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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

鉱物採集 in 鹿川 〔宮崎県延岡市〕

さて今回は,天候に恵まれなかったので,鉱物採集に出かけてきました。

ではどうぞ。

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左:今年の紅葉は良くないだけに,ここのは目を引いた。
右:山道をのんびり歩いていく。

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左:出発して約1時間,尾根の上に出る。辺り一面,大量の石英からできている。

右:こんな場所があるなんて,今まで知らなかった。宇土内尾根からならここは見えるはずなのに・・・。

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左:水晶のクラスター。

右:こちらも同じく。こんな感じのクラスターは辺り一面にあり,どれから手を付けて良いか目移りするほどです。

ここで2時間ほどほじほじして,今日のところは下山。次回は,フル装備で朝から来よう。

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左:いい感じの紅葉。今年は10月に雨が多かったのがいけなかったのかな・・・。市房も脊梁も祖母も九重も,どこも良くないようです。

右:普段はチョロ沢ですが,降雨の影響で物凄く増水している。以前遡行した時の3倍はある感じ。

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左:今日の成果。ほぼ煙水晶〔スモーキークウォーツ〕ですが,一部,黒水晶もあり。
右:そしてこちらはクラスター類。

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左:自然に形成されたとは思えないほど,直線的で綺麗な壁面をしています。
右:まるで石から生えているかのよう。

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左:小粒ですが,ビッシリと張り付いている感じ。光を当てるとキラキラ輝いて美しい。
右:小粒ながら整ったもの。

という感じでした。時間は短かったですが,実に良い体験をさせてもらい感謝です。

ここはマニアには有名な場所のようで,人の匂いがしていましたが,まだまだ探せば大物が出てくる気配があります。天気が悪く遡行で山に入れない時には鉱物採集ができるな,と感じた一日でした。

★次回は沢をお送りします。場所は,今年の春に訪れた地蔵岳南谷の東隣りの谷になります。ここも等高線の込み具合から大滝が隠れていそうです。そして,下山時の鉱物採集も楽しみです。


  
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地質 | コメント:6 | トラックバック:0 |

鉱山谷・左俣 in 一ツ瀬川 〔宮崎県西米良村〕

さて今回は,西米良村の鉱山〔かなやま〕谷・左俣をお送りします。

本来なら第3回西米良スカイランニングクエストの大会だったんですが,台風21号の影響で中止になったので,その代わりに沢に行ってきました。

移動日は予報通り雨で,翌日は台風一過の青空が広がりました。台風があと一日早かったら・・・と思いますが,こればかりは仕方がありません。しかし,この大会はプレ大会も含め4回開催されていますが,そのうち3回が雨,しかも2回は台風でコース短縮と中止という憂き目に遭っています。日取りを変更した方がいいのでは・・・と思うのは私だけでしょうか?

閑話休題,ではどうぞ。

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左:前日は移動日。「百菜屋」を訪れる。

右:噂のシイタケ南蛮。シイタケの歯ごたえが素晴らしかった。営業時間が10:00~15:00と短いですが,食べにくる価値のある一品です。次回は野菜カレーを頂きたいと思っています。

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左:「ラ・メール」で絶品チーズケーキ〔もう100か所以上チーズケーキと名の付くものを食べ歩きしていますが,ここのはベスト5に入ります〕を頂いたあと,今宵は「おがわ作小屋村」に投宿。

右:噂の十六品もある四季御膳。日頃食さない具材も多く,おいしく頂きました。カロリーを取るだけの食とは異なり,見て匂って味わって楽しむ・・・食本来の楽しみを味わうことができます。

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左:明けて翌日・・・素晴らしい青空が広がる。
右:ここは私的嗜好にピッタリ。この渋さは現代の桃源郷。

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左:こんな窓枠の入った障子一つとっても,趣き深い。
右:内観もよし。

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左:ここだけ時が止まったかのような佇まい。

右:宿泊したコテージ。バス・ウォシュレット・台所・冷蔵庫・テレビ・エアコン付きでモダンな内装となっています。日本の新旧が美しく調和した場所に泊まって1泊2食付きで¥5000円しないところがまた魅力的。以後の定宿に決定。山でも里でも,テント泊か宿泊かとなれば,迷わず宿泊に選択・・・これって年を取ったってことなのかな。

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左:そして山越えで入渓地に移動。ちょうど詰めの天包〔あまつつみ〕山が見えています。標高差で980m程です。

右:出だしは沢沿いの林道を歩く。

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左:ここから入渓。今日もよろしくお願いします。
右:ここ最近の雨で増水している。

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左:いい感じ。
右:4m滝。水量が少なければシャワーでもいけそう。

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左:7m滝。瀑風が心地よい。
右:3mと6mの二段滝。ここは結構いいかも。

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左:砂防堤からそのまま流れる10m斜滝。
右:砂防堤上の二俣は左をとる。

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左:10m「く」の字滝の下部6m。
右:おだやかな渓相。

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左:3m二条滝。
右:流れゆく水。

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左:足元には発達した長石を含む花崗斑岩。屋久島でしかみたことないタイプ。こんな所にあったとは・・・。

右:水晶の晶洞。

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左:花崗斑岩のナメ。
右:4m滝。

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左:4m滝上は天国のような平流が続いている。
右:いや~極楽極楽。

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左:水晶のクラスター〔塊,集合体〕。こんなものもありました。この辺りは四万十層の頁岩に花崗斑岩が貫入していたので,この手のものは探せばもっと見つかると思います。

右:上部はおだやかな平流。

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左:いい森が広がっている。
右:源頭の一つ。

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左:詰めの様相。
右:そして天包山登山道8合目へ飛び出す。ここからはトレラン仕様で。

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左:まずは天包山を目指す。西方には,西米良スカイランニングのコースである市房山の南尾根がばっちり。左端の鉄塔のある所まで作業道を登り,あとは1~9までのピークを経て市房山へ登るコースです。長大な尾根としては,本谷山南尾根に次ぐ九州屈指の尾根でしょう。

右:ここからは左の森の中へ入る。

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左:秋風が吹き抜ける中・・・
右:清々しい森の小道を辿る。

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左:そして山頂へ。以前あった展望台は1~2年前に撤去された模様です。
右:市房山と石堂山。ここと合わせて米良三山。

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左:小川川上流には,布水の滝78mが遠望できます。今日は水量が多いのでよく目立っていました。

右:さて山頂を後にして,村所までの下りに入る。

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左:作業道を下り,
右:昔の登山道に入る。

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左:杉の植林地を抜けると,

右:日当たりの良い斜面の柚子畑に出ます。この辺りは,柚畑と新設された作業道のせいで昔の登山道は辿るのが困難になっています。

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左:新設された作業道を下ると,スカイランニングのコースに合流。印象的な竹林区間。

右:ここは西日を受けながら下ると,その良さが実感できます。

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左:先日の一ツ瀬川。
右:今日の一ツ瀬川。たった一日でも水量が減っているのがわかります。

という感じで今日も自然の恩恵にあやかることができ感謝です。

今日の鉱山谷で,通算遡行500本となりました。初めて鹿児島の沢を遡行して約20年,ここまで大きなケガなく沢を続けてこられたことにまずは感謝したいと思います。次は1000本を目標に,また一本一本,謙虚に遡行していきたいと思いを新たにした次第です。

20代の時,バイク事故で1%以下の確率で奇跡的に命を取りとめて以来,あの時,自分は生かされたのだと強く感じるようになりました。生と死は光と影,陰と陽,死があるからこそ生が輝くことを体感した遠いあの日。明日,突然,死が訪れようとも後悔のない人生を送ろう・・・それが自分の人生だと覚悟を決めています。

沢を流れる水は清濁すべてを飲み込み,尽きることのない循環という名の輪廻の旅をしています。いつの日にか自分もその大いなる流れに飲み込まれてしまうのは避けようのない宿命ですが,その時まで,精一杯生きていきたいと願って,これからも沢に足を運ぶことにします。

「されば,人,死を憎まば,生を愛すべし。存命の喜び,日々に楽しまざらんや。」
(徒然草・第九十三段)

★次回も沢をお送りします。

沢(九州) | コメント:4 | トラックバック:0 |

2017 西米良スカイランニング試走

さて昨日の木浦谷に引き続き,今日は再来週に開催予定の「第3回西米良スカイランニングクエスト」の試走をしてきました。

2日連続の練習+今日の試走ということで,脚に疲労を残したまま追い込むセット練的な意味も込めて走ってきました。天気は快晴なのはいいんですが,何も31℃まで上がってくれなくてもいいわけであり・・・まるで夏のようなコンディションの中でのランになりました。

ではどうぞ。

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左:まずはここ,村所驛(えき)からスタート。こじんまりとした商店街を抜けていく。
右:そして役場裏の急坂を上る。ここは斜度10%以上ある結構な坂です。

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左:神社に一礼して,脇から山道へ。
右:上部では作業道になる。

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左:そして車道を少し走り,竹原までの下りに入る。
右:下りの途中から見える市房山。いつ見ても遠いな~。

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左:そして一致橋を渡り,ここから再び山登り。左へ。

右:まだ朝なのにこの気温の高さは一体・・・暑さが苦手な私としては,ハードな一日になりそうな予感。

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左:一ツ瀬川の先に聳える市房山。
右:鉄塔のある所まで登ったら尾根道へ入る。

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左:照葉樹林帯は葉の密度が高いので,木陰の中を走れ助かる。しかしセミが鳴いている・・・この暑さに勘違いしてるんだろうな・・・。

右:第4ピーク手前からは行き先が見える。

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左:こんな所を快適に走ると・・・

右:左手が伐採されている個所にでます。ここは第5〔980m〕~6ピーク〔1052m〕の間にあたります。

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左:第6ピークからの尾根は市房山へ向けて右に曲がり,作業道が尾根筋を通るようになるので,行程が一気にはかどります。

右:作業道から来し方を振り返る。

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左:鈍頂の第8ピーク,短いけど急な登りの第9ピーク,大平林道〔舗装済み〕を越えると,この作業道へ入り,市房山が間近に。ここからの標高差は約700m。尾根の上に山が一つ乗っている・・・そんな山容です。

右:そして山小屋へ。以前は植林に囲まれ,鬱蒼としてて何か出そうな感じだったんですが,2015年9月に建て替えられ,さっぱりしました。ここからは登りと下りでコースが分けられています。残りの標高差600m。

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左:出だしの標高200m分は森と植林の中を登り,森を抜けると・・・

右:アセビ原に出ます。足元にはリンドウがちりばめられており,秋を感じます。

ここは1964年の山火事で焼けてしまったことと,シカが増えた影響で,半世紀たってもまだこの有様です。今はまだ森への遷移段階で,アセビがその下づくりをしている最中です。アセビの木は森を形成する橋頭堡的な大切な役割を担っているので,鹿などに食べられては困ります。それを防ぐためにその身にシカを寄せ付けない毒を有しています。

アセビは「馬酔木」と書き,この葉を食べた馬が中毒で酔ったような状態になることから来ています。また花言葉は,清純や犠牲などで,春に咲くスズランに似た白花は清純のイメージそのものですが,一方で,葉などを食すると中毒を起こしてしまい犠牲にもなりかねません。ここは眺めがいいだけの場所ではなく,自然の森づくりは数百年,数千年単位で行われていることを学習できる場所でもあります。

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左:そしてアセビ原を標高差で100m登ると,道が分かれます。そこから左上の小尾根までの標高差120mの登りは一段と傾斜が増し,目の前に立ちふさがる感じになります。

右:往路を振り返る。番号は私的に付けているピークの番号です。

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左:そして尾根からはさらに急登が約150m。山頂手前の正念場です。
右:登りきると右手からの一般登山道と合流。山頂まではあと少し。

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左:そして山頂へ。もう何回も来ているので,すぐさま下りに入る。
右:下山してすぐに展望の良い露岩があり,ここからの眺めは最高です。

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左:今日は時間的に,水分補給的に,厳しくなったので,下りは林道経由で帰ることにする。脚を壊すつもりで飛ばして下る。

右:下りの途中から麓を眺める。

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左:そして川沿いに降りてくる。8.5km/40分。結構いいペースで下れたが脚は終了。残りは景色を眺めながらのジョグ6km。

右:毎年見ているコスモスも秋を感じさせてくれる。

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左:そしてゴールの村所驛(えき)へ。
右:気温が高かったことを除けば,今日はいい一日でした。

という感じで,復路はコースを変更しましたが,何とか走り終えることができました。コースの確認と今の自分の状態を確認でき,これを本番に活かしていきたいと思います。

今夏は計画的にインターバル練習などをやってきたので,その分は強くなったのを感じれましたが,ウェイトのし過ぎで体重が80kg近くまでなっているので,残りの期間でこれを落としていこうと思います。

★次回は天候次第ですが,沢かランを考えています。

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木浦谷 in 十根川 〔宮崎県椎葉村〕

さて今回は,木浦谷をお送りします。

ここは九州脊梁山地の東の大滝とも言える木浦大滝を擁する谷です。7年前に遡行してるようですが,再び足を踏み入れました。

ではどうぞ。

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左:まずはそごう谷との出合いまで右岸の杣道をたどる。ここは久々に通りましたが,最初の区間が以前より荒れていました。

右:そして,そごう谷出合い。左がそごう谷,右が木浦谷です。

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左:木浦谷はこのような感じで,両側に岩壁が発達しています。
右:ほどなくで15m滝。以前より釜が埋まってしまいましたが,滝自体は健在でした。

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左:さらに上流では,右手から枝沢が美しい15mスダレ滝を懸けて出合います。この沢は林道へ向けて一直線に突き上げる沢で,小滝が連続した飽きない沢です。

右:3m滝。柔らかいそごう谷に比べ,木浦谷はこんな感じでゴツゴツした渓相です。

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左:平流が出てくるとホッとします。

右:珍しい造形で出合う左枝谷。出だしは狭いゴルジュに懸かる滝群が迎えてくれます。詰めは「馬つなぎ」から東へ伸びる木浦尾根の中間部辺りなので,そのまま尾根を下れば先ほどのそごう谷との出合いに直接下れます。

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左:6m斜滝。上部はゴルジュになっています。
右:次の俣の手前珍しく河原が広がります。

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左:正面に衝立状に尾根が広がると流れは右手へヘアピン。尾根を回り込んでいきます。

右:回り込むと,徐々に険しくなり出す。

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左:24m二段滝。左上隅に大滝が少しだけ見えています。
右:滝頭にて。この滝は水線の左右を登れます。

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左:そして久々の対面,木浦大滝78m。

右:やっぱりデカい滝です。辺りも開けているので,のんびりするにはもってこいの場所です。

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左:今日はここまでで,滝まで付けられた歩道をたどり林道へ抜けます。
右:歩道の途中から滝頭へ。

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左:先週の土岩谷のときと同じく,滝頭の先は,ものすごい虚空感に支配されています。

右:今はほとんど歩かれていない道をたどり林道まで。ここからはラン下山です。まずは木浦山へ。

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左:今年初めての紅葉。
右:秋は日が傾くのが早いので,17時までには下山完了したいところ。

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左:木浦山からは国見峠までの尾根筋をたどる。

右:ここは以外にアップダウンが多い尾根で,木浦山から国見峠まで標高差は300m程ですが,累積で110mほどの登りになります。

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左:6つのコブを越えて国見峠へ。ここからは今は使われていない旧国道を走る。
右:以前より荒れが進み,復旧されたあともない道を約6.2km下ると,おしまい。

という感じでした。今日もケガなく下山でき感謝です。

急遽,遡行を決めましたが,やはり木浦谷は紹介される価値のある谷ですね。本谷はもちろん,その支流にも面白い谷があるので,歩きでの下山が長いのを除けば,素晴らしい山域だと思います。走る下山ならば,距離が長くとりやすいので,トレーニングにはうってつけとなります。

★明日は,西米良スカイランニングの試走をお送りします。

沢(九州) | コメント:0 | トラックバック:0 |

土岩谷・右俣 in 奥岳川 〔大分県豊後大野市〕

さて今回は,祖母傾山系の大障子岩付近に突き上げる 『土岩谷』 をお送りします。

この界隈の沢は2002~2004年にかけて30数本を登りましたが,まだデジカメでの記録をしていなかったので,その記録どりも兼ねての再遡行となります。15年ぶりの再訪にワクワクです。

ではどうぞ。

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左:林道終点から入渓。まずは3m滝。
右:3m滝上はインゼル〔流れが分岐している区間〕となり,その右手にある5m滝。

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左:5m滝上はL30m程のナメ帯で,快適に歩ける。
右:下部の基本的渓相。

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左:右に角内谷を分けて,沢筋が左に曲がると一気に急傾斜となってくる。
右:右手には最近崩れたような跡が。

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左:そして左からガリーが出合う730m地点から,いよいよ土岩谷の見せ場が始まる。まずはこれ,67m二段構えの大滝「南仙の滝」。スッキリ豪快な巨瀑です。

右:水流右手沿いは登れそうな感じ。

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左:左のガリーに入り見下ろす。ここは3m滝の上まで登り,それから右へトラバースすれば巻けます。

右:先ほどの南仙の滝の上段12m部分。下からは不可視です。

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左:そしてお次は,55mの直滝「立口の滝」。ここはさらに爽快でスッキリしている。
右:スダレ状の飛沫が優しく落ちてくる。

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左:ここは左手のミニ岩稜から灌木帯に入り,左斜上すると右上にこんな岩壁が見えてくるので,この辺りから右斜上します。

右:立口の滝の滝頭。高度感溢れる場所です。

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左:最後は,51mトユ状大滝。左手の鋭い岩峰群は強い印象を残してくれます。右巻き。

右:滝頭からは,山群随一の絶景が得られます。遡行してきた谷筋の向うには,笠松山と傾山。今回の遡行でもやはり,ここが一番のポイントだと実感しました。

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左:水流のすぐ先に広がる虚空感と言ったら・・・表現しがたいほどです。
右:ここから上流は落ち着いた雰囲気です。

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左:8m滝を懸けて右俣が分岐します。左俣上流から見下ろしています。
右:自然林の中はその場にいるだけで健康な気分になれる。

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左:12m滝。

右:スズタケがなくなり,スッキリとした林層。こうなると見た目は良く見えますが,スズタケの中で営巣する鳥たち[ウグイス,コマドリなど]がいなくなるので,森はより静かになってきます。人にとっての見た目の良さは,自然界の理想生態とは真逆。

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左:12m滝。

右:ヒメシャラの美樹。そのスッキリとして樹形や樹皮で,森の中の樹木の中でも良く目立っています。夏前に白花を咲かせるので,それを見た人なら,一目でお気に入りになるかもしれません。この木は乾燥に弱いですが,ほどよい日光を必要としますので,ほどよく光の届く森の中でよく見かけます。

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左:尾根筋まであと少し。
右:そして大障子山頂の展望台から祖母山を眺める。

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左:下山は八丁越の道を駆け下る。ここは元々急な道ですが,それに荒れが加わり,以前より手ごわい道になっていました。

右:林道にぶつかると車道まで一投足。土岩まではあと4kmほど。

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左:奥岳渓谷の流れ。
右:水は実に透き通っている。

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左:今日も七里田温泉・下ん湯。

右:慣れない人は違和感があるかもしれませんが,これ全部,自然湧出の炭酸ガスです。ここは炭酸泉としては,間違いなく日本一でしょう。保温効果,飲めば整腸作用,降圧作用,鎮静効果とまさに大地の恵みを享受できるありがたい場所だと思います。

という感じでした。今日もケガなく下山でき感謝。

土岩谷は,全体的な変化に乏しいものの,中間部にあの大滝群があることで,実に壮大な印象を残してくれる谷です。50m級の滝があれほど連続するのは,九州では,市房東面以外では稀少です。この山域では他にムコウカマド谷くらいでしょうか。滝頭に立ち,遡行してきた沢筋や対岸の傾山などを見渡せる鳥瞰的絶景は,ここでしか味わえない代物と断言できます。

★次回は,西米良スカイランニングの大会が近づいているので,その試走をしてきます。コースは村所~市房南尾根~市房山の往復になります。

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