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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

倉の迫谷 in 脊梁山地

ようやく梅雨が明け,本格的な沢シーズン。
今回は「倉の迫谷」。遡行も段々(元々?)マニアックな場所になっています。

ではどうぞ。

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左:まずは本流から。水量はやや増水気味。
右:日が差し込みやすい谷なので渓は明るい。

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左:プチゴルジュ内にある3m滝。
右:晴れの日の遡行は最高です。

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左:核心手前の8m滝をシャワーで。
右:ここから核心部。出だしの8m滝。

P7270019.jpg       連結画像-20,21,22
左:2番目の10m滝。

右:そして岩壁を携えて現れる20m二段滝。高さ以上の迫力を感じる。左右のハング岩壁は50m程屹立し,この滝を中心に半円状の広がりを見せる(実はこの上にも見えない10m滝があります)。


核心部のシャワークライミング。

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左:源流部はこんな感じで尾根まで詰め上げる。
右:源流の20cm小滝。


最後はトレラン+ロードランで締める。

ここは大当たりの谷でした。
詰めにある半円状岩壁のスケールは,脊梁でも指折りでしょう。
九州ではベニガラ谷などにある岩壁と同等でしょう。
こんな小さな谷で遭遇できたことに感謝です。

★次も沢です。

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沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

阿蘇災害ボランティア

今日はボランティアに参加してきました。
阿蘇は恩恵を受けている地なので,何かしらの恩返しができればと思っての参加。

廃家財の移動,土砂の除去等の作業を,老いも若きも一期一会のグループとなっての活動でした。みなさん前向きの意識で参加されているので行動が速く,互助もスムーズで,その一員として動く中で,これこそグループを作る,最大の存在意義だと感じさせられました。人は自分のためではなく,誰か他の人のために動いている時こそ,至高の行動が取れるんですよね。

しかし,これだけの人数で必死に取り組んでも片付いたのは粟粒の如し。
今回の災害の大きさを改めて痛感するとともに,被災者の日常に思いを馳せる時,
作業が終わっても決して達成感などは微塵も湧いてきません。

科学がどんなに進歩しようが,人は決して自然から離れては生きてゆけない・・・
生と死と同様に,自然からの恩恵と災害もまた表裏一体。

自然からもらう,人からしてもらう,ことばかり要求するのではなく,
自分から自然に,または他の人のために行動していく・・・

より良い世界の要諦はここにこそある,との思いが胸に染み入ります。


★次は沢の予定です。

日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

蛇籠川下部 (寒川橋~390m降下点)

さて今回は九州最後の秘境とも言われている蛇籠川(じゃろがわ)。
宮崎の掃部岳(かもんだけ)北部を緩やかに蛇行している川です。

遡行と釣行を兼ねて行って来ました。
ではどうぞ。

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左:上流を眺める。その蛇行具合がよくかわる。
右:今はもう使用不能の作業道。図上より先まで伸びている。

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左:やっと川底に到着。まずは下流の橋まで下降していく。

右:増水気味。普段はもっと少ないのだろう。地質は頁岩主体で岩にコケみたいな物が一様についているので,ステルスは滑りまくる。これはフェルトでも同じだろう。渡河では石のない箇所を選んで渡る。

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左:いい渓相をしている。
右:約2時間で寒川橋に到着。ここからが遡行の再スタート。

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左:途中ボディチェックをするとこんなのが見つかります。ヤマビルです。
右:川幅一杯に水を湛えた瀞。巻くともったいないので泳いで突破。水温がちょうどよく気持ち良し。


遡行の様子。

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左:ポイントでは釣り糸を垂れますが,釣れるのはイダ(ウグイ)ばかり。ヤマメはもっと上流なのかな。
右:脱渓後の帰途,西米良の近くで見つけた25m直瀑。遡行意欲をそそられる。

帰りは川底から高度差250mを林道まで登り返します。
車ではヒルチェック。ガードが甘かった首筋と腹部の2箇所から献血。
これで彼らも数ヶ月くらいは長らえるらしいから,たまにはいいかも。

九州最後の秘境・・・と聞いて期待して来ましたが,山腹は植林の跡だらけでした。人がほとんど入らないことや,川沿いの広葉樹の森は魅力的ですが,渓相が変化に乏しいため,釣り,泳ぎ,寛ぎといった行為を追加して楽しむ場所のように感じました。まあ,ここは初めてでしたので,まだその魅力に気づいていないだけなのかもしれません。

今回の遡行区間は全体の4分の1くらいしかないので,今後も区間を区切って遊びにきたいと思います。

★次も沢です。

沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |

上の小屋谷支流:左谷

ようやく訪れた晴れ間。今日は上の小屋谷のフィナーレを飾る「左谷」です。
思えば11年前,初めてここを遡行して以来,全支流6本を遡行するのが課題でした。

以来,スゲ谷,岩中谷,国見谷,山池谷,小国見谷と遡行してきて,今日,ようやく最後の左谷というわけです。ではどうぞ。

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左:先月の小国見谷の時の3m滝。

右:そしてこれが今回の同滝。+40cmの増水。こうなれば普通の沢でも面白くなる。増水による攪拌水は水温が低くなるため,暑い日にはもってこい。でもあまり長く浸っていると手足の末端が痺れてきます。

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左:やっぱり沢は晴れの日に限る。
右:水量が多いと沢の活性も上昇。普段は歩ける箇所でも渡河を要求される。


岩中谷~左谷区間

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左:左谷俣にて。上流には9m直瀑が轟音を轟かせている。
右:左谷はゴルジュで始まり,期待を持たせる。

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左:原生林を流れる清流が素晴らしい。
右:原生ヤマメ。こんな環境でよく生きていてくれたな~。写真だけ撮ります。

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左:陽光が渓を照らす。
右:左谷は原生林が抜群に良い。

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左:詰めのヤブ,といってもないに等しい。この後すぐに縦走路に飛び出す。
右:五勇山分かれ。右からやって来て,手前に下っていきます。ここからはトレラン。


萱野まで約3km,高度差で約730m下ります。

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左:萱野まで降りて山を見上げる。4年ぶりの眺めだが,ちっとも色褪せていない。ここから出発地の橋まで9.3kmのロードラン。

右:今日は本流筋で太公望をよく見かける。

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左:鶴の平まで約6km下り,そこから橋まで約3km登る。ここの3kmの上りが正念場。トレーニングの見せ所。前回2008年時には27分かかったが,今回は21分。登りで一度も歩くことなく走りきれたことに成長を実感。萱野から1時間を切れたので,それなりに成長の証を感じることができた。生きている限り,自分で自分を成長させていかねばならない。

右:一日の締めは阿蘇に沈む夕陽。ほんの数分だけでしたが,見事なタイミングで拝むことができました。今日も無事に送れて感謝。

今日は11年前の目標が達成された日であるとともに,また未来の目標へ向けて,前に進んでいこうという思いを新たにした日でもありました。

★次も沢です。天候次第ですが,宮崎の「蛇籠川(じゃろうがわ)」

沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |
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