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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

国見谷 in 奥村川 〔宮崎県〕

さて今回は,椎葉村と五ヶ瀬町の境にある国見谷です。

遡行距離は短いですが,周囲の自然の雰囲気をつかむためにも,遡行してきました。天気の回復を待って,午後からの遡行です。

ではどうぞ。

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左:出だしは荒れたゴーロから。
右:小滝も出てくる。

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左:植林が多い割には谷筋はスッキリしている。
右:陽光を浴びる3mスダレ滝。

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左:この4m滝は水線左をクライム。
右:中盤の渓相。

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左:この谷最大の5m滝。谷の規模や流域面積から見て,これが精いっぱいだろう。水線左をクライム。

右:源流は石灰岩帯に変わり,尾根まで一気に突き上げる。

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左:尾根から遡行した谷を見下ろす。谷筋に電線が沿っている。
右:下山のランも短いので,スピードを上げて,それを最後まで維持する練習。

という感じでした。休む間もなく一気に遡行し,一気に下って来れました。無事下山に感謝。特筆すべきことはなく,軽いジョグ遡行のような感じでした。

★次回はGWの遡行になります。天気が心配ですが,マーレ川遡行~テドゥ山~浦内川遡行~イタジキ川遡行~古見岳~ホーラ川下降の西表島横断を考えていましたが,今回の震災の件で,来年に延期になりました。その代わりに,いつものごとく屋久島へ行きます。鈴川右俣と安房川北沢右俣を遡行する予定です。

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一枚野谷 in 祝子川 〔宮崎県〕

さて,今回は祝子(ほうり)川の右岸支流の一つである『一枚野谷』。
実は10年ほど前に一度下降しているのですが,遡行はまだだったので,今回,遡行することにしました。

日之影川流域の険しさから逃れ,広い空と白い渓を求めて,大崩での遡行です。
コースは,鹿川(ししがわ)越から上祝子へ走り下り,そこから遡行して鹿川越まで詰める感じです。

ではどうぞ。

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左:まず鹿川越を目指す。
右:歩くこと10分少々で鹿川越。ここから祝子方面へ下る。

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左:今日もいい天気。久々の大崩山。
右:早朝の林道ランは快適。

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左:そして7kmほど下ると上祝子橋。ここが入渓地点。大崩山を眺める定番スポット。

右:水は相変わらずの美しさ。

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左:開けた空に白い渓谷・・・これが祝子川の醍醐味です。
右:広々とした釜。屋久島の沢にいるかのような錯覚を覚える。

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左:一枚野谷の出だしはこんな感じで始まる。

右:渓流沿いにはウルイ(オオバギボウシ)が群生。食べる分だけ頂く。ウルイは調理が簡単で,葉茎を食します。独特のシャキシャキ感があり,ビタミンC(抗酸化作用,免疫力向上)が豊富なので,沢では欠かせません。

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左:大崩の沢は,やっぱり別物。極楽極楽。
右:10mスラブ滝。う~ん,記憶にないのがさみしい。

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左:花崗岩のまさ土が白いだけに,陽光の陰影がくっきり刻まれるので,写真を撮る回数も多くなってしまう。

右:水中も透明感あふれ美しい。

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左:10m斜滝。

右:小滝が連続するスラブ帯。なぜだか,ここだけは覚えていた。一カ所でも思い出せて嬉しい。

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左:平流区間はルンルンで遡行できる。楽しい。
右:8mスラブ滝。

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左:11m滝。

右:そして林道が横切る地点。大きく崩壊しているので,よく目を凝らして探さないと,林道の跡はわからなくなっています。

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左:さっき下った谷を溯り,最後の二俣。左を詰めると鹿川越。

右:そして到着。あとは10分も走れば車の所まで戻れるので,のんびり日光浴でもしていく。

という感じでした。やっぱり大崩の沢は別天地ですね。九州の他の場所とは一線を画す渓谷美と,開けた大空が印象的です。まだ遡行していない谷が数本,残っていますので,行くのが遠いですが,今後も足を運びたいと思います。

★次回も沢になります。遡行先は探しています・・・。
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いのそ谷上部 in 日之影川 〔宮崎県日之影町〕

さて,今回は2013年9月に下部だけ遡行した『いのそ谷』になります。下部を遡行してからもう2年以上経つとは・・・光陰矢の如しです。

ここで気になる『いのそ』の意味ですが,以前,学者を招いて地名研究を行ったりしたそうですが,その時にも由来は判然としなかったそうです。ひらがな表記であることから,かなり昔からある名称だと思われます(音だけで伝わり,当てる漢字表記がなかったため)。

個人的な推測では・・・同町の平底下に五ヶ瀬川の昔の渡し場があります。『鹿猪猿渡し』という場所で,『かいのそわたし』と読みます。よって,いのそ・・・猪猿と考えると,『いのそ谷』=『猪猿谷』と思っています。自然が豊かで多くの猪や猿が住んでいた谷だったのでしょうか。谷と同じく奥が深い言葉ではあります。

さてコースの方は,諸和久橋から上部林道まで走り,そこから入渓。帰りは,鹿川()しかがわ峠を経て,尾根向うの千軒平林道を下って戻って来るコースです。

ではどうぞ。

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左:諸和久橋から一登りで諸和久集落へ。西方にはがっしりとした戸川岳が構えている。この山は,本当,恰幅の良い山です。

右:林道から『いのそ谷』の上部と詰め上がる予定の釣鐘山のコルを眺める。

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左:そして入渓。出だしの渓相。
右:小滝も徐々に出てくる。

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左:3m滝と大釜。昔はもっと水量が多かったのだろう。
右:晴天の渓は陽光で輝くので,実に心地よい。

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左:水のほとばしりも躍動的。
右:6m滝。

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左:上部区間最大の7m滝。水線左をクライム。

右:空はどこまでも青い。あまりに気持ち良かったのでひと眠りしていく。自然の中での昼寝は,いつの間にか寝落ちし,自然に目が覚めるところが良い。

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左:上部のガレ帯。せっせと詰め上がる。高度差100mを13分ペースで登り続けても余裕があるのが嬉しい。

右:下山時に釣鐘山を眺める。

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左:鹿川(ししがわ)峠からは大崩山が見える。
右:疎林帯の快適な道。

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左:今年初のアケボノツツジ。青空にピンクの花弁がよく映えている。これを見るとGWも近い。

右:林道に出てからは,旧道を通る。林道が上部まで完成する前に登山道だったところ。明治期には敗走する西郷軍が通った道でもあります。

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左:新緑を感じながら,林道を快適に下る。
右:日之影川沿いの道から峠を見上げる。登るとなるとやっかいだが,下りはあっという間。

という感じでした。今日も無事に下山でき感謝。

ようやく一つの沢が完成し良かったです。やはり,やり残しはなるべく少なくして,先に進んでいきたいものです。下山のランも11km程でしたが,最後まで調子よく走り通せ,トレーニングの成果を感じることができました。

★次回は,もっと明るい空と沢を求めて,大崩の一枚野谷の予定です。

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楠原谷 in 日之影川 〔宮崎県〕

さて,今回は,日之影川左岸支谷の楠原谷になります。

以前,ぽんぽこさんのブログで紹介され,遡行候補にしていた谷です。

大滝や水流が消えるミステリー・・・など興味をそそられる谷です。

ではどうぞ。

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左:まず日之影川を渡渉する。前日の雨で少し増水気味。
右:出だしは穏やかな感じ。

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左:2m滝と釜。射し込む光線加減が絶妙。
右:そして右岸に高々と見える大滝。これはでかい!

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左:真下から見上げる。50mクラスの滝だな。日之影川流域で,5指に入る大物。

右:上流にはまた別の30m滝が高みから落ちてくる。

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左:谷型は左回りにカーブしているが,水流はまっすぐ右岸の岩壁下に吸い込まれていく。

右:水流が消えた岩壁をまっすぐ越えていくと,右手から回り込んできた谷に降り立ち,左手にこの4m滝が懸かる。この釜から水流が地下に潜り,先ほどの穴につながっているよう。何ともミステリー的な流れ。そして,ここからがゴルジュの始まり。

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左:岩壁に阻まれ,台地上まで追い上げられる。西方には戸川岳が構えている。

右:上流で谷に降り,下降していく。

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左:10mスダレ滝を巻き下ると二俣。さらに下降を続ける。

右:するとすぐにゴルジュ状になり,行先を阻まれる。先は15m程の滝になっているよう。

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左:左岸の高巻きから見えた滝。20m程かな。切り立っているのと,登り返しの不安があるので,谷床には降りれそうもない。次は,ドリル持参のフル装備で出直し。

右:さっきの10mスダレ滝まで戻り,右俣に入ると8m滝。ここですぐ上の道路に脱渓。おなか一杯。

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左:帰りは楠原(くすばる)~大菅(おおすげ)集落を経て日之影川へ下る。

右:ツツジが咲き誇る。

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左:日之影川と戸川岳。良い角度からのショット。
右:下りはバンバン飛ばして下るトレーニング。

という感じでした。久々に跳ね返された谷でした。

こういう谷の存在は,とてもありがたいです。過信になりつつある自信を戒めてくれて,初心の大切さを思い知らせてくれます。また新たな経験を積ませてもらい感謝です。

これまで沢をやって来て感じるのは,この『経験』というものが完璧になることは,決してないということです。経験を積めば積む程,行動範囲が広がることは事実ですが,また同時に,リスクの領域に踏み込むことも多くなります。突っ込むか,巻くか・・・沢ではその判断を常に求められますが,その判断を正確なものにするためにも,小さな経験の積み重ねが重要であると思っています。

何百本沢に行こうとも,どれだけ困難な状況を乗り越えようとも,実はそれ自体は全く大したことはありません。1本目の沢だろうが,1,000本目の沢だろうが,素人であろうが玄人であろうが,そんな人を主観としたものは,自然の前では意味がありません。自然は常に変化し続けているので,再び同じ場所に行っても,昔と同じ状況ではありません。

過去に蓄えた経験や知識を踏まえ,あくまで目の前の自然の状況を判断の主軸とする。

非力な人である限り,自然の中では常に驕らない謙虚な姿勢が必要。自然を遊びつくすのではなく,自然の中で遊ばせてもらっている,と思っています。

今回の地震のことでわかるように,人間の文明など,自然の前では風の前の塵にも等しいようなものですから,これからも自戒を込めて,初心を忘れないようにしたい。

★次回も沢になります。遡行先は,『いのそ谷』の上部になります。2013年9月に下部だけで終わっていたので,上部を遡行し,完成させたいと思います。

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本谷川 in 小川川 〔五ヶ瀬町〕

さて,今回は前回の朝ノ戸谷に引き続き,小川岳当面の沢になります。

天気の関係で午後からの入渓となったので,快速遡行です。

ではどうぞ。

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左:午後の日が射しこむ穏やかな渓。
右:苔の具合が良い感じ。

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左:本流最大の14m二段滝。これは見物でした。
右:早くも源流部。

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左:前回も紹介したこの時期の有毒植物。左がハシリドコロ,右がバイケイソウ。ともにアルカロイド系の毒をもち,誤植などもあります。

右:振り返ると霧立尾根の南北縦走の時に走った黒峰が見える。

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左:尾根筋からは東面の眺めが良い。
右:尾根筋は地籍杭が点々と続くヤブ道。

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左:冠岳の異様な山容を見下ろす。
右:真新しい車道まで降り,入渓地点まで走る。

という感じで5時間かからない快速遡行でした。本谷川という名称があるようですが,これはどうみても適当に付けられたものですね。(正確には小川川の左俣になります)だいたいにおいて,『本谷川』,『川(河)原谷』,『谷山谷』・・・などという名称は便宜上,名称のない谷に付けられているものですから。

今回の熊本地震で他の方々同様,被災してしまいましたが,これも自分の生活の一部として付き合っていければと考えています。地震があったからと言って変に肩肘張らず,決まった時間に起き,食事を摂り,夜になったら就寝する・・・いつもの生活を送るだけです。

6月に予定されているカルデラスーパーマラソンは,被災状況等を考慮するとおそらく中止になるはずですから,今後は,長距離ランより,沢を優先していきたいと考えています。

★次回も沢になります。遡行先は,(仮)楠原谷です。日之影川の左岸にある支谷です。久々に骨のある沢でした。  
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朝ノ戸谷(小川岳東面) in 宮崎

さて,ようやく沢の季節です。いよいよ本業の時間です(笑)。

今回は,足慣らしということで,霧立越の北に位置する小川岳の東面を流れる朝ノ戸谷を遡行してきました。天気が午後から回復するとのことでしたので,出発を後らせて,午後からの遡行です。

ではどうぞ。

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左:五ヶ瀬川との出合い。中央奥が朝ノ戸谷になります。
右:出だしは穏やかな河原から始まる。

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左:沢幅は広く,癒しの渓相が広がる。やっぱり沢は最高。
右:思ったより良い感じで,気分も高揚。

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左:30分も遡行するとナメが登場。予想もしていなかっただけに,歓喜。
右:舗装路のようなナメは100m程も続く。ここはなかなか良い。

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左:ようやく滝の登場。3m×2本。左から突破。
右:4mスダレ滝。

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左:砂防堤を越えると,上流には伐採地が展開する。
右:きれいな車道を越えると滝が増え始める。これは4m×2本。

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左:5m滝。右手をシャワー。この時期はまだ冷たい~。上に6m,3mと滝が連続する滝場。

右:6m滝。巻き。付近の地面には,至る所に青々としたハシリドコロ(ナス科)が群生。それしかないと言ってもいい程に生えている。アルカロイド系の毒をもつため,シカでも見向きもしない。もう少ししたら足元一杯に咲くバイケイソウ(ユリ科)も同じくアルカロイド系の毒を持っている。植物が持つ毒の多くはアルカロイドであり,その中には,人にもお馴染みのカフェイン,ニコチンなども含まれる。毒と薬は,微妙な程度次第ってことですね。

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左:6m直滝。これは見応えがあった。

右:最後は荒れ果てた伐採地。作業道が出合う所で終了(標高1,200m)。ここからは道をつないで入渓地まで7,7kmのラン。

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左:東方には祇園岳と揺岳が見える。

右:締めは地獄温泉・清風荘。昨日は別府のかまど地獄,今日は阿蘇の地獄温泉。名前こそ地獄続きの2日でしたが,実際には極楽でした。今日に感謝。

という感じでした。手始めの沢としては良くまとまった一日でした。昨日の疲れもほとんどなく快適な遡行となり,良い沢に巡り合えました。今年も各地の沢に足を運び,新たな発見と体験をさせてもらえればと思っています。

★次も沢になります。場所は未定です。
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第29回べっぷ鶴見岳一気登山

さて今回は,先日は参加してきた大会の報告になります。

別府市のスパビーチ(標高0m)から鶴見岳(標高1,374.6m)まで(正確には山頂まではいきませんが・・・。),車道を通らずに一気に登るバーティカル系のレースです。レースプランは,最近はロング走ばかりで追い込み練習ができていないので,心拍を一定に保ちながら走ることと,ロードではたとえ順位が落ちても余裕をもって走り,中間地点以降の山道に入ってから,押していくことにしました。

ではどうぞ。

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左:いよいよ来ましたレース当日。大人の運動会の雰囲気で,気持ちが高ぶる。

右:いだてんレースのスタート地点。この大会には他にも,山頂まで歩いていくものや,ロープウェイ乗り場までで終わるものもあり,総参加者は数千人になるようです。

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左:スタート2分前。天候は高曇りでちょうど良い感じ。

右:まずはスパビーチを走り,このゲートから外へ飛び出していく。出だしからキロ4分ちょっとの速いペースで始まる。今の自分には速いペースなので,少し落として走ることにする。

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左:歩道橋で10号線を跨ぎ,境川左岸沿いを上流へ向けて走る。左奥の山がゴールの鶴見岳です。

右:南立石公園を通り抜け,民家の間を縫うように走る。これは初見でコースを探すのは難しいだろう・・・。コースを覚えるため,曲がり角を逐一暗記していく。奥は鶴見岳。

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左:堀田天満天神宮。要所要所ではチェックが入る。スタッフが油性ペンでゼッケンにチェックを入れていくので,シャツにつかないように,確実におこなってもらう。

右:九州自動車道は高架で越える。鶴見岳が近づいてくる。

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左:最後の集落を抜けると朝見川沿いに旧大宰府官道のトレイルを走るコースになる。やまなみハイウェイはアンダーパスで過ぎ,左手を登るとハーフ地点のロープウェイ乗り場下に到着。56分。1時間を切っているのでまずまず。さて,これからが得意の山登り区間。前を抜くことを意識して走る。

右:小沢の右岸の道から来し方を振り返る。あっと言う間にここまで来た感じ。今年の1月末にコースは確認済。

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左:御嶽権現の階段。この辺りで標高700m程。残り600mちょっと。

右:登りで10人ほど抜いて,最後の山頂へ抜け出る区間。まだまだいけるので,最後の追い込み。ここでも10人ほどかわす。

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左:そしてゴール!結構抜いたと思ったんですが,順位は思ったほど良くありませんでした。タイムは2時間を切れたので上出来。トップは1時間17分台。この大会でタイムを上げるには,高い心拍数を保ったまま2時間位登り続ける練習が必要ですね。押して登り続ける15km程の峠走なんかよさそうです。次年度は,これ専用の練習をして臨みたいと思います。

右:山頂部からの眺め。右奥の山はサルで有名な高崎山。左手の海岸に見える防波堤は別府港なので,スタート地点は,別府港の右手2cm位の場所です。はるばる登って来たな~と実感。でも走っているとあっと言う間です。

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左:下りのロープウェイからの眺め。右奥は九重連山,正面奥には祖母傾が霞んで見える。

右:閑散としたスパビーチ。あの喧騒はどこへやら・・・普段の風景に戻っていました。路肩で日向ぼっこするハト,餌を探して歩き回るカラス,実に春らしく,長閑な海岸風景でした。

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左:そして最大のお楽しみは,鉄輪(かんなわ)温泉『かまど地獄』。

右:受付でカギをもらいトイレの間にあるひっそりとした建物に入ると,個人宅のような浴槽があります。普通の秘湯ならば自然の中のものを想像しますが,ここは観光客の喧騒の真っただ中にあるのが,逆に何とも良く思えてきます。湯はナトリウム塩化物泉。こんな山手で塩化物泉とは意外ですが,恐らく地下の湯だまりの中に海水が紛れているのでしょう・・・山が海から数キロしか離れていない別府ならではの温泉とも言えます。

また,お湯が青いのはシリカ成分のせいです。シリカはミトコンドリアの元となる大切な成分で,体内では生成されない分,人体にとって非常に大切な成分の一つで,その人の元気を司ります。さらに英語名はシリコンで,これも情報化社会には欠かせないものとなっています。実に良いお湯を堪能させてもらい感謝です。ちなみに「感謝」の念が発生する脳下垂体もシリカでできています。シリカばんざい!

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左:徐々に晴れ間が広がる。風に舞うサクラ,中空を舞うスズメ,ひらひらと蛇行飛行するチョウチョ・・・平穏に満ち溢れている春は,やっぱりいいですね。

右:花サクラもいいですが,葉サクラもまた,いい。

という感じでした。初めてのレースに参加でき,名湯にも浸かれて言うことはありません。春ってやっぱりいいですね。良き一日に感謝です。

★明日はいよいよ遡行です。短めの沢でまずは脚慣らしをしてきます。場所は小川岳の東面の沢です。
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祖母傾周遊

さて今回は,九州を代表する祖母・傾トレランをしてきました。
今回で四回目になります(一回目は2泊3日の縦走)。

コースは,上畑~前障子~大障子~祖母山~古祖母山~本谷山~傾山~上畑。
距離は3回分のデータ平均値で,距離39,88km 累積高度3,949m。これで確定しようと思います。

前回の2012年の時に11時間37分だったので,その記録を少しでも更新して,まだまだやれることを確かめたい気持ちもあり,挑戦してきました。どうなることやら・・・。

ではどうぞ。

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左:予定通り早朝の5時頃出発。昨日の雨も上がり,今日は快晴の予報。気温が上がるのが心配。

右:振り返ると傾山の方におぼろ月が見えている。夜明けは近い。

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左:5:30にはヘッドランプ不要。登りの途中で,朝日を拝む。今日も一日,よろしくお願いします。

右:地籍三角点のあるコブから,後で走る向かい側の尾根を眺める。

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左:北東には九重連山と由布岳・鶴見岳(由布岳の右)が見える。10日はべっぷ鶴見一気登山のレースでお邪魔するので,よろしく。

右:前障子の山頂から行先を眺める。ここから祖母山まで距離7km,累積高度は1,000mもある。いつ見ても凸凹具合が激しい。

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左:朝は冷たい北風が吹き付けるので,発汗を抑えてくれるので快適に走れる。

右:あっという間に馬の背まで来た。

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左:いよいよ祖母山が間近に迫る。尾根上に九合目山小屋が見えています。今から約20年前に初めて祖母傾を縦走した時は,まだ経験が浅く,上畑から11時間位かけ,這う這うの体で改築中の山小屋まで辿りついたことを思い出す。テントに入ったら疲労で動けなかったのは遠い昔の話し・・・今ではそれくらいの時間で周遊してしまうのだから,何とも不思議。

右:来し方を振り返る。今日は良いペースで走れている。最後まで持ってほしい。

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左:そして祖母山山頂。今回初めて4時間を切れた。嬉しい。ここからは折り返し的な感じで,奥の傾山に向かいます。

右:祖母山から障子岳の区間は,昔のようなスズタケがあり,ホッとする。以前の縦走路は,左右からスズタケが折り重なる道でしたが,今ではすっかり枯れてしまい,辿りやすくなった反面,なんか寂しい面もあります。原因はおそらく,増えすぎたシカの食害,温暖化,酸性雨等だと思われますが,全て人間が原因を作っている。自然から都合よく恩恵をもらうだけもらう一方で,それを破壊しているなんて・・・人は存在自体が自然や生態系にとっては罪なのかな・・・。せめて見つけたゴミ位は拾わないと,いつか天罰が下るような気がしています。

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左:古祖母山からの下り。快適。

右:本谷山への登り。以前にも紹介したこのブナは,20年前から変わらず元気そう。当時,周囲は一面スズタケだったのに,今ではこの有様・・・浅根性のブナは周囲の下層植物がなくなると,風の直撃を受けて倒れやすくなるので,倒れないか心配です。

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左:本谷山山頂手前の三国岩からの眺め。

右:マンサクと高千穂方面の集落。マンサクは,春先に他の花に先駆けて『先ず咲く』ことが由来で,黄色なのは,この時期に花粉によってくるハエの仲間が視認できる色が黄色だからです(菜の花なども同じ理由)。自然は色んなことを教えてくれます。

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左:先週の本谷山南尾根を走った時にも撮った,傾山のショット。
右:笠松山から九折(つづら)越までの区間の森には清々しさがある。

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左:九折越からは最後のピークである傾山へ登る。まだ昼過ぎなのに,もうここまで来れた。

右:そして山頂から来し方を振り返る。後は慎重に下るのみ。

今日は平日だし,登山者には会わないだろうと思っていましたが,傾山周辺で10人程見かけました。個人的に登山者には2つのタイプがあると思っています。一つは,花の時期や紅葉の時期などに登るタイプ(山登りより鑑賞主体)。もう一つは,通年で登るタイプ(山が好きな人)。今日出会った方々は,マンサク位しか見るものがないのに山に入っているので,おそらく,後者だと思います。

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左:同じく傾山山頂から,先週走った本谷山南尾根を眺める。戸川岳や二つ岳など,既に懐かしい。

右:下山は坊主尾根。五葉塚から,まずこの5mクラックを下る。上部にあったクレモナロープは岩角で切れかかっていましたので,下から登る人は触らない方が良いと思います。

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左:坊主尾根を終え,三ツ尾までは快適に走れる。

右:三ツ尾からは林道まで一気に下る。

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左:そして観音滝上部の渡渉地点。ここで補給。今日は予想通り気温が上がったので,水分消費が多くなった。

右:観音滝は祖母傾随一の名瀑。76m位あるようです。

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左:そして九折駐車場からは,ロード4km。桜ロードを走らせてもらう。素晴らしい。

右:傾山の周辺の地形を見上げる。

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左:最後のきつい登りの終了地点では,桜と太陽が正面に重なり,ここまでの労をねぎらってくれるかのようだった。

右:そしてゴール!

という感じでした。今日も無事に帰って来れて感謝。

タイムは,11時間21分で,2012年の時より16分速くなっていました。まだまだいけることがわかり一安心。老いて益々さかん・・・これをモットーに今後も頑張りましょう。次は10時間台を狙いたいと思います。

人には自分が思っている以上の可能性が眠っています。周囲や世間の常識がどうであれ,その可能性を信じて,それを引き出す訓練を続けていけば,目標の自分になれると思っています。私の才能や能力なんてたかが知れていますが,山や自然に対するモチベーションだけは今も変わらず強くあるので,これからも,様々なことを学ばせてもらい,もっと鍛えてもらいたいなと思う次第です。また,自然からもらうだけではなく,何かしらの恩返しもできればと,偉大な自然に対して偉そうに考えたりもしています・・・。

★次回は,べっぷ鶴見一気登山の模様をお送りします。初参加のレースなので,楽しんで走れればと思います。

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