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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

第12回 人吉春風マラソン

さて今回は人吉春風マラソンに出走してきました。
2週間前の別大マラソンに続くレース第二弾です。

実に5年ぶり,3回目のハーフでした。目標は6年前に初ハーフで出した自己ベスト(PB)1時間35分37秒を破るべく,1時間35分切り。別大に向けてこの距離はレースペースでの練習を重ねてきたので,いけるど・・・と甘い考えのもとで走ってきました。

気温9.2℃,湿度63%,北西微風でコンディションは絶好,実況風でどうぞ。

「さて,今年で第12回を迎える人吉春風マラソン。ここ人吉ふるさと歴史の広場は6,408名の熱気に包まれ始めております。今朝の最低気温は,放射冷却のせいでー2℃となっていますが,ランナーの熱気はそれを打ち消さんばかりです。ハーフの参加者は2,140名,その中にインヤンさんとKHさんの姿も見えます。今日のレース展開が楽しみです。」

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「二人の様子を見ていますと,レース経験を積んだせいか,出走30分前,ランナーがウォームアップを熱心に行っている中,車中で足を投げ出してDVDなぞ見ながら余裕をかましております。天網恢恢疎にして漏らさず・・・この緩み具合を天がどう見ておられるのか楽しみです。ハーフのスタートは午前10:00。スタートを前にしてランナーの熱気は,その一点を目指して高まる一方,沸騰の一歩手前です。インヤンさんとKHさんはスタート5分前に整列。目標タイムはインヤンさん(1'35''00),KHさん(1'50''00)のようです。」

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「パーン!おっと今号砲とともにランナーの波が一斉に前方に吐き出されました。いよいよこれまでの積み重ねた練習の成果を出す,大切なレースが始まりました!!」

「ここでコースを見てみますと,歴史の広場近くをスタートし,街中を球磨川に沿って下流へ走り,鹿目川で上流へ向けて登りに入ります。左下の写真はその登りでの様子です。ここぞとばかりにインヤンさんはランナーを抜いていきます。まあ彼はトレイルを良く走っていますので,「登りで抜かんといかんバイ」と日頃から豪語している位です。KHさんも「練習をしとらんけんね~」と言っていましたが,良いペースでしっかり登っております。」

「又五郎橋手前でようやく折り返し(5.5km),勢いよく下り,再び球磨川に出て左岸沿いを,紅取橋の折り返し12.2kmまではフラット区間を走ります。ここでの走りがレースを左右する区間です。インヤンさんの10km通過は45''20,KHさんは47''00位です。二人とも順調な走りを見せています。」

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「12.2kmを折り返して,来た道を再び戻るころから失速するランナーが目立ち始めました。インヤンさんの15km通過は1'07''40,KHさんは1'10''00位でしょうか。二人ともまだ順調に走れています。ここからがハーフで最も苦しい区間になります。残り6km,踏ん張りどころです。

お二人に心境を伺ってみましょう。まずはインヤンさんから。「今の調子はどうですか。」インヤン:「走り込みの成果が出とるね。まだ脚は大丈夫。35分切りにはこっからペースアップせんといかんけん,こっからビルドアップ(徐々にペースを上げる走法)たい!苦しくてもあと5km・・・,4km・・・と自分に言い聞かせて走りよる。」とのことでした。それではKHさんはどうでしょうか。「今の調子はどうですか。」KH:「ここまでは良かったバッテン,15km過ぎて脚にきはじめた。自己新ぺースだけん最後まで諦めずに走りきるのみタイ!」二人ともきつく苦しい区間を「諦めない」気持ちで頑張っています。

そうなんですよね,レースって一日だけですが,スタートラインに立つまでには何百日という,苦しい積み重ねの日々があるので,そう簡単には諦めることはできないんですよね。この一時の苦しさに負けるわけにはいかない・・・お二人の強い気持ちを肌で感じるのと同時に,二人の記録にも期待が高まります。記録を出すには折れない気持ちが必須です。」

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「さあレースはいよいよ佳境に突入。再び市内に走り戻り,青井阿蘇神社前を通過。だんだん大きくなる応援を前にランナーも最後のひと踏ん張りをしています。おっとここでインヤンさんはスパートをかけました。10kmの選手を次々に抜いて調子よく走れているようです。大橋を渡り左折,市役所前の石垣に沿って再び左折するとゴールは目の前,最後のギアアップです・・・かと思ったらフィニッシュゲートの20m手前でいきなり立ち止まり,写真を撮っています。これには周囲の人も笑っております。そう言えば彼は走っていても常にブログのことが頭にあるようで,「どこでどう写真を撮るかを常に考えて走っとっとよ」,と言っていました。フィニッシュタイムは1'34''00前半。見事自己新達成です!!」

さてKHさんはどうでしょう。15km過ぎからは脚が上がらず苦しい走りになっていましたが,なんとインヤンさんの3分後にゴール。1'37''00台での記録が出ました。凄い,凄い記録です!!!!彼はあまり練習していないにも関わらず6年前の記録を10分近く更新しました。さすがは元県選抜サッカー選手。その身体能力たるや恐るべしです。距離を走り込む練習ができればサブ3なんて簡単に達成してしまうでしょう。これにはインヤンさんも脱帽しかありません。」

終わってみればあっという間のレースでしたが,今回,二人とも自己新という記録が出て何よりだったと思います。それもこれもコースの準備から当日の準備や応援に関わってくれた方々,それに一緒に走ったランナーのみなさんのおかげです。また来年も走りたくなるような大会でした。ありがとうございました。

ここからは通常モードでお送りします。

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左:ゴール後は赤飯,つぼん汁,ぜんざいを食す。走った後はことさら美味しく感じてしまう。

右:充実した内容。これに無料温泉券と参加賞の大会タオルが加わり,参加費¥3,000は良心的。指宿菜の花マラソンに通じるものがある。

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左:締めは筌場(うけば)温泉「花手箱」。筌(うけ)とは,竹で編んだ漁具のことで,これを設置していた場所を「筌場」というようです。言葉の勉強になります。

右:露天は人吉ならではで,川下り船を浴槽にしている。これは良いアイデア。ご当地感と露天の趣がよく出ている。アルカリの単純温泉ですが,源泉掛け流しなのでこれも良し。また訪れたくなる温泉宿でした。

今回は何も言うことがありません。満足でした。また来年の大会に向けて日々の積み重ねを楽しんでいこうと思っています。大会に参加することは,単に自分が走るだけでなく,走る姿を応援してくれる地域の方々や,地域の経済的な活性化にも貢献することができるので,今年はもっと出場レースを増やしていこうかなと考えています。とりあえず来年の青島太平洋マラソン(12月)と指宿菜の花マラソン(1月)と別大マラソン(2月)と人吉春風マラソン(2月)に出ることは確定です。何度も目標にしていますが,来年こそはサブ3を目指した練習をしなければと痛感しています。

★次回はトレランを予定しています。ずっと延びていた高千穂と日之影周辺の道の調査になります。
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この記事のコメント

先日はお疲れ様でした!
実況は、まさにその通りで思わず笑ってしまいました。
練習なるべく⁈ 頑張ります。
ではまた。
2015-02-21 Sat 13:19 | URL | KH #-[ 編集]
こちらこそ良いものを見させてもらいました。これからも頑張り,成果をレースで発揮しましょう!
2015-02-22 Sun 00:48 | URL | インヤン #-[ 編集]

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