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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

内川内谷遡行&高岳谷下降 in 万江川・宇那川 【熊本県人吉】

梅雨の合間の貴重な晴れ間を利用して2週間ぶりの遡行。やっと休みに晴れてくれた~。

九州自動車道を通るたびに,気になっていた内川内(うちこうち)谷と尾根を挟んで向かい側にある高岳谷(仮称)の遡下降。梅雨時に溜まったものを吐き出すべく,しっかりと身体を動かしてきました。

ではどうぞ。

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左:まずは増水した川の渡渉から。増水した川は水流の攪拌作用で,通常より低温になっているので,要注意です。

右:連日の雨で明らかに増水している内川内谷。期待が高まります!

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左:いきなり登場の13m滝。規模は大したことはないが,この水量だと迫力あり。まるで本流筋の滝のよう。

右:左の滝の落口にて。膨大な水量が一気に放り出される。凄いとしか言いようがない。ドゴーという音が不気味に轟いている。

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左:晴れるともう夏の装い。今年も沢の本格的なシーズン到来。
右:沢一杯に水流が広がり,生き生きと躍動している。こうでなきゃ。

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左:森の中の水流を抜けると・・・

右:一気に広がる眼前の景色。どことなく東北や越後の沢を彷彿とさせる渓相に,来て良かったと感動。

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左:いい流れ(眺め)。

右:そして内川内谷の第二の見どころのゴルジュ。これは入口の6mCS滝。CS・・・チョックストーン。挟まり岩。中には6m斜滝,4m直滝と続いている。

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左:源流の6m滝。水浴びで越える。

右:そして目標の1080mコルへ詰め上がる。いや~ここは遡行した甲斐があった。途中で地図にない作業道が複数回横切っていたが,それを忘れさせてくれるものを見ることができたので良かった。

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左:ブナの若木も元気そう。まず上へ,そして横へ,しっかりと成長してほしい。ここからは下降に移ります。

右:源流部は滑るように駆け下り,本流との二俣。左から下って来ました。

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左:薄暗い渓に差し込む光の条。思わず振り返ってしまう。
右:険しいゴルジュにかかる8m二条滝。

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左:3m*2のゴルジュ滝。
右:10m二条滝。この谷も予想以上に良い。

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左:流れが緩くなってくると・・・
右:宇那川本流に合流。右に少しで林道へ。

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左:足元を替え,宇那川の水流と一緒に走る。今夏は暑い中でも走っているので,暑さへの耐性が上がっているのを感じる。

右:7km下ると万江川と合流。上流へあと1km走ればおしまい。何事もそうだけど,終わってみるとあっという間。

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左:そして人吉お楽しみ①。バッタモンには一文も出したくないが,本物には糸目をつけたくない。

右:人吉お楽しみ②。泉質(モール泉),雰囲気(昭和レトロ風)ともに5つ星です。幸運にも今日は温泉の日で半額で入れた上に,貸し切り。こんな贅沢は・・・しっかり堪能しよう。

という感じで今日も無事下山でき感謝です。

増水している時は,このような小さい沢でも大化けするので遡行適期となります。沢の規模を考えて遡行時期を考えるのも,知的遊び。この界隈はいままでほとんど手つかずでしたが,意外に良い谷が眠っていそうな雰囲気です。浸食に強くリッジメーカーと呼ばれる一方で,水にはとことん浸食される石灰岩マジックが至る所にありそうで,今後の開拓の主にしたいと思います。石灰岩の谷は,予想を超える造形を見せてくれるので,楽しみです。

★次回も沢になります。次は大崩の下小積谷遡行と七日廻谷の下降にします。

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押谷 in 五木小川 〔熊本県五木村〕

さて今回は,またまたやってきました五木村。遡行先は,押谷(おさえだに)になります。

ここは,沢の下流と中流に林道表記がなく,図上では良さげだったので決めました。距離が長いですが,一気に抜ける予定です。

ではどうぞ。

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左:予報では曇りだったが,早朝は青空が広がる。ヤッター!
右:出だしはこのような平流が続く。体慣らしにはちょうど良い。

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左:水量が多いので沢が生き生きしている。
右:こんな明鏡止水トロもある。

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左:こんな釜は思い切り水に浸かって突破。気持ちいい。
右:両岸が切り立ち,何やら滝場の雰囲気漂う。

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左:出た,なかなかの滝。13m程で,上部のゴルジュ帯にまだ隠れていそう。これは迫力あり。

右:13m滝を広角で切り取る。まるで深い井戸底にいるかのよう。

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左:滝を巻いて,落ち口から見下ろす。奥の河原はさっきまでいたところ。
右:ゴルジュの中には4m滝とこの6m滝が続く。見応えあり。

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左:えらい赤い岩だなと思って見ると,なんと倒木だった。これは珍しい倒木滝。

右:平流具合は東北の沢を彷彿とさせてくれる。規模は全く違うが,追良瀬川もこんな感じだった。

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左:ゴルジュの入口にかかる3m滝。ここは左から登りゴルジュ突破。ゴルジュ内には小滝が連続するが,これがなかなか楽しませてくれる。

右:再び平流。うまい具合にアクセントが効いている感じ。

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左:いや~ここの平流は素晴らしい。
右:突然,平流が終わり,5m滝の登場。

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左:お次は6m滝。ここは左手を登る。
右:なんという平流。美しい。

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左:美しい平流があったかと思えば,こんなのも出てくる。最狭部では両岸に手が届くほど。

右:上部では徐々に植林が増えてくる。この二俣以降はハゲ伐採地に突入。

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左:下山は作業道とヤブ漕ぎで尾根を越え折立谷へ下り,走って帰る。
右:左から下ってきて,右をあと6km走れば帰着。合計11kmでした。

という感じで今日も無事に下山。大した雨にも降られずに遡行でき感謝です。

押谷は下部に核心が詰まっており,中~上流は癒し系の歩き中心の沢でした。下部からほぼずっとピンクテープが付いていますが,車が入るような道はないので,自然が豊かでした。それと地図からは読み取れない険しさも散在し,なかなか楽しませてもらいました。

この界隈は大きな可能性を秘めているので,今後も足しげく通いたいと思います。これから梅雨を迎え,梅雨が明ければ,いよいよ恒例のお盆の沢。今年は利根川本流です(群馬県)。初の関東進出。今年は雪がとても少ない状態なので,お盆には雪渓はなくなるよ,と地元の方に情報を頂き,安堵。今から楽しみです。

★次回も沢になります。行先は,これから探します。

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