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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

2019 祖母傾一周ラン

さて今回は『祖母傾一周ラン』をお送りします。

コースは上畑~前障子岩~大障子岩~祖母山~障子岳~古祖母山~尾平越~本谷山~笠松山~九折越~傾山~坊主尾根~九折~上畑の反時計回りになります。これまで4回ほど走っており,ベストは2016年の11時間21分。この時はベストを出すべく,九州で最も高難度の本谷山南尾根(距離22km/累高3,900m)や霧立尾根南北縦走(距離30km/累高3,100m)などでトレラン用の脚をじっくり作ってから出した記録でした。

今回はその時の記録を目標に楽しみながら駆け抜けます。この祖母傾縦走(距離約39,5km / 累積高度約4,000m)は通常は2泊3日で行う九州岳人の登竜門的コースです。九州の岳人はここを一つの目標として,日本アルプスなどへ遠征した歴史があります。

私も山を始めた25年ほど前に,無謀にも上畑起点で挑戦しましたが重荷と疲労に耐えられず戦意喪失,最後の傾山を前に九折越から下山。2泊3日,実質行動24時間かけて上畑に帰着した思い出があります。この時は下り坂でさえ20分も続けて歩けないほどへばりきっており,山では体力が何より大切だということを徹底的に教え込まれた山行でした。

この時の教えがあったからこそ,今の自分があると感じています。そういう意味で祖母傾一周ランは,単に走るだけではなく,岳人としての自分を育ててくれたことに対する感謝の気持ちや,成長ぶりを祖母傾にみてもらうという思い入れがある山行です。

ではどうぞ。

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左:上畑の健男(たけお)社を5:00発。また来ました,今日もよろしくお願いします。

右:出だしは植林帯の急登。満月が美しい。

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左:1時間ほど登ると空が明るくなり始める。地籍杭のあるコブからゆく先を眺める。

右:朝のモルゲンロート。今日はいい天気だ。

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左:前障子岩手前の岩場を登ると,

右:前障子岩山頂,6:28。1時間28分。前回は1時間35分だったので7分も早い。この登りで初めて90分を切れた。今日はいけるかも。祖母山を眺めると山頂付近には雪が見える。ここから障子岩尾根の始まり。コース全体で見ると,左奥の古祖母山まではアップダウンが激しく走りづらいので,古祖母山から本格的に走る計画。

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左:早朝の尾根は北風が吹き抜け手がかじかむ。気温はー2度,風速は北風3m。日差しがあるのがせめてもの救い。

右:そして大障子岩まで来ると祖母山がぐっと近づく。

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左:八丁越。尾平と神原とを結んだ重要な峠道。
右:来し方を振り返る。障子岩尾根は何度見てもアップダウンが激しく格好が良い。

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左:鹿の背と呼ばれる岩が露出した尾根。慎重に歩けば問題なし。
右:池原,宮原を越えて馬の背から見る祖母山。もう指呼の間。

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左:そして一登りで祖母山山頂,8:56。3時間56分。距離11,2km,累高2,110m。前回は3時間58分なので2分早い。なかなかいいペース。来し方を振り返る。傾山があんなに遠くに見える。

右:これから向かう尾根筋。左手は急峻な内輪壁,右手はなだらかな外輪斜面となっており火山の痕跡を残しています。

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左:祖母山より50分程で障子岳。ここから先のコースを見通す。ここからは走りやすい道になるので行程が捗ります。

右:来し方を振り返る。ずいぶん日が昇りポカポカ。山上の冷たい空気と相まって走るには最高のコンディション。

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左:古祖母山手前の草原帯。以前よりさらに森が枯れている。信じられないかもしれませんが最初に縦走した四半世紀前には,道の両側はスズタケで一杯でした。

右:古祖母山からの下り。モノトーンの森に黄色いマンサクがよく映える。

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左:尾平越を過ぎると本谷山への登り返し。全行程中,ここの登りをいかにこなすかが重要な意味を持ちます。

右:登山道脇にある,ひときわ目を引くブナの木。お~元気そうで何より。

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左:本谷山までは3段の大きな台地があり,ここはその3段目。山頂はもうまもなく。

右:振り返ると走ってきた峩々たる峰々が。

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左:そして本谷山山頂,12:08。7時間08分,距離22,5km,累高3,100m。前回は7時間06分だったので2分の遅れ。自己ベスト更新にはここからが勝負となります。

右:次の九折越までは走りやすい道が続きます。

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左:樹間から望む傾山。いつ見ても恰幅がいい山です。
右:九折越を過ぎるとさらに傾山に近づく。

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左:そして前傾への急登。こういう場所は,小股(膝の屈曲角度を小さくする)で,リズミカルに,背筋を張って(大殿筋・ハムの活用),息の乱れを抑えて登っていきます。疲れるとどうしても大股になりがちでそこを冷静にコントロールしないと大腿四頭筋群が疲れ切ってしまい後々,登りがダメになります。「ここは1歩でいけるかな」と思ったら,そこは敢えて2歩でいく感覚です。

右:ふと振り返ると祖母山があんなに遠くになってしまった。そして傾山,13:56。8時間56分。距離29,5km,累高3,700m。前回は8時間54分。2分の遅れを正確に保っている。ある意味凄いペース丁度配分。自己ベストはここからの下りにかかっている。

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左:五葉塚の5mクラック。前回は切れかかったクレモナロープでしたが,今回は鎖に取り換えられている。ここまで運んで作業してくれた方々に感謝です。その作業の労が偲ばれます。

右:坊主尾根は下りのはずなのに三つ坊主や二つ坊主の岩峰のアップダウンが激しいので,累高で170mほどの登りがあります。疲れた脚には堪える。

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左:水場コースと合流すると格段に走りやすくなり,
右:三尾を経て一気に九折まで下っていきます。

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左:観音滝の滝上でドウカイ谷を通過し,
右:陽光が当たる観音滝75mを眺めます。

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左:鉱山跡まで降りてくる。
右:見上げると二つ坊主の岩峰が天高く聳える。

九折駐車場,15:45,10時間45分。距離35,4km,累高3,910m。前回は10時間55分。よっしゃ,10分早い。残りは4kmのロード。まだまだ走れる脚なので記録更新はもらった。

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左:前回はここの桜が散り始めており,路面一杯に花びらが敷き詰められていたのを不意に思い出す。

右:橋を渡るとラスト1kmは高低差で120mの激坂。行ける行ける,最後まで追い込め。

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左:そしてゴールの健男社,16:12。11時間12分30秒。結局,前回の記録を9分更新した形になりました。あわよくば11時間切りを目指していましたが,まだまだそのレベルには達していない。もっとスピードと持久力の向上に努めよう。

右:今日一番のサクラ。今日も一日ケガなく過ごせ非常に面白かった。25年前,あんなにへばって山歩きを終えた一人の若者がここまで成長できたのは祖母傾という山上の垂訓のお陰です。これからも末永くよろしくお願いします。

という感じで距離39,5km,累積高度4,000mの祖母傾一周ランでした。記録を見返すと最初に走ったのが2009年で,その時のタイムは13時間13分。10年で2時間ほど時間短縮。やはり年齢というのはただの数字でしかなく,「思い」と「行動」があれば,人はいくつになっても成長できるのです。

祖母傾との関りは25年ほどになりますが,その間に一般登山から始まって岩,沢と四季折々,様々な恩恵を受けてきました。以前と比べ目に見えて変化している地形や植生がある一方で,祖母山や傾山の持つ山としての不易性は今もなお,まったく色褪せることなく感じることができます。こういった不易性のある山は流行にはのりませんが,永劫の魅力を放っています。これからも体の動く限り,この山域とのかかわりを大切にしていきたいな~と思います。

★次回は沢か大船山でのバーティカルランを予定しています。

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2019 沢始め in 峠谷 〔大崩山塊〕

さて今年もやってきました沢シーズン。今年もケガなく沢を楽しみたいと思います。

今日の遡行先は大崩山塊にある『峠谷』。一本目なので南面で短く,下山が楽な沢を選択。昨日のレースの疲れが残っているのでゆっくり遡行しながら水晶採集も兼ねています。

ではどうぞ。

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左:今年もよろしくお願いします。
右:すぐに17mの滝の登場。スッキリとした滝です。

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左:出だしはこんな平流で,
右:癒されます。

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左:徐々に傾斜がついてくると,15m斜滝が現れる。
右:再び15m斜滝。

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左:周囲は開けているので爽快感あり。
右:今度は20m滝。右から巻いて滝上に。

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左:すると目の前には40m多段滝の登場。左右とも岩壁なので,その隙間を繋いで巻いていく。

右:滝頭にて。水が落ちる先の虚空間が素晴らしい。

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左:ふと足元に目をやるとこんなものが。なかなかのサイズで興奮。特に左手のものは黄色っぽい褐鉄鉱が落ちればもっときれいになるはず。

右:だいぶん標高が上がってきました。

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左:とある岩壁で半径50cm程度のガマ発見。そこには何とも魅力的な煙水晶がニョキニョキと映えていました。母岩を叩いて慎重に剥がします。

右:そのガマからの採集。特に奥のクラスター状のものは,煙水晶,鉄電気石,長石の結晶との集合体で,家宝ものです。

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左:下山は国体ルート。
右:鹿川越からはゆるやかに下っていく。

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左:今日の主だった収穫物。思わずニンマリです。
右:ミツマタの花。いよいよ春ですね。

という感じで今季一本目の遡行でした。

谷自体は雨後に水量があるともっと遡行のしがいがあると思います。大崩の可能性を感じさせられた一本となりました。今季もGWの小楊子川左俣,夏の大井川・赤石沢,秋の八幡平・大深沢,と楽しみな遡行を考えていますので,これから徐々に遡行を本格化させていこうかと思います。

★次は祖母傾一周トレランか沢をお送りします。

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2019 第7回天草観海アルプストレイルラン

さて今回は第7回天草観海アルプストレイルランをお送りします。

昨年初めて参加してとても良かったので今年も参加です。3月は新シーズン入りなので,今レースが新シーズン1発目のレースとなります。昨年の4時間14分を更新して4時間切りが目標です。昨年は写真を100枚ほど撮っているので今回は50枚ほどに抑えてレースに集中します。

ではどうぞ。

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左:今日はいい天気のよう。楽しみです。
右:まずはバスでスタート地点へ移動。

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左:車中から八代海を望む。

右:そして25分程で龍ヶ岳体育館へ。ここで受付をします。この場に来ると昨年のことが走馬灯のように思い出されます。

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左:開会式。
右:トレイルラン大会は大人の運動会。

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左:そしてスタート地点へ。

右:今回は前半から押していき,中間地点の二弁当峠からビルドアップで走る計画。

そして,9:00スタート!

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左:まずは龍ヶ岳の尾根まで標高差で450mほどの登りから。1年ぶりの巨杉に挨拶。「今日もよろしくお願いします。」

右:のっけから観海アルプスならぬ,階段アルプスの始まりです。

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左:尾根まで登りスタート地点を見下ろす。
右:いったん大作林道へ降り,向かいの尾根へ取り付く。

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左:向かいの尾根から龍ヶ岳を振り返る。
右:目の前には烏帽子山の尖峰が近づく。

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左:烏帽子岳を越えると念珠岳と白嶽が見える。
右:白嶽がさらに近づくと,

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左:車道へ出て下ります。

右:そして二弁当峠。昨年は2時間00分だったので今年は8分早い。よし,いい感じ。ここからが後半戦です。順位は26位とのこと。できれば順位の方も10番台に入りたい。

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左:白嶽の手前では車道とトレイルが並走。車道をいけばすぐなのに,右手を登って下らないといけない。

右:そして正念場の白嶽の登り。ここもガシガシ登れたので,記録更新を確信。

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左:来し方を振り返る。
右:白嶽山頂からの眺め。

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左:下り基調の道を飛ばし,

右:牟田峠。昨年は3時間25分だったので今年は17分早い。よしよし,まだまだ行ける。あと6km程なのでここからさらにビルドアップ。

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左:金比羅山への登りもガシガシ登ると,あとはほぼ下り。脚が攣らないギリギリのところで駆け抜けます。

右:尾根筋といえども作業道がついているので距離は稼げます。

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左:そして茶屋峠。3時間38分。残り3kmなので4時間切りは確実。あとは少しでもタイムを縮めるのみ。「焼肉」,「焼肉」と唱えながら走ります。ご褒美呪文は自己ベスト更新には必須です。

右:そしてゴール。私測距離26,6km,累積標高1,792m,3時間52分。目標の4時間切り達成の上,昨年のタイムを22分も更新できました。さらに順位はなんと15位(125人中)。学生時代は短長距離とも常に平均以下でしかなかった鈍足の自分がこんな順位なんて信じられません。今日のレースも素晴らしいものにできました。

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左:疲労回復はここ。弓ヶ浜温泉・湯楽亭。天草随一の名湯です。
右:単純温泉の白湯。

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左:そして赤湯。含二酸化炭素ーナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉です。長湯温泉(大分)の土類金属の成分と指宿温泉(鹿児島)のナトリウム成分を掛け合わせたような泉質で,熊本県内では間違いなく3指に入る名湯です。

右:露天は名物・洞窟風呂。洞窟風呂は全国的にも珍しい。

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左:中は神秘的で,
右:一度体験すると病みつきになります。

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左:今日の舞台。
右:素晴らしい天気のもと,素晴らしい一日をありがとう。

もう何も言うことがないレースでした。ほどよい参加人数,海を見ながら山を走るコース取りの良さ,エイドでのおもてなし等々,準備をしてくださった方々や,ともに走ったランナーのみなさんに感謝です。年に一度でもこういう機会があると地域にも,そしてランナーにも良い刺激となります。また来年も参加したいと思わせられる大会でした。

追記:
実はレース当日,スタート地点にサンダルを忘れてしまい関係者にその旨を伝えていました。レース当日は見つからなかったんですが,週末に連絡があり無事に見つかりました。「当時は人気の品で今では非売品なので誰かが持っていったかもな・・・」と思いつつも,「いや,日本人の品格はまだそこまで落ちてはいないだろう・・・」という期待は捨てずにいました。

これは断言できますが,これが他国でのできごとなら100%戻って来ることはないでしょう。しかし,ここは日本。今回の出来事を通じて改めて日本人の品位の高さを見る思いでした。「貧すれど鈍せず」,この気高さこそ,海外の人を引き付ける日本人の,そして,日本が世界に誇れる魅力の一つだと確信しています。日本に生まれて本当に良かったと思います。

若い時分は山岳ガイドとしてカナダ永住を真剣に考えましたが,あの時,日本に残る決断をして間違ってはいなかったと痛感させられたできごとでした。

★次回は沢開をお送りします。遡行先は大崩山系の『峠谷』をお送りします。

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市房山バーティカルラン

さて今回は,4月に行われる『べっぷ鶴見岳一気登山』のトレーニングの一環として,市房山を駆け上がってきました。

コースは,上米良橋~力水駐車場~山頂で距離11.6km,累積標高1,464mになります。昨年も今頃走っておりタイムは2時間08分,このタイムを超えるべく取り組んできました。2時間切りができれば御の字です。

ではどうぞ。

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左:スタート地点の上米良橋にて。遥か彼方に市房山を見上げる。この距離感と高度感は九州唯一のものです。

右:まずは大平林道の登りから。慣らしでじわじわ走る。

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左:高度を上げると右手に石堂山が迫ってくる。
右:槙之口登山道を横切ると市房山が正面に見えるようになる。

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左:さらに近づき,

右:力水駐車場へ。スタートしてから距離8,3km,累積標高707m,1時間02分。昨年より6分も早い。いい感じです。

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左:そして山道と作業道をつないで,
右:山小屋へ。ここからが最後の急登です。

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左:下部の植林帯と松林を抜けると,
右:中部のアセビ帯へ。脚はよく動いている。

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左:上部の尾根筋をガシガシ登り頂上台地へ。

右:ひとっ走りで山頂。スタートしてから距離11,6km,累積標高1,464m,1時間59分。ギリギリ2時間切り達成で去年のタイムを9分も更新できました!やっぱり今年の脚の出来はケガをしていた去年とは大違いです。

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左:熊本県側を見下ろす。山頂部の樹氷と麓の集落との高度感が素晴らしい。

右:下山は気楽にリラックスして走る。

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左:展望岩からの眺め。一ツ瀬川と西米良を見下ろします。
右:植林帯を駆け抜ける。

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左:作業道を走り,
右:昔の槙之口登山道を辿ります。

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左:登山道は市房的な森を抜け,
右:尾根筋をゆるやかに下っていきます。

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左:尾根からはずれると道はジグを切るようになり,
右:植林帯に入ると車道は近い。

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左:そして槙之口登山道に降りてくる。山頂からここまで距離5,8km,標高差1,390mを50分ほどで一気に駆け下ります。

右:麓は春の訪れ,ハナズオウの濃ピンクが青空に良く映えていた。

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左:春紅葉。若葉を紫外線から守るためにアントシアニンが優勢になって起こる現象です。

右:今日は気温が17℃まであがりまさに春。すごく快適に走れます。

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左:下山後の楽しみはここ『百菜屋』。シイタケとチキン南蛮定食や具だくさんの野菜カレーがおすすめ。

右:そして人吉は『新温泉』。ゆっくりと浸かり疲れを癒します。

という感じで春の陽気の中,快適に走りを楽しむことができました。やっぱり市房は沢も含め凄いな~と改めて思い知った次第です。こんな素晴らしい場所で遊ばせてもらえ感謝です。

★次回は第7回天草観海アルプストレイルラン大会をお送りします。昨年に引き続き二度目の参加となります。昨年のタイムを更新し,4時間切りを目標に走ってきたいと思います。

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東京マラソン2019

さていよいよ当日。

昨晩は緊張のせいかなかなか寝付けず朝を迎え,窓の外を見ると冷酷な雨が・・・。つい先日まで雨は夕方からでマラソン中は降らないようなことを言っていたのに・・・。さらに追い打ちをかけるように気温は6℃前後。今回は冷雨にずぶぬれになりながら3時間以上走るというかなり厳しいコンディションです。

しかしグダグダ言っても始まりません。どんな状況でも今の自分の力を最大限出し切るのみです。

ではどうぞ。

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左:レース前の静寂。

右:新宿駅のこの場に来ると去年のことを唐突に思い出す。ゲート毎に分かれて進む。

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左:そして出走前のチェックへ。
右:せっかくのハレの日なのに雨とは・・・。

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左:ブロック整列。

右:そして出発の時を待つ。8:45前に整列してからスタートまで約30分,雨に打たれて頭から足元まで既に濡れている状態。低い気温だけならなんて事はないんですが,濡れたままだと厳しいな~と思いを巡らす。気温5.7℃,湿度57.1%。

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左:そして9:10号砲!一年間の集大成のレース,最後まで走り切ろう!!
右:入りの5kmは24”21。順調。順位は6,000番台。

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左:約10km地点の日本橋。47”56。ここまでは慣らしで,ここから少しずつペースアップ。

右:約15km地点の雷門。

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左:富岡八幡宮近くで折り返しハーフ。1’40”15。過去最速タイムでの通過。残り半分,ここからが勝負。

右:雨は降り続いており,寒さが徐々に身に沁みてくる。気温は上がるどころか下がり続け,この時点で4.7℃,湿度93%,おまけに北風も出てきて体がさらに冷え込んでくる。雪山のトレランほどではないものの,体が温まらないので脚は思うように動かせない。

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左:銀座の街並みはひと際華やか。こんなところを走れるのがこの大会の良さの一つ。

右:そして30km地点。2’21”43。これまた過去最速タイム。残り12,195km,あと1時間ほど頑張ればゴールだ。

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左:増上寺前。東京タワーとともに。品川までのこの直線路は疲れていることもあり実に長い。

右:35,5km付近の折り返し。ここまでが長かった~。ここからゴールまでもさらに長く感じます。

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左:40km地点。あと10~11分なので自己ベストは見えた!あとは少しでも良い記録を出すのみ。しかしこの地点ではあまりの苦しさに悶絶しそうです。

右:そして1年ぶりのゴール!やった,やりました自己ベスト!ネットタイム(42,195kmの実質タイム)は3時間21分02秒。自己ベストを5分更新。順位は3,000番台。前半1’40”15,後半1’40”47。大きく崩れることなく走り切れました。雨がなければ3時間10分台は出せただけに心残りはありますが,いずれにせよ,今期を飾るに相応しいレースにできました。

雨にも関わらず最後まで途切れることのない応援やスタッフのサポート,厳しい条件のもと,最後まで共に走ったランナーの方々,すべてに感謝です。この大きな一体感こそが他の大会には真似できない,東京マラソンの象徴になっていると思います。

ゴール後はしばし歓喜の涙にくれる。去年がああいう状態だったので,2年かかってようやく雪辱を晴らせたのと,何よりこの年で一回り若かった頃の自分を超え,新たな光明を見いだせたことが素直に嬉しい。また,今季は過去に出走したことのある6本のロード・トレイルのレースすべてで自己ベスト更新!終わってみると出来すぎの一年となりました。

これで今日は昼間から酔っ払い,夜は「とうふ屋うかい」での祝杯。思惑通り食欲カンフル剤が効きました。今後の必携精神アイテムですね。

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左:ここにもようやく来ることができました。
右:よく整った造りでのっけから引き込まれてしまいます。

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左:庭園も実にこざっぱりしていて素晴らしい。
右:ここはハレの日にうってつけの場所ですね。

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左:名物の寄せ豆腐。豆腐だけで3丁ほどあり,食べ応えがかなりあります。季節に応じて甘みのある大豆を取り寄せているようで,そのままいけます。

右:小釜で運ばれてくる桜海老ご飯もあっさりとした味で美味でした。

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左:敷地内から東京タワーを見上げる。
右:帰りしなにもう一枚。素晴らしいひとときに感謝。

これで今シーズンは終わりましたが,既に次シーズンは始まっています。次シーズン初めのレースは3月17日の『天草観海アルプストレイルラン』。このレースは去年,走っていますので,今回は自己ベスト更新を狙っていきます。次シーズンも自己ベストを連発できるように,もっともっとスピードを身に付け,2020年3月1日の東京マラソン2020で自己ベスト,あわよくば生涯目標のサブ3が達成できることを期待しつつ,明日から練習再開です。

★次回は気温15度以上なら沢開き,それ以下ならトレランをお送りします。

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東京マラソン2019

今回は東京マラソンをお送りします。まずは初日の移動と受付からです。

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左:今回は早めの出発。
右:空港を見下ろす。

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左:東方には阿蘇と祖母傾が,
右:南方には市房山も見えた。

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左:雲上は快晴。
右:愛知県上空。カニがハサミを振り上げたような特徴的な形状。

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左:日本アルプスを一望。機会があればトランスジャパンアルプスレース(距離415km/累積標高28,000m)に参加してみたいと思っています。大会参加が厳しいなら個人山行として考えています。

右:富士山も見えた。

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左:あっと言う間に到着,
右:そして受付をしにお台場へ。

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左:今年は屋外での受付でした。
右:もう1年か~。色々あったけどあっという間でした。

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左:定番のリストバンド。いよいよです。
右:今日は晴天でポカポカ陽気でした。

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左:受付後はここ「茶茶の間」へ寛ぎにいく。

右:シングルオリジン秋津島。これを飲んで以降,茶に対する考えが変わり興味を引き出されました。喧騒をかき分けたどり着いて嗜む一杯・・・都会のオアシスです。「秋津島」とは古事記などにも出てくる日本の異名で,日本の国土の形状がトンボ(秋津)に似ていると感じた神武天皇の言から。実に奥深い命名だと思います。

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左:日暮れのなか,
右:明日への思いを巡らす。

いよいよです。明日は自己ベスト必達という熱い思いを胸に,冷静に走るのみです。レースは練習のトレース。やってきたこと以上のものは出ないでの,これまでの蓄えで走り切るのみです。でもやっぱり最後に物を言うのは食への底なしの欲・・・ということで最後のカンフル剤投入。自己ベストなら「とうふ屋うかい」での祝杯,ダメならコンビニ弁当です。

★次回はレース本番をお送りします。

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