FC2ブログ

九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

五ヶ瀬川上部遡行

長かった梅雨もようやく終わりに近づき,夏の空の登場。
前回の上の小屋から約1ヶ月,今日は五ヶ瀬川上部。

下部+中部は2006年秋に遡行済みだったので,
今回は残りの上部のみ。地図上924m二俣からカシバル峠先の
林道出合いまでを遡行。

そして下山はお決まりのランニング。
沢の魅力以外にも,今ではいかに長く下山時にランニングできるか,
を基準に沢を選んでいる。下山が長い沢を選んで遡行しているようなものだ。
沢で疲れた足腰にむち打ち走らせる,これって・・・。

《データ》
●水平距離:2,400m ●高度差:401m ●遡行:2時間24分 ●下山:43分 ●地域:向坂山東面 ●1:25000図:国見岳・胡摩山 ●地質:砂岩・泥岩・石灰岩 ●備考:林道が併走しているので脱出は容易。渓相も穏やかでまったり遡行向き ●人数:単独

左:林道から急降下すること約130m,924m二俣に降り立つ。この水の音や湿っぽい雰囲気,やっぱ夏は沢だね!
右:まずは足慣らしから。まだ自然とリズムが合っていないので,どことなくぎこちない。
924m二俣       出だしの渓相

左:増水しているので,水の踊る様に迫力が伴う。
右:ふと空を見上げると,もう夏空の様相。沢の本格シーズン到来!
水の躍動       夏の青空

左:いや~,いいねこの感じ。ここは避暑天国だ。
右:小振りだが良いアクセントになっている。
光射す開豁な渓       二段滝

左:光がつくる白黒の対比。
右:場所によっては樹林の中を水が流れる。この頃には自然とリズムが一つになっているので,まったく違和感なく遡行ができている。克服するのでもなく,利用するのでもない,自然との調和。
4m滝       森の中の流れ

左:五ヶ瀬川一番の滝を登っている最中。水流の左をシャワークライム。頭から水を浴びて火照った体を一気に冷ます。
右:林道にて。しばしの休息。足下はフェルトの沢靴,膝下はスパッツでガード。沢の定番装備。五ヶ瀬川のように砂岩・泥岩など堆積岩主体の渓ではフェルト,花崗岩・安山岩など火成岩主体の渓ではステルス,という具合に使い分けています。
15mくの字滝中段にて       休憩中の足

左:帰りはここを走り下ります。荷が重いが,良いトレーニング。車まで約5.5kmのお気軽ランでした。
右:密集して咲くことが名の由来となったアジサイ。日本は酸性土壌が一般的なので,色的には青色が一般的。石灰岩地ではアルカリ性により桃色となる。土壌の変化により色が変化することから「七変化」とも呼ばれる。平安の昔から日本人に馴染みの深い花でもある。
白岩林道       アジサイ


とまあ,今日は久々の沢に英気を養うことができ感謝です。
やっぱり沢はいい~。細胞の隅々から蘇生する感じ。
もう沢なしでは生きられなくなっています。

溯渓+ランニング,このスタイルでまだ見ぬ沢に,これからも足を運びたいと思います。
今日も一日ありがとう!
スポンサーサイト




沢(九州) | コメント:7 | トラックバック:0 |
<<西内谷:右俣 | HOME | 南阿蘇外輪山縦走>>

この記事のコメント

向坂・白岩山塊は水量豊かですね。
ロブソンまでケガせぬ様調整に頑張って下さい。
2008-07-08 Tue 14:36 | URL | SI #-[ 編集]
ありがとうございます。

ロブソンまであと1か月,
今年は春にドカ雪があったようで,
残雪が心配ですが,全力を尽くすのみです。


2008-07-09 Wed 08:37 | URL | インヤン #-[ 編集]
僕はできるだけ下山が楽ちんな沢を選んでます・・・。昨日はSIさんとN谷に行ってきました。下山30分でした。
N谷はコードネームで、いつか、大勢でいって、手ずかみであれをゲットしたとこですよ。夜は、夏だというのに朽ちかけたストーブで焚火しましたね。
そのN谷のゴルジュ1~3をボルト5本とカム、スカイフックを駆使して強行突破しました。天気同様久々にスカッとした山行ができました。
2008-07-10 Thu 21:33 | URL | ikumi #-[ 編集]
おめでとうございます。
そうでしたか,ということは前回最後に巻いたゴルジュも突破したのでしょうか。さすがです。

あれはどうでしたか。
相変わらずなのでしょうか。

いつまでもあのままであって欲しいですね。

2008-07-11 Fri 00:30 | URL | インヤン #-[ 編集]
昨年の水害で本流以外は見る影もありません。温暖化の影響でしょうか、市房、大崩、脊梁・・・どこを取ってもすさまじい荒れ方です。おまけに、N谷の枝沢には大規模な砂防堤工事のために重機が入ってています。しかも、上の林道までですよ!!大滝の上下まで重機とダイナマイトでもう見る影もありません・・・。
私たちもこれ以上私たちのエゴのために地球が傷つかないよう、何かしら立ち上がらないといけないと思うこのごろです。

あと1ヶ月。最後の微調整時期だと思います。12分走で3200を越えたらもう余裕です。高度順化にはまったく問題ないと思います。あと水泳を入れたら万全の体ができると思います。試してみてください。
2008-07-11 Fri 11:54 | URL | ikumi #-[ 編集]
まったく同感です。

私的には,ここ3~4年の荒れ方が特にひどくなっている感じがします。これまでも多少は荒れていましたが,その程度が激化した感があります。

今まで何十年もあった淵や釜が埋まったり,滝の落差が小さくなったりと温暖化で雨の降り方が熱帯の集中豪雨的になり,温帯林の保水限界を超えているのでしょう。

自分ができることから始めていかないと,と痛切に思います。自然は未来へ引き継いでいかないとですね。

近いうちにN谷にいってみようと思います。

水泳のアドバイス,ありがとうございます。
早速取り入れてみようと思います。
2008-07-11 Fri 15:11 | URL | インヤン #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-07-15 Tue 08:38 | | #[ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |