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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

アシュケナージ×辻井伸行 コンサート

さて,予定通りコンサートに行ってきました。

世界的ピアニストであり,現在は指揮者として活躍しているウラディーミル・アシュケナージ氏と若手注目株のピアニストである辻井伸行氏の競演。

曲目は,
①ベートーベン「プロメテウスの創造物」,
②グリーグ「ピアノ協奏曲」,
★ショパン「革命」,
③ベートーベン「交響曲第6番:田園」,
★エルガー「朝の歌」(アンコール)
(★は公式演目になく,当日演奏された曲)

曲というよりは,二人を間近で見たいがために行ってきました

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感想は・・・
>辻井伸行氏

見事な演奏でした。テレビ等で見ていた,身体をゆすりリズムを取る,独特の姿が印象的でした。また盲目とは思えないタッチは,感情のこもった滑らかさや強弱がよくついており,他に類を見ない素晴らしい演奏だったと思います。

>アシュケナージ氏

彼のベートーベンの三大ソナタを聴いたことがきっかけで,クラシックに興味を持つことができ,生きている間に一度はお目にかかりたかった人間の一人です。私的には指揮者というより,名ピアニストの印象が強いだけに,指揮に関しては何ともいえませんが,曲間に見せた,彼のひょうきんな振る舞いは意外でした。

こんなやりとりもありました。拍手喝采の中,辻井氏がアシュケナージ氏にピアノ演奏を促します。するとアシュケナージ氏は,うろたえる振りをしながらも,「タン,タララララ・・・」とショパンの「革命」の出だしを弾き(ここを聴いただけでも,素晴らしく上手なことがわかります),辻井氏に続きを弾いてごらんといわんばかりに促します。そして,辻井氏がそのまま「革命」を演奏する,というものでした。演目にはないサプライズ演奏でしたが,聴きなれている曲だけに,会場は興奮に包まれていました。

中学生の時から憧れていた人に出会うことができ,今日という日を一生忘れることができなくなりました。これからもピアノを続け,目標であるベートーベンの「熱情」を弾ける日が来るように,今夜からまた気合を入れて練習に励みたいと思います。

★次回は,天気が怪しいので未定です。

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五ヶ瀬川:左支谷大滝沢 in 宮崎

さて,今回は宮崎北部を流れる五ヶ瀬川の源流域の左支谷大滝沢をお送りします。

ここは以前から木浦林道を走るたびに,林道の右下に石灰岩の岩壁があり,そこに滝があることは知っていました。しかし,なかなか遡行する機会がなく,今回,ようやく遡行の運びとなった次第です。

どんな滝なのか楽しみで,準備段階からそわそわ落ち着かない。
ではどうぞ。

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左:まずは脊梁のありふれた渓相からスタート。
右:10m滝。この付近から岩壁が目立ち始める。

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左:林道の橋を越え,さらに奥へと溯っていく。
右:森の中はひんやりとして,すっかり秋めいてきた。

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左:そして,いよいよ登場。でかい!森を抜けると現れます。55m大滝。

右:滝の横顔。上部で吐き出された水滴は途中で霧散し,消えるように見える。落差がある滝や,水量が少なめの滝で見られる現象(参考:ギアナ高地のエンジェルフォール)。水量による迫力には欠けるが,いい写真が撮れる。

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左:滝は下部がかぶっているので,水流の裏から撮影。面白い構図になった。
右:滝裏からの眺めは新鮮。

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左:さらにもう一枚。いや~いい滝だな。
右:右手の岩壁を絡みながら巻くと,ちょうど落口へ。

という感じで,想定外の大滝と出会うことができたので,良かったです。今回も怪我なく遡行でき感謝です。

これまで五ヶ瀬川の支流はあちこち遡行してきましたが,今回の滝はその中で最大のものでした。規模も大きく,周りの風景も良い滝でした。

それともう一つ。達成感と共に帰宅し,メールをチェックすると,熊本城マラソンの結果が届いていました。すぐさま開くと「当選」の文字が。嬉しさと安堵でホッとした気分です。来年こそはサブ3目指し,計画的かつ,効果的なトレーニングを,これから本格的に積んでいこうと思っています。

★次回は音楽ネタで,アシュケナージ×辻井伸行 日本ツアー2013をお送りします。中学生の頃に聞いたアシュケナージのベートーベンの三大ピアノソナタは,クラシックに興味を持つ大きなきっかけとなっただけに,その彼を間近で見れるなんて・・・夢のようです。

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いのそ谷(下部) in 宮崎県

さて今回は「いのそ谷」。日之影川の支流の一つです。

釣鐘山まで詰めて,鹿川越から千軒平林道を経て,走って戻るコース設定です。

ではどうぞ。

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左:日之影川との合流点から遡行開始。

右:4m斜滝と釜。造りが大きく水量豊富なので期待が高まる。珍しく後ろから釣師がやってきて,軽く会話する。

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左:最初の滝場を越えると流れは緩やかになる。

右:判断を迷いやすい地形。水量からすれば左が本流だが,傾斜からすれば右が本流。近づいて調べると,左の10m滝はなんと伏流水でした。それにしては見事な滝を作り出している。

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左:下部の核心部,石灰岩ゴルジュ。石灰岩特有のかぶった岩場が連なる。
右:ゴルジュの最上部には,25m曲トユ滝がある。

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左:なんか釈然としない今日の雲行き。
右:まだ真新しい林道終点。今日はここまで。気持ちが切れた。

今日は最初から身体というより,気持ちの高揚がまったく見られず,遡行意欲を失う。きっと昨夜の睡眠の質と寝起きのタイミングがずれたせいだろう。

こんな状態で遡行しても「いのそ谷」と共感できないので,今回は中止して,下部の林道までとする。林道上で一眠りして,下山に取り掛かる。もちろん走る気力も萎えているので,久しぶりの歩いて下山。

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左:ヒオウギの花。林道で見かけるなんて珍しい(大抵は植栽)。私の好きなオレンジ色の花の一つで,夜間には花弁を閉じます。またこの花は,京都の祇園際の象徴でもあります。

右:日之影川の対岸にはどっしりとした重厚感ある戸川岳。石灰岩が荒々しい山容を作り上げている。

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左:日之影川と「いのそ谷」入口の右手に聳える,(自称)戸川マッターホーン。いつ見ても端正な形をしています。

右:日中はまだ夏を思わせますが,いつの間にか咲いているヒガンバナ。秋を感じる風景の一つです。

という感じでした。ここにはまた10月に再訪し,未完成の上部を繋げたいと思っています。

また今日は,一日では最多となるある物を見た日でもありました。それは…スズメバチの巣。今年は猛暑だっただけに警戒していましたが,目につく場所だけでも6箇所も目撃。目につく場所にある巣はどうって事ないんですが,木の洞とか地中にある巣には最大限,注意を払わないといけません。私も以前,木の根下にある巣を見過ごし,刺されたことから,エピペンは手放せないマストアイテムになっています。

★次回は,五ヶ瀬川源流域の左支谷。いつかは行きたいと思っていた,木浦林道下に大滝が隠れている場所です。等高線が100m程詰まっていますので,15mクラスの滝であれば2~3本,40mクラスであれば1本あれば御の字です。
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松の坂谷:左俣(中の沢) in 椎葉村

さて,今回は松の坂谷。以前から候補にあったものの,なかなかタイミングが合わなかった沢です。

台風がそれて秋風の快晴の下,沢+トレランで駆け抜けてきました。コースは松の坂谷:左俣を遡行し,霧立越へ詰める。そこから向坂山~三方山~椎矢峠までトレラン,そこからは林道を下り,元の場所へ戻ってきます。

ではどうぞ。

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左:耳川(左)と松の坂谷(右)の出合い。
右:出だしは平流でいい感じ。

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左:シイタケ発見。ただシイタケは,天然物と人工物とで大差ないので収穫は見送る。
右:泳ぐしかない釜。先はミニゴルジュになっている。



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左:ゴルジュ内では水が躍動する。

右:右俣との二俣まではあっという間に到着。そこから左俣に入るとすぐにゴルジュ帯。これは巻けんな・・・。中を突破するしかない。

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左:写真を撮りながら楽しみをみつけて遡行する。
右:5m斜滝。左壁をクライム。

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左:日が差し込むと水中写真も映える。
右:ゴルジュは続く。

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左:今度はこれ,アシグロタケ。ゴムみたいにグニャグニャした手触りをしていて,これ自体は食用になりませんが,汁物用の出汁を取ります。結構いい出汁が取れますよ。

右:ゴルジュ帯を抜けると渓畔林が広がる。ここのゴルジュ帯は短かったものの,刺激的でした。

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左:空中と水中を同時に楽しめるショット。
右:ここにはヤマメがいたので,すぐさま撮影したんですが・・・。

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左:段々と傾斜がついてくる。
右:滝の落口にカメラをもぐりこませ,落水の様子を水中から撮影。

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左:源流域にもこんなものがありました,15m滝(上部の5m斜部は見えません)。
右:そしてさらに8m滝。最後まで楽しませてくれます。

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左:いよいよ最後の詰めにかかります。傾斜も一気に急になってくる。
右:もうすぐで霧立越の登山道。あと5分。

とここで遡行は終了。ここからはトレランに切り替え。まだまだ先は長いので,じっくり楽しみながら走ろう。

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左:霧立越の道はすこぶる快適。
右:白岩に立ち寄り,向霧立越を眺める。これからは,右奥の向坂山へ行き,左折。三方山と高岳の間にある椎矢峠までトレランで約11km,そこからは林道を約15km下るというコース。

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左:逞しいブナの若樹。
右:そういえば今月末あたりは大会だったな~。

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左:夕暮れの椎矢峠。宮崎県側から熊本県側を見ると,奥に天主山が見える。
右:林道を下る途中から。さっきは白岩山頂からこちらを眺めていた。

最後は真っ暗な中ゴール。遡行もランも4時間の合計8時間の行動でした。今日は一日中雲がなく,さらには涼しい秋風が吹く中での活動だったので,非常に快適でした。今年は9月頭にまとまった降雨があったので,キノコが楽しみです。

★次回は,「いのそ谷」をお送りします。下山は遠回りしてのLSDラン。

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木浦谷:木浦山沢右俣 in 宮崎

さて今回は,木浦谷の支流である「木浦山沢」。
木浦谷とそごう谷の二俣下流で,左岸に出合う谷に行ってきました。

こういう支流系は,増水していたり,時間が限られている時の遡行向きです。

ではどうぞ。

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左:右奥から出合うのが,木浦山沢。

右:乗っけから2~5mの小滝が連続し,全てシャワークライム。いきなりエンジンの回転数が上がる。これは大当たりかも。

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左:水質は抜群。日が差し込むと,水中にも陰影が刻まれる。
右:5mスダレ滝。これも全身シャワーで突破。

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左:これも,あれも,ぜ~んぶシャワークライム。暑さ知らずで遊んでいく。
右:一気に7本程,滝場を越えると,今度は原生林が展開。

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左:沢の中央に屹立する,サワグルミの大樹。サワグルミは渓畔樹の代表格で,遠目からも視認しやすい樹の一つです。ケヤキの樹に似て,スッと立ち,上部でパッと樹冠を広げるそのたたずまいが,お気に入りです。

右:スッと天に向かって伸び上がる様は,実に見事で美しい。

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左:落ち込み下の様子。
右:上部はこのような急傾斜の流れとなる。

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左:3m滝。こういう渓流沿いでは,ミソサザイという,かわいい小鳥とよく出くわす。尻尾を上下左右に小刻みに動かすあの鳥です。沢をやる人なら必ず遭遇していると思います。

右:8m全面コケ滝。これは珍しいタイプの滝。

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左:そして木浦山へ。

右:木浦山からは,東へ伸びる尾根上を走る。下り基調だが,小さい上りが4つ程あり,心肺強化の良いトレーニングになる。木浦山から国見峠まで2.1km,そこから木浦橋までロードを6.5km走ればおしまい。山頂から橋までは1時間程度で帰着。

という感じの,仕事前の半日沢でした。
また一つ新たな谷と知り合えて,また,無事に戻ってこれて何よりでした。

★次は,松の坂谷:左俣の遡行です。帰りは,霧立越~向坂山~椎矢峠~林道~松の坂橋のランになります。

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阿蘇山上トレラン

最近は天気がぐづついているので,なかなか沢に行けずじまい・・・。
という訳で,阿蘇山上でトレランをしてきました。

今年こそは来年2月の熊本城マラソンでサブ3を達成すべく,今から計画的に脚作りです。
その一環として走ってきました(名目は3時間以上のLSD)。

コースは草千里~ロープウェイ西駅~仙酔峡~高岳~中岳~砂千里~ロープウェイ西駅~草千里の周遊コースで,距離は約18kmってところです。

ではどうぞ。

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左:草千里展望台の大カーブの所からスタート。いつ見ても雄大な景色。
右:ロープウェイの東駅から仙酔峡へ下っていく。

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左:仙酔峡では,野外研修のグループと思しき人たちが,釜への飛び込みの最中だった。
右:ここから仙酔尾根の登り。踵を浮かせて前足底部で登る練習。

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左:ひとしきり登ると頂上台地へ飛び出す。高岳は指呼の間。
右:高岳から中岳への尾根。走りやすいし,眺めも良いので何度来てもいい。

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左:中岳から高岳方面を振り返る。

右:これから中岳南尾根を走る。左奥のピークまでの約1kmは,晴れたら絶景,右手に火口を眺めながらの爽快ランとなる。ここは適度にアップダウンがあるので,高地インターバルとして活用しています。

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左:砂千里へ下るガレ谷。何回も来ていると,どこにどんな岩があるかがわかってくる。
右:締めは砂千里。ここを過ぎれば後はロードで草千里まで。

という具合で約3時間のLSDでした。阿蘇は涼しいかと思っていましたが,非常に蒸し暑い状況で,汗ボタ。もう少し涼しくなれば言うことないんだけどな~。8月に走り込めていない分を取り戻すことが,まずは先決なので,今後も計画的に走り込んでいきたいと思います。

★次は木浦谷から木浦山に突き上げる木浦沢。木浦山からは,先日のそごう谷の帰りに見つけた,尾根沿いに開かれている道を国見峠まで辿りたいと考えています。

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