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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

祖母・傾トレイルラン 【尾平越→←九折越】

いぶすき菜の花マラソンまであと数日…
今日は最終調整のために,軽めのトレイルを走る。

場所は祖母・傾山系,尾平越(おびらごえ)-九折越(つづらごえ)間,尾平越からの往復ピストン。
約19km,尾平トンネルから往復4時間30分程度。

左:トンネルの宮崎県側には2カ所の登山口がある。
1つは写真のように新尾平越への登路(トンネル左側)。もう1つは,トンネル右側の旧尾平越への登路。どちらも稜線に通じる。

右:稜線は葉がすっかり落ちてしまい見通しは抜群。心地よく走ることができる。
登山口       冬の稜線
左:旧尾平越。宮崎県の高千穂~大分県の尾平を結ぶ重要な往還路だった。
道が抉れていることが,往還の歴史そのもの。右下は宮崎側,左下は大分側。

右:三国岩からの展望。祖母山方面がバッチリ。
旧尾平越       三国岩からの展望
左:連日の好天で雪はわずか。本谷山手前にて。
右:本谷山を越え,笠松山へ向かう途中で。空の青が深い。
残雪トレイル       青空とトレイル
左:がっちりとした傾山。トレランの最後をしめる東の雄。
右:この疎林は秋の紅葉時期がベスト。黄金色に染まる景色は一度見たら,生涯忘れ得ぬものとなる。九折小屋手前。
傾山       九折越への道
左:あっという間に九折越へ。ここも往還路の1つで,大分の九折(つづら)と宮崎の見立(みたて)を結んでいた。名の由来は,大分側が急峻で,道が幾重にもジグザグを切らないと登れなかったことから。

右:看板案内。折り返し地点。この後,天気は一気に崩れみぞれ交じりに。それが1時間ほど続いた後は,再び晴天に。今日の天気はめまぐるしく変化していた。
九折越       九折越の看板


下山は,旧尾平越から,左下へ下る道を利用。
 
  この道は前述のように往還路の1つで,峠直下の宮崎側には六角小屋が建っていた。
今でもその残滓に触れることができる。
  トンネルまではほぼ植林帯になっており,下山道は往還路と杣道(そまみち,植林用の道)との混合路になっている。かつてはここを馬などを引きながら越えていたのだろうか。

  この道は大分側へも続いており,いまでは道路の法面に阻まれて忠実に道を辿ることはできない。トンネル下のカーブ地点から尾平へ下る近道ルートがあるが,これがその名残。往時に思いを馳せながら道を歩くのもまた充実感がある。
  自然の中での活動は,単にその動的側面だけではなく,歴史・民族・植生・地質・気候などその静的側面も楽しめる所がいいね。「生の総合フィールド」って感じかな。

  ついでながら旧尾平越から596m先に新尾平越があるのは,1966年(S41年)に尾平トンネルが開通したあとに旧道が分断されたため,新道を敷設したことによる。よって新道は荒削りで急峻な上,歩きにくい。







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