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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

第11回天領日田ひなまつり健康マラソン

とうとうやってきました。
日田ハーフ。昨年の記録更新なるか。

まずコースの様子から。

日田陸上競技場を出て,高速下をくぐり三叉路へ。
ここを左折で西進。すぐに右折北進,さらに右折東進。
7kmくらいで折り返し,三叉路で左折。高速下を再びくぐり競技場へ。
小アップダウンが最後まで続く累積高度463mのコース。
勾配は1~4%まで様々。脚に来るコースどりです。

今回は実況中継風に。

「全国からお集まりのランナーのみなさん,おはようございます。九州は日田,この地は1,600名の熱気で溢れかえっております。私,日田浸郎が今回のレースの模様をお届けします。」

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「前日の雨も上がり,天気は回復に向かっている中,いよいよ開会式です。ゲストにはバルセロナオリンピック代表,小鴨由水(旧姓:松永由水)さんらを迎えております。彼女が92年の大阪国際女子マラソンで打ち立てた,2時間26分26秒という記録は当時の日本最高記録で,衝撃を持って迎えられました。現在は福岡を拠点にファーストドリームACで活躍中です。近くで見ると背が高いですね,いかにも速そうです。」

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「さてハーフマラソンスタートまであと5分,ランナーが続々と集結中であります。高まる興奮の中,インヤン選手はどうでしょうか。こちらから見る限りリラックスしているようです。周りのランナーの服装とは違い,まるでトレイルランナーのような出でたちで,オレンジのランパンが目立ちます。さあ,スタートです。」

「いっせいにスタート,まずは競技場を1周半して外へ向かいます。インヤン選手は遅めのペースで走っております。時間の関係で,全くできなかったアップのつもりでしょうか。我々も追跡を開始しましょう。」

「競技場を後にするといきなりの登りです。それが終わると下り,さらに高速下へ向けて再び登りという,最初からいやがらせのようなコース設定であります。その後,三叉路までは下りとなり,最初からランナーの脚を痛めつけます。インヤン選手は登りでは肘をたたんでピッチを上げるチョコマカ走法で,下りでは肘を広げてストライドを広げるゆったり走法という具合に走りをコントロールし,すでに失速し始めているランナーを順調に抜いております。さあ,ここからが長い直線路となります。」

「ここは昨年とコースが変更されており,すぐに右折右折となっております。次第にランナーもバラケており,それぞれペース走に入っております。今回は風もなく昨年のように悩まされることはないようですが,手元の温度計は既に15度を越えており,ランナーを苦しめる,暑さという敵が現れる頃です。」

「この4km地点から折り返しの11km地点までの直線路はアップダウンを繰り返し,高度で100m登る,これまたいやがらせなコースどりになっております。路肩の応援に励まされてインヤン選手は快調なペースを刻んでおります。ここまでのラップは,23"32,23"03と徐々にペースアップ。出だしの遅れを取り戻しております。もうすぐ折り返し地点です。」

「折り返し後は緩やかな下り主体で,ペースは上がります。インヤン選手の10-15kmのラップは23"01,さらにペースアップしております。残り5km。お~と,ここでアクシデント発生!どうしたんでしょうか。さっきまでの登りの勢いがなくなってきました。減速,減速です。4日前にひいた風邪の影響でしょうか。今朝のインタビューで本人は「なんばいよっとね,声変わりと喉に物が詰まったタイ」と強がっておりましたが,あの声と咳はどうみても風邪の症状です。そして私の気のせいか,路肩の収容車の方へ引き寄せられるかのように,近寄る場面もあったようです。昨年,インヤン選手と競技場のトラックまでデッドヒートを続けたチョコマカおばちゃん選手は,200m先を軽快に走っております。インヤン選手もそれを視界に捉えており,必死に離されまいとしております。」

「いよいよレースは終盤,競技場へ近づいております。気温は既に20度。各ランナー必死の形相で耐えているのが,表情から見て取れます。三叉路左折後は,出だしのアップダウンが待っています。どうやらインヤン選手は上りでは抑え,下りでペースアップする作戦に切り替えた模様です。登りで抜かれた選手を下りで追い越しております。しかし,これから競技場までは後わずかですが,再び700mの緩い上り坂,ここまでくるといやがらせを越えていじめのコースどりとしか言えません。「平らに作らんかい!」インヤン選手の心の叫びが聞こえてくるようです。」

「いよいよ競技場が見えてきました。最後の登りでさっきの選手に再びぬ抜かれたインヤン選手。登りは耐えて,トラックで最後の勝負をかけるようです。そしてトラック内へ戻ってきました。あっと,ここでインヤン選手スパート!4"50/kmだったペースを一気に3"50/kmまでアップ。目の前の選手は二人。一人をかわし最後の直線手前,もう一人に追いつく。ラスト100m,さっき登りで抜かれた選手を抜き去り,両手と意味不明な雄叫びをあげてゴール!記録は1時間37分46秒。」

「惜しくも昨年のベストには2分09秒届きませんでしたが,今できるベストのレースのようだったようです。レース後は地元婦人会&自衛隊による豚汁サービスと景品抽選で,ここでも行列ができております。どうやらインヤン選手は地元の麦焼酎をゲットした模様です。森伊蔵・魔王・伊佐美・百年の孤独・佐藤・三岳・安納・紫(ゆかり)…彼のコレクションに新たな一品が加わることになりそうです。さっきの悔しさはもう消えてしまっているかのような満面の笑みをたたえています。」

「本日繰り広げられた第11回天領日田マラソン大会。小規模ながら豪華な景品とM的コースどり。さらにはほどよい参加人数。これからも多くのランナーに親しまれる大会になること,間違いありません。私,日田浸郎がオススメ致します。では全国のランナーの皆さん,お会いしましょう!また来年。」


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左:帰途は杖立温泉へ。様々な露天風呂で疲れを癒す。黒川や湯布院に客が流れ,以前より鄙びた感じだが,いい味を出している。

右:そして大観峰経由で阿蘇,高森へ。夕食はここで。

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左:飛び鉋・・・小石原(こいしわら)焼と小鹿田(おんた)焼の特徴。バーナード・リーチも賞賛の焼物。いい皿つこうてはりますな~。どちらのものかは判別できませんが,小鹿田焼は日田なので,今日のハーフを思い出し,目を細める。偶然的必然。

右:ここの田楽は最高。母屋の雰囲気,食材,味噌・タレ,どれをとっても一級品。おいしゅうございました。

今日も一日,万感の思いとともに終えることができ感謝。


★次回は,4/18の平尾台トレランの試走に行ってきます。
アップは3/21の予定です。


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この記事のコメント

インヤンさん いつも楽しく拝見させていただいています。
今年の夏に南アルプスのトレイルラン?を計画していますが、お勧めのシューズやザック等装備についてアドバイスいただけないでしょうか?
休みがとれれば全山やりたのですが。練習がてらにGW前に祖母・傾ができればと思っています。
2010-03-16 Tue 05:16 | URL | tokutoku #k9MHGdfk[ 編集]
tokutokuさん,ご無沙汰しています。
私的な感想でよければ,

●シューズ…モントレイル専門です。
①ストリーク-軽量でスピードランナー向け
②マウンテンマゾヒスト-①よりソールが頑丈になっているので,突き上げが多い路面に強い

●ザック・・・色で決めています。
①ルーファス(グレゴリー)5L
②シュライク(ノースフェイス)10Lを愛用しています。

人気のあるザックはそれなりに作り込んであります。

よろしくお願いします。

2010-03-16 Tue 20:35 | URL | インヤン #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010-03-16 Tue 23:10 | | #[ 編集]
こんばんは

清栄山~ゴルフ場のルート、だいたい分かりました。月末あたり、確認に行ってきます。

それにしても、日田マラソンの実況中継、なかなかリアルでした。
それ程のup-downのきついマニアックなコースは玄人好みなんでしょうね~
2010-03-17 Wed 22:37 | URL | yamaaki #iTjQ6kIY[ 編集]

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