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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

鉾岳谷 in 宮崎

さて今回は予定通り,「鉾岳谷」の遡行をしてきました。
遡行以外の目的は,水晶採集と鬼の目林道調査です。

天気は今イチでしたが,雨が降らないだけでもましです。

ではどうぞ。

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左:今村橋の所から入渓。早速,水晶探しが始まる。水晶は地面にボタッと落ちている訳ではなく,岩石の中にある筋(石英脈)や穴(晶洞)の中にあります。それらを探し出し,目ぼしいものがあれば,ハンマーとたがねで掘り出します。

右:鹿川渓谷の始まりのスライダー滝と釜。2010年の8月に立て続けに2件の水難事故があって以来,客足は遠のいたよう。

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左:花崗岩帯らしい渓谷が続く。
右:釜に満々と水を湛える様が素晴らしい。



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左:夏なら泳いで突破するところ。
右:こうしたナメが数百mに渡って続く。

この後はゴーロ帯になり暫くで,右から鉾岳谷が出合う。

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左:鉾岳谷の出だし。
右:最初は緩いゴーロが次第に急になり始め,登山道が横切る地点の手前にあった滝。17m二段スラブ滝。

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左:そしてついに見つけた!石英脈中の水晶。一番手前のものを慎重に掘り出します。
右:収穫した煙水晶(スモーキークオーツ)。大崩・鹿川周辺では,このタイプがよく採れます。

この滝の上にある15m二段斜滝を越えると登山道が横切り,そこからは更に傾斜が強くなります。

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左:鉾岳スラブと大滝。
右:18m二段滝。右巻き。釜の透明度が素晴らしい。

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左:ぐんぐん高度を上げていく。
右:再び登山道が横切る手前にある3m滝。



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左:そして源流の平流。さっきまでの急斜とはうって変わる。この変化の激しさもまた良い。
右:帰りは先週の「猪の内谷」の時に走れなかった鬼の目林道を経由する。鉾岳を回りこんだところからの眺望。

という感じで,林道を約12km走ると今村橋着。今日もケガなく生還でき感謝です。

鉾岳谷は,短いながらも下部の渓谷美,中部のゴーロ帯を挟み,上部の急斜部,そして源流の平流部と変化に富んだ一本です。遡行だけではなく,目があれば水晶採掘もできるという素晴らしい沢です。ただ遡行距離が短めなので,物足らない向きには,鬼の目林道経由で水晶を探しながら下ると言うのも選択の一つだと思われます。ここには水晶を探すためだけに来てもいいかな,と思えました。

★早くも入梅したので,厳しいかもしれませんが,次も沢を予定しています。天気がダメならヤマメ釣りに切り替えます。

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猪の内谷 in 宮崎 (だき山南西面)

さて今回も予定通りに遡行してきました。
予報では3日前まで→曇時々雨だったのが,2日前→曇,前日→快晴,と好転してくれました。

だき山まで詰めた後は,国見山~鬼の目山~鬼の目林道~入渓地まで走って帰る計画です。

ではどうぞ。

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左:猪の内谷の綱の瀬川との出合い。ここからスタート。
右:下部は集落を中を遡行。

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左:7m二段滝。
右:造りが大きいので期待が持てる。

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左:ちょっとしたナメもあり,良い。
右:8mスダレ滝。



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左:右岸支流にあった大物。48m滝。竹の畑山へ突き上げる支流に懸かる。
右:トユ流なんかもあり変化に富んでいる。

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左:何気ない光景にも惹かれる。
右:13m二段滝。陰影が美しい。

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左:V字ゴルジュ。巻きは悪いので中を突破できて良かった。
右:源流部は傾斜がきつくなってくる。岩盤のオンパレード。

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左:詰めにあった印象的なブナの木。
右:初登頂のだき山。ここからランに切り替える。

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左:国見山(右)を遠望する。
右:尾根上はスズタケが枯れて辿りやすい。       

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左:国見山付近から。
右:時間の関係で鬼の目山と林道はカットし,国見山からキャンプ場へ下る。その途中にある美林。



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左:鉾岳。手前の岩峰が雌鉾,奥の平頂が雄鉾。
右:登山道は鉾岳谷を渡る。素晴らしいナメが広がる。

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左:辿ってきた山並みを眺める。
右:先週の奥谷の詰めだった釣鐘山を見上げる。

だき山から鹿川キャンプ場まで約7kmのトレラン,そこから入渓地の下鹿川小学校までロード約10kmを走れば今日も終了。今日は暑かったので良いトレーニングになりました。

猪の内谷は,途中で集落があるのでそこまではパッとしませんが,その後からが色々出てきます。しかし,上流まで部分植林されていたり,炭窯跡が散見されるので,自然性には乏しい面があります。地質は下部は砂岩主体,上部では頁岩,千枚岩とボロボロで角張った岩が多いので,岩場では何かと手(足?)を焼くことも多いかと思われます。

★次回は鉾岳谷をお送りします。

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奥谷 in 日之影川(宮崎)

さて今回は予定通り「奥谷」を遡行してきました。
日之影川にある支流の一つです。

どんな谷なのか,期待を込めての遡行です。

ではどうぞ。

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左:吐ノ内橋から日之影川を見る。天気は上々,水は少なめ。
右:遡行開始後,すぐの現れる15m滝。溶結凝灰岩にかかる。

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左:渓相はおおむねこんな感じ。
右:V字ゴルジュ。奥の白く反射しているのは,50m滝の下部。

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左:50m滝上部のナメ帯。
右:23m直瀑。最後の大滝。

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左:カツラ三兄弟。いい森だな~。
右:源流部の原生林は素晴らしい。通り過ぎるのはもったいないので昼寝していく。



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左:ブナも大きく枝を伸ばしている。
右:源頭部。ヤブがないのが嬉しい。

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左:上がりこんだ尾根から釣鐘山方面を見る。ヤブが懸念材料だったが,ほとんどないので楽勝。

右:北東の眺め。懐かしい面々が揃っている。

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左:比叡と矢筈のウォ-タ-ギャップを遠望。比叡と矢筈は元々一つの連なりだったのだが,長年の侵食により,穿たれて空隙ができた。こうやって眺めると水流の浸食作用は凄まじい。

右:初めて訪れる釣鐘山。展望はないのでそそくさと下山。入渓地まで,ここからが長い。

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左:山頂から少し下ると,日向に咲いているヒカゲツツジの群落があった。意外な発見。
右:鹿川(ししがわ)越を見立方面から見上げる。ここの疎林は素晴らしい林相を造っている。

鹿川越から見立方面へ10分も下ると造成中の林道終点に出る。かつての道はここまでのようだ。ここからは着替えてランモード。

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左:ヤマツツジ。ツツジが咲くと少しずつ春が進んでいることを感じる。
右:戸川マッターホーンと勝手に呼んでいる岩峰。ここは「いのそ谷」の入口。

と,約16km,2時間弱走れば帰着。今日もケガなく生還でき感謝です。

奥谷は奥集落と車道が走っていることもあり,下部~中部はあまり見応えはありませんが,集落を抜けた後にガラっと良くなります。小さい滝はほとんどありませんが,50m二段,15m,10m,23mと,ボン,ボン,ボンと大きなやつが出てくる感じです。そして最後の源流部の原生林,ここが白眉で,ここに来れただけでも今回は成功だと思えるほどです。地質的には溶結凝灰岩(阿蘇由来),砂岩,粘板岩などが主体になっているので側壁は悪いし,足場は崩れやすくなっています。もっと水量が多い時期に来たら,滝の見応えがあると思います。

★次は「猪の内谷」を遡行します。だき山の南東面の沢です。だき山から,国見山,鬼の目山,林道経由でぐるーっと回って走って帰れば30km位は走れそうなので,良いトレーニングになります。

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瀬戸口谷 in 大崩山系

さて今回は,大崩(おおくえ)山系にある瀬戸口谷。
ここはゴルジュで有名な祝子(ほうり)川の上流にあたります。

今日の行程は登山口~吐野~瀬戸口谷~五葉岳~鹿納山~大崩山~二枚ダキ~登山口というコース。
沢を遡行し,帰りはトレランして帰る感じです。

天気は快晴,気持ちも高揚。

ではどうぞ。

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左:今日は素晴らしい天気。怪我なく楽しもう。
右:登山口から吐野まではひとっ走り。森の小道がいい。

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左:坊主尾根の岩峰群。右端が中央稜で有名な小積ダキ。
右:吐野との出合い。ここから上流は平流の秀渓となる。

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左:金山谷(左)と瀬戸口谷(右)との二俣。素晴らしいということ以外,言葉がない。
右:瀬戸口谷もいい感じ。



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左:瀬戸口谷の名所,5m黒滝。もちろん直登。登山道は右手から巻き上がる。
右:新緑がよく映える。

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左:地形は緩いのでどこでもビバーグできそう。
右:このような場所は,九州内でも屈指。水上越周辺に匹敵する。

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左:五葉岳に詰めあがる。山頂部は石灰岩の露岩となっており,360度のパノラマが広がる。
右:見頃のアケボノツツジ。

ここから着替えてトレランモード。

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左:ブナ三叉路。ここはよく書籍等で紹介される。
右:アケボノツツジのトンネル。これをくぐっていくのは気持ちよい。

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左:鹿納(かのう)山(第一鹿納)への登り。
右:鹿納山は岩峰となっているので眺めはまた格別。一番右端の鈍頂が五葉岳。来し方を振り返る。

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左:鹿納山の前後は岩峰や岩場が連続するので刺激的。
右:緑とピンクのコラボ。青空によく映える。

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左:大崩へ向けての最後の登り。立派なブナの木。
右:疎林は風が吹きぬけ心地よい。

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左:10年ぶり位の場所。
右:そして大崩山頂。本当に久しぶり。

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左:山頂からは二枚ダキコースを下る。山頂からヤブの中の一本道を一気に下るとこのコルへ出て,ここからは沢筋に下る。

右:下りの沢筋。沢筋なら専門分野なので,上りも下りも安心して下れる。尾根のヤブから解放され,爽快。

林道まで降りたら残り5.2kmを30分ちょっと走れば登山口に着く。

とこんな感じでした。まるで何回も通っているかのように書いていますが,実はこのコースは今日初めて辿ったコースでした(予備知識は万全)。噂に違わず,祝子川源流は素晴らしいし,五葉岳からの縦走路も変化に富んで面白く思いました。もう少しコース調査をして,来年のこの時期に「祖母傾&大崩周遊」を実行する予定です。

★次も沢です。遡行先は「奥谷」という釣鐘山の南西面の沢です。

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志戸子川 in 屋久島

さて今回はガジュマルで有名な志戸子(しとこ)集落を流れる志戸子川の遡行です。
海から入って,集落,川,山と志戸子で統一された完璧に近い遡行形態です。

4/30の雨以来,天気のぐずつきが長引きましたが,ようやく今日は快晴になりそうです。
今回も遡行人さんと一緒の遡行です。

ではどうぞ。※コメントと写真が合致していない場合は,写真をクリックすれば正しいものが表示されます。

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左:まだ夜が明けきらない内に出発。
右:ちょうど志戸子川の河口に着いた頃に日が昇り始める。

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左:下部の渓相は緩やか。単調なリズムが続く。
右:水流は沢での指揮者。

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左:林道上にある屈曲部にあった6m滝。予想通り。
右:6m滝上の12m末広滝左の岩溝を登った。

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左:8mCS滝。CS・・・チョックストーン。挟まった岩のこと。
右:12mスダレ滝。美しい滝だった。

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左:北面を向いている沢はこのように一面コケに覆われていることが多い。
右:ようやく日が射し始める。コケに覆われた沢が輝きだす。



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左:森の中の遡行は快適そのもの。
右:一部区間はこのように開けている。ウグイスの鳴き声が辺りに反響し,爽快感120%。

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左:源流部の15m細滝。こんな上にもまだあった。
右:源流部のモスグリーンに覆われた森。

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左:山頂直下の疎林。ヤブがないなんて極楽のような詰めだな~。
右:そして志戸子岳山頂へ。山頂からは今朝出発した志戸子集落を俯瞰する。いい眺め。

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左:山頂部にあった印象的な杉。
右:下山道。山頂部から少し下ればピンクテープのベタ張り。

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左:一湊林道に降り,約6.3kmで島を周回する県道へ出る。
右:志戸子集落から志戸子岳を感慨深く見上げる。

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左:志戸子川の河口。空はすっかり晴れ渡り爽快そのもの。
右:大浦の湯で汗を流す。目の前は海でキャンプ場が併設されていた。

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左:宮之浦港の一コマ。今年も離島の日がやってきた。
右:開門岳で落陽を眺め,夜の帳が下りた頃,鹿児島の南埠頭着。

という感じで終わってみれば絶好の天気の中で終わることができ,また二人とも無事に生還できて何よりでした。
健康で怪我なく,また沢の愉悦を享受できることは,大きな喜びです。

今回新たに得た沢情報もあり,また来年のGWが楽しみです。

★次回は大崩山塊の瀬戸口谷(吐野~五葉岳)をお送りします。

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屋久島ライド(自転車)

今回は屋久島ライド。自転車であちこち走ってきた報告になります。
本来の永田~宮之浦岳~安房の屋久島横断トレランが悪天のため中止となり,そのオプションとして走ってきました。

コースは尾之間~安房~小瀬田~安房~淀川登山口~(トレラン)~淀川小屋~(トレラン)~淀川登山口~安房~尾之間の距離103km / 累積高度2,161m / 8時間23分のコースです。

ではどうぞ。

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左:屋久島空港。
右:安房(あんぼう)川。

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左:小瀬田で愛子を注文してから引き返し,いよいよ淀川登山口へ向けた上りが始まる。
右:下部の車道。どんなにきつくても諦めずに頑張りを続ける,これしか目標達成法はない。

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左:県道から分かれ,14kmで荒川分かれ。
右:目的地が近づいてくる。ここまで来れば登りきったも同然。

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左:紀元杉。
右:そして上り始めてから3時間,24kmで淀川登山口着。

ここからは淀川小屋往復のトレラン。今回,ほとんど島では走れていなかったので,この区間を楽しむ。



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左:山道の様子。
右:淀川の静謐を湛えた無音の流れ。

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左:淀川小屋脇の水場。
右:一服したら復路を戻る。

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左:下りでみかけたヤクザル。路肩でリラックス。
右:太忠岳にある天柱石と太陽。

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左:愛子岳と中島権現岳を安房川を眺める。
右:支流にあった25m滝。道路から滝の上部だけが見えていたので立ち寄る。



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左:更に下ると明星岳を望む。
右:そして最後の尾根を回り込むと安房の町が一望できる。

この区間は登りで苦しんだ分,下りはこの上ない快走を楽しめた。下りきった後は,尾之間までの13kmを残すのみ。

今回初めて自転車で回るという体験をしましたが,これはいい移動手段になると確信。時間や路線に縛られずに移動でき,さらには特定集落の指定場所に乗り捨てできるという利点があるので,大いに活用しようと思いました。


★次回は,ガジュマルで有名な志戸子川の遡行をお送りします。

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小田汲川 in 屋久島 【405m地点俣~林道】

さて遡行二日目。小田汲川の上部になります。
天気は良さそう,期待が高まります。

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左:一晩を明かした岩。空気が漏れたマット以外は,問題はなかった。
右:今日一発目の3m滝。

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左:平坦区間。
右:明鏡止水トロ。安房川の荒川出合上流にも似たようなのがある。それを思い出した。

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左:日が昇ってくると元気が出てくる。
右:505m二俣。開けているので気持ちいい。

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左:林道下の左支谷に懸かる17m滝。
右:林道下の大岩帯と5m斜滝。

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左:中瀬川林道。終点は図上より更に奥に伸びており,前述の505m二俣の左谷に沿って伸びていた。
右:林道のすぐ上にある5m滝。

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左:屈曲部に懸かる8m滝(滝記号5)。左の露岩を登る。
右:上流の明るい渓相。

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左:4m多条滝。
右:4mトユ滝を登る遡行人さん。

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左:休息の一コマ。沢の悦楽。
右:980m三俣。

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左:三俣上の一番右を取り進んでいくと・・・。
右:そこには庭園的渓相が広がり,思わず歓声が上がる。「素晴らしい~!」。



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左:岩間に吸い込まれる水流。ゴボゴボと音を立てていた。
右:詰めの林道で見かけたヤクシカ。こちらにあまり驚く様子もない。

そしてすぐに県道592号線に出て終了。お疲れ様でした。

下りはヒッチなので待っていると,1台の高級車が離合していた時にこちらに気づき,ドライバーが「乗っていく?」と。すかさず「お願いします」ということで早々に乗せてもらえることになりラッキー。

「なんか見たことある人だな~」と思っていると,なんと和民や都知事選で有名なW氏だった。これには驚きました。屋久島は出会いの島とは思っていましたが,まさかこんな山中でお会いするとは・・・。それに沢後の怪しい風体の二人組みを気安くひろってくれるとは・・・。今年のGW一番の出合いでした。

念願の小田汲川を遡行でき,また一つ目標達成。この川は島の南側に多い,下部は急峻,上部はなだらかな地形で,短いながらも沢の要素がコンパクトに詰まった秀渓でした。一緒に遡行した遡行人さんに感謝です。


★次回は,屋久島ライド(自転車)をお送りします。


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小田汲川 in 屋久島 【海~405m地点俣】

毎年恒例のGWの屋久島遡行。

2003年の宮之浦川を皮切りに,島の沢との関わりはもう10年になるので,今年は10年目のアニバーサリー。同行は2007年に安房川で知り合った遡行人さん。GWは色々とお世話になっています。

目指すは,記録の乏しい小田汲川。昨年のGWは大滝までで不調により切り上げていたので,今年は上まで抜けたい。図上の滝記号が想像を掻き立てる川です。まずは初日の様子から。

ではどうぞ。

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左:桜島と朝日。今年も好天気でGWが始まる。
右:宮之浦港。もうお馴染み。

安房で遡行人さんに迎えに来てもらい,そのまま高平へ移動。
野菜売り場脇に駐車して,牧場脇を通り海へ降りていく。

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左:小田汲川の河口。海からのスタート。波が岩に砕けるのが松竹の映画のようだったので一枚。
右:直径20mの大釜と3m滝。屋久島らしい渓相。

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左:3m滝の懸かるホルンフェルスゴルジュ。懐かしい。「あったあった,これ」。
右:橋下の3m滝を登る遡行人さん。

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左:橋上の渓相。天気が良ければ言うことはなし。
右:そして到着。小田汲大滝30m二段(滝記号1)。空間の狭窄感が圧倒的。

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左:造りが大きい渓相が広がる。まるで奥岳に突き上げる沢のよう。
右:遡行人さんの積極的クライム。

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左:そしてゴルジュが現れる。
右:ゴルジュの最奥には20m二条滝が水を吐き出す(滝記号2)。

ここは左の樹林巻き。なるべく低く巻いていき,斜度がきつくなる頃に一段上に上がり,斜上気味に行くと,高平山から派生した尾根上に出る。さらに左手に進み,支流に出て,そこから右へ折れ,本流との出合いに下降して復帰。約1時間の巻きになった。

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左:さらに少し進むと再びゴルジュとなり10m滝(滝記号3)が行く手を阻む。手前の釜は一辺15mの正方形型。珍しい形をしている。ここも左巻き。



右:10m滝上は長さ100m,幅5m程の長瀞となっており,出口にはこれ。20m滝(滝記号4)。屋久島らしからぬ渓相をしていて目を惹く。由布川ゴルジュを彷彿とさせる。

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左:これで滝は終わりかと思いきや,その上にはこれ。10m二段羽衣の滝(長さは30m位)。見た瞬間,鯛之川のそれを思い出していた。これまでの険悪な滝からすれば癒し系の滝。

右:滝の上から見下ろす。スラブ滝は,その流水音と水紋が美しい。

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左:405m出合い。これまでの悪場抜けた先にある開放感のある空間。左手の岩上でビバーグ決定。
右:夜はお決まり。食事以外することがないので焚き火を見ながら贅沢なひと時を過ごす。

と初日はここまで。初日から見所満載で,すでにこの時点でこの沢は大成功だと確信を得る。前岳に詰める沢でこれだけのものは滅多にないと思います。

明日はここから林道までを詰め上がります。天気が良さそうなので期待も高まります。


★次は小田汲川:後編となります。

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