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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

UTSR ウルトラトレイル脊梁山地 前半

さてUTSR前半の模様です。

コースは以下の地図の青線部分になります。

コース図【杉越登山口~茶臼山】c

杉越登山口~杉越~扇山~松木新登山口~小原~雷坂~長谷~国見岳~五勇山~烏帽子岳~峰越峠~白鳥山~水上越~久連子越~上福根山~茶臼山。

距離61,7km / 累積高度3,517m / 16時間51分

2年前の夜間走行用の蛍光テープ付けランと,先週の寒かった峰越峠までのランを経て,文字通り三度目の正直となりました。

天気は2日とも快晴で気温も20度越え(あくまで予報では・・・)。走るにはまたとないチャンス。
さあ,楽しんでいこう!

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左:登山口で夜明けを迎える。わずかな時間だけ拝める朝日のモルゲンロード。期待が高まる。

右:登り始めは杉越までの登り。先週も来たな~とニヤニヤ回想しながら歩く。

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左:そしてほどなく杉越。さっ,ここからがいよいよUTSRの始まり。まずは南の扇山まで。

右:早朝の森は空気が透徹していて気持ち良い。この尾根は霧立越という昔の駄賃づけの道。

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左:扇山とのほぼ中間地点にある馬つなぎ場。平らな地形が広がる。

右:立派なブナの木。この辺りから左膝裏になんだか違和感が出始めた。膝を曲げると変な感じがある。走れないことはないが,気になる。

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左:扇山を経て松木新登山口に降り立つ。西にはこれから向かう向霧立越方面の眺めが良い。呆れるくらいに遠くに見えるが,自分にできることは一歩一歩前に進み続けること。1mもない小さな一歩だが,それを積み重ねて大きな一歩にしていくしかない。

右:山腹の林道を回り込んでいったん川沿いまで下り,そこから雷坂を登り返し,国見岳~五勇山~峰越峠~白鳥山へと走る。おそらく夕方頃には,峰越峠辺りにいるはずなので,その頃にこちらを見返してみよう。

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左:林道を下る途中で対岸の雷坂と国見岳を眺める。耳川まで下るのがいやになってくる。下ってから,標高差で1,300m程登らないといけないなんて・・・。先ほどの左膝裏の違和感は次第に大きくなってきたが,今回は絶対諦めるわけにはいかない。もう少ししたら違和感が引くかもしれないし,今回は絶対走れるし,走りきると声に出し,自分の脳にしっかり聴かせてみる。目標の達成を妨げるのは,周りではなく自分の脳内にある。それには強い精神力で打ち勝つしかない。

右:耳川沿いにある小原(こばる)集落。脊梁山地の地勢は,尾根筋は地形が緩いが,下るに従い峻険さを増す。

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左:山桜が咲いている。一週間でずいぶんと春めいてきた。
右:日の光を受けて輝いていた菜の花。快活,明るさ・・・なるほどと思わせられる花言葉。

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左:雷坂登口の近くでは,ミツバツツジが今盛りなり。濃いピンクが青空に一際目立つ。

右:雷坂は何回もジグザグを切って登っていくところからの由来。林道に出るまでひたすら登りに徹する。

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左:緩くなる上部尾根筋まで上がると気分も楽になる。今日は暖かく,風もちょうどよい。
右:門割林道を少し走り長谷登山道へ入る。ここはやはり脊梁でも白眉。

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左:何だか雲行きが怪しくなってきたが,予報では明日も快晴だったので,一時的なものだろうと気にしなかったが・・・。

右:登り始めて3時間30分で国見岳山頂1,739m。先週も来たせいか,もう着いたかという感じ。感覚的に前回よりも早く感じる。

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左:東を見ると,走って来た霧立越の尾根が見える。

右:西を見ると,これから走る尾根が見える。おそらく小金峰辺りで夜明け,雁俣山からここまで約6時間なので,再びここに帰って来るのは、明日の午後2:00くらいかな。

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左:先週も走った道を再び。五勇山,烏帽子岳と走りつなぐ。左膝裏の違和感はずいぶんと薄くなってきた。これで精神的に楽になった(実際には鈍化しただけで,次の段階に入っていた)。

右:そしてあっと言う間に峰越峠に出る。九州で最高所を通る舗装道(標高1,490m)でもある。やっぱり明るいうちに走ると距離が稼げる。

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左:西を眺めると朝いた扇山を遠くに眺めることができた。小さな一歩の積み重ねで到着。ここからも焦らず,気負わず,楽しんで。ここまで約45kmで11時間。全体の約3分の1。

右:白鳥山では完全な日没。ここからが夜間走。ヘッドランプで走る,というか道を探すことがメイン。

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左:2年前につけた蛍光テープは,剥がれているものもあったが,まだ生きていてくれた。要所で輝いていてくれたおかげで,本当に助かった。2年前の自分に感謝。この区間は今回でも難しい区間で,夜間では,テープより地形を覚えておく方が役に立つ。

右:そしてあっけなく水上越。ここからは尾根筋から離れ桃源郷へ下る。慎ましい晩餐会を開こう。

水分の補充と餅などを食し,これからに備え英気を養う・・・といっても10分もじっとしていれば寒さが身に染みるので,早々に出発。きつくても十分に休むことはできない。夜間はいつでも試練の時。

いったん林道に出て,荒廃した林道を久連子峠まで登る。ここで林道脇に一張りのテントを発見。外に靴が2足あったので,登山者だと思うが,思いもしない所でのテントに驚く。こんな所に来る人は登山者でもほとんどいない。もしテント内で人が起きていたら,外から聞こえる私の足音はどう聞こえただろうか。21:42の出来事でした。

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左:久連子越えから上福根山までの区間はシャクナゲやブッシュで歩くしかできない。さらに強い西風とガスまでかかり始め,天気が心配になってくる。先週の極寒夜が思い出されてくる。

右:山頂から少し下り,横平との分岐点。茶臼山は左へ入る。ここにも蛍光テープが光っていた。剥がれずにいてくれてありがとう。

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左:今宵は月とともに走ることもできる。月明かりは夜の太陽。
右:そして茶臼山。距離的には中間地点少し過ぎた辺り,時間的にはちょうど中間地点。23:51。

ここまでで全体の約半分を辿ってきました。

まだまだ夜は続きます。この後,椎原まで下り,朴の木まで移動。そこから小金峰への登り返しが出てきます。コース全体でここが最後の大きな踏ん張りどころだと思っていました,まだこの時は・・・。

★次回は後半をお送りします。
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