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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

七年谷:右俣

実に3週間ぶりの沢。ようやく休みと好天が一致。
すっきりした秋晴れの中での遡行になりました。

ではどうぞ。

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左:入溪は桑原川との合流点から。
右:朝一の溪に日が射しこむ。

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左:出だしはこんな感じ。肌色の花崗岩が特徴的。
右:水質は上々。

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左:4m滝と深い釜。下部はこのような感じの滝が見られる。夏なら泳ぎ必至。
右:滝は横顔を眺めるのも良い。

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左:5m多条滝。
右:まだ少し早かったアケビ。秋の溪は実りが一杯。

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左:出た,目を見張る滝。18m二段構え。これを見れただけでも右俣は「アタリ」と言える。
右:これが昨冬,林道から見た10m滝。下から見ても良い造りをしている。

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左:10m滝上は爽快なナメラが続く。気分高揚。
右:上部はゴーロ主体で傾斜が強まってくる。

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左:まだあった,15mスラブ滝。水流紋が美しかった。
右:ゴーロの中にこんなスラブ状岩盤が露出している。

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左:尾根直下。最後の最後まで脚はもち,グイグイ登ってこれた。
右:光までもう少し・・・。

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左:帰りは恒例のトレラン+キノコ狩り。沢筋のブナにびっしりついているツキヨタケ。毎年食中毒になる人が多いキノコです。先日もどこかで誤販売されていたようです。昨年と一昨年は猛暑で,このツキヨさえあまり見かけなかったので,今年のキノコは良い感じになりそうです。キノコ狩りでは,食用キノコを覚えるより,まず毒キノコを徹底的に覚えこむ方が大切です。慣れると遠目でも,生えている樹木,斜面の向き,時期,姿形などで,それとわかるようになります。

右:逞しいブナ。途中でどんなことがあっても,生きている限り上を目指し続ける姿は見習いたい。

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左:ツガの大樹。何百年生きているのだろうか。
右:下りは林道をノンストップで下る。4.8kmなんてあっという間。

という感じで今日もケガなく無事に下山できた。沢に一礼。

沢そのものも良かったですが,それ以上に脚筋力が回復しているのが嬉しいことでした。今後も沢に行きつつ心肺と筋力の強化に努め,来年の別大マラソンでは,自己ベストを目指したいと思っています。

★次回も沢になります。全ては天候次第です。遡行400本まであと11本。

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沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

トレラン in 北向山

今回もまた休みと天候が合わず沢は断念・・・北向山周辺のコース調査で走ってきました。

大津の境目集落から作業道とトレイルをつなぎ山頂へ,山頂からは気持ちの良い笹原の中の作業道を下って,来た道に合流し戻る周遊コースです。

ではどうぞ。

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左:作業道は軽トラが走れるような感じで登っていく。
右:上に抜けると砂利道に変わる。今日は蒸し暑いので汗がボタボタ落ちてくる。

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左:林道終点広場手前に北向山への登路がある。道は踏まれていてはずすことはない。

右:秋の味覚キノコ。これはハナビラニカワタケ。味噌汁や鍋物に利用し出汁を取ります。クセがなく良い出汁が取れるので重宝しています。

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左:山頂手前の疎林。
右:少し笹藪を抜けると山頂へ。景色は良くないが外輪壁の突端なので,その雰囲気は伝わってくる。

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左:下りは俵山峠への道より南側の道を取ると50mで作業道に出る。こんな所まで道が伸びているとは知らず,下りはこの道を利用する。

右:適度に植樹された山腹を縫うように走る作業道には,高原の趣があり走っていて爽快な気分になる。また新たなコースを確認できて良かった。

という感じで17km,3時間かからない程度のランでした。次こそは台風が抜けた後なので,晴れを期待したいものです。

★次回は,晴れれば沢とキノコ狩りになります。

トレイル&ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

阿蘇ラン

今回は休みと好天が合わず,七年谷遡行をあきらめ,阿蘇ランに切り替え。
何もしないと精神的に良くないので,とりあえず走ってきました。

コースは地獄温泉~草千里~ロード~地獄温泉の周遊13.5kmコースです。
ではどうぞ。

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左:ここの滝はいつかは登ってみたい気がする。
右:植林帯から取り付く。

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左:森を抜けるとパッと草地へ飛び出す。この解放感が素晴らしい。
右:草千里までは約1時間。夕方の時間帯でも観光客が多かった。

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左:下り基調のロードを飛ばす。
右:夜峰山(中央奥)を見下ろす。

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左:阿蘇の原風景。
右:阿蘇の地獄。雲仙ほどではない。

と2時間かからないくらいの軽めのランでした。最近ようやく仙腸関節痛が軽くなり,冬のマラソンへ向けての走り込みを始めているので,走らなかった1か月分の遅れを取り戻しています。アスリートでさえ2週間何もしなかったらただの人というので,素人ではもっとひどく走る習慣がつく前の状態に初期化されている感じです・・・。頑張らなくては。

★次こそ桑原川~七年谷右俣です。


トレイルラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

ばばら谷 in 宮崎県

さて,今回は6月に増水で流れた「ばばら谷」です。
あれから約2か月・・・ずっと心に引っかかっていた沢の遡行です。

久々に抜けるような青空が見え,気持ちが高揚してきます。

ではどうぞ。

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左:入溪地。今日は久々の青空で,それだけで気分上々。
右:しばらくで乗っけのゴルジュ。側壁は悪いので中を行く。

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左:4m滝。前回より減水していてもこの水量。水線左手から登ってみるが,落ち口が難しく断念。
右:4m滝上のゴルジュ。側壁を慎重にクライムダウン。

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左:ゴルジュを抜けると開ける。清々しさに溢れる。
右:4m滝。青空があるとやっぱり違うな~。

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左:流木で荒れた谷をやり過ごすと中間部のゴルジュの始まり。これは出だしの8m滝。
右:8m滝上にはこの10mトユ滝。美しい。

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左:さらに10m滝と続く。この辺りの右岸には側壁が聳え立ち,支流が20m+10m滝となってわずかに水流を落としてくる。

右:さらにさらに15m斜滝の登場。ここは水線をシャワーで登る。暑い日にはもってこい。

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左:15m斜滝の流れを上から見下ろす。
右:ゴルジュが終わるとゴーロになる。これも美しい。6mスダレ滝。

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左:15m斜直滝。上部の斜滝は見えません。
右:源流域に近づいていく。

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左:沢幅一杯に水を湛える釜と30cm滝。
右:10m斜スダレ滝。これもシャワーでいける。

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左:10mナメ滝。水流が優雅。
右:付近は手つかずの自然林。

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左:尾根筋は植林されているので杣道が付いている。精一杯枝を広げた印象的なブナ。
右:車道を走っている時に夕暮れと遭遇。今日も楽しかったよ,ありがとう。

という感じでした。

ばばら谷は当初の予想を遥かに上回る谷となりました。大滝はないのですが,10m前後の滝が適度な感覚で連続し,しかも登れる滝が多いとくれば,沢屋にとって申し分ないのではないでしょうか。また溪相に関しても,乗っけのゴルジュに始まり,ゴーロとゴルジュの組み合わせで遡行者を飽きさせない造りになっています。掘り出し物の一本でした。唯一気にかかるのは,そのおどろおどろしい名前の由来です。調べてみたいと思います。

追記:地元で最も詳しい方に尋ねても,結局由来まではかわりませんでした。この種の谷名は,「いのそ谷」,「アクソ谷」など,ひらがなやカタカナ表記が多く,文字が使用される以前から,そう呼ばれていたことが推察されます。つまり古代語に由来している可能性が高いので,漢字としての表記がない訳です。こうした古来からの地名には先人の経験と知恵が詰まっているので,言葉が与える印象を重視した改名は避けてほしいと願います。

通常,谷名は付近の集落名,源流の山岳名,谷の歴史的,地勢的特徴などをもとに命名されることが多く,それらは比較的新しい時代の名前だとわかります。因みに「ばばら谷」の西にある「オロチ谷」は,神代に登場するヤマタノオロチとクシナダヒメ(奇稲田姫)の物語が水害と水田開発の物語を表していることからも,上流から増水した水が蛇のようにくねりながら下流に及んでくる様を形容したものと言えます。

なお,林道間柏原線は,ようやく昼間通れるようになっていました。ただし夜間の19:00~7:00は通行止めだそうです。ここが使えるのと使えないのとでは南郷方面へのアプローチが1時間違うので,大いに助かります。

★遡行400本まであと12本。次は大崩山塊の「七年谷右俣」をお送りします。昨冬のトレラン時に10m滝を見つけた谷です。ただここだけでは短いので,桑原川の途中から入り,七年谷へ繋げる予定です。桑原川のこの区間は迫力ある溪相が出てきます。

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