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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

倉木山西谷(仮称) in 十角川 〔大分県竹田市〕

さて今回は,祖母山系の沢を遡行してきました。

詳しい谷名は不明ですが,前障子岩から延びる東尾根の一角にある倉木山に西面に広がる谷です。地図上に幾重にも重なる岩壁記号が目を引きます。

ではどうぞ。

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左:出だしはゴーロから。

右:下部は人手が入っており見どころなし,580mの二俣からがいよいよです。この7m滝は垂直系で,いかにも祖母山系の滝。

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左:10m三段滝。少しずつ期待も高まっていく。
右:岩間の4m滝。左手には岩壁が高く聳える。核心は近い。

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左:そして谷が左に曲がり,岩壁を抜ける場所に,やっぱりあった大滝。これは下段の11m滝。奥に中段滝が見えています。これは大当たり!

右:中段滝19mと奥に見えるのが上段滝41m(見えているのは下部20m)。久々に遭遇する大物にテンションも上がりっ放し。

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左:そしてここが滝頭。結局,この大滝は71m三段滝でした(上段41m,中段19m,下段11m)。いや~実に素晴らしいものを見れて感謝です。

右:さらに遡行を続けていくと,岩壁帯の所にまたもや大滝が見え始める。ヤッター!って感じです。

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左:スラブ状の岩場にかかる45m滝。見応えあり。
右:苦労して滝を巻き上がると植林帯になる。

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左:杉の直立具合は見事です。

右:そして前障子から伸びる尾根に上がり込んで遡行終了。わずか2時間ちょっとでしたが,濃密なひと時でした。

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左:そして倉木山を経て下山。夕暮れどきの晩秋の森には,はかなさが充満している。

右:うほっ,ヤマブシタケやないか。今日はなんてついているんだ!!

このキノコは,特に薬理作用が強くて,βグルカン(免疫力向上),ヘリセノン(認知症予防),血小板凝縮抑制作用(血栓予防),SOD様物質(抗酸化力向上)などなど,あげればきりがないほど,非常に多種多様な効能を持ち合わせているキノコです。中国では,フカヒレ,ナマコ,クマの手,と並び四代珍味に列挙されてるほどの代物です。

個人的には最も見つけ出したいキノコで,マツタケやマイタケとはレベルが違います。汁物に入れてうまみを取り出したり,天日干しにして煎じて飲むなど,食欲の秋の楽しみを増やしてくれます。いや~今日は沢も良かったが,それ以上にヤマブシタケを見つけることができたのが,何よりの収穫でした。

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左:久々の倉木山。また来たよ。

右:下山は,樫山の森を抜けていくコース。あまり知られていませんが,2~300年の樫の巨木の森を抜けていく道です。

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左:そしてロードを走る。

右:締めは長湯温泉・天神之森。温泉街からは少し離れていますが,ここの湯は極上ランク。ナトリウムイオン,炭酸水素イオン,メタケイ酸が特に多く含まれているので,肌の乳化作用と保温効果に優れる泉質です。

という感じで,予想以上に今日も充実した一日となりました。実にありがたいことです。倉木山西谷は,やはり祖母傾の谷といった感じで,小規模ながらも造りの大きさを感じさせる谷でした。あの71mの大滝は,非常に印象的でした。梅雨明け後などはもっと水量が増して,遡行にはもってこいでしょう。いいものを見させてもらいました。

最近は,10月末から急に冷え込み始め,一気に初冬感が出てきました。この季節になると,そろそろ沢じまいになります。一年はあっという間です。

★次回は,2016年度の沢納となります。行先は検討中…。
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