FC2ブログ

九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

自宅発・南阿蘇外輪山縦走

さて今回は 『 自宅発・南阿蘇外輪山縦走 』 をお送りします。

3週間前に一度走りましたが,悪天のため途中で切り上げていたコースに再挑戦です。これまでやったことのない形態での山行を探していて思いついたものになります。

コースは,自宅~新阿蘇大橋~高森~高森峠~駒返峠~地蔵峠~俵山~萌里~自宅。家の玄関を出て走り回り,また帰って来るという形です。

距離86.13km 累積標高2,803m 16時間37分30秒。

ではどうぞ。

P3220001i.jpg     P3220002i.jpg
左:3:23発。まずは夜中のロードから。道端の菜の花が鮮やかです。
右:これはサクラ。今年は花の開花が例年より7日ほど早い感じです。

P3220007i.jpg     P3220016i.jpg
左:そして3月7日に開通したばかりの新阿蘇大橋。予定では長陽大橋を通るつもりでしたが,せっかくなのでこちらを通ることにしました。

右:橋を渡ったあとは旧道を進みます。次第に夜が明けて視界が利いてきました。天気は回復に向かっているので一安心です。

P3220021i.jpg     P3220023i.jpg
左:道すがら,右手に南阿蘇外輪山を望む。

右:今が満開のサクラ。これは実に立派な枝ぶりでした。いよいよ花のシーズン到来ですね。

P3220028i.jpg     P3220035i.jpg
左:途中,白川水源に立ち寄る。別に記録を狙っているわけではないので,楽しんで走ります。

右:そして高森駅。いつもは車でしか来ることがない土地にこうして走って来ると何か感慨深いものがこみ上げてきます。しっかり朝食を摂って英気を養います。

P3220038i.jpg     P3220039i.jpg
左:高森峠への登りでみかけたミツバツツジ。今季初。いや~もう咲いているとはやっぱり花が咲くのが早いですね。

右:来し方を振り返る。奥の俵山には夕方頃にいるかな。

P3220045i.jpg     P3220048i.jpg
左:サクラの名所の九十九曲り。
右:まだ四分咲き程度でしたが,千本桜とも呼ばれるだけのことはあります。

P3220053i.jpg     P3220055i.jpg
左:徐々に眺めが良くなってきて,

右:ようやく高森峠着。ここから南阿蘇外輪山に入ります。出発して約40km,5時間40分ほど。今は20km以上のロード練習をほとんどやっていないせいか,荷物があるせいか,30kmを過ぎると脚が重くなるのを感じます。GWの大峯に向けて30km程度のビルドアップやペースランを何回か走っておこう。

P3220059i.jpg     P3220062i.jpg
左:いや~久しぶりの眺め。高森峠から走るのは実に9年ぶりです。
右:おや?中坂峠には何やら真新しい施設ができ始めている。

P3220065i.jpg     P3220067i.jpg
左:どうやら太陽光発電の大規模施設のようです。2019年12月から工事が始まったようで,高森町と山都町の共同事業のようです。

右:緩やかな尾根筋を走ります。この辺りは展望が少ないのが残念です。もう少し右手の南郷谷が眺められると良いのですが。

P3220069i.jpg     P3220071i.jpg
左:崩土(くえんと)峠を通過。
右:お次は長谷峠。

P3220072i.jpg     P3220075i.jpg
左:森を抜けて草原を走ると,
右:清水峠へ。ここも懐かしい。

P3220077i.jpg     P3220080i.jpg
左:いつの間にか新しい看板があり,まじまじと眺めていきます。この南阿蘇外輪山のコースは大きな登りはないものの,細かいアップダウンが多いので,距離約30kmで,累積標高は約2,000mくらいになります。トレランの入門コースとしてはちょうど良い感じだと思います。

右:高森方面の最後の眺め。これから登る高千穂野(たかじょうや)を越えると,右手の南郷谷の景色が一変し,高森方面とはさよならです。

P3220085i.jpg     P3220087i.jpg
左:名物・激坂。
右:登りきると高千穂野。

P3220088i.jpg     P3220089i.jpg
左:切り分けられた快適な道を駆け抜けます。
右:下りの途中で俵山方面を眺めます。

P3220095i.jpg     P3220098i.jpg
左:この時期は森が透けているので走りやすく,快適快適。

右:そして駒返峠。ここも久しぶりです。古の時代から南郷谷と矢部(現・山都)とを結ぶ重要な交易路でした。

P3220102i.jpg     P3220103i.jpg
左:駒返峠から100m程登ると道は平坦になり行程がはかどります。
右:森を快適に走り,

P3220108i.jpg     P3220113i.jpg
左:少しずつ右に曲がりながら登ると,
右:南阿蘇外輪山の最高峰・大矢野岳に到着です。

P3220115i.jpg     P3220119i.jpg
左:大矢岳手前で森を抜けます。ここからは爽快な眺めを楽しみながら走れる区間です。

右:進行方向8km先に俵山がちょこんと山頂をのぞかせています。

P3220123i.jpg     P3220127i.jpg
左:少し下り地蔵峠。

右:来し方を一望していきます。天気は完全に回復した様子で,写真を撮る機会も増えてきます。

P3220128i.jpg     P3220131i.jpg
左:地蔵峠から少し走るとグリーンロードへ。いつも峠走でお世話になっている道です。麓の津森郵便局からここまで登ると18km(累積標高1,030m),往復で36kmの峠走の練習ができます。

右:道脇の印象的なブナ。

P3220133i.jpg     P3220136i.jpg
左:一部,植林帯を通ります。

右:中央火口丘群を眺める。いや~この眺めは阿蘇ならではでしょう。いつ見ても素晴らしい。

P3220144i.jpg     P3220147i.jpg
左:冠ヶ岳分岐を過ぎると,アップダウンが連続します。毎週末の山行の成果か,まだまだ普通に登れます。

右:そして護王峠着。いよいよラスボス,俵山までの登りです。と言っても標高差で200m程ですのでそんなに大したものではありませんが。

P3220156i.jpg     P3220159i.jpg
左:あんな奥からはるばる来たな~的な眺め。
右:そしてこれまた久々の俵山山頂。8年振りです。

P3220161i.jpg     P3220170i.jpg
左:山頂で寛いだら下山。かつて知ったる道を駆け下ります。

右:草原に出たところから赤丸の自宅を眺める。あと17km程。ゴールが見えました。夕日に照らされたこの景色は格別でした。

P3220173i.jpg     P3220174i.jpg
左:萌里を見下ろす。

右:あっという間に萌里。とうとうここまで来ました。残念ですが山はここでおしまい。あとはロード15kmです。

P3220177i.jpg     P3220186i.jpg
左:残照の俵山を振り返り見上げる。ありがとね,また来るよ。
右:このサクラもきれいだった。

P3220187i.jpg     P3220189i.jpg
左:予想通り息を飲む日没に出会えました。
右:この瞬間に立ち会えて今日は良き日だったと思わずにはいられません。

P3220194i.jpg     P3220196i.jpg
左:闇夜の菜の花と空港。
右:いつもの練習コースの信号。あと2km。ここまで来て完走の実感が湧いてきました。

という感じで,今日もたっぷりと走ることができ,実に楽しかった一日でした。感謝。

今までと同じことをやっていては進歩がないと思い,思いついた自宅発の山行でしたが,これはこれで面白く感じました。登山口まで車で行ってから走り始めるのと異なり,自宅から出発する点で,日常と非日常との境界がなく一つの線で山行をやっている感を強く感じることができました。帰って来るときもスーッと,自然に日常へ戻る感覚が良かったですね。

自宅発でできる山行は限られていますが,次回は自宅発・阿蘇外輪山一周を予定しています。2011年に立野起終点での1周は完走していますので,今度はさらなる進化版として自宅発で走りたいと考えています。距離は130km程度でしょうか・・・これまた面白い山行になりそうです。

★次回は 『 九重全山33峰縦走2021 』 をお送りできればと思っています。

スポンサーサイト



トレイル&ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

五ヶ瀬川源流域周遊ラン

さて今回は 『 五ヶ瀬川源流域周遊ラン 』 をお送りします。

2017年5月に実走しましたが,祇園山の少し先までで断念していたコースを繋げるために走ってきました。

コースはタイトル通り,五ヶ瀬川の源流域を取り囲む山々を馬見原起点で周遊するもので,馬見原~神ノ前山~小川岳~向坂山~水呑頭~国見峠~財木(たからぎ)峠~揺岳~大石越~祇園山~笠部越~鏡山~馬見原。

距離:48,29km 累積標高:4,144m 15時間33分。

ではどうぞ。

P3140002i.jpg     P3140008i.jpg
左:出発はここから。実に4年振り。懐かしさを覚えつつスタート。5:50。

右:登り始めてすぐに夜明け。本コースの最後のピークである鏡山を眺める。焦らず一歩一歩進んでいこう。

P3140012i.jpg     P3140016i.jpg
左:コース最高地点の向坂山までは登り基調なので効率的に登っていく。

右:ひと登りで最初のピークである神ノ前山。まずは最初のピークを越えることでリズムが出てきます。

P3140019i.jpg     P3140024i.jpg
左:足元には霜柱。今日は快晴の予報だったので夜間は冷え込んだようです。

右:そして黒峰山頂へ。

P3140025i.jpg     P3140031i.jpg
左:行く末を眺める。ここから小川岳まで5,3km,向坂山までは9,5kmあります。

右:トンギリ山は黒峰方面から見ると,左右対称の見事な三角錐をしており,惚れ惚れします。

P3140034i.jpg     P3140036i.jpg
左:朝のトレイルを駆ける。トレランの愉悦を感じるひと時です。
右:泊まってみたくなるような窪地もあります。

P3140039i.jpg     P3140040.jpg
左:そして小川岳。久しぶり。
右:山頂の少し先にあるブナ3兄弟。やあ,元気にしてたかい?

P3140043i.jpg     P3140047i.jpg
左:向坂山が近づいてきた。

右:スキー場から来し方を振り返る。スピーカーからはLiSAの「炎」が流れてくる。

P3140051i.jpg     P3140054i.jpg
左:そして向坂山。本コース最高地点(1,684m)です。ここが全体の約3分の1になります。10:46。距離16,08km,累積標高2,071m。しかし,予報と反して空模様が今一つパッとしません。

右:霧立越の走りやすい道を進み,

P3140057i.jpg     P3140058i.jpg
左:白岩山山頂。九州では珍しく高所に露出している石灰岩帯です。

右:行く末を眺める。国見峠からは折り返し的に馬見原を目指していきます。

P3140060i.jpg     P3140061i.jpg
左:水呑の頭を経て,

右:シャクナゲ尾根を下る。今年はどうかな。当たり年だとそれはそれは見事なシャクナゲ街道が現れる場所です。

P3140064i.jpg     P3140065i.jpg
左:林道を越えて木浦山。
右:国見峠へ下る途中で揺岳と祇園山を眺める。

P3140066i.jpg     P3140069i.jpg
左:そして国見峠。車道を歩くのは7時間ぶりです。本コースはトレイル率が高いのが特徴の一つで,全体の89%以上はトレイルとなっています。

右:尾根の立派なブナ。素晴らしい枝ぶりと佇まいです。

P3140072i.jpg     P3140082i.jpg
左:再び日が射してきました。いや~爽快爽快。
右:そして財木(たからぎ)峠。本コースもいよいよ後半部となります。

P3140084i.jpg     P3140087i.jpg
左:鉄塔の所から今朝がた走った尾根を眺める。
右:植林の中でひと際映えていたブナ。力強さを感じます。

P3140089i.jpg     P3140092i.jpg
左:容赦のない激しい急登もまだまだ出てきます。
右:1,361mコブ付近から行く末を眺める。だいぶん近づいてきました。

P3140095i.jpg     P3140097i.jpg
左:辿りやすい疎林をじわじわ登ると,

右:揺岳。ようやくここまで来ました。ここで全コースの3分の2が終了です。16:12。距離33,67km,累積標高3,267m。

P3140100i.jpg     P3140103i.jpg
左:いったん大石越まで下り,祇園山まで登り返す。
右:祇園山の学習。貴重な情報ありがとうございます。

P3140107i.jpg     P3140110i.jpg
左:山頂までの中間地点を少し越えた先にある赤松。いつみても立派な枝ぶりです。

右:そして祇園山山頂。これでもう200m以上の登りはないのでひと安心。

P3140111i.jpg     P3140115i.jpg
左:行く末を眺める。まだまだあるので最後まで楽しんで行こう。
右:4年ぶりの時が動き出します。

P3140123i.jpg     P3140124i.jpg
左:祇園山を振り返る。
右:あっと言う間に日が傾いて夜が近寄ってきます。

P3140127i.jpg     P3140131i.jpg
左:鏡山へ向かう尾根筋にはテープなどはほとんどありませんが,尾根筋を外さないように辿れば大丈夫。

右:笠部越,地図にない道などを越えてようやく鏡山山頂へ。

P3140133i.jpg     P3140136i.jpg
左:予定していた地図上の破線は立派な車道として進化していました。

右:そして静まり返った馬見原商店街。軒先で気配を感じて吠える犬の声以外は何も聞こえない中,充実した思いに満たされながら走り,21:23帰着。

という感じでした。今日も一日たっぷりと山々を駆け巡ることができ感謝です。やっぱり山は最高です。

4年ぶりに祇園山の先で止まったままの時を動かし,念願の周遊を完成させることができました。机上ではなかなか思い出せないコース状況も,実際に現地に来てみると,その場で記憶がよみがえることが多々あり,しっかりと自分の中に刻まれていたんだな~と思いました。

これでまた一つ,思いが成就されました。まだまだ成就させたい思いはたくさんありますので,来週はさらに次を目指します。


★次回は天気が良ければ,九重全山縦走2021をお送りします。2019年のコースに修正を加えより完成に近づけた設定で走りたいと思います。コースは全部覚えているので,30時間以内を目標に走りたいと思っています。
トレイルラン | コメント:2 | トラックバック:0 |

尾鈴山系12峰周遊 Sea To Summit

さて今回は 『 尾鈴山系12峰周遊 Sea To Summit 』 をお送りします。

今日のコースは,海~込ノ口(おろのくち)集落~➊相見(そうみ)山~❷畑倉山~❸上逆瀬(かみさかせ)山~❹角崎(つのざき)山~❺神陰(かみかげ)山~❻万吉山~❼尾鈴山~❽長崎尾~❾矢筈岳~❿黒原(くろばる)山~⓫春山~大戸越~⓬上面木(じょうめぎ)山~林道~大内集落~海。

午前中は曇り,午後から日差しが射しこむ中,走ってきました。

総距離60,7km(ロード33.1km,トレイル27.6km) 
累積標高2,960m 16時間04分

ではどうぞ。

P3070002i.jpg     P3080003i.jpg
左:まずは移動から。開通したばかりの阿蘇大橋を通る。実に5年振り。

右:そして海へ。ここから長い一日の始まりです。4:13。今回も負荷をかけるため3.5時間睡眠と5kgザックで走ります。

P3080012i.jpg     P3080016i.jpg
左:暗いなか,ロードを淡々と進みます。

右:出発して約13km,2時間で山の入口へ。今日もよろしくお願いします。

P3080022i.jpg     P3080025i.jpg
左:ひと登りで第1峰・相見(そうみ)山。昔は総見山と言い,眺望がよいことから命名された山です。

右:そして尾鈴神社。山の神様にご挨拶。

P3080027i.jpg     P3080032i.jpg
左:前回のコースを辿ること約1時間で,
右:第2峰・畑倉山。予定通りここまで4時間。8:12。まだまだ序盤です。

P3080033i.jpg     P3080041i.jpg
左:樹間から海を眺める。

右:上逆瀬山まではいったんコルまで降りて登り返し。地形図に残る破線の道型は左の784mコブ方面へ続いており,上逆瀬山へは右方向に進む。

P3080045i.jpg     P3080048i.jpg
左:ひと登りで第3峰・上逆瀬(かみさかせ)山。
右:林道を下る。今いちパッとしない空模様。

P3080055i.jpg     P3080059i.jpg
左:九州自然歩道に乗り,矢研(やとぎ)谷を渡る。あまり人が入っていないようで一部ヤブ化していました。

右:道は矢研谷の右岸についている。

P3080060i.jpg     P3080066i.jpg
左:雨の影響でやや増水気味。あ~沢が呼んでいる。そろそろ沢開を考えないと。

右:神陰林道を登り,この右カーブ地点から左へ,角崎山へ向かう。

P3080069i.jpg     P3080074i.jpg
左:急登をひと登りで第4峰・角崎(つのざき)山。角のように突き出た山容がそのまま山名となっています。

右:再び林道に戻り少し登って山道へ。お次は神陰山。

P3080075i.jpg     P3080078i.jpg
左:到着。第5峰・神陰(かみかげ)山。以前は西隣の万吉山とともに飯盛山と呼ばれていましたが,北東の石並川支流の桃谷を越えて坪谷(つぼや)にいく峠道に神陰の石塔と呼ばれるものがあり,後日,その名を取って改名されました。

右:神陰山から下った所にある千手栂。よく目立つ大樹でした。

P3080079i.jpg     P3080082i.jpg
左:万吉山への尾根は緩く登山道もはっきりしないので,どこでも走れる。

右:ひと登りで山頂。第6峰・万吉山。ここは高鍋藩と延岡藩の藩境争いで自刃した山守の人からの命名。現在の東郷はかつて延岡藩領であり,1690年(元禄3年)には山陰組(現在の東郷)の百姓約1,500人が延岡藩の苛政に耐え切れず,隣の高鍋藩に逃散した事件が起こっています。

P3080087i.jpg     P3080088i.jpg
左:尾鈴山への登りで振り返る。このコースは全体的に展望に乏しいので,それが残念。

右:山頂付近のいい感じの森。

P3080090i.jpg     P3080092i.jpg
左:そして第7峰・尾鈴山。8時間55分。13:08。ここがコース中の最高地点なので後は下り基調で気が楽。あまり知られていませんが,旧山名は新納(にいろ)山。南北朝時代,山麓一帯を支配していた新納氏の領地を新納院と呼んでいたことからの命名になります。

右:ここから南は初めて足を踏み入れます。

P3080094i.jpg     P3080097i.jpg
左:この辺りはメインの登山道なので道型も明瞭でテープも多いので走りやすい。

右:そして第8峰・長崎尾。今回の山行もいよいよ後半です。残すところあと4峰。

P3080099i.jpg     P3080103i.jpg
左:第9峰・矢筈岳は指呼の間。特徴的な双耳のコブです。
右:矢筈岳を越えると,道型もテープもほとんどなくなってきます。

P3080105i.jpg     P3080107i.jpg
左:そして第10峰・黒原(くろばる)山。矢筈岳からここまでの尾根筋には高野槇の群生があり見事でした。

右:春山へは読図の世界。尾根筋を外さないように進んでいきます。人気もなくガスも湧いてきて面白くなってきました。

P3080110i.jpg     P3080114i.jpg
左:そして第11峰・春山。以前は電波反射板が設置されていたようですが,今では撤去されそこらじゅう馬酔木(アセビ)だらけです。アセボトキシンの毒性により食害されない馬酔木は植物の先駆種として裸地を森に変える大切な役割を担っています。

右:春山からは大戸越まで標高差で約420mの下り。尾根筋を読みながら下るので地形判別力が試されます。道型のはっきりした登山道を走るのもいいですが,初見で道を確認しながら走るのもまた面白いものです。

P3080116i.jpg     P3080117i.jpg
左:日が射しこんできました。
右:風格のあるカシ。人が入らないところには良い森がありますね。

P3080120i.jpg     P3080121i.jpg
左:日向灘が見えました。久々に見れた眺めです。このコースは眺めが良かったら・・・とつくづく思います。

右:そして大戸越(うとんごえ)。大戸は古名で「うとん」,新名で「おおと」と呼ばれますが,「うとん」とは山用語で,窪地で峠のような地形を指します。九重にも北大船山と平治岳の間に大戸越と呼ばれる場所があります。あれと同じ語源です。

P3080128i.jpg     P3080130i.jpg
左:上面木山への登り。夕暮れの斜光がいい感じになっています。
右:早朝にたどった対岸を眺めます。一日なんて本当にあっという間です。

P3080131i.jpg     P3080133i.jpg
左:そして最後の山,第12峰・上面木(じょうめぎ)山。旧名は上免木山で「納税を免ぜられたところ」を意味する山名です。元の名を当て字的に勝手に変えるとその由来が曖昧になるのでそのままで記載してほしいんですが。

右:東へ少し進み作業道へ。17:23。距離40,25km 累積標高2,929m 13時間10分。ここまで来ればひと安心。あとは海まで20,4kmです。

P3080137i.jpg     P3080139i.jpg
左:下山中に切畑ダムと日向灘を鳥瞰する。
右:切畑ダム湖畔道まで降りてきました。そろそろヘッドランプの出番。

P3080141i.jpg     P3080144i.jpg
左:夜の道を彩る菜の花。焦らず走ります。

右:海までのコースは初めてなのでロスをしないように最短コースを探りながら進んでいきます。

P3080147i.jpg     P3080148i.jpg
左:国道10号を越えて海沿いの日豊本線までくるとゴールまではあと200m。やりました。

右:そして海へ。時間的に長い割にはあっさりと終わった感のある山行でした。20:17。

という感じで今日も無事に下山。今日も一日たっぷりと走ることができました。尾鈴の神様,ありがとうございました。

いや~面白い山行でした。海から山へ,山系を巡り,再び海へ。水循環にも似た行程で生まれ変わりを体感できたように思います。神陰山~万吉山のシャクナゲやヒカゲツツジの森,矢筈岳~黒原山の高野槇の群生,春山~大戸越のいい状態の照葉樹の森と見応えは十分です。有名な山系の割には歩かれている場所が限定的ですので,もっと歩かれていい山だと思いました。

ゆっくり目で走ったせいか翌日の全身疲労度は軽く,浮腫みも出ておらず,普通にジョギングできたので毎週の練習の成果も出始めています。のこり2か月,GWの大峯奥駈へ向けて楽しんで走り込んでいきたいと思います。

★次は 馬見原終起点の『 五ヶ瀬川源流域周遊ラン 』 をお送りします。2017年に祇園山までで頓挫していたコースを最後まで繋げる予定です。

トレイルラン | コメント:0 | トラックバック:0 |

南阿蘇ラン

さて今回は 『 南阿蘇ラン 』 をお送りします。

本来なら自宅から出発して,長陽~高森~高森峠~清水峠~駒返峠~地蔵峠~俵山~自宅という75kmのコースの予定でしたが,現地の天候が思わしくなかったので途中で切り上げ短縮コースとなりました。

ではどうぞ。

P3010008i.jpg     P3010012i.jpg
左:3:30スタート。今回は睡眠時間3時間,5kg荷物,それで長距離を走る練習です。月明かりでライトなしでも走れるほどでした。

右:ひとっ走りで長陽大橋。ここから南阿蘇に入ります。あとから日中の写真が出てきます。

P3010013i.jpg     P3010015i.jpg
左:徐々に夜が明けてくる。

右:交通量の少ない旧国道を走ります。現地では雨が散発的に降っており,高い湿度と東からの強風で低高度からガスが発生し,これでは外輪山を走っても景色を楽しめないと思い,今回はここまでにします。

P3010020i.jpg     P3010022i.jpg
左:帰りはいつも車で走るバイパスを立野駅まで。
右:今季初のサクラ。いや~やっぱり梅とはまた違っていいですね~。春です。

P3010023i.jpg     P3010026i.jpg
左:これも良かった。厳しい冬をよく耐えてくれました。
右:長陽大橋。

P3010031i.jpg     P3010032i.jpg
左:今朝がた写真を撮った場所から阿蘇大橋を眺める。3月7日に開通予定です。次の山行では通れるので今から楽しみです。

右:菜の花も青空によく映えています。

P3010033i.jpg     P3010035i.jpg
左:平野越しに普賢岳がはっきりと見えました。強風の影響で視界がよくなっています。

右:このサクラも風に揺れて風情がありました。

P3010037i.jpg     P3010040i.jpg
左:そして久々の立野駅。
右:麓から眺める阿蘇方面。

という感じで今日は本来の距離の半分ほどの約38km,5時間程度の物足りないランとなりました。天候ばかりは仕方がないですね。

翌日は全身や脚の疲労感はほとんどなく,トレーニングは順調に進んでいるようでひと安心。GWの大峯奥駈に向けてあと2か月,今月からはさらに負荷を上げていきたいと思います。

★次回は天候次第ですが,いよいよ尾鈴山系12峰の一気周遊をしたいと思います。上面木山からの下りは初見でも何とかなりそうなので,実行してみます。

ロードラン | コメント:0 | トラックバック:0 |
| HOME |