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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

カズオ谷(松読谷):左俣 in 熊本県水上村

さて今回も秋の山行,遡行+キノコ狩。

場所は,球磨川源流の近くにある「カズオ谷(松読谷):左俣」。遡行後,水上越周辺でキノコ狩。天気は上々,寒気が入り冬の様相ですが,汗をかくよりも快適です。

ではどうぞ。

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左:最盛期の紅葉。真っ赤が青空によく映える。
右:林道から今日の遊び場を眺める。沢は左端の南山犬切に詰め上げ,右手の水上越周辺でキノコ狩です。

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左:入渓地のあったオレンジ紅葉。
右:水中も落ち葉が攪拌されて秋模様。

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左:やっぱり秋は南面の沢だな~。
右:左写真の紅葉を逆光で一枚。

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左:5m滝。
右:何度も背後を振り返る。太陽の光が暖かい。

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左:渓相は基本的に大人しめ。
右:5mハング滝。

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左:スズメバチの壊れた巣。蜂は寒さで動きが非常に緩慢なので刺される心配はない。ハニカムと多層構造。このハニカム構造は,一定の面積を最も無駄がなく使用できる構図で,サポートタイツなどでも活用されている。自然から学ぶ点は多い。

右:源流の二俣は,石灰岩のちょっとしたゴルジュ状。

※ハニカム構造…平面を,隙間なく最も多く占めることができる形は正六角形で,ハチの巣がこのような形をしていることから名付けられた。honeycombとは「蜂の巣」の意。

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左:むほっ,ヌメリスギタケ。今年はこのキノコとの出会いが多い。

右:キノコを採集していると,ガサッ,ガサッと物音がするので忍び見ると立派な雄鹿が至近距離まで近づいてきていた。こちらがカメラを構えるのとほぼ同時に,向こうも気づく。

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左:水上越周辺にはこのような平坦な地形が広がり,極上の森を形成している。
右:大きなドリーネがある場所。しかし,森の感じが何とも素晴らしい。

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左:そして今日最大の喜び,ナメコ発見!これはほんの一部で,前後に鈴なり状態で出ていた。ある程度の大きさのものだけを収穫し,来週,また来よう!

右:ある程度うろついた後は,水上越から球磨川源流に下る。斜面から突然水が流れ出している不思議な場所。

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左:残照に照らされる紅葉。自然と足早になる。
右:登山口からはロードを1km走れば帰着。カズオ谷は,球磨川の一本西隣にある沢です。

という感じの秋の一日でした。今日も良き日となり感謝。ナメコが収穫できたのが,何よりの喜びです。来週は予定を変更し,再びこの界隈でキノコ狩です。ほどよい大きさに成長しているナメコを採りにきます。

★次回も沢+キノコ狩です。場所は水上越周辺です。
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ハグエ谷 in 宮崎

さて,今回は椎葉村にある「ハグエ谷」をお送りします。

ここは,先週遡行した「ヤゴロウ谷」の西にあり,起点は同じ萱野になります。ヤゴロウ谷は五勇山に詰め上がり,ハグエ谷は,五勇山の3km西にある烏帽子岳の近くに詰め上がります。実に12年振り,二度目の遡行となります。

雨が止み,昼前から快晴に向かうとの予報を信じ,出発を遅らせての遡行です。出発が遅れた分,水上越周辺のキノコ狩はカット,烏帽子岳から南へ縦走し,椎葉越から昔の道を下り,萱野に帰ってくるショートカットコースになります。

ではどうぞ。

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左:行きがけに見た真っ盛りの紅葉。見事だったので一枚。
右:拡大写真も。色合いが絶妙。

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左:萱野の登山口にて。先週の紅葉。
右:そしてこれが一週間後の紅葉。この一週間でずいぶん紅葉が進んでいる。

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左:出だしの6m滝。
右:大岩の裏にある6m滝。

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左:ハグエ谷に入ると出だしに6m,7m滝と続いた後,いったんおだやかになる。

右:そしてハグエ谷の最大の見せ場,滝二俣。左は支流で23m滝,右が本流で15m滝となって合流する。周辺は石灰岩の岩壁に取り囲まれ,深い井戸底のような造形で,迫力あり。

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左:右上の写真の,左の23m滝のすぐ上にかかる15m滝。
右:右上の写真の,右の15m滝上にある20m滝。いや~ここは見ものです。

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左:しばらく進むと再び岩壁がそば立ってくる。そしてその中央を穿つ10m滝。ここはハグエ谷の第二の見せ場。

右:10m滝の右巻き途中,岩場を直上クライムしていると看過できないものが目に入ってくる。貴重なイワタケじゃないか!このサイズに成長するまで少なくとも10年はかかる。こりゃ見過ごせんバイ。ってことで岩場を右にトラバースして収穫,そして再び岩場を直上クライム。この様子を下から誰かに見られていたら,「岩場で何やっとんじゃい」と思われるに違いない。食欲とは恐ろしいものです・・・。

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左:岩場を巻き上がった岩稜にあった紅葉。これまた見事で一枚。
右:先の10m滝上は深いゴルジュとなっており,10m滝上には,この20m滝がかかる。

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左:泊まりたくなるテン場。
右:この一週間で渓はすっかり秋化粧。

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左:これはヌメリスギタケ。が,時期遅し,既に腐りかけの段階になっていたので収穫は見送り。でもキノコの鈴なりを見れただけでも目の保養になる。

右:最後の詰めはシャクナゲを避けつつルーファン。

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左:斜面に林立する石灰岩峰上から来し方を見下ろす。赤丸が追手納の公民館。後であそこからこちらを見上げます。

右:烏帽子岳から南に伸びる尾根を伝い,椎葉越(ぼんさん越)へ。以前の旧道はヤブ化していたが,2012年に新たに切り開かれた模様。ありがとうございます。こういう歴史の道は未来へ残していきたいと思います。

★追手納(おてのう)・・・現地の村道や最近の地名では,尾手納や御手納と表記されていますが,「追手納」が古くから伝わる地名です。由来は,平氏の残党を追ってきた源氏武者たちが,この付近まできましたが,あまりの山の深さに,追うのを納めたことから,追手を納める=追手納という地名が生まれ,また,その時の源氏の追手は五名だったことから,五人の勇者=五勇山という山名が生まれたそうです。

★椎葉越(ぼんさん越)・・・古くから椎葉と五家荘を結ぶ生活道で,五家荘の樅木の寺がなかったことから,椎葉村日添の称専坊寺のお坊さんが法事に赴く時に使用したことに由来します。

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左:そういえば12年前のハグエ谷の遡行後は,この辺りで日暮れとなり,暗くなる中,この道を急いで駆け下ったことを思い出しました。ヘッドランプを持たずに,月明かりで路面を見極め,萱野まで歩いたことは遠い日のよき思い出の一つです。

右:下山後,公民館から先ほどの展望岩を見上げる。

という感じの遡行でした。今日も怪我なく生還でき感謝です。

いや~やっぱりハグエ谷はいいですね。特に石灰岩の岩壁を穿つ滝群や,それとは対照的なたおやかな渓相とのバランスが良いです。最後の詰めではシャクナゲがたくさんあるので,5月初旬辺りの遡行がベストではないでしょうか。

★次は天候次第ですが,沢かトレランになります。
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第27回 菊陽町にんじんの里マラソン大会

「ハグエ谷」遡行の前に,地元で開催されたレースに参加してきました。

距離は10km(参加者は300名程)。今の自分のスピード力を見る上でもちょうどいいと思い,午後から仕事にも関わらずの参加です。10kmのレースは2010年の門司レトロ以来となるので,前日からそわそわ落ち着かずに,ほどよく緊張していました。大人になるとこの「ドキドキするような緊張感」が乏しくなるので,たまにはいいな~と思ったりもしました。

写真は少ないですが,ではどうぞ。

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左:初めて出る地元の大会。天気は小雨。
右:大会特有の熱気が伝わってくる。あ~この感じは久しぶり!

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左:開会式。左奥ににんじんバルーンが浮かんでいます。
右:まず2km部のスタート。子供たちが元気よく駆け出していきます。

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左:そして唐突に自分のゴール。

右:参加費1,500円でこれだけの参加賞がもらえます。どこかのマラソンも料金に見合ったものを提供してほしい。

という感じのレースでした。それにしても44分とは情けない…。スピード特化練習をしていないとはいえ,やはり地力のなさを露呈してしまいました。

今回のレースを振り返ると,スタミナは問題なく,ストライドや姿勢の維持はできましたが,心肺が先にダメになった感じでした。苦手とする蒸し暑さにやられたのでしょう。ラップ的には,前半21"40,後半22"20。5km以降,自己ベストは無理だとわかったので作戦変更して,8kmまでは無理せず心肺的に楽なペースで走り,それからラストの2kmでビルドアップして走ることにしました。最後に抜かれると徐々に心が折れていくので,最後は気持ちよく完走する意味でも,ペースアップです。

まあ,学生時代に陸上経験もなく,短距離も長距離もいつも後ろから数えた方が早かったので,これが実力でしょう。努力してようやく人並みということです。今回の教訓を次のレースに活かすべく,トレーニングメニューに「きつい状態で,長く押し通す練習」を入れなければ,と痛感しました。

★次回は,「ハグエ谷」とキノコ狩ランです。ハグエ谷は12年振りの再訪となります。ここは小振りながら,石灰岩に懸かる滝が豪快な沢です。キノコ狩は脊梁のメッカとも言える,水上越周辺を徘徊してきます。
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