FC2ブログ

九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

釣鐘谷:右俣左沢 in 宮崎鹿川

さて,今回も梅雨の休みで沢にいくことができました。もうそれだけで感謝です。
場所は,「釣鐘谷」で,釣鐘山の南面の沢です。ここは地質的に地層が複雑で,一気に地形が押し上げられているので,期待が高まります。予定では右俣右沢です。

ではどうぞ。

P6300001b.jpg       P6300002b.jpg
左:まずは綱の瀬川との出合いから。
右:水量は増えているようで,それだけでもワクワクしてくる。

P6300004b.jpg       P6300005b.jpg
左:林道を越えてすぐに二俣に出合う。左俣には8m滝,右俣には15m滝が懸かり,期待度アップ。

右:右俣の15m滝を正面から。ここは左から灌木岩場を越える。のっけからベニガラ並の渋いクライム。

P6300011b.jpg       P6300018b.jpg
左:花崗岩の5m滝。この上にはさらに5m滝が続いている。
右:二俣手前の立派なゴルジュ。手前から5m滝と15mCS滝。見応えあり。素晴らしい造形。

本来ならこの上にある4m滝の所が右沢と左沢との二俣なのですが,右沢の流入が貧相だったので,まさかそれだとは思わず,水流沿いに溯っていったら,実は左沢を詰めていたことが後から判明。まあ,右沢はまた次の機会ということで。

P6300023b.jpg       P6300024b.jpg
左:三段滝。手前から2m,5m,8m。
右:こんな山奥にまで炭窯跡が・・・先人は偉大です。どうやってこんな所まで入ったのだろう。

P6300025b.jpg       P6300028b.jpg
左:865mのゴルジュ。ここは中を行くしかなく,左手のCSをクライム。
右:急なガレ場をせっせと登り高度を稼ぐ。

P6300031b.jpg       P6300035b.jpg
左:最後の難関の障壁。こういうのは見た目は威圧感満点ですが,近づいてみると,意外に活路は開けています。

右:障壁上も沢筋を詰め,ヤブが出始めた頃から鹿道を拾いヤブを避けつつ登ると,ヤブ漕ぎなしで尾根に達する。意外にあっけなく詰め切ってしまった。久々に持参したロープやハーネスも出番なし。

P6300040b.jpg       P6300043b.jpg
左:釣鐘山からは景色を眺めながら走る。鹿川盆地と大崩山(左奥)。

右:この時期のしめはこれ。花弁と見紛うがくを持つアジサイ。アジサイは水分をよく吸収する花で,梅雨の時期が一番活き活きしている。梅雨の曇りがちな時期に,色彩豊かに,目を楽しませてくれる花だと思います。これとカタツムリの組み合わせなんかは,梅雨の正統な原風景ではないでしょうか。

という感じでした。今日もまた無事に下山でき感謝です。この時期ならもっと水量豊富だと思っていましたが,それほどでもなかったので,今後は大雨や台風の直後に入りたいと思います。ここは水量が多ければ多いほど,楽しめる谷だとみました。

★次も沢です。今年中に何とか遡行400本の大台(あと19本)を達成したいものです。
スポンサーサイト



沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |

ばばら谷→大藪谷右岸支流① in 宮崎県南郷

さて今回は「ばばら」谷の遡行です。梅雨の中休みの曇りの中,遡行できる喜びを感じつつ一年ぶりの南郷です。

現在,間栢原から中山トンネルのルートが使えないので,いったん松尾まで行き,そこから中山トンネルまで大きく回り込んで行きます。しかし,間栢原はいつまで通行止めにする気なのか。もう1年ほど不通状況が続いています。

ではどうぞ。

P6230002b.jpg       P6230003b.jpg
左:入渓地点。かなり増水している。
右:谷幅が狭まると中央突破は無理なので,左右の岩壁を巻くしかない。

P6230006b.jpg       P6230007b.jpg
左:ゴルジュで巻きの途中から谷を見下ろす。しかし凄まじい轟音と水量だ。

ここまで入渓から100m進むのに15分もかかっている。ここで思案タイム。予想以上の水量に押されて,行程がはかどりそうにない。このままでは遡行7時間,下山3時間で計10時間はかかりそうなので,今回は撤退することにする。

右:尾根を100m程登って林道を下る。林道上にも水流がある。あちこちから水が染み出しているようだ。

P6230010b.jpg       P6230014b.jpg
左:アジサイの花①。日本は酸性の火山性土壌が多いので,自然では青色が多いですが,これは赤系。

右:アジサイの花②。紫系。これを植えた人は木炭や石灰などを微妙に調合し,土壌に混ぜているのでしょう。

P6230016b.jpg       P6230018b.jpg
左:さて転進先は,大藪谷右岸支流①。今日は本流筋はどこも厳しいので,支流筋を遡行することにする。大藪谷の出だしは,きれいなU字屈曲部が見られる。

右:支流といえども今日は本流並の水量がある。

P6230020b.jpg       P6230021b.jpg
左:この支流には滝は多くなく,せいぜい4m程度。
右:水の躍動。

P6230023b.jpg       P6230025b.jpg       
左:左手からくる枝沢にあった15m滝。今回で最大のものでした。
右:ある釜では水が煮えたぎっているかのようでした。

P6230029b.jpg       P6230030b.jpg
左:きれいな溪相も出てくる。
右:この谷の標準的な溪相。中央奥にはカツラの木。

P6230032b.jpg       P6230038b.jpg
左:あせびの「春もみじ」。若葉は紫外線への抵抗力が弱いので,紫外線によるダメージを軽減するアントシアニンを作り出し,葉を守っている。人間の場合,皮膚を黒くするメラニンを生成し,紫外線から細胞を守っているが,植物はメラニンを作り出せない代わりに,このアントシアニンで細胞をガードしている。

右:ネットに角が絡まった2歳の雄鹿。地面の抉れから,そうとう暴れたことが伺える。暴れるのをなだめながら,ネットを外す。人生二度目の鹿の救出。

詰めた後は林道を車道を約7km走って帰着。今日も登坂ではゼイハアで追い込めたので,良いトレーニングとなりました。しかし,最近の雨による増水は予想以上でした。ばばら谷は遡行できないことはなかったのですが,大事なゴルジュ部を巻くことになるので,遡行する意味が薄らぐので,今後の候補として残しておきます。

★次も沢になります。行先は検討中・・・。
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

下原川 in 宮崎県椎葉

さて今回は無事に遡行できました。先週雨で流れた下原(しものはる)川です。

椎葉の合戦原(かせばる)集落から馬口岳方面へ詰める沢です。ここは滝というより,源流域の森に期待が高まります。下山は江代山まで縦走して,車道に下りぐるーっと回り込んでのランで〆ます。

ではどうぞ。

P6150003b.jpg       P6150007b.jpg
左:下原川(左)と板谷川(右)との二俣から今日の沢が始まる。
右:流域が広いので,こんな釜も出てくる。夏なら泳ぎで突破するところ。

P6150009b.jpg       P6150012b.jpg
左:途中途中でこのように開ける場所がある。ミソサザイやオオルリのさえずりが響き渡る。
右:水質は素晴らしい。

P6150019b.jpg       P6150021b.jpg
左:たいした滝もなく源流域へ。そこには極上の森が展開する。見せかけの二次林とは異なる,自然林独特の「空気」に満ち溢れている。

右:自然の輪廻。

P6150025b.jpg       P6150028b.jpg
左:どこまでもたおやかな流れ。
右:余計な力や雑念を払拭され,癒される。水音が心地いい。

P6150030b.jpg       P6150032b.jpg
左:沢グルミの木。

右:周囲を見渡すと素晴らしい景観が広がっている。沢登りであちこちの森をうろついていますが,ここの森は上位の部類に入ります。視覚は当然のこと,この森独特の空気が他とは明らかに違います。森に風格が備わっています。

P6150037b.jpg       P6150041b.jpg
左:最後の最後まで唸らせてくれます。

右:縦走路ではこんな場所も出てきます。こういうところは走るのはもったいないので,一歩一歩踏みしめて歩く。

下山は,馬口岳手前のコル~江代山~林道矢立合戦原線~合戦原まで14.6km走ればおしまい。上り坂など要所要所で,ゼイハア(ゼイゼイハーハーいうトレーニングのこと)で追い込む。

今日も無事に下山でき,また次の沢を楽しむことができることに感謝。気分や写真的にみると,青空が欲しいところですが,梅雨時期に遡行できるだけでもありがたいと思うことにしよう。

★次は未定です。沢かトレランをお送りします。
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

ラン in 阿蘇

さて今回は阿蘇を走ってきました。

本来なら合戦原(かせばる)開拓を流れる下原(しものはる)川遡行予定でしたが,現地では無情の雨・・・。仕方ないので一度帰宅し,阿蘇に向かいました。

ではどうぞ。

P6090002b.jpg       P6090003b.jpg
左:広い草原と馬は阿蘇の風物詩。
右:まずはロードからスタート。坂道を草千里まで登っていく。

P6090005b.jpg       P6090008b.jpg
左:雲間から射し込む光芒。
右:草千里まで登り,そこから烏帽子岳の登山道に入る。

P6090013b.jpg       P6090017b.jpg
左:烏帽子岳山頂から俯瞰する。丸い火口跡とその中央付近に駒立山,そして右奥に杵島岳。
右:火口跡まで下ると馬たちが草を食んでいたので,その中に混じる。

P6090020b.jpg       P6090023b.jpg
左:地面で体を掻いている様子。
右:中岳は今日も噴煙を上げている。

という感じでした。阿蘇はやはり雄大で,森の中,草原,砂礫,岩場など走る場所によって景色が変わる所が素晴らしいと感じました。これから暑くなる時期にはもってこいのトレーニング場所です。

★次こそは下原川の遡行をお送りします。
トレイル&ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |