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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

緑川本流・久保の息谷(仮称) in 緑川 〔熊本県山都町〕

さて今回は,緑川本流を9年ぶりに遡行してきました。

前回は,三方山まで詰めたので,今回は地形図上の久保の息に詰める予定です。最近は雨が少なく支流は水量が少ないので,水量豊富な本流を遡行してきました。

ではどうぞ。

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左:まずはここから。
右:出だしはゴーロ。森や苔の緑がよく映えている。

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左:最初の関門。赤線をへつって突破。無理なら,右手の岩場を巻いても行けます。

右:凝灰岩,石灰岩,砂岩,泥岩と様々な石が転がっている。

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左:そして釜を持つ5m滝。右から巻く。
右:徐々に美しくなってくる渓。

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左:3m二条斜滝。ここは左の岩場をクライム。出だしが垂壁ですが,ホールド・スタンスはしっかりしています。

右:やっぱり本流は水量豊富で良い。

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左:8m斜スライダー。

右:モミ谷(左)との二俣。ここからが核心部のゴルジュ帯。

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左:5m滝。左巻き。
右:ゴルジュは徐々に深くなってくる。

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左:こんな小滝や・・・
右:8m斜ひょんぐり滝を越えていく。

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左:そして前回失敗した場所。ここは,赤線のように泳いで取り付くか,右の岩場を登るか。右の岩場にはトラロープがありますが,これにつかまって登るとうまく登れないので,ホールドスタンスを探して登ります。安易に左を巻き始めると険しい岩場に阻まれ,なかなか復渓できません。

右:次第に両岸が開けてくる。

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左:ゴルジュ帯が終わると開放感あふれる中での遡行ができます。
右:左岸崩壊地の先にある緑川ヒトマタギ。

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左:ルンルンで歩いていくと・・・
右:まだこんな小滝も出てきます。

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左:透明感あふれる釜に感動。
右:さっきまでの険しさはなりをひそめ,快適に遡行。

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左:4m滝や,
右:7m滝を眺めていく。

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左:するとほどなく林道へ。今は全く使われていないので,自然に還っている最中です。

右:2m蝶型滝。この形状の滝にはやっかいなものが多い。この後,すぐ右から出合うのが久保の息谷。出合いには7m斜滝が懸かっています。

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左:5m滝。水を浴びながらのシャワークライム。

右:源流を目指しせっせと詰めて行きます。

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左:市房の谷の源流のような疎林。
右:なんかいい感じになってきた。

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左:するとこんな場所が登場。何ですか,これは!実に素晴らしい!
右:あ~通り過ぎるのがもったいなさすぎる。ここに泊まっていきたい。

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左:振り返ると向坂山が見える。

右:ここは緑川エリシオンと名付けよう。こういう予想外の発見が,遡行をひと際印象深いものに仕上げる。

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左:まだまだ天国源流は続く。
右:徐々に細くなるが,ヤブが全くないので実に爽やか。

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左:そして尾根筋の作業道へ抜ける。
右:ここから久保の息,湯鶴葉経由で走って帰る。

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左:ここが本当の久保の息(憩)〔くぼのよこい〕。この場に立つとわかりますが,ここは周囲よりわずかに低いくぼ地になっています。

地形図上にある久保の息は本来の場所より,1,3kmほど南にあります。久保とは,窪に通じる漢字で,山麓から尾根まで登って来た人々が,尾根上の窪地で一息入れた(または憩いの場とした)ことからの命名です。よって,窪地でも何でもなく,特徴のない地形図上の久保の息は明らかな誤りです。

右:下りは,前回は荒れた林道を下ったので,今回は,稲積山の東尾根沿いに下ります。林道に出る前にある,石割りケヤキ。

という感じで今日も無事に下山でき感謝です。

久々に遡行しましたが,緑川本流はいい沢ですね。普通のゴーロ,険しいゴルジュ,癒される平流,人との距離の遠さ・・・全体的なバランスがよく取れている名渓だと痛感しました。まだ支流群の開拓が残っているので,今後が楽しみです。

★次回も沢になると思います。

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