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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

祖母・傾一周

毎年一回,この時期に走っています。
距離:38,55km / 累積高度:3,984m(坊主尾根経由)

2年前に初めて走りきり,13時間13分。
昨年はDNF(didn't finish)。尾平越まで。
今年はどうか?

朝日       P1010010.jpg
左:未明に上畑出発。まず尾根上までの前障子まで。高度差1,054m,平均傾斜29.6%の急登。
右:モルゲンロードの朱色光線は芸術的。

P1010019.jpg       koori
左:前障子から祖母山までの岩尾根。アップダウンが激しい。
右:2年前と同じところにあった氷柱。

umanose       sobosann
左:八丁越から岩塊コブを2つ越えた所にある岩渡り。鹿の背。
右:9合目小屋と祖母山。

連結画像-1
祖母山から今日のコースを俯瞰。上畑~前障子~大障子~宮原~祖母山~障子岳~古祖母山~尾平越~本谷山~笠松山~傾山~上畑の周遊。

P1010084.jpg       下りの道(植林帯)
左:ブナ広場(本谷山への道中)
右:ブナの力強い枝張り

P1010095.jpg       P1010104.jpg
左:笠松山からの傾山。
右:近くで見ると貫禄十分の傾山。この時点で2年前は既に足が終わっていたが,今回はまだフレッシュ。

P1010118.jpg       P1010131.jpg 
左:坊主尾根上は高度感バッチリ。岩場の向こうは数百m切れ落ちている。クライマーの端くれとしては,走りながらクライムもできるこのコースに惹かれる。

右:西日に照らされる観音滝。

最後は車道を4km走って上畑でゴール!12時間24分。
2年前の記録更新。進歩していて良かった。

今回,長距離の走り方が何となくつかめた感じ。
翌日,大臀筋に痛みが残っていたのは何より嬉しかった。

来年は12時間切り。
昨年より今年,そして今年より来年。
生きている限り,上へ上へ,前へ前へと進歩し続けたいものです。


★次回は沢初なので,南面の沢に入ります。



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屋久島一周 97,11km Part ② 永田~尾之間 【51,92km】

さて第二部。後半の52kmです。
時計で言うと,10:00~5:24まで走る形になります。

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左:ウミガメの産卵地でも有名な「いなか浜」。今日は強風のせいでいい波が立っている。

右:ダラダラとした登りで尾根を越えると吉田集落。2002~03年にかけて朝ドラで「まんてん」というのがありましたが,そのロケ地でもあります。

P1010082.jpg       P1010089.jpg
左:さらに尾根を越えると一湊(いっそう)集落。ここがちょうど12:00の位置になります。屋久島では最も古くから人々が住み着いた場所と言われています。サバ節生産の拠点でもあります。

右:サクラが春を告げてくれる。

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左:そして,ガジュマルで有名な志戸子(しとこ)を通過し,アップダウンを繰り返すこと約7.2km,第三CP宮之浦到着。屋久島最大の町。1:00の位置。「脚よ,あれが宮之浦の町だ!」66.12km/8時間31分/12:37。とうとう8km/時間が維持できなくなり始める。

右:ヤクデンで絆創膏をもらい足の小指を処置。これで何とかもつだろう。宮之浦を通過し,次は18km先の第四CP安房(あんぼう)まで。ゴールの尾之間まで残り31km。ゴールが見えてきた!

P1010100.jpg       P1010103.jpg
左:尾之間までの表示が出始めた。

右:小瀬田(こせだ)付近から日が照り始め気温上昇。するとペースダウン。この時点でもはや坂道を走ることはできない。平坦+下りのみ走り,坂では登り始めから歩くようになる。その登りで歩きながら栄養補給。しかし,小瀬田は屋久島の中で最も快晴率が低い土地なのに,こんなに晴れるなんて・・・。

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左:ここははずせないエムマート愛子。ここでは銘酒:愛子の予約を入れる。ものが届くのは10か月後なので,配送の連絡が入る頃には予約したことすら忘れている(昨年がそうだった)。

右:長峰にある屋久島空港。この辺りでは1kmが凄く遠く感じるようになる。また,この付近は山地から丘陵を経て海になるので各集落間に尾根などは入らないのだが,小アップダウンが連続し,太陽の下,走って歩いての繰り返しで疲労が溜まってくる。当時の偽らざる心境「道はもっと平らに作らんかい!!」

P1010115.jpg       P1010116.jpg
左:そしてようやく第四CP安房(あんぼう)。屋久島第二の町。3:30の位置。84.1km/11時間04分/3:10。ほぼフルマラソン2本分。よっしゃ~,ここまで来ればあとはゴールの尾之間まで13kmなので,完走は大丈夫だと確信する。

右:新安房大橋から旧橋と安房川の眺め。2007年の下流からの遡行は長大だった。屋久島一の水量と長さを誇る河川

P1010121.jpg       P1010122.jpg
左:ここもいつかは遡行したい一本。名前からして酒飲みにははずせない。きっと上の二俣なんかでは,右俣は米沢,左俣は芋沢,さらに芋沢の源流は森伊蔵(もりいぞう)沢,とかなってるに違いない!!(妄想爆発)。わからない人,ゴメンナサイ。

右:足元にはレンゲ草。これから取れる蜜は最高です。花言葉は「私の苦しみを和らげる」。今の状況にピッタリで,これに目がいったこと自体が,シンクロニシティ。

P1010128.jpg       P1010132.jpg
左:平野,高平,麦生(むぎお)集落を過ぎ,いよいよゴールまじか。最後の寄り道でトローキの滝見物。以前,ここ(鯛之川)の下部を2003年に遡行した時,海を泳ぎ,この滝を左から登り,滝上から海めがけてダイブしたりして遊びました。

右:ゴールまであと4kmくらい。長かった一日が終わろうとしています。

P1010136.jpg       P1010140.jpg
左:尾之間三山の一つ,モッチョム岳が見えてくるとゴールの尾之間はすぐそこです。日が傾き気温が低下してくると元気が出始め,坂も走れるようになる。あと少し!

右:そしてついにゴール!やったね。97.11km/13時間30分58秒。5:36。

こうして長い一日が終わりました。心拍数は130前後,無理をしないペースでした。
念願の目標が達成できたことに感謝です。

終わってみるとアッという間でしたが,こみ上げてくる達成感が半端ではない感じです。この湧き上がってくる感覚は深い快感を伴っており,病み付きになる気がします。しばらく身体を休め,また次へ向けて走りたいと思っています。

走ってばかりですが,活動の中心はあくまで沢なので,
沢を開始します。今年もあちこちの沢との出会いを楽しみにしています!


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屋久島一周 97,11km Part ① 尾之間~永田【45,19km】

無事に走ってきました。写真が多いので,二部制でいきます。

イメージとして島を壁掛け丸時計に,各集落を時計の短針に見立てて下さい。

出発地点の尾之間(おのあいだ)は5:24,
永田は10:00の位置にあります。

スミレ       P1010015.jpg
左:約1年ぶりの鹿児島,そして屋久島。心踊る。
右:尾之間のペンション・ハロー。GWは毎年投宿。

初日は島に渡り,寛ぎながら明日の準備。
実はGW以外で島に来るのは初めて。印象は人が少ないこと。
GW以外はこんなもんかと思ってしまう。

それでは,出発。4:05。

start.jpg       hyousiki.jpg
左:時計回りに走るので,尾之間から栗生(くりお)方面へ。気温はちょうど良い。
右:闇夜に浮かぶ標識。栗生が第一チェックポイント(CP)。

yudomari.jpg       P1010028.jpg
左:昨年のGWは黒味川:メンガクボ沢を遡行後,ここに下山。もう一年か・・・。
右:月光と白波。幻想的。

第一CP栗生通過。16.09km。1時間52分。予定の8km/時間を維持。北西の向風強し。

hanayamahodou.jpg       ookokakou.jpg
左:大川(おおこ)の滝手前,花山歩道入口。宮之浦川,瀬切川を終えた後に下った林道。ノスタルジー。
右:いつの日にか必ずビバーグしたい,大川河口部。白砂上は最高だろうな,と妄想。

ookonotaki.jpg       しゃくなげ沢の20m直瀑
左:そして大川(おおこ)の滝88m。気軽に立ち寄れる絶好ポイント!短針で8:00の位置。

右:瀬切大橋から瀬切川。2007・08年と二回に分けて遡行したゴルジュ川。瀬切滝40mまでは他の河川にはない程の急傾斜でグイグイ登っていき,中流で平瀬になる辺りの変化は劇的。

大川の滝~永田まではバスが通らない区間で,西部林道と呼ばれています。
自然が残されている山岳路で,ここでは高い確率でサル・シカと出会うことができます。

P1010050.jpg       陰影5m滝
左:立神付近のヘアピンカーブから来し方を振り返る。海から一気に山へ。屋久島の特徴が現れている。

右:ヘアピンカーブ後は幅員が一車線となり,本格的な山道突入。瀬切大橋から312m三角点のある尾根を切るまでの高度差225mは登り一辺倒だが,脚がフレッシュなので走り続ける。ここを前半にもってきて正解だった。

P1010054.jpg       P1010058.jpg
左:サルとシカのコラボ。もう10回以上来ているが,これは初めてのショット。

右:山道を走りながら海を眺める・・・これができるのは屋久島くらいでしょう。沖は口永良部島。あれが見え始めると永田に近づいている証拠。

かけおちる水流       P1010070.jpg
左:西部林道を抜けると第二CP永田へ。45,19km/5時間36分。まだ8km/時間維持。ここからは唯一,奥岳(島の中央の峰)が見えるだが,今日はだめ。永田川は河口から遡行すると,永田岳山頂から出発点が見えるという類い希な沢。神様のクボはオススメの一本。

右:やっと海沿いの平坦路になり一安心。第三・四チェックポイントの宮之浦・安房(あんぼう)が射程に入ってきた。

ここまでで約半分終了。脚はまだフレッシュだが,大腿四頭筋の若干の痛みと左足小指の出血・マメあり。まだまだこれから。島の南西~北西部は山地がほぼ一気に海になるので平坦地が少なく,集落間には尾根が入っており,越すのがやっかい。しかし,永田以降は,強かった北西の風が追風となるので,これはありがたい。

残すはあと52km。

つづく。


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屋久島一周ラン

随分と久しぶりの更新になります。

この時期は業界的に最も多忙な時期で,
たまの休みは雨,という状態が1ヶ月近く続いていたので,
手をつけられない状況でした。訪問してくださった皆様には申し訳ありません。

さて,3/22~24で屋久島一周ランをしてきます(一周105kmくらい)。
尾之間起点で,時計回りに走ります。12~13時間ってとこでしょうか。うまく走れて。
GWの沢以外で訪島するのは実は初めてなので,何か落ち着かない気分です。

人生初の100kmランなので,リラックスして走ってきます。
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