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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

最近の出来事

最近の休みと天気が合わず,なかなか予定通りに行動できていません。
本来なら高千穂や日之影の登山道や古道の踏査をしたいのですが・・・。

今週の日曜は別大マラソンがあるので,そちらの走り込みが中心になっています。確実に完走できて,さらに自己ベストを狙うべく,どう走ろうかと考えています。私はピストン走法でペースの上げ下げに弱く,最後までイーブンで走るタイプなので,今の脚の出来具合と相談しながらキロ当たりのペース設定をあれこれ思案している最中です。

出走位置が最後尾なので,出だしの10kmは1''40ほどロスが出ると見てキロ4''40,その後はキロ4''45の一定走行で行けるんじゃないかと踏んでいます。しかし,当日のコンディション次第ではどうなるかはわかりません。特に25km過ぎてからの脚の状態次第でしょう。とにかく関門に引っかかるのだけは避け,自己ベストが無理な場合には完走するプランでいく予定です。

★というわけで次回は別大マラソンの中継をお送りします。

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日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

古道調査 in 日之影

さて今回も古道調査で,日之影へ出向いてきました。

コースは,戸川林道~しゃれ越~俵石越~白仁田~戸川林道と川中~名女石の区間の調査です。天気は快晴で今日は阿蘇の火山灰の影響もないので,一日楽しみたいと思います。

ではどうぞ。

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左:初めて走る戸川林道から一つ岳と戸川岳を眺める。石灰岩でできた荒々しい山岳。

右:林道の最奥からしゃれ越えへ向けて登る。残念ながら上部まで伐採されており,古道の跡はほぼ消滅,部分的にかすかに認められるのみ。

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左:しゃれ越えに上がると西の視界が広がる。こちら側も伐採されており,古道の跡は不明だが,下るのに難はない。

右:しゃれ越えのピークには地籍杭があるので,人が入っているのだろう。ここから南の戸川岳に背を向けて北進。

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左:行く手を阻む岩壁。石灰岩ではなくチャートの岩壁。珍しいな~。ここは左上の松の木まで登り左へトラバース。足元は30m程切れているので,滑落はアウト。岩壁のもっとも低いところを冷静に登る。振り返ってみると,今回の山行で最も危険度が高い場所

右:南を振り返ると戸川岳が重量感あふれる山体を広げている。

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左:先ほどの岩壁ピークを振り返る。ここは下りも岩壁帯なので,弱点を縫って慎重にクライムダウン。構造的にチャートの岩脈がそのまま突き上げてできている感じなので,尾根上は全て岩壁に囲まれている。

右:あとはスムーズに進み,前回通った切通しに着く。左は俵石越へ,右は白仁田集落へ下る。

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左:快晴だと空の写真が多くなる。左は明神岳(戸川集落の対岸にある鋭峰)。

右:約2年ぶりの名女石(なめし)集落。前回は車道ができた頃にはもう住む人はいなかったようなことを書きましたが,1988年までは生活があったようです。

という感じで,今日も新たな場所を走れて,新たな発見ができました。古道を知れば知るほど,人の生活力や適応力には感心させられることばかりです。町に住んでいると様々な物や情報が手に入り生活も豊かになっているように見えますが,人間の持つ適応力や森羅万象を感じる力,生きていることへの感謝など,失われているものも多いように感じます。

自然に寄り添った生活と文明に寄り添った生活,最小限の物で満たされる充足感と,有り余るほどの物に囲まれてもなお蠢く渇望感。はたして人としての幸せとは?

人としての自分に宿った命をどう使うことが定めなのか,その答えは,現実と向かい合いながら,大局的に探していかなければならないものなんですよね,きっと。人としての自分の命が終わっても,命は形を変えながら,過去から現在,そして未来へと転生を続けていくのだとしたら,今より良い状態の命を後世に引き継ぐ責任が,人としての自分にはあると感じています。

古道で見かけた古人の墓や思いのこもった石碑,動物の生々しい死をよく目にしているせいか,宗教的になってしまいました。まあ,日頃は忙しくてこんなに思いをめぐらすことも少ないので,たまにはいいのかな。

★次回は未定です。

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古道調査 in 高千穂&日之影

遅くなりましたが,今年もよろしくお願いします。

さて2015年初の山行は古道調査になります。高千穂と日之影を結んだ峠道の一つ,「俵石越」の調査です。

コースは天岩戸神社~俵石越~白仁田~横藪~下鶴~川中~湾洞越~天岩戸神社という周遊コースです。歩きでは一日で回りきれないので,走りの機動力を活かした山行です。

ではどうぞ。

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左:これは年始に雪が降った時の様子。阿蘇の温泉ですが,ここまで積もることは珍しい。

右:今日も阿蘇は活発に活動中・・・噴煙がもくもくと立ち上り,北西風により高千穂方面の空に霞をかけている。

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左:天岩戸神社でお参りしてからスタート。今年も健康で活動できますように・・・。
右:林道を上がるにつれて眺めが良くなる。右奥の霞は阿蘇の火山灰。

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左:林道は尾根まで続いており,そこから少し下ると俵石越。車道のない時代には,白仁田と岩戸を結んだ重要な往還の一つだったが,今では猟師も通らないと,途中で出会った地元の人の弁。

右:トラバース気味に尾根を回り込むと俵が積み重なったような石群を発見。おそらくこれが峠名の由来かな・・・。

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左:俵石山と戸川岳と結ぶ尾根には明確な切通しがあった。ここから白仁田集落へ向けて下りに入る。少し下ると尾根上の展望地に出て,そこに道祖神と馬頭観音の石碑があった。この道の歴史が窺い知れる。

右:途中杉の植林帯でロストしたが,集落の方へ適当に下っていくと古道に合流。

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左:先ほどの切通しのあったコルを見上げる。
右:白仁田からは,戸の口を経て横藪まで車道ラン。車道が終わると,再び山道になる。

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左:明瞭なトラバース山道を辿り,若松の廃屋を経て下鶴へ下り,そこから川中集落まで車道を走る。そして,湾洞越へ向けての登りが始まる。車道では火山灰が体内に入り込んできて違和感を感じる。

右:約1時間で湾洞越。かつて知ったる道なのでもう安心。ここからは天岩戸神社まで下りのみ。

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左:湾洞越から1時間,7km下ると天岩戸神社。西日が境内に射し込んできた。
右:今日のコースを眺める。少し寒かったけど,快晴で良い日だった。

という感じで27km,6時間30分の古道ランでした。

昔の人は生活のためとは言え,険しい山道をよく通ったものだと思います。自然林の中では,比較的道の跡がわかりますが,手の入っていない植林帯や植林後間もない場所では,ほとんどわかりません。

今回古道を辿りながら沢の調査もしましたが,白仁田~横藪~下鶴間にある沢の上部にはいくつか大滝が視認できました。いずれも水量が少なめですので,水量が増える時期に遡行したいと思います。下から見た感じでも40~50mはありそうな大物でした。

★次回も古道調査になります。

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