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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

魚野川・中ノ沢 DAY❶ 〔切明~イワスゴゼン〕

さて遡行初日。昨夜から降り続く小雨に気が乗らない起床。とりあえず支度して天気の動向を伺う・・・

すると雨は上がり,鳥たちが鳴き始め,山腹のガスも上昇し始めたので出発を決意。今日と明日の天気にかける。

ではどうぞ。

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左:ここからゲートのある林道へ入る。
右:しばらくは車も走れるような路面。15kgの荷をからっているがジョグで進む。

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左:約1.5kmで吊り橋を渡る。対岸を約200m登る。
右:道はジグを切ってあり徐々に登っていく。それにしてもよく整備された道だ。

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左:ふいに登りきると休んでくださいと言わんばかりの椅子があった。先は長いので,ジョグ再開。

右:入渓地の渋沢ダムまでは,このような水平歩道が続いていく。

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左:樹間から切明橋が見えた。
右:岩場ではこのような場所もある。

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左:道脇でタマゴタケを発見。見た目に反して食用です。
右:朝からこんな場所を走れるとは爽快。

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左:第一トンネル。中は長いのでヘッドランプが必要です。これを抜けると渋沢ダムまでは一投足。

右:そしてついに見えた渋沢ダム。2時間15分。案内板では切明から9km,GPSでは8,640m。走れば程よいアプローチでした。

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左:いや~頭の中でしか存在しなかったものが今目の前に。感動です。

右:対岸へ渡る橋上から。途中であった下山中の二人組によると,昨日まではとても遡行(釣行)できる水量ではなく,出発したパティ―もすぐ先の千沢までも行けずに引き返してきたらしい。ちなみに今日は二人組×2パーティーが出発したとのこと。

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左:ダムを過ぎて渋沢を吊り橋で渡る。少し行くと左手に小屋らしきものがあるので,そこから20m進んだ右手にピンクテープのある所から右手の川に向かいます。

右:そして魚野川に降り立つ。明らかに増水しているが,憧れの一つであった魚野川にいるということで気分も高揚。この程度の増水ならいけると確認。

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左:今回の装備。軽量化した快速遡行。

右:いよいよスタート。天気は回復傾向にあり,なんと青空まで見えてきた。山の神様,ありがとう!

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左:まず千沢までは川幅いっぱいに水が流れる。
右:思わず振り返ってしまうほどの美渓。

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左:そして15分で出合い。千沢の方には二人組がいたようで,この先で諦めて引き返してきたようだ。

右:千沢出合から100mも進むと【桂(かつら)カマチ】と呼ばれる廊下帯。長さ50m,幅5mに狭まった場所で,ここで太腿まで水量があるようなら遡行は厳しくなるらしい。今日の水量は,どこで計るかによるが,おおむね膝上~股下。これから減っていくことを期待して先に進む。

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左:これこそ思い描ていた魚野川,的な渓相がそここにある。
右:ほどなく【箱淵】。水量が少なければ泳いでいけそうだが,今日は無理。右手から巻きに入る。

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左:巻きを終えいったん河原に降りて振り返る。
右:そして【不動コイデ】。再び右巻き。

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左:夏の渓には青空が良く似合う。
右:イワナがあちこちで走り,魚影が濃い。さすが魚野川。

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左:何でもない平流でも絵になる。
右:これも。

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左:噂に違わずここは名渓ですね。
右:河原はのんびりと遡行。

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左:特に難所はないが,渡渉は場所を選ばないとすぐに流されてしまうので慎重に進む。
右:高沢出合(左が高沢)。ここの右岩のへつりは今回最も厳しかった場所だった。

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左:高沢と魚野川の間の尾根上にあるテン場。ここは水も取りやすく眺めも良い。時間があればぜひ泊まっていきたいような場所だった。

右:まだまだ水量は減らない。

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左:そして魚野川最初の滝である【大ゼン6m】。高沢出合いから150mほど行ったところにあります。ここは右手の岩場を容易に越えていきます。ちなみにゼン(セン)とは,この地方の言葉で『滝』を意味します。

右:美しいナメも登場。

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左:再び河原。これが基本的な渓相。

右:柱状節理の岩壁。この付近は凝灰岩なので,森の感じとあわせると霧島山系の沢に似ています。

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左:そして「もうそろそろかな・・・」と思っているとタイミングよく表れた【ナマリ岩】。珍しい奇岩です。ここも左に砂地があり泊まれそうです。

右:ナマリ岩から100mも進むと右から高沢が出合います。ここで二人組と会う。彼らは今朝出発したパーティーの一組で,今日はここで泊まるそうです。まだ13:30なので,明日のことを考えてもっと先まで進む。

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左:幾分水量は減ってきましたが,まだ油断はなりません。
右:しかし,この渓相にも慣れて次第に飽きてきた・・・なんとも贅沢な。

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左:上流に人工物が全くないので,水は極めてきれいです。
右:こんな釜もあります。

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左:ちょっとした岩ゴーロもあります。

右:すると右から15m斜滝をかけて支谷が出合い,そこから50mも行くと【カギトリゼン4m】の登場です。川幅一杯に水を落とし見事です。ここは左の壁際が登れそうでしたが(上部にトラロープあり),途中で行き詰る可能性もあったので無理せず,右巻き。下流の右支谷の出合いから巻き始め,支谷に入り尾根を越えて復渓します。

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左:いい時間になってきたのでテン場を探しながら進みます。

右:するといい場所が。増水には耐えられませんが,天気が安定しだしたので,今日はここで投宿。

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左:するとテン場から50mも上流には見事な滝がありました。これは【イワスゴゼン5m】です。

右:幅広のカーテン滝は,美しく見事な造形でした。

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左:放り投げたミミズをくわえる瞬間のイワナ。タイミングよくいい写真が撮れました。

右:そして今日の釣果。本当は二匹頂こうかと思っていましたが,殺生は最小限にとどめたかったので,この一匹だけをありがたく頂きました。肝心の釣りの方は,もうたまらないくらいに釣れました。ポイントに投げると釣れるのは当然ですが,同じ場所で複数匹釣れるのなんかも,他ではありえないでしょう。あきれるくらいに豊穣な魚野川です。

と今日はここまででした。予定よりだいぶん進め,ひと安心。明日は一気に抜けて志賀高原の大沼までいく予定で行動計画を立てます。ここはもっとゆっくり遡行する渓ですが,天気がこうも不安定だと仕方ありません。

★明日は,DAY❷ 〔イワスゴゼン~大沼〕までをお送りします。天気がもつことを祈るばかりです。
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