回の条件では仕方ない面もあるのでは?」
イ:「バッテンね,どんな条件でも目標達成できんとね。やっぱり練習以上のことは出らんとバイ」
Q:「来年の目標は?」
イ:「もちろん40分切りと30位以内タイ。もっとスピード練習バせないかんね」
Q:「お疲れ様でした。また来年,必ずお会いしましょう!」

最後までお付き合い下さり,ありがとうございました!


★次回は,再び,沢・キノコ・トレランします。


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門司レトロマラソン

最近は標題に向けての練習メインでしたので,
とりたてて目新しいネタがありませんでした…。

いよいよ今週末に迫りました。今年で3回目の出場。
今年こそは10km,念願の40分切りを目標にしています(昨年は41分くらい)。

出場できる3つのレース(門司,指宿,日田)の内の一つなので,部活の試合みたいで楽しみです。出だしから攻めていかないと破れないタイムなので,これまでの前半余裕ペース型ではなく,攻撃的走法(後半失速しない程度…)でいきます。

走ることに関しては,間違いなく鈍足の部類に入る自分でも,ここまで来れました。
「叶わないこともあるけれど,努力を続けていれば叶うこともあるのだ」ということを,走ることが教えてくれました。

苦悶の中でも,楽しんで走りたいと思います。


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沢・キノコ・トレラン in 脊梁

今回もまた秋恒例の山行です。
一日好天に恵まれました。

まずは遡行から。
横才川の右岸支流で,1514m鈍頂に突き上げる沢の左俣を遡行。自然林と秘瀑を期待しての遡行。

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左:まずは横才川の本流をゆく。初めて入る川なのでワクワク。
右:沢も晩秋の装い。

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左:6m滝の右壁登攀中のショット。滝は正面もいいが,横顔もいい。
右:幅2mプチゴルジュ。典型的なV字。浅いのでここは中をいく。下手に側面を巻くと厄介。

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左:やっぱりあったね。等高線具合から予想していた通り。15m滝。
右:左の15m滝上には10m滝が続く。この谷の核心。

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左:滝の連続で一気に高度を稼ぐ。
右:上部は植林・・・残念。尾根筋ギリギリまでずっと植林されている。

ここで遡行終了。足元をかえてキノコ・トレラン用に。
1514m鈍頂からアンドウゴヤ源流付近をさろく。

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左:いきなりキノコ!手前がブナシメジ,奥はナメコ。地図に記入してチェック。
右:ここは歩くだけでも価値がある。

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左:コケの緑が秋の森で一際映える。
右:いや~素晴らしい佇まい。ここに別荘でも作りたい気分。

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左:川口林道を走ってウゲトの谷から白鳥山へ向かう。初めて通るコース。「ウゲト」とはこの下流の西の内谷川右岸にあった集落名。西の内谷川には他にも「真萱畑」(実際の場所は地図上とは異なる),「一本樫」(林道名に採用)などの集落が,かつてはあった。脊梁は歴史の趣が深い。

右:白鳥山。4月に脊梁周遊ランをした時以来。久しぶり。

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左:白鳥山から銚子笠(ちょうしがさ,山名)を目指す。ここも初めて通るコース。疎林が心地よい。
右:銚子笠周辺は植林されており,山頂から横才川方面の林道へ降り,あとは下っていくのみ。

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左:西日に照らされる紅葉。
右:球磨の名峰,市房山。西日が当たると山の襞がくっきりと見て取れる。

という具合で今日も無事に終了。
今回は初めて通るコースを取り入れたので,新鮮でした。

キノコも終盤ですが,まだまだいけます。
今日もまた全てに感謝です。ありがとう!

★次も懲りずに沢・キノコ・トレランです。

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沢・キノコ・トレラン in 脊梁

今回も秋恒例の山行。
場所は脊梁南部,球磨川源流付近をうろついてきました。
2001年9月以来,9年ぶりの再訪。

まずは繁ヶ尾谷(スゲノ谷)左俣の遡行から。
橋の所から詰めて石楠越(しゃくなんごし)へ抜けます。

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左:アプローチ途中にある「穴手尾の滝30m」。迫力あり。
右:天気も黄葉も上々。カロチノイドの黄色が見事。気分も高揚。

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左:林道白蔵線から山々を眺める。中央奥の鈍頂が七遍巡り,右端の鞍部が水上越。
右:繁ヶ尾谷で最初に出会う滝。

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左:同じ脊梁の西内谷をより明るくした平流。周囲は二次林だが,このたおやかさは絶品!

右:秋の渓相。この時期は遡行の適期。一年を振り返り,しんみりしながら遡行できる。ただし考え事は禁物。考えながら歩いていると重心が頭よりになり,足元がおぼつかなくなる。沢の出だしで足元の感覚がしっくりしないのはこのため。時間とともに沢と同化し始めると(=無心になる),考えなくても手足は置かれるべき場所に確実に置かれていく。

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左:シャワーもまだまだいける!
右:ムキタケ。今日はパス。今年はもう食べ飽きた。

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左:あっという間に源流部。これまた疎林で素晴らしい。

右:見事な紅葉が散在。落葉し始めた森の中で輝いている。山地の渓谷沿いは,日当たり,きれいな空気,8度以下の冷気(特に夜間の冷え込み),適度な湿度といった美しい紅葉を生み出す4条件が揃っているので見事な紅葉が多い。

これで遡行終了。お次はキノコ&トレラン。
石楠越(しゃくなんごし)~七遍巡り(しちへんめぐり)~水上越(みずかみごし)~球磨川源流~入渓点。キノコは見つかるか?(ムキタケ以外)

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左:石楠越付近の様子。
右:ここだけ一気に散ったのだろうか。足元が真っ赤に染まっていた。お見事!

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左:七遍巡りから水上越への道中の紅葉。アントシアンの赤がよく出ている。
右:むほっ,ナメコ。ブナ倒木にビッシリ。嬉々としながら今日の分を収穫。ありがと~!

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左:水上越周辺は最高の逍遥ができる。脊梁でこれ以上の場所を,まだ見たことがない。
右:幻の池。期間限定で出現。これもこの界隈の神秘性を高めている。

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左:水上越にあったヌメリスギタケ。甘みと歯切れがよいキノコ。いただきます。

右:急な斜面を下り,9年ぶりの球磨川源流へ。ここを境に下流は水がザーザー流れ,上流は無音の世界。まさにミステリー。あの時は球磨川を遡行して辿りついた。記録を読み返していると,どうやらザックを忘れて遡行していたようだ。汗顔の至り。

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左:遊歩道沿いの滝。
右:今日の締めは最高潮の紅葉。


と今日も秋を楽しめた一日となりました。
本来なら~白鳥山~銚子笠~横才川~入渓点ともっと走る予定でしたが,脚の調子が今イチだったので,不本意でしたが短めで切り上げました。

久々のクマゲン(球磨川源流)はほんの一部しか記憶に残っていなく残念でしたが,やはり良い場所です。当時はクマゲンよりこの8日後の同時多発テロの印象の方が強かったのかもしれません。

まだまだ晩秋の遡行とキノコ探しは続きます。今年はキノコが最高と思える状況ですので,一日でも多くあちこちふらつきたいと考えています。

★次回は,横才川支流~水上越付近~川口林道~白鳥山~銚子笠~入渓点でいきたいと思います。
       
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キノコ&トレラン in 脊梁

さて,今回も秋恒例の山行。
晴れの予報を信じて出かける。

しかし現地では雨雲がかかっており,気温も低いので沢は諦め,
キノコ&トレランに変更。

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左:樅木に車を止め走り出す。左の一本樫林道を登っていく。
右:上に行くに従い,秋らしい景色になってくる。ロケーションは最高。

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左:尾根から山道へ入る。この辺りから雨が降り始める。「昨日の天気では晴れって言ってたのに!」。先週も同じような感じでどこへも行けなかったので,今日は引き返すつもりは毛頭ない。雨と強い西風の中を耐えて登る。

右:尾根筋を少しの登りで一本樫山の分岐着。本格的なキノコ捜索開始。

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左:うほっ,ムキタケ発見。これはキノコ鍋用。
右:次はヌメリスギタケ。これも食感が良いキノコ。

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左:半年振りの山犬切越。かつては車で行ける九州最高所の峠だったが,現在は林道崩壊で廃道。もうこのまま自然に還って欲しい場所の一つ。写真を撮っていると七辺巡り(左手)方面から三人の登山者が降りてくる。「こんな日に,ここまで来るとは・・・」と思っていると,キノコ狩りの人たちだった。ここには気合を入れないと来れないので,その分,豊穣な自然が残されており,この周辺はキノコ天国なんです。彼らの収穫はムキタケとスーパー袋一杯のヌメリスギタケ。少し話して別れる。

さて,ここからがいよいよ本番。

右:いつかはやってみたい木のウロでのビバーグ。ここは十分入れる。

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左:じっと耐え抜く生。
右:役目を終えた死。

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左:むほっ,久々のブナシメジ。スーパーで見かけるのとは大違いのキノコの一つ。「匂いマツタケ,味シメジ」というくらい,シメジ系は美味なキノコが多い。大理石のような白さと傘上の亀甲紋様が特徴。

右:しかしここは素晴らしい。歩いて前に進むことすら憚れる。できることならいつまでもジッとして雰囲気を味わいたい場所。

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左:今年の春に撮った写真。
右:今回の写真。構図が違うがほぼ同じ場所。

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左:地面も色彩豊か。
右:秋の逍遥には最適。

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左:うほっ,チャナメツムタケ。一見すると同属のナメコのようですが,粘性,柄形,傘縁の鱗片など微妙に違います。

右:これはまさしくナメコ!今日は無理かもしれないと諦めていたので喜びも一入。これは味噌汁用。

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左:キノコ狩を終えるとようやく天候も回復し,青空が広がる。後は林道を下って帰るのみ。
右:やはり紅葉は青空が似合う。

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左:初めて訪れた樅木吊橋。普段は真っ暗な時間帯に往復とも通るので見る機会がなかった。
右:今日一番の黄葉。西日に照らされ,黄金に輝いていた。


とまあ,今回もキノコ豊作で自然の恵みに感謝です。走行距離は28.8km。今日は明るいうちに帰りたかったので短縮しました。トレランの機動力を活かすと,沢もキノコも楽しめる範囲が拡大するので,これからも大いに活用していきたいと思います。


★次回は再び脊梁逍遥です。久々に球磨川源流(クマゲン)付近から遡行・キノコ・トレラン予定。
この時期の沢は南面限定。お楽しみに!


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