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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

コヤンバ(小屋場)谷:右俣(サワラ谷) in 椎葉

天気が良く,気温が上がったので今年初の沢始めとして,椎葉のコヤンバ谷に行ってきました。いよいよ沢シーズンかと思うと,ワクワクしてきます。

ではどうぞ。

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左:最近は気温が高めなので,花々の開花が一気に進んでいる。ミツバツツジには岩が似合う。
右:下部は緩やかな渓相と,堰堤の連続。出合いから林道横断地点まで10個もあった。

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左:水中ショット。
右:二俣にて。右俣にかかる6m滝。今回の溯行中で最大の滝。夏ならシャワーで挑戦してみたい。

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左:石灰岩のハングが印象的だった箇所。この上には9m位のルーフもあり,目を奪われる。
右:夏なら突っ込んで水線突破したいところ。今の時期は水温がまだ低いのでやめとく。

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左:林道を越えると,より自然味が出てくるが,緩い地形なので奥まで人が入っている。
右:恒例の手づかみヤマメ。写真だけ撮らせてもらう。

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左:そして今回最大の発見の「寛永通宝」。まさか沢で古銭を見つけるとは・・・もう十年以上沢をしていますが,初めての体験でした。数百年前から人が入っていたんですね。

右:詰めは急傾斜に喘ぐ。トレーニングのつもりで,息が上がっても足が上がらなくなるまで追い込んで登る。

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左:飛び出したのは,ちょうど霧立越の縦走路と滝・尾前古道との分岐点。下山はこの古道を辿る。
右:古道はヤブを想像していたが,予想に反して快適だったりする。

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左:こんなきれいな疎林もある。

右:古道は最初のピークの手前から左下に下るようになる。すると道はこんなヤブ状態に。道の凹みを確認しながらジグザグに下っていく。

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左:するとすぐに林道に出る。林道の下を見ると抉れた道が続いていたので,おそらくこれが,滝集落へ続いていた古道だろう。次回は,忠実に尾根を辿り,尾前集落への古道を確認したい。

右:最後は林道ラン14km。サクラが咲いていた。

という感じで,全部で6時間30分程の沢でした。

いや~,久々の沢はやはり素晴らしく,沢の良さを改めて感じた次第です。今年もまだ見ぬ渓を求めてさまよいたいと思っています。

★次は未定です。

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沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

ウルトラトレイル脊梁山地(UTSR) ハーフ

さて今回はトレランプロジェクトの一つだった,UTSR(ウルトラトレイル脊梁山地)に挑戦してきました。

結果は,時間調整,天候悪化の兆し,残雪の多さなどから完遂を諦め,杉越~扇山~雷坂~長谷~国見岳~椎矢峠~向坂山~杉越と,コースの東側半分だけ走って戻ってきました。本来なら国見岳からの西側半分は,白鳥山~上福根山~二本杉峠~国見岳~向坂山~杉越というコースの予定でした。

走った距離は54,92km,累積高度は3,140m,所要は14時間20分でした。

今回走れなかった西側半分は以前走っており,距離64,04km,累積高度4,169m,所要20時間21分だったので,両方を合わせると総距離118,96km,累積高度7,309m,所要34時間41分となります。距離と累積高度はほぼこの数値で,所要は後半の疲労を考えると+2~3時間はかかると思います。

前置きはこれくらいにして,ではどうぞ。

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左:まずは杉越までの登り。今年は雪が多かったから,この時期でもまだ残っている。
右:杉越。天気は上々,気温は6度。今日は暑くなりそう。

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左:白岩の岩峰から西方を眺める。コースは,左手の扇山まで辿り麓に下る。そして国見岳へ登り返し,白鳥山を経て更に尾根向こうの山々を辿って再び国見岳へ戻り,向坂山へ上り,そこから下ると杉越という感じ。

右:この霧立越の尾根は昔の駄賃付けの道だったので,辿りやすい。

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左:扇山山頂。ポカポカ陽気。

右:北方の辿ってきた道を眺める。この時期は落葉の関係で,木浦谷にある77m大滝を眺めることができる。脊梁山地の東の横綱。西のそれは栴檀轟の滝。

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左:清潔な扇山小屋。いつかここに一泊してみたいと思っています。
右:扇山からは松木の新登山口に下りていく。

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左:登山道を林道まで下った所には広々とした更地があり,眺めがすこぶる良い。
右:子鹿(中央奥)を盗撮。シャッターを切った瞬間に気づかれた。

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左:扇山からの下りの林道は15km位あるので,とにかく長いのと,なぜか160mほど登り返しがあるので精神的にきつい。下りの林道は水平か,下るように作らんかい!とついついぼやく。でもこの滝を見つけることができたのが唯一の収穫。20m程だが,なかなか良い雰囲気。

右:麓の耳川まで下り,次は雷坂の上り返し。前半最大の山場。ここから国見岳山頂まで累積で1,269m登ることになる。ここまで30km走っているので,それなりにきついものがあるが,きつさを感じるということは,生きている何よりの証。絶好の天気の下で好きなことができていることと合わせて,本当にありがたいことです。

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左:以前はヤブだったが,切り開かれるようになってからは辿りやすくなった道の一つ。今では上の小屋谷へ下る道も開かれており,ずいぶんと快適になった。

右:門割(かどわり)林道に出て少し走ると長谷登山口。国見岳へ登る登山道の中でも,私的にはここが一番良いと思う。

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左:緩い谷に沿って森と水の流れを楽しみながら歩けます。

右:上部では残雪が多くあった。この時期に,ここまで雪が残っているのはここ10年で今年だけ。今冬は相当量の降雪があったのだろう。

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左:国見岳山頂手前で鹿のきょうだいに遭遇。斜面をピョンピョン飛び跳ねる鹿のあのバネが欲しいと,坂にあえぎながら何度も思う。

右:ようやくの国見岳山頂,熊本県の最高峰。

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左:来し方を振り返りながら沈思黙考。引き返すならこの国見岳山頂が最後のポイントになる。まず予想以上に時間がかかっていること,西の空に怪しい高層雲やちぎれ雲が現れだしたこと,残雪が多いこと,などを勘案するとこのまま突っ込むのはやめた方がいいと判断。走り抜けたい情熱<安全に帰ること,という図式になり,今回はここまでにする。怪我なく無事でいられれば,挑戦の機会はまた作ることができる。そうと決まればさっさと帰ろう。車まではまだ5時間は走らないといけない。

右:登山道の窪んでいる所に雪が残っている。

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左:19:00からはヘッドランプ点灯。ふとライトを消して空を見上げるとオリオン座があったので一枚。中央にベテルギウス,その右に三つ星,さらに右にリゲルが写っています。自分に倒せないものはないという驕りがあったが,サソリに刺されて死んだとされるオリオンを教訓に,走り慣れているので大丈夫という過信を持たず,常に目の前に出てくるものを初心のつもりで対処していき,最後まで油断せずに走っていこう。自然の中では昔と同じ状況というのは,ない。


右:高岳山頂。豪雪の影響で,ブナの枝折れがひどく,あちこちに散乱している。

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左:椎矢峠から眺める熊本市の夜景。

右:三方山。さてあと2時間。今夜は風が冷たいが今回はネックウォーマーをしているので,それほど寒さを感じずに行動できている。これは良い,標準装備に追加。

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左:夜は地形が見えないので,このような看板がありがたい。岩場を横切る区間,植林帯を走る区間,ピーク上でコースがヘアピン状に折れる区間,など頭に入っている地形をチェックしながら向坂山へ近づいていることを確認する。

右:向坂山へ着いたら,精神的にはもう終わったも同然。少し下ると杉越。気温は1℃,風があるので体感はー2℃。あとはゆっくり下ると車に到着。

という感じでした。

今回の教訓を活かし,次こそ一周できるように,再びチャレンジしたいと思っています。

★次回は未定です。

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次回案内

次回はトレランプロジェクトの一つ,ウルトラトレイル脊梁山地(UTSR)をお送りします。

コースは,杉越登山口~杉越~扇山~小原~雷坂~門割林道~長谷~国見岳~峰越峠~白鳥山~水上越~久連子越~上福根山~椎原~樽水~小金峰~二本杉峠~雁俣山~京丈山~平家山~国見岳~椎矢峠~三方山~向坂山~杉越~杉越登山口。

霧立越と向霧立越と五家荘の山々を繋ぐコースで,推算値で距離105km,累積高度6.500m,所要時間31時間ってところです。昨年4月に走った祖母傾外郭(UTSK)とほぼ同じようなトレランになると思います。

これが終われば次はいよいよビッグチャレンジの,UTSKO(祖母傾大崩外郭)160kmが待っているので,その調整も兼ねて,しっかり走りきりたいと考えています。
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ルート調査 in 戸川岳

さて今回は戸川岳周辺の調査です。長谷川集落から,~△701.3~一つ岳~戸川岳~徳富(とくずみ)~長谷川という周回コースを歩いてきました。天気は上々で言うことなし。さあ,どんなものが出てくるか。

ではどうぞ。

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左:まずは取り付き地点を探し,十文字山の北にある△701.3の西尾根から登り始める。
右:尾根筋には地籍調査の踏跡があるのでヤブ漕ぎなしで登れる。

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左:戸川岳をバックに今年初のミツバツツジ。もう春めいてきたな~。
右:行く先を眺める。

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左:足元には森の中の恵みのシイタケ。
右:一つ岳の岩峰が近づいてきた。

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左:そして一つ岳の南尾根の基部に到着。傾斜は全体的には緩く見えるが,部分的に垂直からハングしている箇所があるので登攀は断念。北面に回りこむ。

右:北尾根からは比較的容易に登れた。頂上部から戸川岳を眺める。

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左:戸川岳の登りの途中から振り返る一つ岳。イメージとしては,夏木山の鋸尾根の岩峰のような感じ。
右:登っていると大きな岩壁(ダキ)が行く手を遮る。これは左から大きく迂回して,岩壁上に回りこむ。

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左:急登りを一登りで平坦な山頂。ここは初めて来る山頂。植林されており展望がないのでさっさと下山に入る。

右:下山は徳富(とくずみ)からのルートを見当をつけて下る。登る人はあまりいないようで,標識類は皆無だった。途中からコースを外れたが,そのまま東に下る尾根筋を辿っていく。

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左:下山途中から先週走った本谷山南尾根の下部の山岳を視認する。山麓の集落が徳富。
右:尾根筋を下っていくと作業道に下り,道なりに下ると「戸川岳」の看板があった。今度はここから登ってみよう。

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左:蓮華の花。この花から取れる蜂蜜は美味。
右:渓流沿いにも春が訪れている。沢始もそろそろかな。

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左:山村の風景。今回の調査で,以前から△959.3mと表記している本谷山南尾根のピークは「俵石山」と呼ばれていることを突き止めました。

右:今日のルートを眺める。戸川岳(左)と一つ岳(右)。218号線を車で通るたびにこの風景は気になっており,ようやく実地で体験することができて何よりでした。

下山後は,日之影町史で地名の由来の学習です。なるほど~と感嘆することばかりで,時間があっという間に過ぎていきます。長年の疑問が氷解するのは,精神的に爽快です。

とこんな感じの一日でした。天気が良く,爽やかな風が吹いていたので,最高の山行となりました。無事に戻ってこれて今日も静かに感謝です。

今日回れなかった戸川岳~俵石山(△959.3m)まではまた次回の課題となります。久々の歩きでの山行は,トレランより楽で余裕を持てるので,非常に良く,いい刺激になりました。

★次回は未定です。

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トレイルラン in 阿蘇中岳南面

さて今回は阿蘇中岳の南面のトレランをしてきました。本来なら日之影の戸川岳周辺の予定でしたが,その前に休みが取れたので,まずはこちらからお送りします。

コースは高森町の山鳥(やまとり)から行儀松コースで砂千里を経由して高岳まで登り,下りは倶利伽羅コースで戻ってくるコース取りです。登り下りの距離はそれぞれ10km,登りの累積高度は1,100mあり,よいトレーニングにもなります。

ではどうぞ。

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左:この四つ角からスタート。今日は晴天だが西風が強い。気温は17℃くらいあるのでは。
右:車道や牧道を登っていく。

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左:一本西隣の尾根では野焼きが行われていた。どうりで煤が空中を舞っているわけだ。
右:野焼き跡を登っていく。

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左:中岳南峰が近づいてきた。
右:上部では砂千里へ向けて西へトラバース。途中で倶利伽羅コースと合流する。

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左:砂千里へ到着。ここからはいつもの練習コース。正面のガレ場を登ってまずは中岳を目指す。
右:中岳からは高岳へ。まだ雪のパッチが残っている。

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左:約2時間で高岳着。10kmで1,100m登ってきた。良いトレーニングになる。
右:高岳山頂からは折り返しで下りに入る。さすがにこの付近では下界より寒い。

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左:倶利伽羅コースに入るとポカポカ。短パンとTシャツでも汗ばんでくる。
右:ルートは尾根上に明瞭に付けられている。

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左:草原が終わると舗装道を高森の町並みを見ながら下る。こういうのって気分が良くなる。
右:振り返ることも忘れずに。

車道に出てからは左折し,約1.6km走れば出だしの四つ角到着という感じで全部で4時間かからない程度のトレランでした。このコースは11月~4月までの時期であれば野焼き後の草花とポカポカ陽気の下でのトレランが楽しめると思います。景観も車道→草原地帯→月面世界という風に目まぐるしく変わりますので良い刺激になります。

★次回は宮崎の戸川岳周辺です。ルートは中尾~十文字山北の△701~一つ岳(690m)~戸川岳~徳富~中尾のコースです。

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次回案内

次回は,日之影町長谷川起点で,~△701.3~690m岩峰(一つ岳)~戸川岳~しゃれ越~860m針状尖峰~△959.3~長谷川という周遊コースを辿る予定です。

先週走った本谷山南尾根の一部をまた走りますが,目的は,走りより,△959.3より南に派生する尾根の調査です。この尾根は本谷山南尾根の下部バリエーションといった感じの尾根で,青雲橋から十文字山~戸川岳を経て△959.3で合流し,赤水嶽~二つ岳などを経て本谷山へ突き上げる尾根です。

この尾根には横から見ると顕著な岩峰が2つあります。一つは△959.3ピークのすぐ下にある860mの針状尖峰,もう一つは戸川岳の南に屹立する一つ岳(690m岩峰)。この二つが登れるのかを調べたいのです。よって,今回はクライミング道具持参で走ります。

調査の後は,日之影町史と高千穂町史を購入(閲覧)して,地名の由来の学習に充てる予定です。△959.3ピーク以南はおそらくヤブ漕ぎになるでしょうけど,やらなくてもいいことを敢えてやる,文字通りのアドベンチャーに,今からワクワクしています。Nothing ventured , nothing gained.(岩峰に登らずんば,慨を得ず)
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トレイルラン 【本谷山南尾根】

さて天気が良かったのでトレランプロジェクトの一つ,本谷山南尾根を走ってきました。

コースは,雲海橋~大平岳~上野岳~猿岳~湾洞越~二つ岳~乙野山~追越~本谷山までがメインコースで,帰りは尾平トンネルまで登山道を走り,そこからロードで~上岩戸橋~天岩戸神社~雲海橋まで戻ってきます。

メインコースの本谷山まで距離20.7km / 累積高度3,483m / 所要10時間,尾平トンネルまで4,8km,そこから雲海橋まで22.3kmになり,全部で約48km,13時間57分と,推算より短い時間で済みました。

天気の方は快晴から始まり,寒風が吹き出し,本谷山付近では降雪となり,一日で色んな天気を楽しませてもらいました。

ではどうぞ。

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左:まずは雲海橋から。今日も怪我なく楽しんでいこう。
右:一登りで大平岳。

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左:上野(かみの)峠手前で,行程を眺める。本谷山は遥か先。
右:東にある戸川岳と太陽。天気は最高。

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左:猿岳の手前の尾根では伐採が進み,先週はあった杉が切り倒されていた。
右:スタートの雲海橋と大平岳を振り返る。まだまだ序盤。

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左:快適な尾根道もある。
右:こんなナイフリッジの岩場も出てくる。

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左:959.3mの三角点ピークの手前にある岩。ポツンと忘れられたように佇んでいる。
右:赤水嶽を横から見る。

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左:来し方を振り返る。
右:先週も紹介したナイフリッジ。ここを下り,右奥に少し見えている道へ降りる。

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左:香焼(こうやき)岳山頂手前の岩場で遊ぶ。奥へ少し行き,右上へ登る。グレードは5.3程度。
右:香焼岳から振り返る。

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左:二つ岳本峰(北峰)を振り返る。二つ岳を越えると林道黒原・煤市線が尾根に沿って延びる。林道を走ると楽に距離が稼げるが,あくまで尾根にこだわる。そのお陰で数限りないアップダウンを繰り返すはめになる。この尾根は本当にアップダウンがよく出てくる。

右:さてここまで来ると遠かった本谷山も指呼の間。追越からは上り一辺倒でゴールの本谷山。

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左:追越。本谷南尾根上にある峠や越の中で,最も最上部に位置する。

右:本谷山への登りではこのようなきれいなブナ疎林が広がり,散策にはもってこい。この頃から降雪が始まる。尾根上は寒風も吹き抜けるので,二重の手袋をしていても指先がかじかむ。

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左:1,600mを過ぎると少しヤブが出てくるが,この程度なので問題はない。シカが通った跡を辿らせてもらう。

右:そして到着。本谷山山頂。久しぶり。しかし,この南尾根はアップダウンが激しい。上畑起点の祖母傾縦走でも40kmで累積高度4,000mなので,20kmで3,500mとはかなりのものだろう。

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左:下りは雪道を走り下る。快適快適。こんなに雪があるのはここ10年でも珍しい。
右:こんなに雪があると,地面のものを食せないシカも食料確保が大変だろう。

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左:登山者の足跡。膝くらいまでもぐっている。

右:例年なら積雪はそれほどでもないので,根開き(根回り雪)をはっきりと見られるのは珍しい。春は確実に近づいてきている。

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左:尾平トンネル。なんとか日暮れ前に下りてくることができた。ここからはロードに切り変えてあと22km。
右:路肩の残雪もハンパないほど積もっている。

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左:上岩戸大橋。尾平トンネルから9.4km。約半分の目印。ロードは距離は進むが,景色とフォームが単調なので,ある意味それがきつい。

右:そして尾平トンネルから2時間30分で雲海橋のゴール。

とこんな感じで無事終了。また一つ思い描いたコースを走りきることができたことに感謝です。

ただ昨年100kmを越えるトレランを走ってからは,正直,この距離と時間では,達成感が薄くなってきていることは否めません。筋肉痛もそれほどではないので,「やった~」という感情は湧くのですが,何か突き抜けるような感動に乏しいのも事実。やはり,もっと上を目指さないと,あの震えるような,自分の一番深い所から突き上がってくるような感動を味わうことはできないのかもしれません。

となれば次は脊梁山地一周です。略してUTSR(Ultra Trail Sekiryo Range)。2年越しのプロジェクトです。今年は雪が多いので,ある程度解けてからの実行となります。コースはカシバル峠~杉越~扇山~小原~雷坂~国見岳~白鳥山~上福根山~樽水~小金峰~二本杉峠~京丈山~国見岳~椎矢峠~向坂山~杉越~カシバル峠。

距離は約110km,累積高度約6500m,所要33時間のコースです。しっかり準備をして走りきりたいと思います。

★次回はまだ未定です。

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トレイルラン in 本谷山南尾根

約1か月振りの本谷山南尾根トレラン。

前回は湾洞(わんず)越~二つ岳までの道を確認したので,今回はスタート地点の雲海橋から湾洞越までの部分を走る。記録もほとんどないので行けるかわからないが,まずは挑戦してみないと始まらない。

天気は雲ひとつない快晴だが,北風が冷たく激しい。

ではどうぞ。

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左:7時すぎから雲海橋からスタート。付近は工事中。
右:まずは大平岳までの登り。日が射してきた。

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左:ひと登りで大平岳山頂。電波等が目印。ここから尾根上を東進。
右:開けた場所で行く末を眺める。本谷山はまだ遥か遠くに見える。

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左:上野(かみの)岳への登りの途中で来し方を振り返る。阿蘇までバッチリ。

右:上野岳,高岳を過ぎて猿岳への区間では,伐採が尾根まで迫っている区間がある。眺めもよく走りやすい区間。

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左:猿岳から行く先を眺める。
右:猿岳から来し方を振り返る。

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左:猿岳を過ぎた辺りから岩尾根が目立つようになる。
右:植林区間は快適な走りができる。

俵石越       うつぎが原越
左:俵石越。峠道の跡がかすかに残る。
右:うつぎが原越。ここも峠道の跡がかすかに残り,往時を偲ばせてくれる。

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左:赤水嶽への登りでは岩場が目立つようになり,尾根筋にはこんな岩場も登場。地籍調査の人が入っているようだが,こんな所を越えていくなんて大変だったろう。正面の岩にはトラロープあり。

右:赤水嶽の山頂付近から振り返る。青線を辿ってきたことになる。

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左:赤水嶽の三角点を過ぎると,今回の一番の核心である,高度感あるナイフリッジの下りが出てくる。左は5m,右は10m切れ落ちているので,滑落は許されない。

右:そしてこれこそが本谷山南尾根の最大の見せ場。祖母・傾山群と大崩山群とを同時に見渡せるパノラマ。なんて贅沢な眺めなのだろう。

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左:湾洞越からは高千穂側へ下り,林道を経て天の岩戸へ。
右:梅の花がきれいに咲き誇っている。

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左:辿ってきたルートを見上げる。
右:今日のコース。右下の雲海橋から湾洞越まで5時間30分,12kmの行程を調査できた。

という感じで,予想より早く走り終えた感じでした。7時間12分 / 25.1kmのランでした。

今日の区間が一番心配だったので,これで本谷山南尾根の一日縦走の目処が立ちました。残る小林峠から本谷山の区間は走れる(歩ける)のがわかっているので,次回は一気に繋げたいと思っています。推算では雲海橋から本谷山まで25km,本谷山から尾平トンネルまで5km,そして尾平トンネルから雲海橋まで21kmだと見ています。累積高度は3,300m程度で,時間は18時間程度。

また新たな挑戦ができることに感謝すると同時に,自分を信じてやり通したいと思っています。

★次は天気が良さそうなので,雲海橋~本谷山~雲海橋の周遊コースを走ります。前半は本谷山南尾根のトレラン,後半は下り基調のロードになります。久々のロングランにわくわくしてきます。タイミング良く与えられたチャンスなので,悔いなく楽しんで走りたいと思っています。

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