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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

西山川中俣 in 中岳川 〔大分県佐伯市宇目町〕

さて今回の沢は,大崩山系の新百姓山の北面を流れる西山川中俣をお送りします。

2013年に御泊集落から新百姓山まで,左俣を遡行しているので,今回は途中の440m俣から中俣を探ってきました。天気は上々で言うことなし。

ではどうぞ。

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左:木浦鉱山集落の先の崩落現場。ここ以外にも2~3か所路肩欠損部分があったので,県道6号の完全復旧には時間がかかりそうです。

右:トンネルまで3kmほどは車道走り。

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左:トンネルの先から昔の作業道に入り,西山川へ降りていく。

右:そして出発から約1時間,西山川の440m地点に到着。ここから遡行開始となります。

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左:夏にはもってこいの釜。水に浸かれば猛暑も吹っ飛ぶ。

右:上流から見る左俣(右)と中俣(左)。狭いところでは5mほどしか離れていない。

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左:下部は穏やかな渓相。
右:ここでは,このような礫岩が多く見られる。

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左:3m滝。
右:第二日之影橋で県道と交差。

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左:県道から30mほど上流にあった15m斜滝。この谷で一番の見どころです。

右:水流沿いに登り振り返る。美しい造りが印象的。

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左:カツラの大木。
右:等高線が詰まった個所にはこんなミニゴルジュも登場。

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左:ゴルジュを抜けたところ。
右:源流域をせっせと詰めていく。

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左:すると登山道へ。1190m地点。足元を替えてラン仕様に。
右:木陰と風が涼しい中をトレラン。

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左:2km下ってロードへ。途中では小鹿と遭遇。人や車の気配が消えて久しいせいか,こちらに気づかずにのんびりコケをはんでいました。

右:車が来ないロードを一定ペースで下っていく。下りでも右足の断裂に痛みはないので安心。

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左:締めは七里田温泉・下ん湯。温泉通には知れ渡っている国内一の強炭酸泉です。炭酸泉を選んだのは湯上り後の清涼感が素晴らしいからで,こんな猛暑の日には,あのさっぱりとした清涼感が至福のひと時を与えてくれます。

炭酸泉には,脱湯後の清涼感の他にも,飲泉による整腸,血行促進,血圧降下など炭酸ガスによる効能がありますが,長湯は禁物。炭酸ガスは体に有害なので,15~20分程度で上がるのが最も良いとされています。ぬるめだから,せっかく来たのにもったいないという感じで長湯していると,炭酸ガスの「害」の部分が溜まってかえって逆効果です。ここではかつて,長湯した影響で倒れて鬼籍に入られた方が複数人出ていますので,ご用心を。

右:帰途,夕焼けに染まる九重連山。今日も良き一日にできました。

という感じでした。今日もケガなく無事に下山に感謝。

中俣は以前遡行した左俣ほどではありませんでしたが,それなりに楽しめた一本でした。あとは右俣が残されているので,今年中に遡行したいと考えています。

このあと4本ほど長めの沢をこなして、いよいよお盆の利根川本谷です。「今年は一昨年(2016年)のような寡雪で,スノーブリッジはないかもしれんな・・・」という地元の方の情報ですので,期待も高まります。あとは天気が良いことを祈るのみです。

★次回も沢をお送りします。遡行先は「上の小屋谷・長谷」です。林道終点から入渓,国見岳まで遡行して,下りは長めのランという感じです。

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阿蘇山上トレーニング

さて今回は最近にしては珍しく天気が崩れたので沢には行かずに阿蘇山上でトレーニングをしてきました。

記録を見ると最後にここを訪れたのは2014年で,実に4年ぶりとなります。コースはロープウェイ乗り場~砂千里~中岳~高岳の往復10kmコースで,標高が高くて走れる道なので,夏場の近場トレーニングにはもってこいの場所です。

ではどうぞ。

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左:久しぶりのはずだが,ついこの間も来たような感覚。
右:標高が高いので風が涼しい。下界で走るよりかなりいい条件。

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左:4年ぶりの中岳火口。
右:砂千里を振り返る。

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左:懐かしの急斜面。脚がどうもなければ全て走って登るが,今日はまだ筋断裂の回復期間なので無理せずに登る。

右:尾根筋はガスと冷風で快適。

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左:そして中岳。
右:ガスの切れ間から阿蘇市方面を眺める。

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左:火口とロープウェイ乗り場方面。
右:一投足で高岳。1,592m。肥後の国・・・という語呂合わせで覚える。

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左:下りはガスがとれ,
右:素晴らしい風景の中を走る。やっぱりここは天上の楽園。

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左:下山後は南阿蘇の竹の倉山荘で入浴。

右:ナトリウム‐炭酸水素塩泉で肌の角質を落としてくれます。阿蘇は活火山がある割には,名湯に値する温泉が少ないように感じます。地獄温泉・清風荘(休業中),南阿蘇温泉・伊織(休業中),内牧温泉・蘇山郷などは他県の名湯と呼ばれるものと比べても全く遜色ありませんが,その後がなかなか思いつきません。カルデラの規模からすると,10湯くらいは自然に名前が出てきてもいいような気がするんですが・・・。

という感じの一日でした。

山道の下りに損傷部が耐えられるか心配でしたが,大丈夫だったので安心しました。これから距離と負荷を徐々に上げて,追い込んだトレーニングにしていきたいと思います。

夏の利根川本谷,秋の東北の沢のチケットを取り,来年3月の東京マラソンの打ち上げをする店の予約も取れ,これからが本番。自分の成長に期待してトレーニングに邁進していければと思います。

★次回は天気が良さそうなので,長めの沢をお送りします。

トレイル&ロードラン | コメント:2 | トラックバック:0 |

脊梁そごう谷・右岸支流 in 十根川 〔宮崎県椎葉村〕

さて今回は,約3週間ぶりの沢となります。

まだ無理はできないので,軽めの沢を遡行してきました。梅雨明けの猛暑日には沢が一番です。コースは扇山に突き上げるそごう谷の右岸支流を尾根(図上1356mコブ)まで詰める。尾根には伐採関係の踏み跡があるはずなので,それを使って作業道に降り,元に戻ってくるというコースにしました。

ではどうぞ。

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左:所要を済ませ,お昼からの入渓。まずは木浦橋のところから林道に入る。
右:途中から杣道をたどり,木浦谷(右)とそごう谷(左)との二俣。

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左:今日のような暑い日は沢にもってこい。
右:増水していますが,たおやかさが充満しているそごう谷です。

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左:ポロ沢手前にある3m滝。左からへつって越えます。
右:きれいな流水。

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左:8m二条滝。そごう谷のアイコンです。
右:谷幅一杯の大釜。埋まっていなくて良かった。

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左:小さいですがナメも登場。
右:4m斜滝。水量が多いので迫力あり。

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左:そして右岸から出合う支谷が今日の目的。出だしから狭まり何か潜んでいそうな気配。

右:入ってほどなく,出た,三段の滝。これは期待できそうだ。下の滝は10m二段滝(5m*2)。上のは近づかないとわからない。

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左:左手の斜岩壁を登り谷を覗くと,先ほど下から見えていた上段10m滝の下にもう一つ4m滝が隠れていた。いや~ここは面白い!

右:そしてゴルジュの頭に懸かっている10m滝。いや~ここは結局上から,10m,10m,4m,5m,5mの34m五段滝となっていました。今までそごう谷で見た中では最大の滝場でした。

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左:チャートの岩場は垂直に近いですが,灌木がしっかりと根を張っていることが多いので,それらを利用して確実に登っていく。技術的にはベニガラ谷の核心部を巻くのと同じ程度なので,油断はなりません。

右:岩場を抜けてちょっと休憩。それにしてもいい天気です。

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左:やっと最上段の頭までたどり着く。ここは面白かった。
右:上流から見ると,唐突に空間が削がれ滝場になる感じ。

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左:10mナメ滝。険しい後のナメ滝には癒されます。

右:滝上にはナメが続く。この豹変ぶりには降参。素晴らしいとしか言いようがありません。

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左:心和む渓流。
右:カツラの大木も散在していました。

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左:これもカツラ。
右:いよいよ源流域へ。

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左:一登りで尾根へ。風が抜けて日陰なので爽快。
右:伐採跡地。

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左:作業道へ降り立つ。
右:あとは3.5kmほど走れば帰着。

という感じで,軽いどころかしっかり緊張も強いられた沢となりました。しかし,あの出合付近の34m五段滝には驚かされました。まさかあのような地形があるとは想像していなかったので・・・。まだまだ支流にも楽しみが残されていそうで嬉しい限りです。

Unplanned experiences will be the most exciting.(想定外の経験が一番の思い出)・・・。以前,カナダで聞いたセリフが不意に思い起こされました。

足の方はまだ油断できない状況なので,お盆の利根川本谷へ照準を合わせ,ランの方と併せて調整をしていきたいと考えています。

★次も沢をお送りします。場所は検討中・・・

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日田市周辺観光

さて今回は,日田市周辺の観光をお送りします。

本格的に走り始めた頃,天領日田ひなまつりマラソンでハーフの部に参加したことがあり,それ以来の訪問です。

天気は夏晴れで言うことなし。ではどうぞ。

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左:まずは小鹿焼(おんたやき)発祥の地,皿山集落から。
右:現在では10軒の窯元があるようです。

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左:2016年の熊本地震,2017年の九州北部豪雨からは何とか立ち直ったようで安心しました。

右:現役の登り窯。

約300年の歴史を誇るだけに,味のある集落でした。小鹿焼の飛び鉋文様は,とても気に入っているので,日常で使う分を購入。明日からの使用が楽しみです。

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左:お次は「夜明薬湯(よあけやくとう)」。だいぶん前に一度来ているので再訪です。

右:地下から動力による汲み上げではなく自噴しており,非常に新鮮な湯です。微粒の炭酸ガスの泡付やヌメリ感が優れていて,飲泉も可。人吉の華まき温泉とそっくりです。館内に響き渡る演歌が耳に残る名湯でした。

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左:昼食は,「みくま飯店」。名物の日田焼きそばの名店です。パリパリ感のある麺が舌に印象的でした。

右:デザートは日田駅近くの「カフェビヨリ」。スイーツの名店で,マンゴーパフェを賞味。他にもおいしそうなパフェがたくさんあったので,今後も訪れたい場所です。

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左:そして午後は,天ケ瀬温泉へ。
右:先日までの大雨で入れない露天が多かったので,駅前温泉へ。

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左:玖珠川を見ながらの入浴は解放感があります。泉質は単純硫黄泉。ここの硫黄分は火山性のものではなく,動植物性のものなので,白濁しません。

右:そして玖珠へ移動中,慈恩の滝(20m二段)へ。周囲に轟音を轟かせ,滝水落下点の水が煮えたぎるかのように押し上げられていました。

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左:こんな滝が道路わきにあれば名所になるのは当然ですね。

右:そして今日の締めは小国町の寺尾野温泉。看板も案内もない知られざる秘湯です。

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左:泉質は単純硫黄泉。先ほどの天ケ瀬の駅前温泉と同様,非火山性の硫黄泉なので,湯ノ花は浮いていますが,白濁はしていません。集落の人によって管理されているだけの湯なので,喧騒から切り離され,本当にゆっくりできる湯です。湯温は37~39度のいわゆる体温に近い不体感温度なので,緊張を緩めて長く浸かることができます。

右:最近のメル(オス・3か月)とメイ(メス・2歳2か月)。まず起きるとこのナメナメから始まり,この後,家じゅうを走り回る激しい追いかけっこが始まります。

という感じの一日でした。

最近は右足の筋断裂で全くアウトドア活動ができず,日ごろめったにしない観光等が中心でした。

今日,病院に経過観察にいったところ,断裂部はまだ一部回復中であるものの,「痛みや可動に問題はないので,ジョグから始めてみましょう」とのお墨付きを頂きました。これでようやく明日からジョグ再開です!

ただあくまで様子を見ながら慎重に走る必要があるので,完全に回復する1~2か月間はジョグのみとなります。この期間に秋以降に向けた地脚づくりに励みたいと思います。

★次は沢をお送りします。沢も様子見ですので,短めなところを探しての遡行となります。

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寒の地獄温泉 in 大分県九重町

さて今回は,九重にある寒の地獄温泉をお送りします。

本当は沢だったんですが,実は前回の沢の翌日に,右脚の大腿直筋の一部筋断裂を起こしてしまい,当分は沢も走りも控える羽目になってしまいました。

原因は疲労が溜まった状態で負荷をかけすぎたことです。7月22日にある霧島エクストリームトレイルはこれでキャンセルとなりました。まあ,それよりもお盆の利根川遡行の方が大切なので,大事を取った次第です。狙いを付けてから3年目の今年は冬場の積雪も少なく,梅雨明けも早く,雪渓に関する不安が軽減されているので,是が非でも遡行達成といきたいところです。

しかし,これまで肉離れは元より捻挫すら起こしたことがなかったのに,何という失態でしょうか。鍛えることばかりに目が行き,身体をゆっくり休ませる気持ちが欠けていたのかもしれません。昨年も調子よくポイント練習ばかりしていたことが原因で10月にとうとう疲労性シンスプリントが発現。結局4か月後の東京マラソンでは満足のいく走りができなかった記憶がよみがえってきました。

好事魔多し・・・とはよく言ったもので,実に言い得て妙。今はあせらずケガを完全に治すことに専念したいと思います。

話がのっけからずいぶんと逸れましたが,本題をどうぞ。

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左:ようやく来れた寒の地獄。名前の通り,硫黄分を含んだ冷鉱泉です。

右:通常の温泉とは異なり,見た目から冷たそう・・・。水温は13~14℃なので,沢の水よりも冷たい。

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左:しばらく浸かったら上がって,この暖房室に駆け込む。ここは室温が45度程あり,体をあぶって水滴を飛ばす。そして火照ってきたらまた入水,というのを数回繰り返すといいようです。いわゆる冷温交代浴ですね。

右:さらには飲泉もできます。硫黄成分は強力な殺菌力がありますので,腸内環境を整えてくれます。

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左:そして締めは,生後3か月のメル。ちぐらの上がお気に入りでよく昼寝しています。最初のビビリはどこへやら,走り回り,暴れ回り,凄まじいばかりのやんちゃぶりです。シルバーダビー柄の子は臆病で警戒心が強い反面,慣れると陽気になる性向があると言われますが,まさにその通りの子です。

右:先住ネコのメイともすっかり仲良しに。お互い自分のエサは食べずに,互いのエサを食べ合う日々です。きっと隣の芝は鮮やかな青に見えているのでしょう。

という感じでした。

ケガで歩きづらく,走れなくなると気持ちが落ち込みます。普通に歩けて走れることが,今は実に幸せなことに思えます。当たり前のことでもそれを維持するためには,多くのことに気を付けないといけませんね。

そうそう,今日は東京マラソン2019のチャリティー登録開始日だったので,速攻で登録・参加を確定しました。これでまた来年の3月3日に出走できます。

まずはケガを完全に直してから,来年こそは今年の雪辱を必ず晴らしたいと思っています。

★次回も温泉療養をお送りします。行き先は大分の天ケ瀬あたりを考えています。

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