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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

井崎川源流 in 大分県佐伯市

さて今回は 『井崎(いさき)川源流』 の遡行をお送りします。

大分県佐伯(さいき)市を流れる川で中の谷トンネル付近に源頭を持つ沢です。ちなみに佐伯という読みですが,通常なら「さえき」ですが,ここは「さいき」と読みます。当地では古来から「さえき」と読まれていましたが,1916年の町議会で読みの変更(「さえき」→「さいき」)が行われたと市史にあります。しかし,戦前までは「さえき」の読みが主流であったようで,戦後から徐々に「さいき」が浸透していったようです。ずっと気になっていたのでスッキリしました。

閑話休題。ではどうぞ。

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左:中の谷トンネル下の二俣から遡行開始。左を取ります。
右:やっぱり夏は沢。避暑にはもってこい。

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左:小滝と釜。
右:森の中の流れ。癒されます。

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左:両岸に岩壁が屹立する個所にあった9m滝。勢いよく水を吐き出していました。
右:正面から。先日の雨で少微増水している感じ。

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左:前述の滝頭から下流の流れを見下ろす。
右:勢いよく下る奔流。

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左:5mCS滝。

右:目を引く真っ赤なチャート。この辺りは石灰岩・チャートなどの堆積岩から成っているようです。

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左:日が射しこむと渓が輝きを増す。

右:これも。やっぱり沢はいいな~。何十年やってても毎回違う自然と出会えるので,飽きがまったくきません。

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左:森を貫く一条の流れ。

右:周囲では鳥たちのさえずりが響き渡ります。何て言っているのかわかればまた面白いんでしょうが。

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左:徐々に細っていくと,
右:お決まりの林道に出る。ここからはいつもの下山ラン。

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左:咲残りの山ツツジ。
右:途中の露岩から入渓地を見下ろす。

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左:そして今日は海へ向かい,ここ塩湯へ。

右:ここは海水を沸かした湯と海鮮料理で有名です。湯味はしょっぱく,ナトリウム泉独特の錯塩効果(錯塩による保温効果)もあります。湯上り後に刺身定食を頂きましたが,店内のいけすの魚を捌いてすぐに出てくるので,鮮度マックス。プリプリ,コリコリの最高の状態で美味しく頂くことができました。山で沢を登った後に,海で湯に浸かる・・・何という贅沢でしょう。ごちそうさまでした。

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左:そして最後はこれ。遡行中にふと目に留まった石ですが,周囲の堆積岩とは明らかに質感が異なり,ずっしりと重い。

右:拡大するとこんな感じで,鉄感が出ています。ふと磁鉄鉱が思い浮かびましたが,あれは火成岩系で磁性も備えているので,当地での産出は考えにくく,帰宅後確認しましたが磁力はありませんでした。するとカラミ?かとも思いましたが,付近に鉱山跡はなくズリ等の痕跡もまったくなかたので除外。または磁鉄鉱を多く含んだ塩基性火山岩(≒玄武岩)?まさか隕石?確かに外側は融解表皮にも見えますが中がわからないので何とも言えず・・・。

という感じでした。今日も一日,色々と発見と学びがあり良き日でした。やはり自然から学ばせてもらうことは多いな~と感じた日でした。近いうちに博物館の方に鑑定をしてもらう予定です。

★次回の山行は,『 市房山縦走 』をお送りします。
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