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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

2015 第一回西米良スカイランニングクエスト in 西米良〔宮崎〕

いよいよやってきました,西米良スカイランニングクエスト大会。

天気は上々で,自身のコンディションも問題なし。良い状態で大会を迎えることができたことにまず感謝。先週の試走からレースプランを立て挑みます。これまで参加してきたトレランの大会とはコース設定が異なることや,大好きな市房山に登れることなども相まって,スタート前からワクワク感100%。楽しみです!

目標は試走の時のタイム8時間57分から考え,8時間切りを目指します。

写真は先週とかぶらないようにと意識しましたが,やはり良いポイントはどうしてもかぶってしまいますので悪しからず。

ではどうぞ。

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左:駐車場に続々やって来る車を見ながら,ボルテージも上がっていく。
右:会場の村所驛(えき)。ここがスタート&ゴール地点になります。

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左:そして6:55。スタート5分前。この時間はこれから始まるレースと長い一日に思いを馳せるのと同時に,今この場に立てていることへ静かな感謝をする時間です。いよいよ時が来た。

右:7:00スタート!ランナーが勢いよく飛び出していきます。まずは八幡神社までのロード。

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左:神社脇からトレイルへ。トレイルでは長い列ができているので追い越しは難しいが,かわせる分は少しでもかわして前へ出ていく。楽なペースに慣れ,惰性で進むと好タイムは出せない。

右:中央奥に折り返し地点の市房山山頂が見えます。あまりの遠さに唖然としそうですが,そこまでの行程が頭に入っているので,その分は楽になります。

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左:第一エイドの竹原地区。予想到着タイム(ETA)7:45,実際タイム(ATA)7:34。10分程早い。やはりレースということでペースが上がっているのだろう。でも無理はしていないので,このままのペースで走ることにする。ここのエイドはパス。先を急ぐ。それとスタートからこの竹原地区までの区間はコースマップでは誤記表示されており,実際はジグをきっている車道を突っ切る形のトレイルで繋げてあります。

右:車道を800m程走って林道へ入る。ここから鉄塔が立つ尾根まで距離3.2kmで高度差で約400m上がる。
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左:林道は歩きも交え,じっくり無理せず走っていく。

右:右手には市房山&石堂山。これに天包山が加われば米良三山。この三山を巡るコースも自作トレイルコースとして調査中です。UTMT(Ultra Trail Mera Three mountains)として走る予定です。

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左:そして尾根上の給水場からトレイルに入る。ETA8:25,ATA8:09。貯金が16分に。良いことです。ここから大平林道までが前半のポイント。

右:第5ピーク手前の伐採跡地を行く。

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左:第6~7ピーク間は作業道を走るので距離が稼げる大切な区間。近づく市房山を眺めながら進む。

右:そしてアンテナの立つ第8ピーク手前は,試走の時も紹介しましたが,平坦な美しい森が広がるポイントです。

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左:大平林道へ出て,作業道を進む。

右:ほどなく小屋に到着。ETA10:25,ATA9:46。貯金は39分に。予想より良い感じで走れているので,もっとやってやろうという気になる。

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左:山頂までは息つく暇のない急登の連続。途中から登山コースを外れ,尾根筋をまっすぐ登るコースになる。この大会のために開いたコースのようです。

右:このコースは登山コースのようにジグが切ってなく日陰もないので,つらい登りとなります。

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左:山頂台地付近で登山コースと合流。登山コースを下山用として区分けしているようです。

右:そして市房山山頂。折り返し地点。ETA11:20,ATA10:36。貯金は44分に。実際の貯金もこんな風に貯まり続けていけばいいんですが・・・。まだまだ脚は良好。すぐに下山に取りかかる。

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左:1620m地点の展望岩からコースを俯瞰。ゴールは霞んで見えない程彼方。でも大丈夫,尾根筋は走れるので見た目ほどはないことがわかっている。

右:植林帯も登山道とは別に道が作ってあり,作業道を下る形になっている。再び山小屋。ETA11:50,ATA11:00。貯金は50分に。当初目標の8時間切りは確実になったので,上方修正し,7時間切に変更する。

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左:下山はランナーがばらけているので一人ランになる時間が増える。
右:第8ピーク先の平坦な森。ここは本当に素晴らしい場所です。

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左:林道は走れるので距離を稼ぐ。
右:第1ピーク手前の植林帯の下り。鉄塔の給水場まであと15分。

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左:そして再び林道にある給水場へ。ETA13:35,ATA12:32。貯金は1時間03分に。今5時間32分なので,もう7時間切りも確実,こうなればもっと上方修正して6時間30分切りを目指そう。下りの林道は走り続け,脚が終わっていた3人をかわす。

右:竹原地区からは再び登り。ETA14:00,ATA12:55。貯金は1時間05分。この区間はほぼ予想通りのペース。

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左:きつい登りを終えると下りに入るので飛ばす。この竹林の区間は,日本的美しさのあるロードだった。

右:トレイルに入ると気が楽。ガンガン下る。前をいく選手はずっと並走していたUさんで,登りの強さはピカイチだった。私も登りは苦手ではないと思っていますが,彼の登りは凄かったです。林道の下りで引き離していたはずなのに,登りであっという間に追いつかれ,かわされました。

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左:そしてゴールは前述のUさんとともに。無事走り切れて,目標を大幅に達成できて(結局6時間30分は切りは無理でしたが),万感の想い出とともにテープを切る。

右:今日という一日をありがとう!!!

という感じでした。

結果は216名中50番前後で,全体の約25%程度の位置。とても満足しています。来年はもっと脚が出来上がった状態で臨めれば5時間台が狙えると思うので,また頑張っていきたいと思いました。

それにしても天気,地元の方の応援,エイドの間隔,コース設定と,どれをとっても良かった大会でした。西米良の方々も普段の村の人口が1.2倍になるくらいの人が訪れて,活気を感じてくれたことと思います。この大会が今後も継続され,地域活性の一助になれば,西米良ファンの私としてもとても喜ばしい限りです。

今後は自作トレランとロードレースの時期になりますので,またトレーニングを積んでいきたいと思います。来年はフルが終われば,GWに大峰奥駈道+熊野三社200kmラン(自作)や,カルデラスーパーマラソン100km,サロマ湖100kmに出場したいと思っていますので,長距離用の脚を半年以上かけてじっくり作っていく必要があるので頑張らないと。

★次回は沢になります。場所は検討中です。紅葉とキノコ狩りを兼ねる遡行になります。
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西米良スカイランニング 試走

さて昨日の沢に引き続き,今日は来週のレースの下見です。

コースは,村所(むらしょ)~八幡神社~竹原~尾根上鉄塔~車道~小屋~市房山頂往復の,距離38km,累積高度3300mのコースです。よくぞ見つけてくれました的コースです。要するに市房南尾根をほぼ末端から山頂まで辿るコースです。

今日も快晴の下,長い一日の始まりです。

ではどうぞ。

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左:ここから八幡神社へ向けて登る。階段かロードかわからなかったので,役場の人に尋ねる。ロードを小学校を回り込んで登るようです。

右:尾根上にある八幡神社の脇からトレイルに入る。

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左:2つ目の作業道を左折し進むとこの三叉路に出る。最初は右を取ったが,地元の人に聞くと違うコースだったので,また引き返して左下に下って行く。竹原集落までずっと下って行きます。

右:そしてここへ下ってくる。

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左:下った所から300m程下流にある一致橋を渡る。天気は言うことなし!
右:一致橋の先から上流へ向けて走り,左の林道へ入る。

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左:この林道は距離3.2kmで高度を400m程上げ,鉄塔の立つところまで登る。北側には目指す市房山と石堂山が見えてくる。市房山の遠さに唖然とするが,一歩一歩進むしかない。

右:朝の林道ランもいいものです。

鉄塔のところまで登り上がると尾根筋の道に入ります。ここから向上米良から上がって来る車道が横切る地点まで9つのピーク(P)を越えて行きます。

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左:P2とP3の間は左側にネットが伸びている区間ですが,そこでネットに絡まった鹿を発見。一歳の雄鹿,地面の抉れからみて絡まって間もない様子で,しきりに暴れまくっている。雄の場合は角が危険なので根元をつかみ抑え込む。どんなに暴れようが絶対に角を放さないようにする。そうすることで相手に力の差を思い知らせ大人しくさせる。こちらも本気でやらないとケガするので,慎重にネットを外していく。もうネットに近づくんじゃないよ。

右:コースはほぼ尾根筋についており,白テープが目印。民有林なので目立つオレンジや赤テープは使えないのだろう。

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左:P5からP6の左側は伐採されており眺めと吹き抜ける風が心地よい。
右:P7手前のコルから作業道に降り,そのまま道を走る。徐々にだが市房山が近づいてきた。

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左:紅葉はこれから。天気が良ければ来週も楽しみ。
右:アンテナが立つP8手前には素晴らしい疎林が広がる。

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左:P8山頂でみかけた紅葉。
右:植林のP9を越えるとようやく車道着。ここから小屋まではほぼ作業道を辿る。

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左:秋はやぱり青空と紅葉,実によく映えている。秋の美しさの一コマ。
右:山頂へ伸びる道。

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左:今年5月の小屋。

右:いつの間にか新しくなっていた山小屋。これには驚き。おまけにトイレまでついているとは・・・改築して頂き,ありがとうございます。

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左:小屋から山頂までの高度差600mの登りが始まる。まずは植林帯から。

右:そして1964年の山火事後のアセビ帯へ。火事からまだ間もないのでパイオニア植物のアセビが遷移の下づくりをしている。

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左:日陰が少ない登りは応えるが,黄葉は一際輝いている。
右:これも美しい。

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左:1620m地点の展望岩から来し方を眺める。尾根端の鉄塔のところまで林道を上がり,あそこから尾根筋を辿って来ました。帰りのことを考えると,あまりの遠さにめまいがしそうな感じ。

右:東に目をやると宮崎の名山が並ぶ。

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左:南方には霧島を代表する山々と,大隅の名山の高隈山まで見える。先週の霧島登山マラソンではありがとう!

右:山頂手前の紅葉。

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左:そして1721m,市房山山頂。熊本県では国見岳(1739m)に次ぐ第二位の峰です。ここまでハーフマラソンとほぼ同じ距離を走ってきました。

右:湯山方面を見下ろす。いつ来てもこの高度感は素晴らしい。

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左:北方には脊梁山地,九重,祖母傾といった九州の連山を望むことができる。沢を登ったり,トレランしたり,どの山とも思い出があり,懐かしく見える。

右:足元には秋を告げる林リンドウの花一輪。

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左:今年は寒暖の差があるので紅葉はよさげな感じ。
右:さて帰りもまだまだ長いので,焦らずいこう。

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左:森の中は基本的にこんな感じ。
右:美しい紅葉を撮らずに走り去ることはできない。

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左:P8先の疎林。ここは見どころ,走りどころの一つでしょう。
右:今日設置されたばかりの案内。

P5~P6の右手に伐採地の広がる場所で,コース整備をしている男性二人に出会う。案内の設置や枝打ち等,ありがとうございます。こういう目に触れないところでの下支えがあってこその当日のレース。自分のタイムや順位にこだわる以上に,名も知らぬ支え人への感謝をもって走りたいと思います。

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左:鉄塔から林道を下って再び竹原集落へ。ここから登り返して下ればゴール。でも30km以上走って来て,何でまた登らせるの?そのまま川沿いのロードを走ってゴールでいいやん,と最後までランナーを苦しめるコース設定者に悪態をついてみたりもする。

右:この登りの車道は傾斜がきつく,走りと歩きを組み合わせて登っていく。途中,ショートコースに出る地元の小学生が練習で登っていく。あの足取りの軽やかさが羨ましい。

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左:下りに入ると気持ちよく走れる。日が傾いてきた。
右:そしてゴールの村所驛(むらしょえき)。

という感じでした。まずは今日も無事下山でき感謝。久々の長めのトレランでした。

レースは制限時間9時間で,今日の試走が8時間57分。本番は結構頑張らないといけない感じです。あのコースで制限9時間とは厳しいように感じますが,これが世界基準なのでしょう。本番は8時間切りを目指して頑張ろうと思います。

★次は第二回西米良スカイランニングレースをお送りします。台風はどこへ向かうのか?果たして無事完走できるのか?
       
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高塚山南沢 in 一ツ瀬川〔宮崎〕

さて今回は一ツ瀬川の右岸支流の一つ,高塚山南沢(仮称)を遡行してきました。本来ならもっと長めの沢の予定でしたが,現地着が遅くなったのと,道路から滝が見えたので,予定変更した次第です。

雲一つない秋空の下での遡行です。

ではどうぞ。

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左:青空によく映える今年初の紅葉。嬉し楽しの,この季節がまたやって来た。
右:正面の切れ込みが今日の遡行先。あの傾斜には滝が連続するはず・・・。

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左:まず手始めの6m斜滝。いい感じのスタート。
右:そして5m滝。いいね~,最初から滝のオンパレード。

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左:いったん傾斜が緩む。
右:再び滝場。7m斜滝。

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左:5m滝はシャワークライム。火照った身体を冷却。
右:まだまだ流れは続いていく。

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左:10m斜トユは水流沿いをクライム。この滝は美しかった。
右:そしてこれが道路からチラ見してた15m滝。

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左:振り返ると紅葉が始まった木々が色づき始めている。
右:15m滝の上にある7m滝。ここは面白い沢だ。

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左:そして最後のとりを飾る15m斜滝。これも水線沿いにクライム。落ち口2m下で水流を跨いでトラバースするムーブが面白かった一本。

右:滝場を抜けると平流に・・・。最近の遡行のお決まりのパターン。急から緩へ,沢を印象付ける定石です。

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左:下山はお決まりのラン。萱原山と二ツ岩の珍しいアングル。
右:今日一番の紅葉。

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左:普段は走れない高地ランを楽しむ。
右:大河内橋まで下る。いつもは右折ランだが,今日は初の左折ラン。じわじわ登りが脚にくる。

という感じでした。秋晴れの下,今日も無事に下山でき感謝です。

高塚山南沢は小振りな割に乗っけから滝の連続で,息つく暇なく高度を上げる良い沢でした。落穂拾い的な感は否めませんが,まだ知られざる沢があることを再認識させられた一本でした。

★次は村所~市房山往復トレラン40kmになります。来週の西米良スカイランニング大会のコース下見と試走です。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

2015 第14回 霧島登山マラソン in 高原町〔宮崎〕

さて,今季2回目のレースがやってきました。『霧島登山マラソン』

前回の九州脊梁トレイルランがリタイアという不本意な結果に終わってしまったので,今回は気合を入れて臨みます。

コースは皇子原公園〔標高330m〕をスタートし,ロードを5.5km走って高千穂峰の天孫降臨登山口〔標高715m〕へ。そこから登山道を3.5km駆け上がり,高千穂峰〔標高1,574m〕山頂がゴールという,まさに山岳バーティカルマラソンです。

このタイプのレースには初参加なので,ワクワク感が高めです。先週の試走の状況から,目標タイムを1時間45分として,レースに臨みます。今の時期はマラソンに向けた脚づくりの初期段階なので,自己ベストは望むべくもなく,現状で最高のパフォーマンスができるかどうか,それがカギになります。

ではどうぞ。

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左:早朝の雨で路面が濡れているが,天気は回復に向かっているので一安心。

右:参加料¥3,000にしては参加賞は充実している。これに無料温泉券と懇親会での食事が付くのだから至れりつくせり。

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左:スタート5分前。始まったら一気なので,気持ちを静めて号砲を待つ。

右:中央左よりの,ガスがかかっている山がゴールの高千穂峰。日差しがなく気温が低めなので,暑さと湿気が苦手な自分にはうってつけのコンディション。

そして9:00,スタート!

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左:まずは公園内を軽く走ってロードへ。ここが結構きつい〔斜度7~9%〕が,周囲はどんどん飛ばしていくので,どんどん抜かれていく。みんな凄いな~と思いながら,自分の呼吸に合ったペースで走る。

右:ほどなく右へトラバース気味に植林帯を走るようになる。ここは斜度が落ちる〔2~6%〕のでスピードを若干上げながら走る。

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左:高千穂峰へ伸びる道。

右:最後の急坂を登りきるとロードの終了地点である天孫降臨登山口。タイムは36分。なんと予定より9分も早い。これで俄然やる気が出て,気合が入る。予想が甘いのは,普段,いかに自分に甘えて走っているかということ。日頃からしっかり追い込んで走っていればここまで予想は狂わないはず・・・今後の教訓です。

ここからは狭い登山道に入るので,3人ほどダッシュで抜いて,登山道へ。
いよいよ本領発揮の区間です。

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左:出だしは尾根端の緩斜面。走れる所はたとえ数メートルでも走る。
右:徐々に眺めが良くなりだす。

この後,ドーンという音が辺りにこだまする。そう,トップ選手のゴールの合図だ。時計に目をやるとちょうど1時間・・・なんという健脚。もうゴールしたんか。

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左:尾根に出てからは風が出てきて体温を下げてくれるので,自分には絶好のコンディション。狭い登山道は追い抜きは難しいので,歩きながら呼吸を落ち着かせていき,最後のスパートをかけるタイミングを図る。上を見ると先にいる10人ほどはもう疲れているようで足取りが重い。あのあたりをまとめて抜こう。ちなみにこの鳥居は,今年の9月28日に54年ぶりに建て替えられたもので真新しい。以前のはボロボロに朽ちたみすぼらしいものだったので,新しくなって良かった。

右:そして頂上手前の割れ岩の所からスパートをかけ一気に10人ほど抜き去り,そのままゴール!タイムは1時間30分台で,目標の1時間45分より10分ほど早い結果となり,満足。やりました。登山道でのタイムは予想と30秒差。やっぱり山でのタイムは正確に自分を把握できています。

荒れる呼吸を落ち着かせたら下山に入る。このレースは登山口までは自分の脚で戻らなければなりません。そこが普通のレースと違って魅力の一つになっています。

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左:ゴールシーンはこんな感じです。

右:普段は人もまばらな登山道に,こんなに多くの人がいるのは,山をやる人間としては嬉しい限りです。特に若い人がいるのがいいですね。

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左:下りはジグを快適に下れます。
右:なんか下りもレースの様相を呈し,みんなどんどん下って行く。

登山口からは走って下ってもいいですが,私的に自衛隊のハンビ―にぜひ乗ってみたかったので,乗せてもらう。貴重な体験でした。

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左:皇子原公園から高千穂峰を見上げる。天気はすっかり回復して,日差しも戻りポカポカ陽気に包まれる。

右:これは懇親会の食事。今までにない豪華さ。また,おにぎりと宮崎牛はおかわりもできます。この大会は参加料に対する参加賞や食事は最高です。指宿菜の花マラソン大会の景品や食事もいいと思いましたが,こちらが遥かに上です。地元の方には本当に感謝です。

14:00から始まった懇親会&表彰式もまた,酔っぱらったおやじ風な司会で面白かったです。例えば,ある人の挨拶で「今日の天気予報は当初は雨でしたが,実際はこんなに良くなってハーレー(晴れ)ダビッドソン」とか,景品授与で「誕生日が10月10日台の人はいませんか?10日台ですよ,聖火台(この大会は開会式で聖火台への点火がある)ではないですよ」など,笑うに笑えない調子で進むので,何とも言えない感じでしたが,あの酔っ払い風な感じの司会は,ほほえましく思えました。肩肘張らない地元色が良く出ていたと思います。

という感じでした。終わってみれば目標達成に,豪華な景品&食事と大満足の一日でした。これも全て大会の準備や運営に当たってくれた地元の方々のおかげです。特に尾根筋で運営に当たっていた方々は,あの風の中大変だったと思います。ありがとうございました。高原町には鉄泉や炭酸泉もあり,疲れを十分に癒すことができました。

高原町の存在を初めて知ったのは十数年前の大幡川遡行の時です。大幡川下部は霧島一のゴルジュを擁し,由布川峡谷,武平谷と並び,九州屈指のゴルジュを形成しています。下部はまだ完全には遡行しきっていないので,来夏の目標にして,また通いたいと思っています。私が言うのも何ですが,ここのゴルジュは相当にエグイです。

★次は,市房界隈の沢を一本と,2週間後の西米良スカイランニングレースのコース試走をしてきます。今度は距離40kmで累積高度3,364mというハードなコースになるので,秋を楽しみながらしっかり走ってきたいと思います。

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高千穂峰ロード&トレラン in 宮崎

さて昨日の巣之浦川遡行に引き続き,今日は高千穂峰登山。

来週の日曜に開催される霧島登山マラソンの試走のために,コースの確認をしてきました。だいぶん涼しくなり,これからは走るのにも丁度良い季節となってきました。

ではどうぞ。

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左:早朝の一コマ。
右:まるで夕焼けのような朝焼け。空は曇っているので,今日の天気はいまいちかな。

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左:数時間もすると昨日のような快晴に。皇子原公園からスタート〔標高330m〕。
右:出だしの急坂を600mほどこなすとトラバース気味の道になり,植林帯をゆく。

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左:道間違え①。右に分岐する高原林道に入り込み砂防ダムで行き止まり。引き返し。
右:道間違え②。矢岳登山口。引き返し。

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左:三度目の正直で登山口へ〔標高715m〕。道間違えのせいでもう11kmも走っている。昨日の沢のことがあるにせよ,既に脚が重い・・・本来ならスタートから距離5,5kmで標高差385m登ってきます。

道間違えの原因は自分の思い込みでした。『正式な登山口の手前から入る』となぜか思い込んでいて,手前にある分岐にことごとく入り込んだ次第です・・・お恥ずかしい。

右:案内板。ここから山頂1574mまで距離3.5kmで標高差859mを登ります。まさに登山マラソン。

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左:出だしは尾根の末端なので傾斜は緩い。

右:徐々に尾根筋が立ってくる。が,よく踏まれているのと,傾斜をころすためにジグが切ってあるので十分走れる作りになっている。まあ脚が残っていれば・・・の話ですが。

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左:右後方には昨日お世話になった山々が見える。
右:標高1200m付近から灌木帯になり,見晴らしがよく効くようになる。

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左:そして霧島東神社からの道と出合う〔標高1320m〕。山頂まで標高差あと254m。最後のひと踏ん張り。吹き抜ける涼風が心地よい。

右:小ピークを過ぎると山頂は指呼の間。

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左:頂上手前の割れ岩を過ぎると・・・
右:ゴールの高千穂峰山頂1574m。十数年ぶり三度目の登頂。

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左:山頂からスタート地点の皇子原公園と登山口を俯瞰する。この高度感はまさに山岳マラソン。よくぞこんなコースを作ってくれました。ありがとうございます。

右:山頂の反対側は高千穂河原からの登山道が伸びる。こちらが一般的な登山道になります。

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左:山頂からは一気に下る。ぐんぐん高度を下げていく。気持ちよく走れる。
右:登山口までは40分。青線を下ってきました。

ここからロードを30分ほどで皇子原公園着。距離の割には気持ちよく下れた感じです。

という感じで何とかコースの確認はできました。今の状態から本番の予想タイムを算出すると1時間45分程度でしょう。本番ではこのタイム切りを目標に,残りの期間で準備を行い,自分としっかり戦いたいと思います。

ちなみに昨年2014年の優勝者のタイムは1時間ジャスト。今日自分が走って下ったタイムよりさらに10分速い・・・ちょっと想像できない速さです。まあ優勝するような人はフルで2時間30分を切り,都市対抗駅伝とかに出る実業団レベルの人が多いので,凡人ランナーである自分と比べる方がおかしいのでしょう。それにしもありえないスピードで登るんだな~と思います。

★次回は,第14回霧島登山マラソンの実況中継をお送りします。

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巣之浦川 in 岩瀬川 〔宮崎〕

さて今回は,巣之浦川という霧島の沢を遡行してきました。地形図を見ていて,滝マーク3個と,気になる源頭を持っていたので決めた沢です。

名前の由来は,大正~昭和期(1918~1966)にかけて,営林署の巣之浦官行があったことからです。

今回はとても良い沢でしたので,写真も多めです。

ではどうぞ。

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左:まずは県道1号線の生駒橋の所から入渓。すぐに5m滝が迎えてくれる。心配していた水量は問題なし。

右:続いて滝マーク①:10m滝。ここまでは左岸に地図にない作業道が伸びている。

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左:下部はこんな河原基調。
右:今日の行程は長いので,出発の遅れを取り戻すべく,快速遡行。

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左:そして滝マーク②:12m三条滝。見応えあり。
右:左の滝の上には5m滝が続く。火山性の地形らしい滝。

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左:滝場の後の平流は心が和む。
右:水量があるので遡行していて気持ちいい。

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左:L25mのトユ流。単調なゴーロの良い刺激。ほとばしる飛沫が何とも言えない。
右:単なる河原でもなぜか美しいと感じてしまう何かがある。

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左:日が射しこむと渓に陰影が刻まれる。
右:今日はどピーカン。心置きなく遡行を楽しめる。これ以上の幸せはない。

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左:そして滝マーク③:13m直スダレ滝。剛の中に優雅さを備えている。
右:側壁は溶岩壁なので,ボロボロすぎて巻きは除外。

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左:ここの平流は本当にきれい。
右:これは滝マークなしの16m落下。こういう予想外の出会いがたまらない。

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左:また平流。たおやかさは大崩の三里河原のよう。
右:水中も躍動している。

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左:この沢は河原と滝場の繰り返しであることがわかってきた。沢登りというより沢歩きに近い感じ。

右:なんだこの穏やかさは・・・。

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左:ここは桃源郷。
右:いよいよ源頭手前の最後の区間に入る。今回初クライムの7m滝。

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左:すっかり細くなった小川的な流れを遡行していく。
右:するとまたもや平流部に飛び出す。もう言葉にならない。

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左:そして最後の急傾斜部を越えると・・・
右:なんと~!素晴らしい源頭に飛び出す。

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左:ここはどこだ?東北?北海道?いや石垣あたりか?
右:う~ん,言葉にならん。

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左:次はここでキャンプだな。最高の時間を過ごせるぞ。
右:尾根筋から先ほどの湿原と,右岸にある別の湿原も俯瞰。あっちにも行ってみたいな。

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左:高千穂の峰。いつ見ても格好良い秀峰。明日の試走はよろしく!
右:韓国岳と天使の階段。

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左:霧島の名峰を眺める。これは左側。
右:同じく右側。

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左:下山は夷守(ひなもり)林道へ降り,そのまま10kmラン。明日の試走のことがあるのでジョグでゆっくり走る。

右:県道1号線に出るころにはすっかり日が暮れて,久々のヘッドランプラン。生駒高原のコスモスは今が見ごろのようです。

という感じで日没までどっぷりと沢遊びに浸った沢でした。無事下山に感謝。

それにしてもあの源頭は何ですか。一瞬,「ここはどこだ」と思ったほどです。これほど九州ばなれした源頭を持つ沢は他に思い当たりません。初心者を連れてきたら一発で沢にはまることでしょう。あの湿原にはミヤマキリシマがたくさんあったので,花の時期にまた来ようと思っています。沢を詰めた先には,ミヤマキリシマの咲き誇る湿原がある・・・これをパラダイスと呼ばずして,何をパラダイスと言うのでしょうか。

素晴らしい源頭との出合いに導いてくれたものに感謝です。沢をやってて良かった~。

★次回は霧島登山マラソンに向けた試走で,コースの案内になります。

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