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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

ニタノオ谷・左俣 in 一ツ瀬川 〔 宮崎県椎葉村 〕

さて今回は,『 ニタノオ谷・左俣 』 をお送りします。

九州の沢の最高峰である市房山東面の沢で,境谷や鍋床谷といった名渓に引けを取らない沢です。特に出だしから高度差で375mの区間にはこれでもかというくらいに滝が連続し,その滝の密度は市房随一と言っても過言ではありません。

秋晴れの中,遡行,トレランと目いっぱい楽しみたいと思います。

ではどうぞ。

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左:出合の4m斜滝。今回で3度目の入渓ですが,あまり記憶に残っていませんでした。

右:のっけから急傾斜をいくと10m斜滝。ここからが滝のオンパレードで,息つく暇もありません。

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左:8m斜滝。
右:これも8m滝。黒いホルンフェルスに真っ白な水流がよく映えています。

※ホルンフェルス・・・花崗岩が上昇するときにその熱の影響を受けて,上昇部周辺の岩が熱変成をうけたもの。市房では四万十層の砂岩や泥岩が変質しており,硬く焼きしまっています。たたくとキンキンと金属音が出ます。

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左:最初の俣。右の本流には15m二段滝,左の支流には40m滝が懸かっています。

右:谷が左上へ曲がる地点にある8m斜滝。夏場なら釜に浸かって右手を登れますが,この時期は左巻きを選択。

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左:8m斜滝の上には50m斜滝。ここは滝を右横に見ながら登れるので爽快です。
右:そして滝場の最後の区間。まずは6mスダレ滝。

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左:お次は24m斜直滝。
右:ここは最後に落口脇の岩場を登れる。今回初めて気づきました。

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左:そして滝場のとりを飾るのは45m直滝。市房らしい真っすぐに落ちる美瀑です。上部に見えない斜滝部が隠れているので,見た目より大きい滝です。

右:この滝は黒色のホルンフェルス帯と白色の花崗岩帯のほぼ境目に懸かっているので,この上は地形が緩くなります。市房山群でも5指に入る美瀑だと思います。

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左:滝を越えると,やっと一息つけるって感じです。ここまで出発から約2時間,今風で言う「全集中」が求められます。

右:クサギ(臭木)。ここでは初めて見かけました。名前の通り葉っぱをもむと臭い匂いが立ち込めます。誰もがくさいと感じる匂いです。その反面,葉にはクレドデンドリンという血圧調整の成分が含まれているので薬草として,または若葉はあく抜きをして山菜として食することができます。

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左:恒例の大文字草。楚々とした佇まいですね~。可憐。
右:18m二段「く」字滝。茶色い岩盤が目立ちます。

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左:すると谷が開け44m広滝の登場。
右:その上には47m滝。素晴らしい眺めです。

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左:この辺りから紅葉も目立つようになってきます。

右:そして完全に花崗岩帯になったところに45mクラック滝。40m級の滝がこんなに連続するのも市房ならではです。

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左:紅葉もいい感じですね。

右:そしてニタノオ谷・左俣の白眉,長さ70m,幅30cmのクラック流。ニタノオ谷でしか見られない造形です。

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左:上から見下ろすとちょうど石堂山が対岸に見えており,構図的にも完成されています。何度来ても嘆息がもれます。

右:今日は1240m俣を左にとり,小尾根を越えて境谷の二ツ岩谷へ向かいます。谷をまたぎ美味しいとこ取りの遡行です。

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左:秋の森をガサガサ言わせながらの逍遥は,至福のひと時です。
右:25分ほどで境谷に降り立つ。

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左:すぐに草原状になり心が浮き立ちます。

右:足元で市房では珍しく透明化した水晶発見。市房の花崗岩はケイ素成分が少ないのかまたは地表に露出していないだけなのか,花崗岩中に玉のような形状で結晶化しているものが多く,ここまで透明化が進んだものは初めて見ました。

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左:そしてこれが市房で最高の「境谷パラダイス」。源頭部に広がる草原は何物にも代えがたい景観と印象を与えてくれます。今回はここでお昼寝。時間を気にせずに横になっていきます。20分程でしたが,最高のひと時を味わうことができました。

右:眠りから覚めてひと登りで縦走路。ここからトレラン仕様。市房山を越えて槇之口の登山口へ降りて,ロードを走ります。

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左:山腹もいい感じで色づいています。

右:足元にはリンドウが一杯。場所によっては埋め尽くされているほどです。紅葉,リンドウ,そしてこの高い青空。秋の山行は最高です。

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左:左奥の市房山までの行程。
右:対岸を眺める。

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左:熊本県側の市房ダム方面を見下ろす。

右:道中絶好のテン場発見。水がとれないのが難点ですが,見晴らしの良いテン場でした。ここに泊まってみたい。

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左:市房山が近づいてきます。
右:最後の登りから来し方を振り返る。

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左:右手奥には普賢岳も見えました。
右:心見の橋。

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左:そして山頂へ。1年振りです。眺めを楽しんだら下山に入ります。

右:展望岩から南尾根を俯瞰する。今年は西米良のレースがなかったので,レースを思い出しながら走ります。

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左:いいね~。
右:高い所から景色を見下ろしながら走れるのは幸せ。

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左:こんな森の中を走ったり,
右:小屋を過ぎると林道を走ったりします。

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左:紅葉を見つける度に足を止めたり,
右:市房山を振り返ったりします。

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左:尾根筋の森や,
右:斜面を駆け下り,

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左:槇之口登山道へ。標高差1,391mを下ってきました。走れば1.5時間くらいです。

右:あとは一ツ瀬川を見ながら6.2kmのロードでおしまい。

という感じで今日も一日たっぷり動き回れました。

ニタノオ谷はあまり遡行されていませんが,境谷や鍋床谷に匹敵する谷だと思います。前述したように,出だしの高度差で375mの区間の滝群は山群随一で,右俣を分けたあとの開けた区間の40m級の滝場も素晴らしいと感じます。

沢筋にこだわらなければ,右隣の鍋床谷・左俣や左隣の境谷・二ツ岩谷へ尾根を越えて気軽に行ける点も,美味しいとことりで魅力的だと思います。

やっぱり市房山東面は名渓揃いで,九州の沢の聖地と言えます。

★次回も沢をお送りします。

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2020 白神山地 赤石川 観光

さて今日と明日はゆっくり観光する日。気兼ねなく気ままに観光地を巡ります。

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左:まずは男鹿半島へ移動し元湯・雄山(ゆうざん)閣へ。
右:あこがれの地に今,立っています。

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左:ナトリウムとカルシウムイオンが豊富な湯ですね。

右:男鹿と言えばなまはげ。源泉から直接湯が発射されています。そのリズムが不定でシューッ,ブッシューッ,て感じで音も楽しめます。

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左:お次は入道崎。右手に県北の白神山地が見えました。

右:ここは北緯40度線が通る場所でもあります。社会科の地理では必須の問題でしたね。なぜ重要かというと,同じ緯度にありながら各地で気候が異なるからです。

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左:入道崎には草地が広がっており散策にはもってこいです。

右:草地の先は海岸へ切れています。何か所か降りる場所があったので海岸も散策してみます。

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左:予想以上の賑わい振りでした。
右:白黒の灯台。吹雪の時でも視認できるように白黒にしてあるそうです。

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左:そしてお次は寒風山。旧火口の縁や中を走ります。まるでミニ長者原。爽快です。
右:来し方を見下ろす。ここはトレランでも走ってみたくなります。

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左:山頂からは県北や,

右:県南までずらーっと見渡すことができます。こんな場所は国内でもそうそうないのではないでしょうか。

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左:そして今宵の宿は岩倉温泉。花火で有名な大仙市大曲にある秘湯です。
右:ここにもようやく来ることができました。

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左:旅館らしからぬ食事場。

右:深い眠りを誘うという湯。ナトリウム・カルシウム-塩化物-硫酸塩泉。ここの塩分は岩塩由来だそうでまろやかな肌触りでした。

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左:噂通りぐっすり眠れました。食事やおもてなしも素晴らしくまた訪れたいと思います。

右:締めは再び樅峰苑。空港に近いし極上の名湯なので寄らずにはいられません。

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左:台風14号にやきもきした今回の沢紀行でした。

右:秋田は食事,温泉,自然と素敵なものが盛りだくさん。また訪れたいと思います。

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左:雨の秋田を飛び立ち,関東に入ると晴れてきた。
右:今日の夕暮れ。

という感じで2020年白神山地・赤石川の沢旅は無事に終了。今回も無事に過ごせて感謝しかありません。

また明日から慌ただしい日常に戻りますが,また先の目標を見据えて,一日一日を頑張っていこうと思います。

★次も沢をお送りします。

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2020 白神山地 赤石川❸ (赤石川遡行)

さて最終日。

今日は泊沢を詰めて二ツ森までの最終行程となります。雨が降らないことを祈りつつ出発です。

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左:早朝のテン場。快適な一夜をありがとう。

右:泊沢はちょっとしたゴルジュで始まる。ゴルジュ内で早々に胸まで浸かる羽目になり目が一気に覚める。

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左:壮年期の山だけに側壁は高く険しい。浸食による下方への開析がかなり進んでいる状態です。

右:1.5mのミニナイアガラ。

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左:流域面積の割には水量が多い。
右:河原歩きでどんどん進んでいく。

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左:両岸が迫りだすと,
右:3m滝。これが魚止めかな。

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左:610m二俣。イワナはこの付近まで見かけました。

右:ほどなくして13mスダレ滝が通せんぼ。ここは右後方のガリーを尾根まで40mほど登って巻いていく。

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左:巻きの途中にて。今回はステルスを履いてきましたが,フェルトより良かったと思います。

右:13m滝上には25m人字滝。見事な形状です。ここも右巻き。

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左:すると滝上は水路状となり,水が躍動している。

右:黒色と黄土色の岩盤の境目を水が流れている。黒は頁岩,黄土色は流紋岩。地層が傾いているので,堆積した頁岩の下から流紋岩が貫入してできた地形でしょう。白神の造山運動の激しさと,その歴史の長さを目の当たりにするようです。

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左:滝で出合う895m俣。当初,ここは三俣になっていると予想していましたが。左は7m二段滝,右は4m滝。

右:滝を越えると,左俣がさらに二俣に分岐。左は5m滝,右は6mスダレ滝。やっぱりここは変則三俣になっていました。ここは右手の6m滝の流れをとります。

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左:いつのまにか流れが細ってきました。
右:740m俣の左俣に懸かる5m直滝。左壁を直登。

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左:780m俣の下にあった6m二段滝。ここの右巻きで何とトラロープを発見。

右:ここからは水涸れで,急なガリーを登っていく。

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左:このガリーの中に5m枯滝があり,その右手にもトラロープが垂れさがる。ここは傾斜がきつく足元がズルズルなので,ステルスでもえらく手(足?)こずりました。

右:振り返ると岩木山が見える。910mコルまでもう少しだな。

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左:最後は地形が緩み,少しヤブを漕ぐと登山道に出る。
右:きれいなブナ林を登る。沢に比べ登山道は快適そのものです。

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左:左手に岩木山を見ながら登っていくと,

右:二ツ森に到着。これにて赤石川遡行の終了です。思い描き続けた沢をまた一つ遡行することができました。

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左:滝川方面を望む。
右:ここのブナ林は実に良い林相をしていますね。

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左:ただ下るのはもったいないのでブナの葉を観察していく。これは普通のブナ。葉縁が丸みを帯びています。

右:そしてこれは古代ブナ(昔ブナ)。似ていますが葉縁に小さな突起が見えます。この古代ブナは日本海の限定された地域にのみ見られるブナで珍しいものです。これがあるということは,このブナ林の歴史が古いことを物語っています。まあ日本列島自体,太平洋側からの付加体の連続で形成されていますので,太平洋側より日本海側の方が地質的にも植生的にも古くなりますので当然と言えば当然のことですが。

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左:二ツ森登山口。無事下山に感謝。白神の神様ありがとう。

右:ここからは観光モード。道路脇にいたサル。今回はサルと縁がある山行です。

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左:そして越県して青森の不老ふ死温泉へ。

右:ここは海を見ながら極上の湯に浸かれます。夕日のタイミングが最高ですが,16:00以降は宿泊客しか入れません。

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左:沢辺PAから白神山地を眺める。
右:お次は十二湖散策。

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左:目的はここ青池。

右:今日は曇りで落ち葉も多いので冴えませんが,晴れて落ち葉がない時にはまさに青池です。それもクリアブルーの。

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左:またサル。今回はサル三昧です。

右:能代に向かう途中で夕日。赤石川のフィナーレに相応しいものでした。

という感じで今日も無事に過ごせました。

また一つ思い描いていた遡行が終わりました。まだ楽しんでいたい気持ちもありますが,前へ進むには背を向けるしかありません。またいつの日にか帰ってきたいと思わせられた魅力一杯の赤石川でした。

次は秋田観光と湯めぐりをお送りします。

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2020 白神山地 赤石川❷ (赤石川遡行)

さて昨日の続きです。

今日は赤石川本流を上の二俣まで。途中で山上沼であるノロノ沼を訪れる予定です。

ではどうぞ。

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左:早朝の二俣。
右:まずは河原歩きから。朝の散歩にはもってこい。

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左:さすがは本流らしい広さです。

右:30分ほど歩くと左からヤナダキ沢が出合う。

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左:千古斧を知らない森の中を滔々と流れるこの風景,これこそが赤石川たるゆえんでしょう。言葉になりません。

右:ちょっとしたチャラ瀬も出てきます。

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左:歩き出して1時間31分,右手からノロノ沢が出合います。ザックをデポし身一つでノロノ沼を目指します。

右:枝沢ながら水量は多いです。

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左:7m斜滝。右を小さく巻いていると苔がつき周囲と同化している残置スリング発見。何十年前のものだろうか。

右:出だしの小滝群を抜けるとさわやかな森の流れになる。

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左:10m斜滝。水線をクライム。フリクションはバッチリ効きます。
右:いい感じです。

この後,少し登りすぎたようで下り気味にノロノ沼を目指す。こんなブナの原生林で迷うなんて,なんという至福。ヤブも深くはないので気軽にさまよいます。

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左:そしてお目当てのノロノ沼。地形的に予想していた場所にありました。

右:静かに,そしてひっそりとしているノロノ沼。ちなみに「ノロ」とはカモシカのことのようです。

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左:ノロノ沢に最短で戻る道。ここはクマの通り道になっていますね。足跡が規則的にたくさんついていました。傍のヤブの中にクマがいたかもしれません。お邪魔しました。

ちょっと一言・・・

ここの自然が素晴らしいのは,ただブナの森や清流が美しいというだけではなく,クマが存在しているということにもあります。そのことが「本能的な恐怖」という,現代の生活の中で忘れている感覚を強く感じさせてくれます。さらに,その感覚があるからこそ,この地は本当の意味での自然が今なお残っていると言えます。

中には「一人でクマのいるところに入るなんて・・・」と思う人は多くいると思います。でも接してみるとわかりますが,クマは元来,こちらがびっくりするくらい臆病な動物です。もし人の近くにいたとしても,徹底的にこちらを避けるように行動します。もしクマが人を襲う動物なら,私はとっくに襲われて首を噛み切られているいることでしょう。

昨今,人里に頻繁に出没するクマですが,人が山をダメにした結果,エサが少なくなり生きていくためにやむを得ず人里に降りてくる個体,まだ若くて好奇心から降りてきた個体,3歳になる前に何らかの理由で親とはぐれ,山に帰る術を失い里に残らざるを得ない個体等々,様々あると感じます。クマにもそれぞれ個性や生息する地域の事情があるので一概には言えませんが,クマと人との距離を狂わせた原因をつくりだしているのは人で,その被害を被っているのも人だということを痛感させられます。

右:こんな森を下っていきます。実に素晴らしい森でした。

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左:そして沢に復帰して少し下ると640mの二俣。ここを少し登ったところから左上の尾根を目指すと最短でノロノ沼へ行けますが,初見では難しいと思います。まあ,多少さまよった方が後々,いい思い出になると思います。

右:感じの良い流れを下っていきます。

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左:途中でサルの群れに遭遇。これはボスザルのようでした。
右:そして無事に赤石川に戻って来る。

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左:さて,本流遡行の再開です。

右:石滝と呼ばれる急流帯。見えているのは8m斜滝。右手から落ちる11m直滝が印象的でした。

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左:8m斜滝を上から見下ろす。
右:さらにその上の急流。

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左:赤石川に多い流紋岩。
右:この水のきれいさにも慣れてきます。

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左:こんなところもあれば,
右:抜けるとまた河原になります。ほどよい変化があり飽きません。

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左:明鏡止水。
右:赤石川の標準的渓相。

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左:こういう真っすぐな,森の中の流れこそ赤石川の魅力です。
右:上ヤシキノ沢(出合460m)の8mスダレ滝。美しい滝でした。

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左:河原でこれだけ絵になる場所は,国内にそうそうはないと思います。
右:渓畔林も美しい。

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左:そして正面に険しい尾根が左右に入り乱れるようになると右に曲がったところにヨドメの滝(魚止滝)。

右:高さ10mの15m斜滝という感じでしょうか。

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左:ここは左手の階段状右上レッジを登れそうです。
右:レッジ最上部から見下ろす。

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左:そして滝頭にて。ここは出だしの垂壁のハイステップと滝頭の左リッジへの上がり込みがポイントでした。Ⅲ級。面白いクライム。巻きは左手の斜面を登れそうでした。

右:上流の2m滝。

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左:もうどう表現していいのかわかりません。

右:ここは言葉では表現できませんね。ヨドメの滝から上流はさらに渓相が良くなっていると感じます。赤石の真骨頂というところでしょうか。

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左:今年は紅葉が遅れている感じです。あまり見かけませんでした。
右:はぁ~(嘆息)。

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左:河原をどんどん歩いて行くと,
右:上の二俣に着いたよう。

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左:泊沢に10mほど入った左手にテン場あり。森の中の小ぎれいな場所でした。今宵はここをお借りします。

右:明日,遡行する泊沢。二ツ森までいよいよ最後の区間です。

という感じで今日も一日,無事にここまで辿り着けました。ノロノ沢の遡下降を含み,距離11,500m 標高差190m 8時間29分。

天気は時折晴れ間も見えた日でした。明日は予報では午後から雨ということでしたので,午前中には抜けたいと思います(この時点で台風14号が南に大幅に逸れて雨が降らなくなったことを知るよしもありません)。

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2020 白神山地 赤石川➊ (滝川下降)

さて今回は 『 白神山地の赤石川 』 をお送りします。

コースは二ツ森登山口から滝川を下降して二俣へ。そこから赤石川を遡行して再び二ツ森へ戻って来る周回コースです。日本に接近している台風14号の動きが気になりますが,突っ込みます。飛行機の運行の件は遡行が終わってから考えましょう。

ではどうぞ。

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左:まずは二ツ森登山口へ。

右:青秋林道終点。工事がここで終わって本当に良かったと思います。

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左:まずは滝川のボッチを目指してヤブ漕ぎ。ボッチとは山岳用語で「小さな突起」のこと。コブとも言います。

右:1時間ヤブを漕いで滝川のボッチ着。たかだか500m進むのに予想以上に時間がかかった。振り返れば二ツ森が見える。明後日にあそこに立つ予定です。

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左:さらにヤブを漕いで910mのコルから滝川へドロップ。
右:最初の俣。

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左:次第に沢らしくなってくる。
右:5m滝。左を巻き下る。

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左:水がどんどん増えてくる。
右:750m俣のすぐ下には滝の虚空が広がる。

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左:左から巻き下る。19m二段滝。源流にしては立派。

右:流紋岩に鉄分が入り込み木目模様になったリソダイト。蜂の巣のような模様になっています。

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左:側壁の抉れ方は凄まじい。8,000年もの浸食の結果です。
右:690m地点で右枝沢に懸かる20m滝。垂直ぶりがお見事。

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左:ブナハリタケ。キノコご飯に混ぜると美味なキノコです。
右:素晴らしい流れです。

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左:だんだん谷幅が広がってくる。
右:右岸からの枝沢はほとんどが滝となって出合います。

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左:少しづつ渓畔林も出てきた。

右:前回の樋口谷でも紹介した大文字草。場所は違えども,渓を彩ってくれます。

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左:う~ん,ただの流れでも絵になるな~。
右:言葉にならない渓相。

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左:2m滝。620m付近はちょっとしたミニゴルジュ。
右:楽しみながら下る。

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左:右岸のスダレ滝がきれいだった。
右:谷幅はますます広がっていく。

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左:時には上流を振り返る。素晴らしいね~。
右:また滝の上に着く。

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左:右巻きで下ると6mスダレ滝でした。560mの所の滝記号のものです。
右:は~っ(溜息)。

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左:う~ん(言葉にならない)。
右:いつしか川っぽくなってくる。

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左:2mの滝川ナイアガラ。

右:水はそのまま飲めるほどに美しい。何回も水面に顔をつけて水を飲む。そうすることで,ここの自然と体の中から同化していき,一つになっていきます。

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左:再び滝頭に着く。アイコガの滝のよう。
右:三段目の7m滝。

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左:巻き下る途中で三段目7m滝と二段目6m滝を見下ろす。

右:一段目3m滝。合計で15m三段滝でした。この付近の地形は峻険で側壁が凄いことになっています。

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左:アイコガの滝の下では左から支谷が出合う(標高500m)。
右:ここからは更に広くなり河原歩きでどんどん下って行けます。

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左:狭い岩間を流れる場所があったり,
右:川幅一面に水を張る場所もあります。適度な変化があり飽きません。

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左:緑泥石を挟んだ緑色凝灰岩(グリーンタフ)。白神の生い立ちの激しさを物語っています。

右:水の美しさはピカイチです。

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左:渓畔林もかなり広くなってきました。

右:とある倒木にて。ナメコがびっしり!必要な分だけありがたく頂きます。明日の朝食の味噌汁の具材にしましょう。山では決して欲を出しすぎてはいけません。それはどこの山でも同じだと思います。現代人に必要なのは「足るを知る」。

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左:ぬお~,これこれ。これを求めてはるばるやって来たのだよ。悠久の流れ。

右:再びブナハリタケ。今回はこのキノコを最も多く見かけました。

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左:こんな所に棲んでいるイワナは幸せだろうな~。
右:ちょっとしたゴーロ帯もあり。

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左:前方に横切る太い流れが見えてきたので,最後に滝川を振り返る。

右:赤石川と合流。右が滝川,左が赤石川です。今晩は,ここをお借りします。

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左:明日も雨が降りませんように・・・。
右:晩酌は北秋田とイワナの骨酒。東北の沢では欠かせません。

という感じの滝川下降でした。水線距離9,125m 標高差610m 青秋林道終点から9時間14分の下降でした。

明日は赤石川の遡行になります。予定では,途中で山上沼のノロノ沼を訪れ,上の二俣まで。予報を信じ明日も雨が降らないことを祈るのみです。

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2020 東北沢紀行 in 白神山地

行く数日前に突如発生した台風14号。

その動きが気になりつつ,今年も東北の沢を登りに来ました。昨年は八幡平の大深沢,今年は白神山地の赤石川です。初日は減便の影響で予定が狂い移動のみです。

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左:日ごろ見ない上空からの阿蘇。今日はすかっ晴れ。

右:すぐに四国へ。手前の曲がった細い半島は愛媛の由良半島。国内1位の真珠生産を誇る愛媛県の養殖の本拠地です。昨年同様,今年もアコヤガイが大量に死んでいるので気になります。

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左:雲間から見えた鳥海山。左が山形県,右が秋田県です。ここの檜ノ沢遡行と海岸から山頂まで走り登る計画は準備万端です。いつ実行できるか楽しみにしています。

右:1年ぶりです。

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左:今日はのんびりできるので空港の近くにある強首(こわくび)温泉の樅峰苑(しょうほうえん)へ。ここの湯は成分が濃厚でガツンっと効きます。足元湧出泉ではありませんがそれ以外は完璧な湯です。

右:鉄イオン,カルシウムイオン,塩化物イオンの多さがこの浴槽に現れています。

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左:こっちも今年は紅葉が早いようです。
右:ニュースを見ると,外からではよく見えない現地のことがよくわかります。

台風の動きが気になりますが,行くしかありません。今後の状況で予定を柔軟に変更していきたいと考えています。

★次はいよいよ遡行初日です。朝から夕方までたっぷりと沢に浸ってきたいと思います。

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樋口谷・イワヤノ谷 in 大藪川 〔 宮崎県椎葉村 〕

さて今回は 『 樋口谷・イワヤノ谷 』 をお送りします。

樋口(ひのくち)谷は市房・石堂山塊を代表する名渓で,本流は2回遡行していますので,今回は右岸支流で樋口山に突き上げるイワヤノ谷を遡行します。

昨夜降った雨のせいで朝方はガスがかかっていたので,晴れだしてから遡行開始です。

ではどうぞ。

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左:やっぱり沢は晴れの日に限る。今日もよろしくお願いします。
右:3m滝。ここは造りが大きい谷です。

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左:10m滝。この辺りから傾斜が一気にきつくなってきます。
右:4m二条滝と上に続く急傾斜のゴーロ帯。

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左:振り返ると市房の二ツ岩が見え始めます。一気に高度を稼ぎます。
右:逞しいね~。

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左:大文字草(ダイモンジソウ)。今年もこの花を見る季節になりました。英語名は rockfoil (岩場を彩るもの)。その名の通り,湿気を好み耐寒性が高いので,渓流沿いの岩場を好む花です。花言葉の一つである「情熱」は,私が人生で一番大切だと思う言葉です。

右:急傾斜も終盤の核心を迎える。

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左:高度感ある眺め。
右:13m二条滝。相変わらず豪快です。

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左:13m滝の左に涸れた谷が出合いますが,これがイワヤノ谷です。出だしは急傾斜。

右:越えると,なんとも素晴らしい平流が広がる。

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左:いや~素晴らしい。
右:森の感じもいいですね。

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左:グイグイ登って,
右:尾根が見えてきました。

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左:そしてアセビの激ヤブを抜け,樋口山山頂。
右:市房山方面を眺める。鍋床谷,ニタノオ谷,境谷が深々と刻まれてます。

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左:ここからは下山に入ります。樋口山から北西に伸びる尾根を辿ります。尾根筋の立派なブナ。

右:シラキの紅葉。初秋の森の中で,このシラキとツタウルシは紅葉の先駆けです。

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左:ベニガラワンデイの時にも紹介したミヤマママコナ。
右:枯れてなお天を目指す白骨樹。

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左:1367mピーク手前のコルは二重山稜となっており,素晴らしい平地がありました。

右:ここは凄い。いや~実に素晴らしい雰囲気です。

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左:無言で色々と語りかけてくる木。

右:ここでテント張って一泊したいですね。辺りでは,秋の静謐感を切り裂く,「キャーー」という鹿のラッティングコール(rutting call)がこだまします。繁殖のため,オス鹿がメス鹿を呼ぶ鳴き声です。まだ数は多くありませんが,これも大文字草と同じく,秋を感じさせてくれます。

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左:尾根筋を離れて適当に下ると,昔の作業道に乗る。
右:そして車道へ降りてくる。

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左:あとは車道を4km走ればおしまい。今日はビルドアップで追い込みます。
右:常宿の「おがわ作小屋村」に投宿。

という感じでした。今日も自然を楽しめて無事に下山でき感謝です。

イワヤノ谷は本流ほどではありませんが,極上の森が広がる支流でした。下部の荒々しい急傾斜を越えてたどり着く,上部のオアシス平流。この渓相の激変,人工物なし,人の手が入っていない自然林・・・樋口谷は境谷,鍋床谷と並び,この界隈を代表する一本でしょう。

★次回は恒例の東北沢旅をお送りします。徘徊先は白神山地の『 赤石川 』。ブナの原生林と大らかな流れを心ゆくまで堪能してきたいと思います。

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高千穂峰横断ラン

さて今回は 『 高千穂峰横断ラン 』 をお送りします。

コースは高千穂河原から,高千穂峰の北面の森を抜け矢岳・天孫降臨登山口を経て皇子原公園へ。そこからロードを少し走り,東(つま)霧島神社から再び登山道へ。標高差1,294mを一気に高千穂峰まで登ったら,最後は夕日を見ながら高千穂河原に下るコースになります。

高千穂峰を横断し,さらに鹿児島県と宮崎県を行き来する越県コースでもあります。天気は秋晴れ,期待も高まります。

ではどうぞ。

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左:久しぶりの高千穂河原。今日はここが起点と終点になります。今日もよろしくお願いします。

右:まずは左手の森の中へ。出だしから良い雰囲気で,路面も走りやすい。

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左:いや~ここはトレラン向きですね。
右:右手には高千穂峰が見えます。

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左:5分程走ると鹿ヶ原へ。中岳を背景に平地が広がります。ミヤマキリシマがたくさんあったので,5月はさぞかし見応えがあることでしょう。

右:再び森の中を駆ける。

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左:いや~,
右:ここは実に素晴らしい。また一つ良い場所を発見しました。

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左:1時間10分ほどで反対側の矢岳登山口へ。4,68km。

右:そして山道を経て,天孫降臨登山口へ。10月のレース時とは異なりひっそりとしています。6,25km。

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左:ロードをのんびりと風景など眺めながら下り,
右:5,5kmで皇子原公園へ。レースのスタート地点です。

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左:路肩はすっかり秋めいています。ヒガンバナの次はコスモスですね。ここ3年ほどは秋の残暑がなくなり,以前のように秋らしい気候に戻ってるので,花の咲く順番が通常になり,スズメバチの巣などもほとんど見かけなくなっています。キノコ狩りも昔のようにできるようになっているので,これはこれで良いことだと感じています。

右:高原町から見た高千穂峰。いつ見ても貫禄があります。

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左:そしてここ,東霧島神社の下の,昔の鳥居から再び山道へ。ここから登ると標高差で山頂まで1,294mあり,九州屈指の登りが体験できます。14,28km。

右:現在,東霧島神社からの登山道は使用不可で,北側の伐採された尾根から迂回して登るようになっています。

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左:しばらく伐採地を進み,
右:ほどなく登山道に合流します。

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左:徐々に,
右:傾斜が出てきます。

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左:標高900mくらいから急傾斜になり,一気に登るようになります。上部では一気に視界が広がります。苦しさが報われる瞬間。

右:二子石手前の痩せた区間。

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左:二子石を越えると,霧島連山の東部の峰々が視界に入ってきます。
右:そして高千穂峰も射程圏内に。ここまで来ると吹き抜ける風が涼しく爽快です。

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左:いつもは息を切らせて駆け上がる階段を今日はのんびりと。

右:登山道は昨年より浸食が進んでいるようで,木段の中には完全に浮いているものもありました。

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左:そして山頂へ。20,19km。
右:しばらく休んで今日最後の下りに入ります。

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左:背門丘(せたお)のコル。霧島神宮が元々あった神聖な場所です。
右:絶景の中,楽しく走れます。

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左:今朝,たどった北面の森。矢岳や竜王山へ登る道もあるので,今度はこれらを巡るトレランをしてみよう。

右:火山らしい景色。

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左:このお鉢からの下りがザレザレで足元に気を使います。

右:これは1997年のもの。当時は現在のコースの一つ南側の尾根にも登山道がありました。

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左:傾斜が緩むと,
右:石畳の道に変わり,古宮址天孫降臨神籬斎場へ出てくるとおしまい。

という感じでした。距離23,01km 累積標高1,404m 6時間39分。今日も楽しく山を駆けまわることができて充実した日でした。やっぱりどんなにきつくても山はそれを上回る喜びを与えてくれます。

今年は10月の霧島登山マラソン(結局,今年は開催中止になりました)に参加しないので,レース抜きで走りましたが,縛られずに自由自在に走れるのがやっぱり最高です。気ままに走って好きなところで休んだり昼寝をしていく。素晴らしい山行となりました。

★次回は 『 樋口谷・左俣(イワヤノ沢) 』 をお送りします。

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