FC2ブログ

九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

倉木山西谷(仮称) in 十角川 〔大分県竹田市〕

さて今回は,祖母山系の沢を遡行してきました。

詳しい谷名は不明ですが,前障子岩から延びる東尾根の一角にある倉木山に西面に広がる谷です。地図上に幾重にも重なる岩壁記号が目を引きます。

ではどうぞ。

PB280004d.jpg       PB280007d.jpg
左:出だしはゴーロから。

右:下部は人手が入っており見どころなし,580mの二俣からがいよいよです。この7m滝は垂直系で,いかにも祖母山系の滝。

PB280009d.jpg       PB280014d.jpg
左:10m三段滝。少しずつ期待も高まっていく。
右:岩間の4m滝。左手には岩壁が高く聳える。核心は近い。

PB280017d.jpg       PB280019d.jpg
左:そして谷が左に曲がり,岩壁を抜ける場所に,やっぱりあった大滝。これは下段の11m滝。奥に中段滝が見えています。これは大当たり!

右:中段滝19mと奥に見えるのが上段滝41m(見えているのは下部20m)。久々に遭遇する大物にテンションも上がりっ放し。

PB280025d.jpg       PB280026d.jpg
左:そしてここが滝頭。結局,この大滝は71m三段滝でした(上段41m,中段19m,下段11m)。いや~実に素晴らしいものを見れて感謝です。

右:さらに遡行を続けていくと,岩壁帯の所にまたもや大滝が見え始める。ヤッター!って感じです。

PB280027d.jpg       PB280032d.jpg
左:スラブ状の岩場にかかる45m滝。見応えあり。
右:苦労して滝を巻き上がると植林帯になる。

PB280034d.jpg       PB280038d.jpg
左:杉の直立具合は見事です。

右:そして前障子から伸びる尾根に上がり込んで遡行終了。わずか2時間ちょっとでしたが,濃密なひと時でした。

PB280041d.jpg       PB280042d.jpg
左:そして倉木山を経て下山。夕暮れどきの晩秋の森には,はかなさが充満している。

右:うほっ,ヤマブシタケやないか。今日はなんてついているんだ!!

このキノコは,特に薬理作用が強くて,βグルカン(免疫力向上),ヘリセノン(認知症予防),血小板凝縮抑制作用(血栓予防),SOD様物質(抗酸化力向上)などなど,あげればきりがないほど,非常に多種多様な効能を持ち合わせているキノコです。中国では,フカヒレ,ナマコ,クマの手,と並び四代珍味に列挙されてるほどの代物です。

個人的には最も見つけ出したいキノコで,マツタケやマイタケとはレベルが違います。汁物に入れてうまみを取り出したり,天日干しにして煎じて飲むなど,食欲の秋の楽しみを増やしてくれます。いや~今日は沢も良かったが,それ以上にヤマブシタケを見つけることができたのが,何よりの収穫でした。

PB280046d.jpg       PB280050d.jpg
左:久々の倉木山。また来たよ。

右:下山は,樫山の森を抜けていくコース。あまり知られていませんが,2~300年の樫の巨木の森を抜けていく道です。

PB280054d.jpg       PB280057d.jpg
左:そしてロードを走る。

右:締めは長湯温泉・天神之森。温泉街からは少し離れていますが,ここの湯は極上ランク。ナトリウムイオン,炭酸水素イオン,メタケイ酸が特に多く含まれているので,肌の乳化作用と保温効果に優れる泉質です。

という感じで,予想以上に今日も充実した一日となりました。実にありがたいことです。倉木山西谷は,やはり祖母傾の谷といった感じで,小規模ながらも造りの大きさを感じさせる谷でした。あの71mの大滝は,非常に印象的でした。梅雨明け後などはもっと水量が増して,遡行にはもってこいでしょう。いいものを見させてもらいました。

最近は,10月末から急に冷え込み始め,一気に初冬感が出てきました。この季節になると,そろそろ沢じまいになります。一年はあっという間です。

★次回は,2016年度の沢納となります。行先は検討中…。
スポンサーサイト



沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

阿蘇中央火口丘群一周ラン

さて今回は,本来なら沢の予定でしたが,午後から小雨という予報だったので,ランに転進しました。

コースは,これまで3回ほど挑戦して,いずれも完走ならなかった阿蘇中央火口丘群の一周になります。下野交差点~カルデラマラソンコース~高森~大戸ノ口~箱石峠~坂梨~下野交差点。長陽から高森までは,カルデラマラソンのコースで,高森からは通常の周遊ルートを走ります。

最近は,インターバル走,峠走,疲労抜きジョグ,の練習ばかりだったので,ロング走に対する脚の出来具合を見る意味でも走ってきました。

ではどうぞ。

PB210005d.jpg       PB210006d.jpg
左:スタートは下野交差点から。雨が降りませんように。キロ6分ペースで。
右:初めて生で見た地震による崩壊斜面。

PB210008d.jpg       PB210011d.jpg
左:道端の紅葉はこの時期ならでは。
右:325号線を横切り,南阿蘇に入っていく。

PB210015d.jpg       PB210019d.jpg
左:13km地点。中央奥の高森の町を目指しながら走る。眺めは最高。
右:白川を渡る。根子岳(左)が近づいてきた。

PB210021d.jpg       PB210023d.jpg
左:高森の緩く長い坂を登り,左折。ここから峠越え。24km地点。

右:お決まりの月廻り公園から眺める,高岳(左)と根子岳(右)。熊本でも指折りの絶景。こうやって見ると両方とも同じ山塊のようですが,実は右の根子岳は外輪山の一部です。

PB210027d.jpg       PB210032d.jpg
左:根子岳の東面を回り込んでいく。
右:緩く長い坂道が続いていく。

PB210036d.jpg       PB210038d.jpg
左:単調なロードでは,紅葉が良い刺激になる。

右:そして箱石峠を越えて,下りに入る。まだまだ脚は大丈夫なので,ここで完走を確信。これなら行ける!39km地点。

PB210041d.jpg       PB210042d.jpg
左:鮮やかな紅葉。
右:晩秋を感じさせるイチョウの黄葉。

PB210043d.jpg       PB210045d.jpg
左:そして坂を下りきると坂梨。57号線との出合い。47km地点。
右:根子岳(左)と高岳(右)を,さっきとは逆の方向から見る。

PB210048d.jpg       PB210049d.jpg
左:紅葉で息抜き。この57号線は直線区間が長く,2km先の信号が見えたりするので,精神的にきつい。疲労した脚ではなかなか辿りつかないもどかしさとの葛藤が続くが,こうなってからがウルトラの世界。

右:市ノ川駅。60km地点。あと少し。

PB210052d.jpg       PB210054d.jpg
左:そしてJRの陸橋を越えると,戻ってきました下野交差点。ヤッター!
右:今日の締めは,内牧温泉。ゆっくり疲労回復に努める。

という感じで,やっと走りきることができました!距離63.47km / 7時間03分。万感の思いです。昔のように阿蘇大橋を起点にして走るのは不可能ですが,道路はいくつもあるので,それらを繋げば走れることがわかったことも嬉しいことの一つでした。

いや~数年来の宿願が達成でき何よりでした。これでまた前へ進むことができます。

脚の状況はというと,ロング走の練習は全くしていないにも関わらず,予想以上に持ちました。以前に比べ坂での耐性が上がったように感じたのは,きっとインターバル走と峠走のお蔭でしょう。ただ,50km以降は,平坦路でもヘロヘロだったので,ここからいかに脚を持続させていくかが,今後の課題となります。

★次回は,第34回門司レトロマラソン10kmの予定でしたが,雨の予報のため出場中止。今期のメインレースは,1月の屋久島100kmと2月の熊本城マラソンなので,今の時期に体調を壊すわけにはいきません。大事の前の小事です。

ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

霧島川・右俣 in 天降(あもり)川 〔 鹿児島県霧島 〕

さて今回は,予定通りに霧島川の右俣を遡行してきました。

天気は上々,下山後は念願の新湯温泉とくれば期待が高まらないわけはありません。

予想を上回る渓だったので,写真は多めです。

ではどうぞ。

PB130001d.jpg       PB130004d.jpg
左:道路から見える堰堤を越えて河原に降り,遡行開始。出だしから紅葉が出迎えてくれる。ここ一週間で冷え込み,紅葉が進んだとのこと。

右:秋の遡行は,渓相以外も楽しみが多いので,飽きることはまったくない。

PB130007d.jpg       PB130015d.jpg
左:いや~いい感じ,いい感じ。

右:沢が右に曲がるとすぐに表れた30m滝。造りの立派さに感嘆の声があがる。溶岩地形にかかる,下部が抉れた典型的な滝で,見応え十分。

PB130022d.jpg       PB130028d.jpg
左:滝上の渓相。ちょっとしたゴルジュ状になっている。

右:秋の空を彩る真っ赤な紅葉。まだおぼろげな自分の意識を,ハッと覚醒させてくれる。

PB130031d.jpg       PB130036d.jpg
左:ちょっとした河原や平流が,なんともよく映えて美しい。秋の遡行は,適温,虫なし,紅葉鑑賞,で愉悦に満ち溢れている。

右:再び沢が右に曲がる所には,この16m滝が美しく懸かっていた。ほぼ予想していた場所にあり,一安心。この沢は当たりです。

PB130041d.jpg       PB130046d.jpg
左:滝の落口にて。チョックストーン(挟まり岩)が印象的。
右:渓は再びたおやかな平流となる。

PB130048d.jpg       PB130055d.jpg
左:印象的だった2m二条滝とミニゴルジュ。釜をへつり,左から突破しましたが,釜に落ちるか落ちないかの瀬戸際クライムを楽しめました。

右:8mひょんぐり滝。この沢は,滝数は少ないものの,一本一本が非常に印象的です。

PB130057d.jpg       PB130060d.jpg
左:谷脇の森もまた下草に乏しく歩きやすい。

右:新燃岳への登山道が横切るあたりは,実に開豁な平流が展開する。言葉にならない・・・。

PB130066d.jpg       PB130068d.jpg
左:今は登山禁止の新燃岳を眺める。
右:まるで東北の沢。霧島は,九州にいながら東北感を味わえます。

PB130076d.jpg       PB130081d.jpg
左:抉られた地面に埋もれていた炭化木。新燃岳は1716~1717年にかけて享保の大噴火を起こし,その際に大崎川や霧島川には火砕流が流れ込み,その影響で地下には炭化木が眠っています。東側の高崎川源流や矢岳の炭化木が有名ですが,やはり,ここにもあったか。

右:地質と水質がガラッと変わり,普通の沢に変化。今までは火山灰が風化し,火山ガラスが変成したスメクタイト鉱物が多い黄褐色の土壌と,粘土質土壌ゆえに汚れが地下に浸透しにくいせいで,少し濁り気味の水質でしたが,ここからは,浸透性に優れた火山礫や火山岩が中心の地形になり,普通の透明の水に変化していきます。

PB130083d.jpg       PB130085d.jpg
左:ナメもあるなんて,なんとも嬉しい限り。
右:徐々に源流に近づいていく。

と,通常ならこの辺りでおしまいですが,今回はまだまだ続きます・・・。  

PB130088d.jpg       PB130091d.jpg
左:穏やかな流れを,じっくり遡行していく。
右:そして最後の詰めを登りきると・・・。

PB130093d.jpg       PB130094d.jpg
左:韓国岳(からくにだけ/1,700m)が目の前に飛び込んでくる。
右:背後には,獅子戸岳(中央)と新燃岳(右端)。

PB130102d.jpg       PB130107d.jpg
左:韓国岳への登りの途中で振り返る。前述の山に加え,枯れている琵琶池が見える。

右:そして約20年ぶりの韓国岳山頂。久しぶり。本当に懐かしい山頂。当時は,植物を覚えるために,植物に案内板のついていたえびの高原に頻繁に通っており,現在の知識の基礎を作ってもらいました。

PB130109d.jpg       PB130115d.jpg
左:下山は,大浪池(おおなみのいけ)方面へ。火山と山上湖という組み合わせは,九州では霧島くらい。この組み合わせも,東北を感じさせてくれます。

右:道脇の紅葉。

PB130122d.jpg       PB130123d.jpg
左:走りやすい秋の道。
右:秋のトレランもまた趣き深い。

PB130131d.jpg       PB130143d.jpg
左:空を反射する大浪池の湖面。
右:韓国岳と大浪池。今日は天気が良くて,それが何よりでした。

PB130149d.jpg       PB130151d.jpg
左:この辺りは観光客も登って来るので,よく整備されている。
右:陽光に透けた紅葉。

PB130156d.jpg       PB130158d.jpg
左:そして最後はロード。ロードと言っても街中を走るのとは違い,ウキウキして走れる。こんな場所を走れるなんて最高。

右:秋の日はつるべ・・・で,あっという間に日が傾いていく。

PB130162d.jpg       PB130165d.jpg
左:そして今日の締め。

右:ようやく来れた新燃荘。硫化水素型の硫黄泉(乳白色系)です。硫化水素が皮膚から血中に取り込まれると,脳が血中の酸素濃度が低下したと勘違い,酸素濃度を増やすために血管を拡張し,血行が促進されるという仕組みです。脳をだまして血行を良くするという,炭酸泉の場合と全く同じです。そういった仕組なので,長居しすぎると必要な酸素が足りなくなり,倒れたりすることもあるので,注意すべき泉質ですが,強力な殺菌作用や体内残存期間の長さなど,効果は絶大です。

という感じで今日も無事に下山。充実した一日に感謝です。

霧島川は,新たな慧眼を与えてくれた沢になりました。想定以上の遡行に大満足です。山や温泉の面で見ると,九重連山もいいですが,霧島はそれに沢が加わるので,私的には最高のフィールドだと感じています。遡行するたびに驚きと発見を与えてくれる霧島からは,しばらく目が離せません。   

★次回も沢になります。今期の沢はあと2本です。新たな発見を求めて,遡行先を探しています。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

熊ノ戸川 in 井崎川 〔大分県佐伯市〕

さて今回は,予定通りに椿山北面の『熊ノ戸川』を遡行してきました。

天気は上々,石灰岩地形に期待がかかります。

ではどうぞ。

PB060002d.jpg       PB060004d.jpg
左:出だしは,閉店している食事処から。平凡な渓相で始まる。
右:5m滝。水線右をクライム。

PB060006d.jpg       PB060009d.jpg
左:そしてほどなく現れる「熊の戸の滝」。国道沿いの駐車場に看板があった滝。下部の見えている部分だけで10m程度。石灰岩の岩壁を穿って流れる。なかなかの滝だな~。

右:岩場を絡めて巻き滝頭へ。上部の屈曲部と合わせて22m。のっけからこんな滝が出てきて,期待が高まる。

PB060011d.jpg       PB060012d.jpg
左:5m滝。
右:平流は癒しの区間。

PB060015d.jpg       PB060017d.jpg
左:岩壁が迫ってくる場所が意外に多い。
右:時にはこんなに迫っている場所も。

PB060020d.jpg       PB060021d.jpg
左:そして平流が急激に収束し,ゴルジュに吸い込まれていくと,そこには6m滝と渕が通せんぼ。素晴らしい造形。

右:おとなしく巻きに入り,途中からゴルジュ内の15m滝を眺める。この上流には4m滝,5m滝と続いてゴルジュ終了。いや~いいものを見れた。

PB060024d.jpg       PB060029d.jpg
左:ゴルジュの後は,再び平流になる。
右:そして植林帯になると詰めは近い。

PB060032d.jpg       PB060034d.jpg
左:尾根筋からは海が豊後水道が見える。素晴らしい。
右:そして大分100名山の一つ,椿山山頂へ。

PB060036d.jpg       PB060038d.jpg
左:尾根筋は照葉樹の里山の森。
右:登山口からは林道を走る。

PB060042d.jpg       PB060043d.jpg
左:銀杏の黄葉・・・秋が深まり,11月になったことを感じさせてくれる。
右:車道に降りてからは山を回り込んで入渓地へ帰る約15kmのジョグ。

という感じで今日も無事下山に感謝。

熊ノ戸川は短いながらも,熊の戸の滝とゴルジュを持つ,なかなかの谷でした。また,詰めの椿山山頂付近から海が見れるのも,味わい深いものでした。この界隈の沢は険しくて面白そうなので,今後の遡行候補入りです。

★次回も沢になります。場所は,霧島の霧島川右俣をお送りします。沢も楽しみですが,下山後の新燃荘での入浴は,それ以上の楽しみだったりします。
       
沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

芹川 in 大分県佐伯市蒲江

さて今回は,予定通り芹川を遡行してきました。

場所は大分県佐伯市蒲江の丸市尾浦(まるいちびうら)という海沿いの地区になります。この辺りの山々は南郡山地といい,標高500~600m程度の里山が広がっています。今回この地を選んだのは,屋久島のように海から遡行を始めることができることと,断層帯が走っていることなどで決めました。

現地までは大崩並に遠いですが,海からの遡行に気持ちも高まります。天気は上々。

ではどうぞ。

PA300005d.jpg       PA300001d.jpg
左:リアス海岸の美しい名護屋湾。久々の海だな~。

右:芹川を望む。よく目を凝らすと山腹に断崖が東西に走っているのが見える。あれが蒲江断層帯だな。期待が高まる。

PA300009d.jpg       PA300011d.jpg
左:集落の中では伏流で,山へ入るころから水流が戻る。案内板があったので遊歩道かなんかで整備されているみたい。

右:遊歩道が沢沿いになると,右支流が入り,そこには6m「く」字滝がある。この支流も遡行してみたい。

PA300015d.jpg       PA300016d.jpg
左:本流には8m二段滝。のっけから良い感じ。
右:遊歩道は埋もれており,整備はされていない模様。

PA300018d.jpg       PA300022d.jpg
左:その遊歩道の終点には東屋がある。

右:そして東屋の先には25mの滝が現れる。地元の人が言ってたお滝さん(第一大滝)のよう。見事な直瀑。上部の5mはここからは見えない。

PA300027d.jpg       PA300029d.jpg
左:お滝さんの上にはさらに19m二段滝が。これは下段10m。
右:下段10mの落ち口にて。この滝の上にはさらに9m三段斜滝が続く。

PA300033d.jpg       PA300038d.jpg
左:そして両岸の側壁が最も高まった地点にあった44m大滝。お見事。こんな小さい沢によくぞ,という感じです。見えているのは下部30m。上部に14m斜滝があります。断層帯に懸かる滝なので,地形的に迫力あり。ここは滝の左の灌木岩場を登るが,渋いクライムとなった。岩場と灌木を駆使して,何とか上まで登れた。

右:6m滝。まだまだ滝場は続くが,地形的には収束している。

PA300041d.jpg       PA300042d.jpg
左:昔の導水路のあった7m滝の登りの途中で振り返る。水量が多めの時期に遡行できてよかった。

右:7m滝の上で二俣。左は水涸れなので,右俣をとるとすぐに13m二段滝の登場。これは下段8m。いや~いいね。

PA300044d.jpg       PA300046d.jpg
左:断層帯を越え,谷はすっかり落ち着きを取り戻す。何とも里山的な林層がいい。

右:5m滝。青空によく映える。

PA300049d.jpg       PA300050d.jpg
左:源流に突入。

右:谷沿いには,原型をとどめている炭窯跡が散在していた。

PA300053d.jpg       PA300055d.jpg
左:最後のひと登りで尾根に上がり込む。ここからはトレラン。吹き抜ける秋風が心地よい。

右:東場照から望む場照山(ばてるやま)660.7m。ここからは南進して県境尾根を辿る。

PA300059d.jpg       PA300062d.jpg
左:ヤブもあったりするので,疎な場所を選んで走ったり歩いたり。
右:地図上の破線路が珍しく生きていたので,尾根を外れそこを辿る。

PA300064d.jpg       PA300067d.jpg
左:下りの展望。丸市尾浦(まるいちびうら)の集落と名護屋湾。これを見たくてはるばる来たんだよな~。

右:そしてゴールは海。海がゴールというのは,実に素晴らしく感じる。

という感じで,今日も無事下山に感謝。

いや~芹川は大当たりの沢でした。谷を東西に横切る蒲江断層帯に見事な滝を抱えており,照葉樹の里山的な森の中での遡行を楽しめました。下山も,あの海に向かって下る感覚は何とも言えないですね。陸地の始まりから遡行して,その始まりへ再び戻る,何ともスッキリ感の強い山行となりました。

この地域は,今回が初めてでしたが,まだまだ眠っている谷がありそうなので,今後の開拓候補としようと思います。やはり沢は山の標高や知名度ではなく,地質がどうなっているかが面白さを発見するカギだと痛感した,今回の芹川でした。

★次回は,同じく佐伯市にある椿山の北面の谷になります。この辺りは石灰岩帯なので,石灰岩マジックに期待が高まります。       
沢(九州) | コメント:2 | トラックバック:0 |
| HOME |