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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

新潟観光 2015

新潟沢旅のとりを飾るのは,これまで行きたかった名所の訪問になります。

ではどうぞ。

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左:出発時に機窓からの眺め。空を飛べることって本当にすごいことだと思います。昔,パイロットを目指していた頃を思い出させてくれる。

右:伊丹空港へ降りる前には必ず撮る大阪城。

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左:無事に到着。

右:まず向かったのはここ,今年3月に北陸新幹線開通に併せてリニューアルオープンしたフォッサマグナミュージアム。新潟から糸魚川まで約200kmあり,新潟の大きさを実感します(面積は全国5位)。山形県境から富山県境までなんと約290kmもあります。九州で置き換えると博多~北九州間の古賀SAから鹿児島ICまでに相当。大きいはずだ。

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左:ヒスイの原石。これは一般的な緑のもの。ここ糸魚川は大地溝帯なので,堆積岩,火成岩,変成岩など様々な岩石が産出されますが,その中でもヒスイが最も希少価値がある。他にも数多くの岩石が収蔵されており,地学に興味を持つ人にとって,ここはメッカ。

右:これはラベンダーヒスイ。最近人気の石です。紫が高貴さを醸し出しています。

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左:そしてお次は断層見学。西日本と東日本のプレートの境界が露出しているところです。

右:地質も年代もまったく異なるプレートが合わさってることを視認。

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左:予備知識を入れた後は,実際に海岸でヒスイを探します。初日と二日目に8時間ほど探し先ほどのミュージアムで鑑定してもらいましたが,ヒスイはありませんでした・・・やはりそう簡単には見つからないようです。ただ様々な石を見分ける眼力は確実にアップしたと実感しています。ヒスイは海が荒れる冬場の方が海岸に打ち上げられていることが多いようですね。夏場は厳しいと地元の方が言っていました。

右:これは市振(いちぶり)海岸にある「海道の松」。昔の北陸道はここから河岸沿いに糸魚川へ抜けており,それはそれは難所だったらしい。かの松尾芭蕉も訪れ句を残している。「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」。

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左:その難所を「天険」というようです。このように岩壁が直に海に落ち込んでおり,この海岸線を昔の人は辿って往来をしたようです。ここを通過する時,親は子の様子を見る余裕がなく,子もまた親の様子を見る余裕がなかったことから,親不知(おやしらず)海岸の名前が生まれたようです。

右:お次はクライマーにとってはぜひとも登っておきたい岩壁の一つ,明星(みょうじょう)山南壁です。石灰岩の岩壁は高さ440mにも及び,石灰岩岩壁としては国内最大です。マニフェスト,キャプチュード,左岩稜・・・好ルートが盛りだくさんです。

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左:明星山の下を流れている小滝川にもヒスイがある。原石がゴロゴロしている。
右:今回ミュージアムで鑑定してもらった石たち。自分では判定できなかったものを見てもらいました。

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左:そしてお次は「越後の虎」こと上杉謙信公に会うために,春日山城跡を訪問。

右:春日山城は自然の地形を巧みに利用して築城されているのが,今でもよくわかる形で残されている。

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左:本丸跡からは上越市や直江津港を見渡すことができました。約450年前,謙信公も,この地から眺めていたんだな~と思いを馳せる。

右:ここは直江兼続(なおえかねつぐ)公の屋敷跡。彼は上杉景勝(うえすぎかげかつ)に仕えた武将で,景勝と二大巨頭体制を敷いていた為政者でもあります。軍神,愛宕(あたご)権現からとった「愛」の文字の兜を使用したことでも有名です。因みに前述の直江津港と直江兼続の直接の関係はありません。直江津港は三津七湊(さんしんしちそう/堺津,十三湊など)として昔からその名称がありました。兼続は元々南魚沼の樋口氏の出で,後に直江の家名を継ぎました。この直江氏が直江津港辺りを支配していた一族だったので,最初に直江津港ありきです。

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左:謙信公の像。去年の青葉城の政宗像も格好良かったが,こちらも負けてはいない。さすがです。

右:できればこういう地元の祭りに参加して雰囲気を味わいたい。今でも慕われているところに謙信公の人徳が偲ばれる。権力や地位といった肩書で人を自発的に動かすことができないのは,時が変わっても同じこと。

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左:今回の宿は栃尾又(とちおまた)温泉。いつも屋久島でお世話になっている遡行人さんのお勧め宿で,楽しみでした。

右:最初の雰囲気からストライク。この年代感あふれる感じが最高。食事も地元の食材を美味しく頂くことができ,まったりとした浮遊感に包まれました。また,特筆すべきは温泉。ここの泉質は単純放射能泉で,秋田の玉川温泉,鳥取の三朝(みささ)温泉などと同じ泉質を持ちます。このタイプは湯上り時の発汗がすさまじく,上がってしばらくは汗が身体の底から湧き上がってくる感触を楽しめます。この汗は油分はすくないのでベトつきにくい,スッキリ感のある汗です。元々は湯治場だったようで,泉質は極上でした。遡行人さん,本当に良い温泉を紹介して頂き,ありがとうございました!

という感じでした。

あちこち回るために沢も含め,一日15時間位行動しましたが,日本三大峡谷の一つである清津峡や新潟の名山,越後駒ヶ岳など,行きそびれた場所もあるので,将来的に,行先候補としておきたいと思います。

現在,全国47都道府県の名渓を遡行していますが,一年で1都道府県では,行きたい沢に行けないので,これからはもっとペースを上げて遡行していく予定です。

★ということで次は台高山脈の東ノ川の遡行予定です。連休を利用して奈良を代表する一本として遡行できればと思います。

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