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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

境谷 in 市房山 & トレラン 市房山横断

天気に恵まれた今日は,沢&トレラン。

市房を代表する境谷(二ツ岩谷)と
いったん熊本側に下り,市房に登り返し,宮崎側へ戻ってくるトレラン。

午前中は遡行,午後はトレランという風に
一日をフル活用し,楽しんできました。

《データ》
●水平距離:3,875m ●高度差:1,312m ●遡行:4時間54分 ●下山:46分(林道終点まで)     ●地域:市房山 ●1:25000図:市房山・石堂山 ●地質:下部は頁岩・砂岩(ホルンフェルス),上部は花崗(閃緑)岩 ●備考:核心は3箇所。1つ目は25mCS滝,2つ目は50m滝,3つ目は40m滝,のそれぞれの巻き。巻きといえども要クライミング(5.5~5.6)。下部の黒々とした渓相と上部の清清しい渓相の対比は素晴らしく,何回訪れても最高というほかない。

左:境谷出合いの7m斜滝。2005年以来。久しぶり。入渓後,先行者の足跡に気づく。落葉のめくれや落葉裏の水分の状況から,土曜か日曜の入渓で,人数は一人。「誰だろ・・・」と思っていたところ,今日の夜に判明することになる。

右:4m斜滝。この先が25mCS滝。
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左:最初の見所。25mCS滝。相変わらず。ここは左壁下に沿って登り,右からガリーが降りてくる所を登る。出だしの5mはほぼ垂直でここが核心。その後は25mほど微妙な草付を慎重に登ると傾斜が落ちるので,右へトラバースする。ここが登れないならば,この先の単独遡行は不可能。

右:25mCS滝の少し先にある50m滝。境谷最大の滝。滝の飛沫が凄い。ここは右手の樹林帯を巻く。
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左:黒々とした渓に朝日が差し込む。

右:50m滝の巻きの核心。3mのハング。右上の木に乗り込むまでの6手が核心。その上も急斜面が続くので,尾根を越えるまでは気が抜けない。
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左:ちょっと一息つける箇所。出だしからここまで息つく暇はない。
右:10m三段滝。右下に穴があるのが特徴。水流右手を登る。
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左:そして40m滝。ここは渓が開けているので爽快。いつもの右手の巻きは草付が剥げていて危険と判断。さらに上部の岩壁のレッジを使い,壁の中を抜けていく。ここも要注意。歩くだけでは先には進めない。

右:40m滝上は,7mCS,15m斜と巻き復渓。ここから949m二俣まではスケールを体感できる貴重なポイント。
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左:10m滝上より下流を振り返る。この直線的で開放的な感じは,境谷ならでは。

右:二ツ岩谷の入り口。両岸の林が流され,抉られている。以前は木々が谷をふさぐような感じだった。最近はどこの谷でも崩壊のペースが速いように感じる。
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左:10m滝だが,この上に15m緩,15mスラブ,5mスラブと続き,全長45m。

右:そして二ツ岩谷の最後の大滝,80m大スラブ滝。水量が少ないのが残念だが,そのスケールは九州でも類い稀なもの。
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左右:フィナーレはここ。境谷パラダイス。谷を登り詰めてこそ出会えるこの世の楽園。下部の黒々とした世界から一転,青空の下,カッコーが歌い,シカが遊び回る・・・個人的に九州最高の別天地。数々の滝場を経て,最後にこれがあるから,境谷は屈指の名渓だと感じる。
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左:石堂山(左),天包山(右)を眺める。ここ市房山と併せて「米良三山」。
右:懐かしの二ツ岩。ここで遡行終了。これからはトレラン。
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左:市房山をバックに山ツツジ。
右:こういう所を走る。
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左:尾根からはずれると植林帯を下るようになる。
右:そして林道へ。二ツ岩を見上げる(左端)。
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左:林道→車道を走って,市房神社の方へ向かう。今度は市房山への登り返し。
右:神社までの杉並木は立派。樹齢800年前後の杉が立ち並ぶ。
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左:ここにきて暑さにやられてくる。太腿はまだいけるのだが,この暑さがたまらない。
右:急登をこなし,ようやく肩に上がり,最後は山頂までの比較的緩やかな登り。
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左:久しぶりの山頂。新しいものが立っている。
右:熊本県側の鳥瞰。涼しい一陣の風が心地よい。さっ,ここからは走るぞ~。
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左:下り途中の展望岩より。宮崎側は林道が張り巡らされ,伐採が激しい。
右:植林のおかげでこのような爽快な道を下ることができる。
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左:林道を快適に走る。
右:振り返る市房山。そろそろ日も傾いてきた。
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左:林道から槇之口までの下りはこんな感じの道。
右:そして最後,鳶の元(境谷入渓地)までは約4kmのロード。最後の締めくくり。
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という感じで,早朝から夕方まで遡行&走行してきました。
二ツ岩からのトレランは21.75km(一部ロード含む)

境谷はやはり名渓でした。懐かしい滝や渓相と再会でき,また,昨年頓挫した計画を今年遂行することができ,すべてに感謝です。

次の行き先はまだ未定ですので,
決まり次第お知らせします。
最近は暑いので,水遊びできる沢を考えています。

次回は,雨天のヤマメ釣行&遡行に決定。
場所は,宮崎。乞うご期待!

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