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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

トレイルラン in 内大臣

今回は台風一過後のトレランです。

コースは内大臣の西内谷橋を起点に,~馬子岳~京丈山~国見岳~椎矢峠~天主山~。
全長34,60km / 累積高度:2,898m / 11時間44分10秒。

トレランというより,速歩+一部トレランって感じです。
距離や累高は南阿蘇外輪(俵山峠~黒岩峠)と同じくらいですが,走れない箇所が多い分,時間は余計にかかります。

ではどうぞ。

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左:スタート/ゴールの西内橋。雨の影響で増水。ここは上部で取水されているので,こんな水量は滅多にお目にかかれない。ここから馬子岳への登り開始。

右:尾根に取り付くまでで既に15分ほど道迷い。遅れを取り戻すべく,尾根筋ではモンキーランで手を使ってガンガン登る。1時間で馬子岳山頂。

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左:山頂付近から北方の眺め。

右:前馬子のコル。正面は平家山(最も高い所から少し右に下った所で,小尾根がこちら側に派生している所)。

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左:目丸山山頂付近の原生林。ここは何度訪れても心地よい。

右:京丈山にかかる雲。気温16度前後,冷たく強い北風,とコンディションは4月初旬。走るのにはちょうど良い。

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左:京丈~平家山間のトレイル①。以前の激強烈ヤブはどこへやら。さっぱりしています。
右:京丈~平家山間のトレイル②。芝生っぽい所は最高。

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左:平家~国見岳間のトレイル。ブナの森が心地よい。

右:国見岳山頂から南方の眺め。視界が利いて遠くまで見渡せる。写真では判別しづらいですが,韓国岳と高千穂峰も見えました。

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左:国見岳山頂から北方の眺め。これまで走ってきた尾根や山頂が見渡せ,これから行く天主山もOK。

右:山頂付近ではちょっとした高原的トレイル。いつまでも走っていたい気分。

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左:中学生の頃のよく見かけたポカリの缶。懐かしい。今振り返るとバブル前の80sは良かったな~。
右:椎矢峠までの尾根筋①。森の具合が良い。

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左:椎矢峠までの尾根筋②。これまたよろし。
右:時にはこんなポイントも。天然の芝生。寝転んで昼寝でもしたい。

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左:久々の椎矢峠。今では矢部町ではなく山都町なので,椎山峠なのかな。
右:天主の別れまでは,九州脊梁トレラン大会のコースと一部かぶる。

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左:天主山への尾根筋の疎林も見事。

右:尾根筋では石灰岩のカレンとシャクヤクの群落が多い。ここのシャクヤクの群生は九州有数だが,林道が通れなくなってからは,訪れる人もまばら。静かな山行が楽しめます。

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左:青空に映える新緑。
右:林床はすべてシャクヤク。

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左:天主からの下り,一輪のシャクヤクを発見。横顔も凛とした気品あり。

右:天主山周辺は石灰岩の地質。差別侵食により周囲が削られた結果の地形。なので周辺は傾斜がきつい。地面にしがみつく植物も大変だろう。

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左:林道から小松神社までの森はただでさえ素晴らしい。これに夕日の斜光線が入るとより一層魅力的になる。

右:麓に下りてから天主山を見上げる。日の名残。

 このコースはトレランと言っても登山の要素も多く,馬子岳~京丈山までは,ヤブ,倒木,傾木等でほとんど走れません。他にもそういう箇所が多いので,トレランというより,速歩+一部トレランという感じでしょうか。ただ速歩だけだともっと時間がかかる(通常は1泊2日のコース)ので,国見や天主の登りなど,軽い登りなら走るようにしました。

 平家山付近から右脹脛の内部が痛み出しましたが,痛みに耐えて走るのも練習の一つなので,広河原,椎矢峠で逃げず,最後まで押し切りました。痛いのは気のせいだったのでしょう。

今日も一日に感謝です。


★次回は未定。沢を探しています。


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雑感

北米でまた一つ遭難事故。

マッキンレー山塊での雪崩。

二人組みのうち,一人が所属していたのは,
かつてガイド研修でお世話になったとこ。

2002年のアシニボイン北稜,2008年のロブソン南壁の時にも
立ち寄らせてもらった,私の原点でもある場所。

亡くなった方は,日本人初のアルパインガイド目指し,頑張っていたよう。スィ-・オブ・ベイパーズ,ポーラーサーカス,ランドル東稜など登っており,かなりの技術と経験があったと思われる。

心的に近い方がいってしまう度に思うことがあります。

それは,山を続ける限りいつかは自分の番がくる。
その時までに悔いなく山を,そして生を楽しむこと。

最期は「悔いなし」という思いでいきたいものです。

翻って自問
「今日は悔いなく生きれたのか?」

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トレイルラン in 久連子 【 くれこ 】

さて,昨日の白水滝2に続き今日はトレラン。
脊梁の深南部,久連子周辺を走ってきました。

コースは久連子→岳(たけ)集落→茶臼山→上福根(かみふくね)山→久連子越→七遍(しちへん)巡り→石楠越(しゃくなんごし)→鷹巣(たかのす)山→蕨野(わらびの)山→岩茸(いわたけ)山→久連子。

距離:24,56km / 累積高度:1,889m / 時間:7時間41分37秒

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左:スタート/ゴールはここ,久連子古代の里。久連子古代踊りや久連子鶏はこの地ならではのもので,いにしえの歴史を今に伝える。

右:岳(たけ)集落。今では誰も住む人はいない。時間に埋もれてゆく儚さを感じてしまう。この少し上で地元の古老と出会い,歴史話を拝聴させてもらう。これが新発見の連続で,書籍からは得られない貴重な情報ばかりだった。

ここからは歴史マニア向けです。興味のない方は飛ばして下さい。

 一つ挙例すると,ここ久連子,椎原,葉木は元々平清経(重盛の三男,重盛は清盛の嫡男)の子孫が住み着いたと言われている集落だが(ここまでは興味のある人なら常識。因みに五家荘の残り二つの仁田尾,樅木は菅原道真の息子が定住),定住の際にはどうやら山賊の手引きがあったらしい。えっ?

 経緯はこうだ。元々白鳥山に居を構えた平家の残党だが,標高1400~1500m付近では厳しい気候もさることながら,食を得ることすら難しかった。やがて手持ちの食料も底を尽き,彼らは麓へ降りることにした。その道中で山賊と出くわし刃を交えることになる。この地では敵なしだった山賊達は平家の残党に初めての苦渋を飲まされた。山賊達は自分達を打ち負かす程の技量を持つことや彼らとの話から,彼らが平家の残党であることを知り,彼らを自分達が押さえていた土地へと案内したようなのだ。それが現在の久連子,椎原,葉木の発祥となった。

 これは初めて耳にする話だったので真剣に聞き入ってしまった。客観的に考えると,確かに見知らぬ山中で,居住に適した土地を一から探し出し,開墾し,定住することは困難であろうし、そこで作物を育てると言ってもや痩せた山地では,耕作できるレベルに達するまでには長い年月がかかるのが現状。これらの話は古老が,小学生の時に文献をもとに,学校の先生から教わった話だと言うのでほぼ事実に近いものだろうと思われる。いや~凄い話を聞かせてもらい,益々,この地に対する興味が湧いてきた。今走っている足元には歴史の分厚い層が幾重にも重なっているのだ。先人たちに思いを馳せながらノスタルジックに走る。

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左:今日のコースを俯瞰。ここは茶臼山の少し下の所。向こう側の岩茸山まで走り,そこから下山。

右:尾根上には石楠花。今年は寒かったせいか,花を付けているものは,ほとんどない。

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左:尾根の向こうには球磨の霊峰,市房山(右奥の尖峰)。
右:仲良く咲いていた,ミツバツツジの双子。

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左:北山犬切(きたやまいんぎり)周辺は,なだらかで脊梁らしい森が広がる。

右:ヤマシャクヤク。ボタンの花王に対し,シャクヤクは花の宰相,花相と呼ばれる。キク,アサガオなどと並んで,肥後六花の一つでもあり,古来から日本人に愛されてきた花の一つ。「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という美人の形容があるように,スッとまっすぐに咲く花様は凛とした気品があり美しい。

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左:南山犬切からの眺め。なだらかな尾根は走るにはもってこい。
右:こんな所を走れるのはとても幸せなこと。

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左:岩茸山周辺の疎林。一度伐採の憂き目にあっており,それがこの清清しい疎林を造りだしているかと思うと複雑。

右:私の大好きなヤマフジの花。咲き方,匂い,色合い,どれをとっても最高の花の一つです。

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左:オオカメノキ(ムシカリ)。
右:珍しいオレンジの花。オレンジ愛好者としては見逃せません。サツキかな?

というわけで無事に終了。この時期は気候も穏やかで,色々な花々も咲くので,お気楽トレランにはもってこい。

ただ今回のコースで,石楠越~岩茸山までは,ほとんど走れませんし,岩茸山から久連子の下山路は意外に難儀しました。初めての人や山に不慣れな人が入るコースではないようです。石楠越から林道に下山し,久連子まで車道を走る方が,走りの面からは,安心のような気がします。


★次回も沢とトレランに出かけます。
場所は,七つ山谷川(市房)と内大臣周遊(西内橋→京丈山→国見岳→天主山→西内橋)。


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白水滝川2(雄滝) in 市房

さて,今回はGWの時に大発見した白水滝川の第二段。
雄滝の方を遡行してきました。

今回ではっきりと確信しました。
ここの大滝群は私的には,間違いなく九州一です。

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左:出だしは屋久島か?と思わせられる巨大ゴーロ帯。左の雌滝の方よりも渓相が男性的。
右:今が満開のヒメレンゲ。黄色というのが何とも夏の装い。

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左:出た,下段の50m斜段。周囲のスケールが大きいので見た目以上に大きい。ここは右巻だが,巻きも厳しい。ほとんど崖登り。

右:巻き終えるとこんな感じの所に出た。中段の階段状の流れ。上下,左右の開放感が素晴らしい。

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左:そして上段の35mの二段スダレ。この流線は艶やか。
右:ここは水の流れが見もの。

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左:滝横からのショット。九州だとは信じがたい。
右:滝頭から麓の集落を見下ろす。

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左:35m二段の上部20m。美しい流れ。筆舌に尽くしがたいとはこのことでしょう。言葉になりません。
右:躍動の瞬間。

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左:大滝上の渓相。
右:滝上もきれいなナメラが続く。

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左:本当に素晴らしい渓。ここと出会えて感謝。
右:ナメは心癒されます。滑るように流れる,あの感じが何とも言えない平穏をもたらしてくれます。

いや~,絶渓でした。
次は紅葉の時期に再訪します。

あれだけの景色の中の紅葉は,さぞかし見事でしょう。
秋の楽しみが一つ増えました。今日も怪我なく遡行でき,感謝。
明日のトレランも楽しみ!


★次は久連子起点のトレランです。コースは久連子~岳~茶臼山~七遍巡り~岩茸越~久連子。


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阿蘇外輪山一周

今年,最後のチャンスだったのですが急用の為,実行できず残念です。
来年へ持ち越しとなります。
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トレイルラン【久住】&阿蘇東外輪コース整備

さて今日はGW最後の休日。
久住と阿蘇で活動してきました。

まずは久住から。
牧ノ戸峠-久住山の往復です。往復で距離:9.3km,累積高度:601m。

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左:牧ノ戸峠と奥は涌蓋山(わいたさん)。
右:快適な平坦路と奥は久住山。

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左:久住山頂からのパノラマ。今日みたいな日は爽快。
右:山頂にて。

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左:走りやすい。グラウンド並み。
右:阿蘇の東外輪。夜間走行でここが一番迷う可能性があるので,反射テープを設置。一番左の山が清栄山。

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左:ここからだと高岳(左),根子岳(右)はこう見える。
右:草を食む赤牛。とても牧歌的で和む。

今年のGWは屋久島の湯川以外は,日帰りで済ませたものが多かったですが,
それなりに満足でした。

★次は,4月に頓挫した阿蘇外輪山一周の再挑戦です。
JR立野駅起点で,5/8の14:00出発~5/9の13:00到着予定。
清水峠をデポ地として活用して走り抜きます。

       
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白水滝川 in 市房

以前から観光用の大滝があることは知っていましたが,
遡行距離が短いので,興味を引きませんでした。

でも一度は・・・という思いから今回初めて遡行することに。

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左:麓から見上げる。左-龍王妃滝(女滝)150m,右-龍王滝(男滝)100m。それぞれ上空に吊橋が架かっています。

右:谷は苔むしている。

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左:ヒメレンゲ。
右:水は市房花崗閃緑岩の上をなめるように滑る。

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左:10m段滝。
右:そして大滝の登場。下から4/5までが20m(F1)。

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左:F1を登ると,15m斜の連結部を経て,15m(F2)。上部に見えているのは40m(F3)の下部10m部分。

右:15m(F2)を横から見ると優雅そのもの。

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左:吊橋の下にある40m(F3)の下部10m。
右:各滝には比較的平坦な連結部があり,滝下に立つことができる。爽快な眺め。

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左:F3から10mの連結部を経て,いよいよ大トリを飾る50m(F4)。滝下からはちょっとしか見えない。
右:吊橋からみた50m(F4)。巨大なスダレ滝。

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左:大滝上は素晴らしいナメ帯。

右:このナメより上は狭く,暗くなっていくのでここで終了。下りは,所々,崩壊している九州自然歩道を30分程下ると,入渓点の白水阿蘇神社前の駐車場へ。

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左:瑞々しさと可憐な色合い。
右:薄緑の新緑がまぶしい。

全部で2時間30分くらいでしたが,こんなにも素晴らしいとは予想だにしませんでした。
スケール,水量,滝の構成(全段約150m),周囲の景色・・・九州屈指,いや九州一の大滝かもしれません。

なぜ今までここに来なかったのか,沢屋として恥ずかしい思いが残りました。灯台下暗し。
次来るときは隣の龍王滝(男滝)を登ろうと決めています。



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湯川(ゆごう)遡行 おまけ

遡行を終えてから,離島までのスナップです。
もう気が抜けてますので,観光モードです。

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左:入渓時の湯川
右:2日後,雨の後の湯川。ここでは当然のこととは知っていても,増水の凄まじさには圧倒される。

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左:増水パート2。上部取水堤の初日。
右:雨後のそれ。ほんと,沢で降られなくて良かった。予報より降り出すのが一日早かった。

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左:雨天時は道路に色々なものが現れる。両爪を高々と構えている様が愛らしい。
右:雨が降ると植物は一気に艶々して,色めきだってくる。

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左:湯泊温泉。ここで汚れを洗い落とす。太平洋を眺めながらの入浴は味わい深いものがある。
右:ハイビスカス。

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左:旧安房大橋と安房川。毎回,宮之浦から入り,ここから出て行く。
右:これもお馴染み。

3月に走りに来た時とは打って変わって,暖かくなり,木々の緑が濃くなり,人が多いGWでした。この時期の島の匂いは,やはりいいものです。

今後はGWに限らず,連休が取れれば訪島したいと思っています。
まだ山が走れていないので,コースプランとして3つ構想中です。

①安房起点のコース【 起点~荒川口~縄文杉~宮之浦岳~淀川口~起点 】
②屋久島横断コース【 永田~宮之浦岳~安房 】
③屋久島縦断コース【 宮之浦~三本杉登山道~辻峠~縄文杉~宮之浦岳~淀川口~鯛之川~尾之間 】

ってとこです。


★次回は,市房の名瀑,白水滝(龍王滝,龍王妃滝)の遡行です。
遡行より観光地として有名な滝で,100~150mのスケールがあります。

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湯川(ゆごう)遡行 DAY 2

さて2日目。今日の予報は晴れのち曇り。
崩れないうちに詰め上がりたい。

それではどうぞ。

【 第2部 510m泊地~烏帽子岳~作業小屋 】

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左:510m泊地。やっぱり砂地は心地よい。今朝は5時で9℃。ほどよい寒さ。
右:今日もゴルジュで始まる。

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左:中流域のゴーロ。変化に乏しい。贅沢なことだが,飽きてくる。
右:支流に遊びに行き発見。美しいスダレ滝。美しさでは今回見た中でNo.1。

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左:ゴーロに懸かる滝。

右:またまた支流に遊びに行き発見。ナメ床。ここが最後のエスケープ沢。時間的に余裕で到着したので,計画通り,烏帽子まで詰めることにする。

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左:奥俣。右はコルへ(下の写真),左は烏帽子岳へ。
右:岩奥から流れる清水。いかにも屋久島的。

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左:山頂直下の激烈ヤブからの風景で一息。ここのヤブはとにかく密度が凄まじい。10m進むのに5分かかる。

右:山頂近くの岩屋。窪地,平床,防風,170度ルーフ,と申し分ない作り。5人は泊まれる。もしかしてこれが噂に聞く,烏帽子山頂付近の岩屋か。この居住性は最高ランク。

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左:宮之浦&永田岳方面。天気は下り坂。往時が偲ばれる。

右:山頂近くでヤブと格闘すること30分(50mくらいしか進んでいない・・・),やっと山頂が指呼の間に,といってもあと10分かかります。すぐそこなのに。

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左:山頂からの眺め。素晴らしいが,吹き上げる風が冷たく,雨も混じるようになる。

右:烏帽子岳からは道があるので,楽勝。去年も通った湯泊歩道を下る。この場所は,去年も間違えた場所。赤線のように直進は×で,青線のように斜上するのが正解。また同じ間違いをするなんて・・・進歩なし。ちゃんと木まで置いてあるのに。

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左:歩道入口。天気はどんどん下っている。少しでも高度を落として暖かい夜を迎えたい。

右:結局,ここでビバーグ。入口にツェルトを張って寝る。夜から雨風が強まり,大荒れに。予報では崩れるのは明日からのはずだったが,早まったみたい。三岳とサバ節で下山祝い。早々と酔っ払い,いつの間にか寝てしまった。

湯川遡行完了。また一つ良き遡行ができ感謝。

今回のコースは軽装で行けば,永田川と同じく日帰りできると実感。
遡行・下山含めて,今回で17時間くらいだったので,14時間くらいでいけるでしょう。

屋久島の中規模以上の沢では,残すは大川,安房川北俣右沢,それと女川。
今後の目標。


★これでメインは終了ですが,あと少しおまけで,アップします。


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湯川(ゆごう)遡行 DAY 1

今年は台湾の予定でしたが,諸事により屋久島に転進。

湯泊集落からジンネム高盤岳方面へ突き上げる,湯川(ゆごう)を遡行してきました。
屋久島の沢もこれで11本目となり,ワイフワークと化しています。

島では中規模の河川です。
2部構成でいきたいと思います。

それではどうぞ。

【 第一部 湯河橋~510m泊地 】

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左:今日も開門岳が美しい。この山は1月の指宿菜の花マラソンを彷彿とさせてくれる。来年はサブ3だ。
右:だいたいGW初日はこのように快晴の日が多い。

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左:入渓点の湯河橋から湯川上流を望む。いよいよだ!
右:出だしからゴルジュのお出迎え。あらゆる技を駆使して進む。

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左:地形図にある10m滝。ただ巻くのはつまらないので,左壁の際を登り,↓へ懸垂。そして岩場を登る。これがなかなかのフェースで,ステルスだからこそ登れたようなもの。渋かった~,でも面白かった。

右:ゴルジュが終わるとこのような美しい平流に様変わり。ここは素晴らしい。

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左:H20.3に竣工したユーゴ橋。この上からがいよいよ核心,湯川の滝になる。
右:25mくの字。豪快。いよいよ始まりだ。

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左:でた~,これか,湯川の滝。ザッと見て,100mってとこ。しかしこのスケールは凄い。圧倒的。巻いて上の赤↓の所から俯瞰します。

右:赤↓の上には20mとその上にさらに斜流が続いています。ちなみにこの滝は吉川氏著書「九州の沢と源流」P.341にあるものです。

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左:滝上からの俯瞰。さっきは赤↓の所にいました。滝の全容と海が見える所が素晴らしい。これこそ屋久島ならではの沢登り。

右:湯川の滝上ゴルジュの出口では,湯泊港まで見えた。降りたらあそこで汚れを落とすぞ~。

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左:湯川の滝上からはゴーロの谷。屋久島の沢らしくしっとり感が出てくる。

右:この5m滝から少し行くと,林道脇の取水堤が出てくる。まだ時間があったのでもう少し上流まで足を伸ばす。今回,明後日の昼のトッピーで離島予定なので,そんなにのんびりとはしていられない。

今晩の塒はゴルジュ手前にあった砂地。砂地の方が,岩上で寝るよりも疲れが取れるし,朝,起きたときの身体の強張りが違う。今日は大成功。さて,明日は烏帽子岳まで詰め上げて,湯泊歩道をどこまで下れるかが勝負だ。

第2部は,510m泊地~烏帽子岳~湯泊林道中途(宿泊)~湯泊~離島をお送りします。

つづく・・・。

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