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九州の溯渓

主に九州の溯渓記録を集めたものです。 良かったら覗いていって下さい。

祖母・傾周遊トレイルラン

雲一つない快晴の下,一日で走ることができました。

【コース】
上畑-大障子-祖母山-古祖母山-本谷山-傾山-(坊主コース)-九折-上畑

【総距離】
39.58km

【累積高度】
3,750-3,850mくらい

【時間】
13時間13分24秒

区間 A:上畑~祖母山 ●距離:10,950m ●時間:4時間20分24秒

左:出発点はここ。上畑の健男社(たけおしゃ)前。天候を司る社で,しっかりと入山前のお参りをしていく。

右:出発直後は伐採が進む区間。
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左:急登をこなし黒岩を過ぎると気持ちのよい尾根道。
右:地籍棒の立つピークからは好展望が得られる。傾山(左)~笠松山(右)の尾根筋。
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左:しゃくなげの花に癒される。今年初。福島や滋賀の県花であり,花言葉は「威厳・荘厳」。世界的にも極めて広範囲に分布する花の一つ。ツツジ科なので花期は5月頃。こんなにきれいなのに葉にはロードトキシンなどの毒を持つ。美しい花には毒がある?

右:前障子(障子)岩の基部。ここを上ると頂上。2級程度の岩稜上り。
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左:前障子岩山頂からの眺め。ここまで1時間32分35秒。これから走るルートが見て取れる。中央の突峰は大障子岩。右奥のトンガリが祖母山。左端の最低部は尾平越。先はまだまだ長い~。

右:尾根道は快適に走ることができる。朝の尾根は心地よいランニングができる。
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左:大障子岩の西面。絵になる絶壁。
右:通称「鹿の背」。コース上の良い刺激になる。八丁越からコブを2つ越えた所にある。
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左:う~ん,いい感じでトレイルは続く。こんな所を走れて幸せ。
右:池の原展望台からの眺め。眼下は立ちすくむような絶壁。
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左:祖母山(右),障子岳(左)が随分と近づいてきた。
右:振り返る。どっしりとした本谷山(中央)と傾山(左奥)。中央下は尾平集落。
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左:9合目小屋。ここで水を1L補給。背負っているハイドレーションは3L用。中身はアミノバイタル。

右:そして祖母山頂へ。4時間20分24秒。予定の5時間を大幅に縮小。やっぱり天気が良いと調子が上がります。山頂はすでに登山客で賑わっている。今回は休憩しないので,すぐに出発。
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左:山頂でのショット。疲労はまだほとんど感じない。
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このA区間は,総距離の約4分の1,累積高度差の約2分の1を占める重要な区間でしたが,順調に走れました。日が高くなり気温も上昇するこれからが本番。

区間 B:祖母山~本谷山 ●距離:11,956m ●時間:3時間28分29秒

左:この時期にしては珍しいアケボノツツジ。通常なら4月末~GW頃の花ですが,今年は4月末に強烈な寒の戻りがあったせいで,花期が長引いている。ミツバツツジ,アケボノツツジ,シャクナゲと通常なら花期がずれる花々を,同時に愛でることができる。

右:烏帽子岩(中央)と障子岳(右)。この区間は高い樹木がないので,真上からの直射日光にやれっぱなし。疲労が徐々に溜まってくる。
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左:障子岳近くからの先のルート。古祖母山(右),凹みの尾平越,そして本谷山(左奥)。460m下って470m上る区間。気が滅入る。どうせなら尾根をまっすぐにしてほしい。

右:障子岳を振り返る。
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左:10mほど岩の割れ目を下る。こういうのも刺激的。
右:ブナの森の新緑。清清しいが,ここまで来ると,なんだかもう見飽きた感じ。贅沢だよね。
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左:快適なトレイル①。古祖母山からの下り。
右:快適なトレイル②。尾平越からの上り。
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左:通称:「ブナ広場」にある威厳ある古木。
右:ミツバツツジ。まだ咲いている。普通なら3月~4月くらいなのに。
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このB区間は,本谷山への470mの上り返しが一番の核心でした。予想通り大腿四頭筋(ふともも前面の筋肉)が疲れだし,のぼりがきつくなってきました。通常なら尾平越→本谷山は55分くらいですが,71分もかかっています。時間的にも一番暑い時間帯で,踏ん張り所でした。

区間 C:本谷山~傾山 ●距離:7,080m ●時間:2時間23分23秒

本谷山→笠松山→九折越区間は,基本的に下りですが,途中にちょっとしたピークがありその度に上り返しを余儀なくされ,しまいには上りで一息をつかないと,上れないようになってきました。平地でも足が棒のようになる感覚が出てきました。脚筋力の限界が近づいている。

左:紅葉が美しい九折小屋前の美林。ここはお気に入りの一つ。
右:九折越。
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左:傾山への道。最初は快適。
右:ふいに鹿と遭遇。まだ1歳の若いオス。あまり人を警戒しなかった。
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左:千間山の先から見る傾山。カッコイイ。
右:そして山頂。上りはもう限界的。上る→呼吸を整える,の繰り返しでようやく到着という感じ。
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このC区間が今回の最大の難所,核心でした。下りはこなせるものの,上りが覿面にきつい。足は上がるがそれに呼吸が追いつかない,つまり心肺が酸素を十分に回せない状況。ただ,ここまでくれば後は基本的に下り。最後まで気を抜くことなく走り抜こう。このきつい状況で踏ん張れないと,いざという時に使えない。

区間 D:傾山~上畑 ●距離:9,590m ●時間:2時間42分17秒

左:五葉塚から坊主コースに入る。すぐに現れる最初の難場。クライムダウン。
右:左下はすさまじく切れ込む。絶景。
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左:水場コースと合流,三尾への快適尾根道。快適に走り下る。

右:三尾着。傾山から1時間20分。標準タイム。いいぞ。まだまだいける。日も傾き,涼しくなってくると調子が上がってきた。
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左:観音滝。慎重にトラバース。

右:いよいよ最終章。何が何でも走りきるしかない。幸いにも復調してきた。さっきの沢で1L補給した時の,2倍濃縮アミノバイタルが効き始めているのか。
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左:最後のロード途中から見上げる坊主コースの岩峰群。日の名残を浴びて,優しい感じになっている。

右:最後の140mの急坂を止まらずに駆け上がり,ようやく,ようやくゴール!!
13時間13分24秒。こうして長い長い祖母・傾周遊は幕を閉じた。

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今回,ほぼ計画通りに走りきることができました。目標の13時間を切ることはできませんでしたが,それが今の自分の力だと感じています。

長時間走り続けることで現れる身体・精神面の変化,行動食の摂取量・タイミング・内容など学ぶことはたくさんありました。

今回のトレランはこれまでの一つの目標でありましたが,今後は,これが先々のトレランの一つのスタンダードになると,今,確信しています。

何はともあれケガなく完走でき,すべてに感謝です。

次は季節を選んで逆コースでトライしてみようと思います。5月は暑い。


★次回もトレラン。高森峠→俵山→萌里 をお送りします。大会前の試走です。切れるか?6時間。


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