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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

小谷・右岸支流 in 大崩山系

さて今回は 『 小谷・右岸支流 』 をお送りします。

大崩山系にある谷で,宇土内登山口の駐車場近くの小谷橋から入渓します。遡行と鉱物採集を兼ねた山行になります。

ではどうぞ。

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左:ここから入渓。

右:少し登ると滝の登場。岩場にミツバツツジとヒカゲツツジが共生していました。君たちはいい組み合わせですね~。

ミツバツツジやヒカゲツツジなど野生のツツジは岩場を好んで生育しています。おそらく岩場は他の植物が入り込めないので,そこに適応することで生育場所を独占するために進化したのだと思われます。

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左:10m滝。この上に43mの斜滝部があり,全部で53m滝でした。名もなき沢にこんな滝があるなんて,さすがは大崩です。

右:滝頭から振り返る。大崩の谷の良さの一つは,その爽快さにあります。

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左:水の流れは流線状に岩を穿つ。実に滑らかです。
右:晶洞で水晶発見。キラキラしていてかわいいチビちゃんたちです。

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左:岩場の最上部に懸かる15m滝。この上に19m斜滝が隠れています。

右:ミツバツツジとアケボノツツジの共演。アケボノツツジは今季初。やっぱり今年は花が早いですね~,主観で10日ほど早い感じです。

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左:これから渡ろうとする岩場の右手にはイワタケがびっしり。イワタケは生長が非常に遅いので,このサイズになるには30年くらいかかっているはずです。基本的に茹でて食べますが,味がないので酢などで味付けします。

右:滝頭にて。アケボノツツジが風に揺れていました。アケボノが咲くと,山にも本格的な春の到来です。

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左:上部は植林帯になるのでこの辺りで打ち切り。
右:鉱物を求めて山中をうろつきます。

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左:鹿川盆地を見下ろす。良い眺めでした。
右:風にそよぐアケボノツツジ。

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左:夕暮れの林道散策。晴れた日の散策は心地よい。

右:見上げる尾根。誰の目にも映る景色ですが,『 透き通る世界 』 に入ってからこれを見ると,

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左:このように映ります。あの境界辺りではペグマタイトや晶洞ができやすいので,水晶等の鉱物が見つかりやすいです。同じ景色でも人によって見えているものが違うというのはよくあることです。

右:最近,縁あって我が家に来てくれたリサちゃん。まだ8か月くらいの女の子ですが,やんちゃで先住ネコを追いかけて遊ぼうとしています。シャーシャー言われてもめげずに近寄っていくので,慣れるのにそう時間はかからないでしょう。

という感じの半日の山行でした。

大崩山系は沢,岩,植生,地質と本当に多種多様で,何十年と通い続けても飽きるということがありません。来るたびに新しい発見や気づきがあります。

まだまだ知らないことばかりであまりの奥の深さに呆然とすることもしばしばですが,一つの発見や気づきがあるたびに,新たな自由を手に入れたような感があり,それがたまりません。今後もたくさんのことを学ばせてもらいたいと思っています。自然って本当によくできています。

★次回は 『 祖母傾ワンデイ 』 をお送りします。GWの大峯奥駈に向けた練習も最終段階です。マラソン練習と同じく,残りの期間は距離を落として質を上げた練習をしていきます。目標は念願の11時間切りです。

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