FC2ブログ

九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

黒谷 in 宮崎 (見立)

さてようやく訪れた梅雨の晴れ間。
もやもやした沢への思いを晴らすべく,懸案だった黒谷を遡行してきました。

地図上では表記がない谷ですが,日之影川の上流にある見立地区藤谷で左岸から出合う谷です。小規模ながらその水量の多さ(同規模の沢の2~3倍)に注目していました。今日,その謎が解明されます。

ではどうぞ。

P6280001c.jpg       P6280003c.jpg
左:見立橋から日之影川(右)と夕が鶴谷(見立谷/左)の合流地点を見る。梅雨の時期は当然増水している。向い側のキャビン棟を覚えておいて下さい。後から見下ろします。

右:黒谷橋から黒谷を見る。増水しているとはいえ,水線距離1.5kmクラスの沢とは思えない程の水量。

P6280004c.jpg       P6280007c.jpg
左:5m斜滝。増水していると迫力満点。乗っけから緊張を強いられる巻き。
右:緑が濃い渓相。いい感じ。

P6280010c.jpg       P6280012c.jpg
左:森の中を適度な傾斜で上がっていく。それにしても苔や森の緑がきれい。

右:標高660m地点で,この沢の水量の謎が解けました。本流は右になります。では左の6m滝は?

P6280016c.jpg       P6280025c.jpg
左:謎はこれ。鉱山の坑道から流れ出す地下水。調べてみるとここは黒谷抗と言って,見立鉱山の坑道の一つだったようです。奥からどんどん水が流れ出してきており,これが黒谷の水量の嵩上げをしていた。長年の謎が解けてスッキリ。

右:天気は徐々に回復。平地と違って山地の天気は,快晴の予報が出ていても,雲が晴れるに時間がかかる。

P6280027c.jpg       P6280030c.jpg
左:いや~いい渓相をしています。

右:傾斜がきつくなりだし,いよいよ核心部。これは出だしの10mスダレ滝。岩盤に懸かる滝で整った形状をしている。

P6280033c.jpg       P6280036c.jpg
左:お次は3m+15mの二段スダレ滝。岩盤の上を流れるスッキリ系の滝。この谷は当たりだなと思わせられました。

右:左の滝の上部15m滝。これまた爽快。

P6280038c.jpg       P6280040c.jpg
左:下流を振り返る。いや~いい谷です。

右:さらに上流には8m滝。これもスッキリ系の滝。暑い夏には,複雑な形状の滝よりスダレ状の滝を見る方が,より涼に浸ることができる。

P6280044c.jpg       P6280046c.jpg
左:滝場の後は階段状のゴーロ帯。開けていて気持ちいい。森からはミソサザイの美しい囀りが聞こえてくる。

右:8m二段滝。これはシャワーで突破。やっぱり夏はこれ。最高の避暑。

P6280048c.jpg       P6280049c.jpg
左:う~ん,素晴らしい。
右:徐々に源流域へ入っていく。

P6280051c.jpg       P6280054c.jpg
左:詰めの急傾斜をぐんぐん登る。

右:そして林道へ。見下ろすとキャビン棟が視認できる。直線距離1.5kmで,690mの高度差があります。

P6280056c.jpg       P6280065c.jpg
左:折角なので林道の終点まで歩いてみる。尾根を越える個所は開けた切通しになっていた。

終点は1356mピークの北尾根を回り込む手前の1170m地点。ここをさらにトラバースして尾根を越え,谷を150mも下れば兜巾岳(とっきんだけ)の登山道(見立鉱山跡を通る道)に降りれるはず。

右:下山開始。日隠林道を下る。下山は日隠林道を中村橋まで下り(約13km),そこから県道⑥を北上し,入渓地まで(約4,5km)の約17,5km。目標2時間。実はここを走りたくて,黒谷を遡行したのもあります。通常の下山なら,洞岳登山道を下るより,前述の林道終点から読図で,兜巾岳登山道へ降りるコースが最短だと思います。

P6280067c.jpg       P6280068c.jpg
左:五葉岳登山口手前の広場。10数年ぶりに来た場所。

右:林道の下りは日蔭があり快適。

P6280073c.jpg       P6280081c.jpg
左:日隠橋の右岸に屹立する岩壁の裏にある支流。ここも何かありそうだと思っていたらありました。遠目ですが20mクラスの滝でしょうか。いいものを見つけました。

坂も歩かずに最後まで走り通せましたが,目標の2時間を少しオーバー。荷物をからっていたとはいえまだまだです。今夏は夏場も走り込み,秋以降のレースに備えようと考えています。これまでの意識を変えないと,走りも変わらない。

右:夕方には完全に晴れ。久々に感動的な落日を見た思いです。東の空には月が浮かんでおり,対照的な空を見れました。

という感じでした。

ここは当たりの沢でしたね。規模は小さいですが,美しい渓相,中盤のスッキリ滝群と,小粒ながらもピリッとした谷でした。新たな出会いに感謝です。久々の沢でしたが,やっぱり夏は沢ですね。下山時の水かぶりも含め,避暑を満喫できます。

★次回も沢の予定です。行先はスノクチ谷です。次こそは上まで詰めあがりたい。そして,樋口山から槙鼻峠までの尾根筋が歩ける(走れる)か確認したいと思います。

スポンサーサイト



沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

阿蘇カルデラスーパーマラソンのエイドチェック

週末は天気に恵まれず遡行不可・・・なので代替案として,先日走ったカルデラマラソンのエイドがどこにあったかのチェックをしに行ってきました。

基本的にエイドは2.5km毎にあるので,スタートとゴールを除いて全部で39か所になります。記憶を辿りながら一つ一つ思い出してコースを回りました。当然ですがレースの後は元の状態に戻っており,普通の田舎の風景でした。人は見かけず,車もほとんど通らないコースです。レース時の熱気はどこへやら・・・。

これまで思い出せなかったことでも,その場に来ると,「あっ,ここに犬がおったな」とか,「あそこに係りの人が立っていたな」とか思い出されてくるので不思議なものです。

結局3時間位で全部回りましたが,思い出せたのは34か所。あと5か所どうしても思い出せなかったり曖昧な場所がありました。また来年走る時にしっかり確認しておきましょう。

★来週こそは沢の予定です・・・。

日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

スノクチ谷 in 宮崎

さて久々の沢は,宮崎の椎葉村にあるスノクチ谷。
樋口山の北西面にある谷です。

今の時期は増水しているので,本流筋は厳しいけれど,日頃,チョロ水の支流を遡行する絶好の時期になります。そしてそのチョロ水の支流には結構,秘瀑が眠っているんです。

ではどうぞ。

P6150001c.jpg       P6150002c.jpg
左:萱原山東面にこの時期には大滝が出現する。普段はチョロ水の支流だが,増水すればこの通り,40m級の大滝が出現。ここも遡行候補。一つ瀬川の,市房山~萱原山にかけての右岸流域は,九州本土で唯一の大滝のメッカ。

右:ここも日頃はチョロ水だが,今の時期は立派な大滝を懸けている。

P6150003c.jpg       P6150005c.jpg
左:そしてスノクチ谷の入渓地へ。増水していて面白くなりそう。
右:やっぱり谷は水があってこそ。活き活きと躍動している。

P6150011c.jpg       P6150014c.jpg
左:標高660mの所で二俣。右手のスノクチ谷に入ると,傾斜がきつくなってくる。これは3m滝。
右:そして斜段流をシャワークライム。飛沫が気持ちいい。

P6150019c.jpg       P6150020c.jpg
左:8m滝。左の尾根から巻く。

右:尾根上は次第に痩せていき,こんな岩尾根に。正面にはせり出した岩峰が立ちはだかる。これは厳しいな~。右下の谷へ降りるには懸垂必要で,先には10m級の滝が懸かっており,先が見通せない。その上,運悪く雨が降り始めてきた。今日は日中は晴れるという予報だったが,この様子では全くダメだろう。こんな状況で遡行しても,良い写真は撮れないだろうし,感動も薄くなるので,今回はここまで。また晴れの時に遡行しよう。

P6150021c.jpg       P6150025c.jpg
左:この岩尾根から降りるのも簡単ではなく,岩場を慎重に辿っていくと,不意に岩角から鹿が顔を覗かせた。しばらく見つめあいが続いたが,鹿はサッと身をひるがえして距離を置いてから再び見つめあい。その時の一枚。物音はしないが,違和感を感じたのだろう。

右:さっきの岩尾根の上部。ここを巻くのは骨が折れそうなので,次回は沢床へ懸垂して谷筋に進んでみよう。

という感じでした。いやいや予想以上の困難さを持っている沢で,今回は様々な要素で断念しましたが,次回は晴天のもとで,詰め上がりたいと思います。事前の地図読み通り,660mの出合から800mまでの区間が等高線の詰まり具合や,沢筋の狭窄具合から核心だろうなと思っていましたが,地図以上の険しい地形でした。

★また来週,晴れるならば再挑戦です。雨でも問題ない,他の沢を遡行します。
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

第25回 阿蘇カルデラスーパーマラソン

さていよいよ本番がやってきました。
無事に完走できたんでしょうか?

ではどうぞ。

P6060003c.jpg       P6060005c.jpg
左:スタート会場は南阿蘇村総合福祉センター「ウィナス」。早朝にもかかわらず,辺りはランナーの熱気で一杯。

右:スタート3分前。気持ちを静める。そして5:00スタート。

P6060007c.jpg       P6060009c.jpg
左:まずは坂の上りから。練習の時なら歩く坂も本番では周りにつられて走ってしまう。
右:早朝の325号線を横断。下調べしたコースと同じで安心。

P6060011c.jpg       P6060014c.jpg
左:まずは10km地点。湿度が高いので汗が出やすいこと以外は,トラブルなく順調。

右:雲間から朝日が射してきた。今日の天気は回復傾向なので,強烈な日差しが立ちはだかるだろう。写真的には良いけど,走りには不都合。

P6060017c.jpg       P6060019c.jpg
左:高森町で20km地点。予定通りのペース。時速10kmを維持できている。

右:そして前半の難関,黒岩峠への上り。距離2,47kmで高度差269mを上る。計画通り歩きと走りを交え上る。

P6060021c.jpg       P6060024c.jpg
左:周りはほとんど歩いているが,稀に走り通すランナーもいる。

右:峠は予定の25分より1分遅い26分で攻略。少し下ったところにエイド。早朝の草原に音楽が響き渡っていた。演奏ありがとうございます。

P6060026c.jpg       P6060028c.jpg
左:下り基調の道を走り,高森自然学校先のカーブで30km地点。順調。

右:中村から先は高森ゴルフ倶楽部までの上り。なるべく走る予定だったが,気温が上がり始め,走りと歩きを繰り返す。

P6060029c.jpg       P6060031c.jpg
左:高森ゴルフ倶楽部まで上ると坂はおしまい。左手にはガスをまとった根子岳が見える。コース終盤にも見えるので良いランドマークになる。

右:135号線に右折したら,下りなので一定ペースで走る。2回目の試走の時に紹介した道脇の森。手入れが行き届いていて見事な景観を作り出している。

P6060032c.jpg       P6060035c.jpg
左:そして40km地点。4時間13分でほぼ予定通り。順調に走れている。フル通過は4時間23分。問題なし。

右:波野支所手前の尾根筋は左右とも爽快な眺めが広がる。左には九重連山,右手には祖母傾と,この荻岳。本当に良いコースを走らせてもらっていることに感謝。

P6060036c.jpg       P6060037c.jpg
左:波野支所の手前の50km地点。5時間23分。少しずつ遅れが出ているが予定の範囲内。

右:波野支所は100kmの人とこれからスタートする50kmの人とで大混雑。100kmの人は補給や着替えに余念がなく,50kmの人はスタートを待ちわびている様子。ここでカット果物類とサプリを補給し再スタート。日差しが益々強くなってきた。

201506061c.jpg       コース図(前半50km)
左:波野支所に入るところ。まだ余裕がある感じだが,ここからが本当のレース。

右:ここまでのコース図。1:25,000図で繋ぎ合わせていますので,いびつになっていますがご容赦を。なお記載している数値(総距離/累積高度)はGPSで計測したもので,公表数値とは誤差がありますので,あしからず。

P6060039c.jpg       P6060042c.jpg
左:国道57号線を横切る小池野(しょうちの)。恥ずかしながらずっと「こいけの」とばかり思っていました・・・地元なのに。

右:玉来川沿いの大利までの道からは,左手に九重連山が見える。さっき波野支所の手前から見た時より近づいている。ランナーは左側を走るものとばかり思っていましたが,日差しが強くなれば日陰のある側を走るんですね。初めて知りました。

P6060043c.jpg       P6060046c.jpg
左:大利への下りの途中で60km地点。この辺りからペースが落ちてきたのがわかる。一回に走れる距離が短くなっている。

右:64.4km地点の産山村役場。エイドである白テントが見えるとダッシュで駆け寄り,かぶり水で首筋,頭,両腕を冷やすことが恒例となってくる。予想以上に体感温度が高い。

P6060049c.jpg       P6060051c.jpg
左:平川阿蘇神社の先が70km地点。ペースの落ち方から判断して,この時点でもはや11時間台は無理になってきた。完走に作戦変更。5kmに40分もかかるようなペースまでダウン。

右:北部小からの坂道はすべて歩き,やまなみハイウェイへ。

P6060053c.jpg       P6060058c.jpg
左:合戦群(かしのむれ)までの下りは何とか走り通せ,そこからミルクロードまでの上り約6kmが後半の難関。坂の途中で80km地点。ここまでくれば完走を確信。不意に涙が落ちてくる。まだ早いって。

右:眺めは抜群のコースだが,日陰がないので暑さから逃れられないのが難点。「早く白いエイドテントが見えないかな~」と思いながら走るのみ。楽しみはかぶり水。合戦群から小嵐山(しょうらんざん)までの約14kmの区間では尾根筋を走る関係で,水が一切得られないので,エイドは本当に,本当に,ありがたい。

P6060060c.jpg       P6060063c.jpg
左:コースは草原帯の尾根筋を走るので,眺めは最高。

右:この,阿蘇の中央火口丘群に向かって走る構図は何とも言えない。まさにカルデラスーパーマラソンの名にふさわしい。さっき高森ゴルフ倶楽部から左手に見えていた根子岳も見える。

P6060064c.jpg       P6060065c.jpg
左:そしてミルクロードを横切る地点。ここまで来たら坂道はおしまい。痛みが緩急を繰り返すように,苦しくても一歩一歩進んでいけばいつかは終わりが来て,その次には楽しみがやって来る。

右:そして今コース中最大の見せ場。外輪山頂点のまでの約3kmはほぼ平坦でパラダイス。疲れていても「やっぱりここは凄いな~」と思える。

P6060067c.jpg       P6060068c.jpg
左:草原に伸びる一本道。いや~ここは日本離れしてますよ,やっぱり。今後はこの辺りを練習コースに取り入れてみようかな。

右:絶景が多くてレース後半なのに写真が多くなっている。これもレースの良く感じが出ている一葉。

20150606-2c.jpg
いよいよ象ケ鼻の下りに入るところ。根子岳(左)や高岳(右)をバックに走る。ロケーションは最高。ただ脚はもう一杯一杯。練習でやった分しかレースでは出ない。

P6060070c.jpg       P6060073c.jpg
左:さて後は下り。奥には肥後の国(1,592m)で標高を覚える高岳。

右:阿蘇中央火口丘群を見ながらの下りは最高。ちなみにスタート地点は右端の杵島(きじま)岳の向こう側です。

P6060076c.jpg       P6060077c.jpg
左:坂の途中で90km地点。あと10km。もうタイムなんてどうでもよく,今できることをやりきってゴールするのみ。

右:坂を下りきると小嵐山。カルデラの底部まで下って来たので,ここからは平坦路。あと8kmでゴール。

P6060078c.jpg       P6060082c.jpg
左:果てしなく続く田園の中の一本道。周囲のランナーはたとえカメの歩みでも走り続けている・・・自分にはもうそんなことはできないので,本当に強いなと思わせられました。ここまで来れば周囲のランナーはライバルではなく,共通の目標に向けて歩みを進めてきた仲間,走友とでもいうべき存在。これがウルトラの世界なんでしょうか。

ゼッケン番号をもとに何人かの選手のハーフやフルのタイムを調べてみましたが,私の周囲の選手はほとんどが私より遅い人ばかり。それなのに,レース終盤では,その人たちにもはやついていくことができない・・・ゆったりとしたペースながらどんどん引き離されていく・・・自分には食らいついててでも走り続ける粘りが,まだまだ足りないと痛感させられていました。エイドでは冷水を身体に,洗礼を精神に浴びていました。

右:本村集落の中のエイドでは,かき氷が振る舞われていた。ありがたく頂く。

ここからはカウントダウンに入ります。

P6060084c.jpg       P6060085c.jpg
左:あと5km・・・あと40分。
右:あと4km・・・1kmが長い。距離を長めに測ってない?←こんなことを本気で思ってます。

P6060088c.jpg       P6060090c.jpg
左:あと3km・・・もう走れるのはせいぜい100m程度なので少し走って歩いての繰り返しです。

右:あと2km・・・ようやく町に入るところです。

P6060094c.jpg       P6060095c.jpg
左:あと1km・・・本来ならここから格好良くスパートでランナーを抜き去ってゴール!の予定でしたが,現実は厳しく,頭でそう思っていても体が動かないので,逆に抜かれまくり。相当数のランナーに抜かれました。もうゴールできればよいという心境です。

右:そしてあと500m・・・ここまで99.5kmも走って来たんかと思うと感無量。

P6060098c.jpg       P6060099c.jpg
左:これを見たときはさすがに感動+安堵しました。「ああ,ここまで来たんだ」と。
右:今日は天気に恵まれ落日も素晴らしかったです。

コース図(後半50km)
全コースです。

という感じでした。ウルトラ初参加は,目標の11時間台はおろか,12時間台というお粗末な結果でした。正直,ウルトラを甘く見ていたのと,自分の走力を過信していました。これがすべてです。

走ってみてフルとは違う要素が多いなと感じました。本番1か月前からの試走程度では完走しかできないことを感じたのと,走りをコントロールしてタイムを狙うには日頃からイーブンでの距離走と,本番3か月前からの本番へ向けた練習が必要だと思いました。

またこれまでの経験が活きた例として,これまで100km以上,30時間を越えるトレランをしてきたので,精神的に参って途中棄権しようとは一度も思いませんでした。あれらに比べると12時間のランは長いものではなくスタミナは大丈夫でしたが,何より脚が十分もたなかったことが一番の課題だと感じました。この脚づくりこそが課題でした。

雄大な阿蘇のコースの中を走らせてもらい,沿道からは老若男女の方から熱い応援を頂き,エイドでは遠くから運んできたであろう水をふんだんに使わせてもらい,ゴールでは地元のボランティア学生に完走メダルをかけてもらったりと,様々な人々に感謝です。レース前に試走すれば彼らの存在のありがたさが身に沁みます。また共に走ることができたランナーの方々にも感謝です。色々な意味で刺激をもらい良い経験をさせてもらいました。本当にありがとうございました。

来年は今年の雪辱を果たすべく再び挑みたいと思います。

★次は沢になります。

ロードラン | コメント:6 | トラックバック:0 |

第25回阿蘇カルデラスーパーマラソン 受付

さて,いよいよ明日に迫ったカルデラマラソン。
今日は前日受付をしてきました。

P6050004c.jpg       P6050002c.jpg
左:受付会場は阿蘇市総合センター。
右:会場の大テント。明日は必ず完走して,ここで完走パーティーの予定。

やはり実際に会場に足を運ぶと,「あ~走るんだ~」という実感が湧いてきます。特に初出場となれば,気持ちは初めて遠足に行く幼稚園児と大差ないかもしれません。

天気は予報と違い,明日だけ快晴になりました。これで高湿度の中を走る苦しさからは解放されましたが,日差しの関係で気温は内牧で26℃まで上がるようです。ただ,梅雨前線が下がってくれたおかげで,高気圧が北の冷たい空気を運んできてくれるので,気温の高さほどは暑くは感じないと思っています。北北西~北北東の風が2m前後吹くので,暑さを和らげてくれことでしょう。

スタートまであと6時間・・・心ははやるばかりですが,こういう時こそ平常心。
明日は自分の持てる力を効果的に発揮し,最低でも完走,あわよくば11時間台でのゴールを目指したいと思います。

敵(=気象条件とコース)を知り,明日,己を知ることができれば,100戦,ならぬ100km危うからず・・・。
とにかく楽しんできます。

★次はマラソンの実況中継になります。
ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

阿蘇カルデラスーパーマラソン試走③

さて今回は試走の最終区間,50km地点の波野支所からゴールの内牧までを走ってきました。天気は最初ガスと霧雨で,徐々に回復,内牧では晴れとなりました。

ではどうぞ。

P5310001c.jpg       P5310003c.jpg
左:今回は内牧駅から鉄道利用。
右:外輪山をトンネルで越え滝水駅へ。一週間ぶり。

P5310006c.jpg       P5310007c.jpg
左:滝水駅から前回の終了地点(標高685m)へ。霧雨の中でのスタート。

右:おっと,先週はなかった幟が立っている。ということは今日のコース確認は楽勝かも。レース一週間前なので,部分的に試走しているランナーに会うかもな・・・と思いつつスタート。

P5310009c.jpg       P5310011c.jpg
左:アップダウンを経て国道57号線(標高695m)へ。ここは信号を真っ直ぐつっきり進む。予想では左に折れてすぐ右折と思っていたが・・・。

右:田舎道を快調に走る。風もあり,ほどよい寒さで心地よい。

P5310012c.jpg       P5310013c.jpg
左:途中で左から笹倉から来た豊後街道と合流。懐かしい~。前回も紹介しましたが,街道調査の時にこの辺はあちこち彷徨った懐かしの場所なんです。

右:豊後街道約120kmのほぼ中間地点。

P5310014c.jpg       P5310018c.jpg
左:水恩碑のところで豊後街道は左の道へ入り,弁天坂の石畳を経て大利へ下る。そこで右から回り込んできたカルデラルートと再び合流。

右:大利の壁谷橋(標高540m)までは国道57号線(標高695m)からほぼ下りで7,2km。ここから玉来(たまらい)川沿いに上流を目指すので,道は自然と登り基調となる。最後に大きく上ると尾根上を走るやまなみハイウェイ(11号線)。大利から距離12.5km/累積高度203m。途中に産山村役場(標高600m/4.2km/),平川阿蘇神社(標高680m/8.8km)があるので,よいチェックポイントになります。

P5310020c.jpg       P5310021c.jpg
左:産山村役場。
右:玉来川沿いの道。

P5310023c.jpg       P5310025c.jpg
左:左手にある平川阿蘇神社。神木の杉の樹齢は800年だとか。市房の杉に匹敵。由緒あるんだな~。

右:北部小のところから尾根上のやまなみハイウェイまでの登りが始まる。距離1.5km/高度差80m。登りの途中でたくさんの人がいるな~と思って凝視すると,なんと人形群。精巧に作られています。

P5310027c.jpg       P5310030c.jpg
左:そしてやまなみハイウェイ(標高790m)へ。コース全体の約4分の3,約75km地点(正確には73km位)。

右:やまなみハイウェイを横断すると急な下りの後,荻の草川沿いを下流へ向けて走る。本番で脚が残っていればぜひ走り通したいところ。

P5310032c.jpg       P5310034c.jpg
左:川沿いに5.3km下ると合戦群(かしのむれ,標高670m)。ここから左折,外輪山へ向けての登りが始まる。

右:川沿いの道を登っていくと次第に開けていく。

P5310038c.jpg       P5310042c.jpg
左:尾根まで上がると景色が良くなる。合戦群(標高670m)からの登りは図上844mコブの東側(標高810m)まででひと段落し,後は尾根筋に沿って小さなアップダウンを繰り返しながらミルクロード(菊池阿蘇スカイライン)へ近づいていく。眺めは良い。

右:草原には牛もいたりして牧歌的な阿蘇を演出している。

P5310043c.jpg       P5310044c.jpg
左:そして合戦群から距離5.7km/累積高度155mでミルクロード下を横断する(標高830m)。

右:ミルクロードから外輪山の最高点(815m)までの3.2km(累積高度9m)は全コース中,最も爽快な区間だと感じる。アップダウンは少なく,景色が最高。

P5310047c.jpg       P5310051c.jpg
左:草原の中にどこまでも続く一本道・・・日本離れしている。
右:もうすぐで最高点。登りは緩いので本番でも走れるだろう。これを越えると下りの区間に入る。

P5310057c.jpg       P5310059c.jpg
左:最高点(標高815m)からは4.7kmで315m下る。右手にはゴールの内牧が遠望できる。急峻な外輪壁をジグを切りながら一気に下る。

右:雲がとれ天候が回復してきた。

P5310062c.jpg       P5310065c.jpg
左:下りきると黒川沿いの平坦な道になる(標高500m)。

右:違和感あるものだな~って目を凝らすとスッポンでした。スキンシップを試みるも,鍋の具材にされると思ったのか,慌てて斜面を滑り川の中へ消えていきました。

P5310072c.jpg       P5310076c.jpg
左:本村集落を抜けて今町の手前で,またまた豊後街道と合流。今回は逆走だが懐かしくなる。
右:いよいよ内牧へ入ってきた。あと2kmくらいかな。本番は感動するかな?

P5310078c.jpg       P5310081c.jpg
左:三叉路の交差点を右折するとあと300m。本番はここからダッシュして気持ちよくゴールしょうかな・・・とか思うが,多分疲れていてそれどころじゃないかも・・・。

右:そしてゴール。

P5310082c.jpg       P5310085c.jpg
左:天気は完全に回復。
右:帰りは内牧駅まで4kmを歩く。たまには歩くのもいいでしょう。

という感じでした。距離52,74km / 累積高度504m / 6時間22分の試走でした。今日は降水後の環境だったので,湿度が高く熱放散がうまくいかない状況でした。血管を冷却していても汗滲んできましたので,水分消費も1Lと多くなってしまいました。

また,農作業をしている人以外には誰にも会わず,ウルトラは試走する人はほとんどいないのかな,と思いました。フルの場合はたくさん見かけるので。それか,ウルトラの場合,本番一週間前に試走なんかする人はいないのかも・・・。

後半50kmの戦略は,疲労をなるべく抑えた前半から走り繋ぎ,50~60km区間で下りきった大利から約75km地点のやまなみハイウェイ横断箇所までの約12.5kmは登り基調で,時間帯的にも我慢の走り。そこからラストに向けて残っている力を徐々に解放していこうかなと考えています。残りの区間できついのは合戦群(かしむれ)から菊池阿蘇スカイラインまでの約5.7km区間。眺めは良いですが,累積高度が155mもあるので,ここをいかに耐えて走れるかがタイム的なカギになると思います。

前半50kmが累積高度817mなのに対し,後半50kmの累積高度は486mしかないので,今日はあっさり走れた印象です。まあ本番は疲労が溜まった状態で走るので,それくらいがいいのかもしれません。

全体が見えたことで,気持ち的な余裕が出た気がします。後は6日後に迫った本番までの準備です。中間地点とゴール地点のデポ品の用意,脇擦れ対策,補給の準備(経口補水液,マスクメロン+オレンジ+バナナ+トマトのカット物),などなど・・・こういう準備をしていくのも一つの楽しみです。

★次は沢になります。

ロードラン | コメント:2 | トラックバック:0 |
| HOME |