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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

トレラン in 藤河内周辺 (万次越・囲峠)

さて今回は来るべきUTSKO(祖母傾大崩周遊)のためのコース調査。
万次越~藤河内~木浦鉱山(集落名)の間のデータを取得してきました。

快晴という予報を信じ,朝一から走り出す。
ではどうぞ。

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左:冠雪の桑原山と月。
右:奥ヶ迫林道は入口から1,6kmのカーブ地点にチェーンがしてあるので,そこからは走り。

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左:七年谷右俣を横切る地点。上流の10m滝。下流にも滝があるので,来年はここを遡行しよう。

右:尾根の突端から取り付いて登りだす。下部はまだいいが,最後の登りの区間はモナカ雪で始末が悪い。モナカ雪とは上層の数センチだけが氷化して,その下層はさらさらの雪の状態のこと。登りでは氷化部を砕いて登らないとツルツル滑るし,砕いたら砕いたで脚が下にズボッとぬまるし,下りは下りで,既に付いている足跡に足を置くと,下層に置いた足が下に滑り,ちょうど脛の辺りが氷化した部分にあたるので痛く悩ましい。

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左:万次越。約一週間振りだが,すっかり冬景色となってしまった。
右:樹氷が陽光に照らされ,パラパラと霰のように降ってくる。冬の芸術。

さて,これで万次越~藤河内のデータはOK。次は藤河内と木浦鉱山とを結ぶ囲峠に向かう。

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左:林道の途中で夏木山を眺める。初めて東から眺めたが,ノコギリ尾根の具合が一目瞭然。
右:林道を登りきり,最高点の堀切を木浦鉱山側へ少し下った所から振り返る。

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左:これから赤丸の木浦鉱山まで下り,そこから登り返し。
右:登りは旧道を利用。ふと見つけた大理石。見事な白さだった。

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左:落ち葉の中心が窪んでいるのがわかりますか?これは鹿が休憩した跡です。冬期,鹿は日が当たるこのような落ち葉に脚を折って座り,消化と休憩を取る。付近にもう一つありました。窪みの大きさから見るに,二頭で行動している生後3年程のメス鹿でしょう。

右:木浦鉱山から登り返し,再び藤河内方面へ下る。今朝登った万次越や桑原山~木山内岳の稜線がバッチリ。

最後まで天気がもってくれて助かりました。また新たなコースに足を踏み入れ,概要を把握する事ができて良かったです。今日に感謝。残るデータ取得箇所は3つ,追越付近,鹿川峠~鹿川越間,生木峠(旧道)となりました。今年中には取得し,距離,累積高度の数値の確定をしたいと思っています。

★次回も走ります。コースは未定。

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阿蘇一周ロード55km

今回は三度目の挑戦となる阿蘇一周ロードです。
起点は大橋で,→ 高森 → 箱石峠 → 宮地 → 大橋と回るコースです。

三度目の正直で一周なるか。
ではどうぞ。

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左:ここからスタート。
右:まず最初のチェックポイントの高森までは17km。

・・・と快調に走っていると左脹脛が痛みだし,段々ひどくなってきた。いやな感じがしたので,仕方ないが切り上げ。ということで6.3km走って終了という,何ともお粗末なランとなりました。また機会を見つけ,チャレンジしたいと思います。

これでは不完全燃焼もいいところなので,UTSKO(祖母大崩周遊156km)の地図を作成して,モチベーションを高める。

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これがそれ。1:50000図で4枚分,1:25000では13枚分に渡る広域を走ります。赤丸がポイント集落(上畑起点で左回り),赤線が走行コース,緑線は主尾根筋,青線は祖母傾の外郭コースの一部。因みに上畑から尾平トンネルまでで,距離:55km,累積高度:3,800m,15時間くらいかかりました。

まだ南側のコースの距離と累高のデータが一部未取得ですので,それらを取れば,ほぼ確実な数値を得ることができ,全コースの確認も終了です。頭の中ではコースとそこを走る姿が思い描けるので,後は好機を待って,チャレンジしたいと思います。このコースがもう頭から離れず,完全に宿っている感じです。こうなるとやりきるまでは逃れられませんが,自分の限界を試すいい機会なので,冷静と情熱とを大切にしていきたいと思います。

★次は,UTSKOのコース下見で,藤河内周辺と鹿川周辺のトレランです。
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UTOK (ウルトラトレイル大崩)

今回は天候と休みが1ヶ月ぶりに合致し,走ってきました。
コースはUT(ウルトラトレイル)シリーズの第二弾:UTOK(ウルトラトレイル大崩)。

コースは大崩(おおくえ)山塊を一周する周回コースです。
スタートは祝子(ほうり)川温泉を起点に,~矢立峠~桑原山~木山内岳~要山~五葉岳~鹿納(かのう)山~大崩山~鹿川(ししがわ)越~と走って,ゴールは元の祝子川温泉。

全長:34,19km,累積高度:3,224m,時間:11時間12分のトレランになりました。

ではどうぞ。

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左:出発は5:42。ヘッドライトをつけて矢立谷を遡行して,6年ぶりに矢立峠着。徐々に明るくなってきた。

右:桑原山山頂への登りの途中で朝日が昇る。身体中にエネルギーが漲ってくる。

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左:斜面を染めるモルゲンロード。このオレンジ具合が絶妙で,その美しさは筆舌に尽くしがたい。
右:西方に大崩山を視認。後であそこを走っているはず。

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左:温泉から約1,000mの登りをこなすと桑原山。山頂付近は樹氷の森ができており,純白の森は芸術的で見た目は美しい。しかし,現場は北西の烈風がゴーゴーと音を立てて吹きすさぶ環境で,ハイドレのチューブ内が凍り付いてしまった。阿蘇北面と同じくらい寒いのだろう。体感ではー10℃±。

右:桑原山からは万次越までは緩やかに下っていく。

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左:木山内岳,喜平越を過ぎ,アップダウンを8つこなすと要(かなめ)山。ルートはここから西進し,五葉岳へ向かう。

右:この辺りは緩い地形が広がり,森が素晴らしい。左下は5月に遡行した瀬戸口谷。

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左:左が北面,右が南面。際のラインが面白い。

右:そして一登りで五葉岳。ここからは南進し,鹿納山~大崩山と走る。ここがコースのほぼ中間点で,距離:15,79km,累積高度:2,145m,時間:5時間35分。

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左:鹿納山の右奥には尾鈴山が見える。遠望できるのは空気が澄んでいる冬期ならでは。
右:左写真の鹿納山の近くまで来ると,このように手前の岩峰と併せて双耳峰に見える。

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左:鹿納山から今日のコースを見渡す。奥の桑原山から走ってきて,五葉岳を経由して,大崩方面へ走る。足元は伐採されたことがない,素晴らしい森が絨毯のように広がっている。

右:北方を眺めると傾山の右奥に大分の名峰:由布岳が見える。

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左:大崩まで五葉岳から2時間40分,そしてここから初見の鹿川越の道を下る。下り始めてすぐにゴールの祝子川温泉を見下ろす。高度差は約1,200m。あと3時間位かな。

右:カラヤケのコブからの下り始めの道。ヤブ道と聞いていたが,この程度なら問題なし。テープ・案内板「山頂→」は少しはある。踏跡を忠実に辿る。

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左:中間部の下りはスラブや巨岩を避けるためにルートが屈曲しているので,ルーファンに気を使う。機械的に歩いていては道を踏み外すので,頭を使いながら下る分,ほどよい緊張があり面白い。これは特徴的だった屏風状の巨岩。

右:そして鹿川越へ。80m先にも似たようなコルがあり,そちらの方がいかにもそうに見えるが,ここが本来の峠。「薩軍敗走路」の黄色く小さい案内板がコルの10m下の谷にあった。

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左:今では崩れまくっている上部廃林道を歩いて,大藪集落へつながる最短路の林道にのる。ここは図上では上部廃林道と連結しているが,実際には20m程手前で終点なので,注意を要する。振り返ると鹿川越から鬼の目山へ伸びるノコギリ尾根のギザギザが見える。

右:カラヤケから鹿川越までの下りルート。スラブ帯を巧みに避けたコース取り。

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左:硯岩(左)と白タキスラブ(右)。あの中央を抉っているのがクロスケオテ谷(武平谷)。あそこは突破も下降も痺れる険谷。

右:林道を6,7km走り下ると上祝子橋。日が暮れる前に無事に下りて来れて感謝。今日も一日ありがとう!

この後は車道を600m登ると祝子川温泉でゴール。

という感じのあっという間の一日トレランでした。集中して走ると11時間なんてあっという間です。集中は時間を超越しますね。

いや~大崩の周遊はUTSK(ウルトラトレイル祖母傾)とはまた違って良かったです。UTSKの方は火成岩の黒い岩場と森を走り,UTOK(ウルトラトレイル大崩)は白い花崗岩のダキを眺めながら,緩い森の中を走る感じでしょうか。UTSKの登りは,最初と最後を除いて150~450mの登り下りが5本ほどですが,UTOKでは,20~350mの登りが20本くらいあり,尾根上でのアップダウンが激しいコースでした。

また違った視点から見ると,UTSKの主峰である祖母山は豊玉姫(とよたまひめ)を祭り,UTOK山塊を流れる祝子川(ほおりがわ)の由来は,火遠理命(ほおりのみこと,山幸彦)から来ており,彼は豊玉姫の夫でもあります。そう考えると,日本の古来からの夫婦神と関係の深い場所を走ったともいえます。

さらに,今回走りながらとんでもないコースを思いつきました。それはUTSK+UTOKを繋げたコースです。上畑をスタートして,~大障子岩~祖母~本谷山~九折越~傾山南尾根~杉ヶ越~要山~五葉岳~大崩~鹿川越~祝子川温泉~矢立峠~桑原山~要山~杉ヶ越~傾山南尾根~傾山~三ツ尾~九折~上畑に帰ってくるというロングコースです。距離は約95km,累積高度は8,600mという九州を代表する二つの山群を繋ぐというものです。時間は45時間程度だと推算しています。

そして,さらにその先に見えているのが,これこそウルトラトレイルと呼ぶべきもの。九州で本場ヨーロッパのUTMB(ウルトラトレイルデュモンブラン)に匹敵するコースを作るとしたらこれしかないってコースです。

それは「祖母傾大崩周遊トレイル(UTSKO)」。今年の4月に走った祖母傾外郭周遊105kmに大崩周遊を加えたコースになります。コースは,上畑スタートで~黒岩~倉木山~神原~三県境~北谷~黒岳~四季見原橋~親父山南尾根~土呂久橋~尾平トンネル~中野内~追越~煤市~煤市吐~下鶴~鹿川峠~鹿川~鹿川越~上祝子~矢立峠~桑原山~万次越~藤河内~囲峠~木浦鉱山~生木峠~御泊~ソデ尾~白谷~三ツ尾~九折~と走って,元の上畑にゴールです。

全コースの約10%は机上計測ですが,距離:156.9km,累積高度:10,347m,時間:45.5時間というものです。この辺りをくまなく歩いている玄人山屋さんならイメージが湧くと思います。高度差800m以上の登りが6本あり,その内3本は1,000mを越える登りです。2014年内には走りたいと思いますが,その前にUTSR(ウルトラトレイル脊梁115km)とUTSK+UTOK(95km)があるので,それらのトレランを走った後に考えています。

峠を越えた後には集落に降りますが,エイド,デポ,自販機使用はなしです。最初に背負った荷物だけで走りきり,ストックもこれまで同様使いません。自分のこだわりとして,アルパインスタイル(軽量・速攻)で臨みたいと考えています。

コースが見えたので,あとは時期を決めて決行あるのみです。これまでのように,しっかり準備をして,必ず走り切りたいと思います。

★次は未定です。ランかスキーを考えています。
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UTOK (ウルトラトレイル大崩)

無事完走できました。
距離:34,19km / 累高:3,224m / 時間:11時間12分
詳細は後日アップします。
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これで4週連続・・・

最近は天気と休みとがかみ合わず,休みが完全に「悪天」周期と合致しています。
ここまで山にいけないとストレスが溜まり困ってしまいます。

しかし,休みに恵まれない中でも良いことがありました。先日トレーニングに俵山を走ってきました。コースはいつもの萌里~二段防火帯~山頂~護王峠~鉄塔下~萌里(周遊11km)。このコースの登りは,萌里から山頂まで距離4.6kmで高度差が800mあります。先日は出だしの急坂部や二段防火帯も含め,ここの約95%をほぼ走って登りきることができました。

4~5年前に初めてトレーニングコースとして走った時には,傾斜の緩い中間部の林道くらいしか走れませんでしたが,とうとうここまで走れました。自分の能力というより,正直,人間の適応力に驚いています。あきらめずに,今日はできなくてもいつかはきっとできると信じ込んで練習していると,頭で想像しうる範囲のものならできてしまうものなのかな,と思ったりしました。

今回は,最後の山頂台地手前の急坂で歩いてしまったので,次回はここも含め,完全に走って登れるようになりたいものです。

★次回はUTOK(ウルトラトレイル大崩)を考えてます。
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次回予定

最近は休みになると悪天か,仕事か,でまともに山に行けていません…。次回こそ,一日中,山々にどっぷりと浸かってきます。

てなわけで次回は「UTSK」(ウルトラトレイル祖母傾),の予定でしたが,どうしても走りたくなった「UTOK」(ウルトラトレイル大崩)を先に走ります。

このコースを繋げて走るのは初めてで,上祝子(かみほうり)~矢立峠~桑原山~木山内岳~要(かなめ)山~五葉岳~鹿納山~大崩(おおくえ)山~鹿川(ししがわ)越~上祝子という一周コースです。登山道の部分が大半ですが,一部,沢登りやヤブ漕ぎを含む,机上計算で距離≒25km,累積高度≒2,400mのコースです。

UT(ウルトラトレイル)シリーズは,全部で3つ自作していまして,SK(祖母傾40km),OK(大崩25km),それとSR(脊梁山地115km)です。今冬でOK,来春でSRを走りきり,UT三部作の完成を目標としています。

目標の妨げになるもの…それは失敗を恐れたり,自らを信じきれない心にある。

新たな挑戦を楽しんできたいと思います。
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