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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

たかはた谷 in 日之影

さて今回は今年の沢納であり,かつ400本目の記念すべき沢でもあります。遡行先は「たかはた谷」になります。日之影川の上流部にある右岸支流です。

この辺りの開拓は,クワズル谷左右俣,見立谷,落水谷左右俣,大藪谷など2003~2004年にかけて集中的に行ったのですが,ここが残されていました。今日も気を引き締めて臨みたいと思います。

ではどうぞ。

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左:阿蘇の活動は相変わらず活発。
右:たかはた谷と日之影川の出合い。中央がたかはた谷になります。

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左:出だしからゴルジュ的な始まり。4m滝。
右:平ナメも現れる。

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左:3m滝と大釜。この谷は小滝+釜という造形が多い。南面を向いているので,冬場の遡行にもってこい。

右:しばらくで右岸に昔の民家跡があったので立ち寄る。ここが乙ヶ渕(おとがふち)と呼ばれてた場所。ずいぶん前に廃家となったようで,時の流れの中に埋もれ始めている。かつては今の県道とは別に山々に散在する,奥村~乙ヶ渕~夕が鶴~出羽~煤市を結ぶ山道があったようなので,この古道の調査もしてみたい。

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左:平ナメ区間はいい味を出している。

右:沢の核心部と思われる屈曲区間に入る。まずはこの6m滝。夏場なら釜を泳いで滝をシャワークライムといきたいところ。

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左:こういうのを見ると冬の足音を感じてしまう。

右:そして両岸の岩壁が急激に狭まると10m細滝の登場。これも夏場なら釜を泳いで滝芯をシャワークライムでいきたいところだが,右壁の中をトラバースして巻く。

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左:ゴルジュを抜けると再び平流。のんびりと歩を進める。

右:林道から上は植林で荒れているので,林道で切り上げる。下山はお決まりのラン。車まで約7.5kmを40分も走れば帰着。は~今日も無事に下山。

という感じで今日も無事に終えることができ,そして,遡行400本という一つの節目を終えることができ,感謝です。1998年に鹿児島の沢での初遡行以来,16年が経ちました。自分としては遡行数より,これまでたいしたケガなく遡行できたことの方が誇りです。

これまであっという間でしたが,まだまだ遡行に対する情熱はいささかも衰えてはいません。沢は色々な自然の造形を見せてくれ,人間の小ささを思い知らせてくれ,また自然の恩恵をも与えてくれる存在です。これからも気持ちが続く限り,沢に通い続けたいと思います。これこそが,自分の一生をかけてでも取り組みたいものです。今後は九州本土外での遡行頻度を上げていきたいと思います。

★次回からはトレランをお送りします。2月一杯まではトレランか雪山が活動の中心になります。
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沢(九州) | コメント:4 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

400本遡行達成、おめでとうございます。
つららの中の完遂、さすが、です。
是非、1000本を目指して、これからも精進して下さい。

個人的には、今回は廃屋に惹かれました。
2014-12-17 Wed 02:32 | URL | 屋久島遡行人 #-[ 編集]
遡行人さん,ありがとうございます。1,000本は65歳位で達成予定です(笑)。それまで頑張ります。

廃屋に目がいくとはさすがです。普通ならすーっと通り過ぎてしまうようなところなのですが。

廃屋を前にして,止まってしまった時の中に足を踏み入れるような,あの独特な感覚は何でしょうか。

また今後もよろしくお願いします。
2014-12-17 Wed 09:47 | URL | インヤン #-[ 編集]
今週の二百名山山行はあきらめました。
一番大きな理由は土曜日に息子の幼稚園での学芸会があるのを忘れていたということなのですが・・・。
沢屋が何もこの時期にピークハントだけしなくてもいいな、と思い直したのも、もう一つの理由です。
いろいろ調べてみると、大崩だけでなく、同時に狙っていた尾鈴も市房も、沢で詰めたら本当に楽しそうな山じゃありませんか!?
インヤンさんのブログ内に遡行しての登頂記録が見当たらないのが不思議でなりません。ブログをつける以前に登られていたということでしょうか。
もし行かれているのでしたら、G.W.に来島された時に、沢の中で焚き火をしながら、じっくりと話を聞かせて下さい。
2015-02-08 Sun 01:12 | URL | 屋久島遡行人 #-[ 編集]
そうなんです。

尾鈴も市房も2002年~2004年にかけてほとんど遡行してしまい,それ以降はたま~に行く位で,ご無沙汰している状況です。

どの谷でも一通りの話はできると思いますので,ぜひお伝えできればと思います。

ちなみに市房山系では・・・
境谷(二つ岩谷,立岩谷,市房谷),鍋床谷(右俣,中俣,左俣),ニタノオ谷(右俣,左俣),山之口谷,田出之河原谷,竹之元谷などです。

尾鈴山系では・・・
矢研谷,甘茶谷(右俣,左俣),欅谷(右俣),矢櫃谷,石並川などです。

もしご希望の沢があればGWまでに遡行しておきますので,リクエストお待ちしています。
2015-02-08 Sun 10:13 | URL | インヤン #-[ 編集]

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